2012年05月25日
地方公務員はアホガキ、犯罪者の吹きだまり
2012年5月22日 日刊ゲンダイ掲載
話題は「入れ墨」「飲酒」「わいせつ逮捕」ばかり
<甘えの温存が生んだ役人天国の実態の構造>
「荒れきった中学の生徒指導以下。あまりにも低レベルです」
公務員の実態に詳しいルポライターの横田由美子氏はそう嘆いた。
37歳の熱血市長から、1カ月に及ぶ「禁酒令」をくらった福岡市の全職員。
前代未聞の強権発動への是非はともかく、驚きアキれたのは総勢1万8000人の福岡市職員の“酒乱ぶり”だ。
今月18日夜に酔った職員2人が、相次いで暴行と傷害容疑で逮捕。港湾局職員(52)はタクシー運転手をぶん殴り、保育課係長(48)は口論相手の同僚の歯を折った。
「問題は酒に乱れたタイミングです。公共事業の移転補償をめぐる収賄容疑で市土地開発公社職員(56)が逮捕され、当日昼には市役所に家宅捜索が入ったばかり。ちなみに収賄容疑の職員が知人に『自分は補償金を増額できる』とワイロを求めたのも、しっかりと酒を振る舞われた後でした」(福岡市政事情通)
今年2月にも酔った消防士が盗んだ車を運転して逮捕された。
ほんの数カ月の間に、これだけの職員が酒がらみで警察の厄介になるのは異常だ。
幼児3人が犠牲となって飲酒運転厳罰化のきっかけとなった06年の追突事故も、運転は福岡市職員だった。その反省は全くみえない。
福岡市の内部調査によれば、全職員のうち94人にアルコール依存症の疑いがあるという。
大阪市の調査では、「タトゥーあり」の職員の数は110人に上った。
地方公務員である警官や教員の不祥事も後を絶たない。
女子高生の尻を触って今月11日に懲戒免職となった神奈川県警の巡査(20)は「高校の頃から痴漢行為を繰り返してきた」「警官になればやめられると思ったが、欲望を抑えられなかった」と供述した。“犯罪者の潜入”は見抜けなかったのか。
アル中と入れ墨とわいせつ犯が大多数とは言わないが、気がつけば日本の地方公務員はアホガキ並みの低レベル。なぜ、ヒドイ実態が生まれ、放置されているのか。前出の横田氏が言う。
「国家公務員の厚遇ぶりこそ、最近は世論の批判にさらされていますが、地方公務員は『役人天国』が許されています。
全国区の不祥事じゃなければメディアも注目しないし、追及の手も緩い。
だから各省庁のノンキャリ職員が地方公務員に転職するケースも増えています。
人事院に手綱を握られた国と違って、地方は自分たちの権限で勝手に管理職ポストもつくれる。
当然、民間より給与水準は上がり、公共事業の発注権も握っているから、業者にもチヤホヤされる。
労組も強く、利権を背景としたコネ採用も横行しています。改革派知事や市長がもてはやされる前は、地方のトップは旧自治省出身などの落下傘首長ばかり。
地元のしがらみをブチ壊す人材は皆無でした。長年、甘えの構造が温存化され、緩みきった体質がしみついているのです」
国民が地方に支払う税金の年間総額は30兆円以上。野田がシャカリキの消費税率5%引き上げ分のうち、1%は地方に回る。
いつまでも地方の役所が不良職員の吹きだまりでいいわけがない
2012年05月24日
香山リカのココロの万華鏡:子育ての醍醐味
毎日新聞 2012年05月22日 東京地方版
私は児童精神科医ではないのだが、通院している患者さんからときどきこんなことをきかれる。
「先生、私じゃなくてウチの子どものことです。小学生なのですが落ち着きがなくてすぐに木登りをしたがって……。
発達障害なのでしょうか?」「中学受験が近いのにマンガに夢中で勉強にあまり関心がないのです。そういう発達障害もあると聞いたのですが」
たしかに幼児や児童の発達障害は、「早期発見、早期介入が大切」と言われている。
早いうちから専門のプログラムに導入することで、コミュニケーションや対人関係の能力に改善が見られる子もいる。
とはいえ、私が相談を受けるようなケースでは、子どもたちは乳幼児期健診を受け、小学校でも大きな問題はなく友だちと遊んだり学校行事に参加したりしてきたわけだ。
ほとんどの場合で、親が心配しているような問題はないと考えられる。
以前、ある母親があまりに「本当に心配なんです」と繰り返すので、「もし必要なら専門医を紹介するから一度、連れてきてみては?」と話し、小学4年生の息子を診察室に連れて来てもらったことがあった。
初めての診察室で若干、緊張ぎみではあったが、「ゲームが好き」とのことでその話題になるととたんに目が輝いて、あれこれ語り出す。
母親が言うような「外の世界にはまったく無関心」「他人との会話が成立しない」などという特徴など、まったく感じられない。
「あのー、ご心配の発達障害の可能性はないと思います。
勉強よりゲームに熱心、ってこの年頃だと誰でもそうだと思いますが……」と正直に伝えると、母親は驚いた顔をした。
「えっ! そうなんですか。同級生の多くは塾に通っていて、自分から進んで中学受験したいと言っている子も多いんです。ウチの子だけがやる気がないんですよ」
それを聞いて、今度は私のほうが驚いた。
遊びたいさかりの小学生が自分から塾に行ったり自ら受験勉強したりするだなんて、
むしろそっちのほうが心配だ。
親や先生の言うことをきかずに困らせたり、おとなの目を盗んで遊んだりするのが、本来の子どもというものなのではないだろうか。
もちろん、私もそんな子どもだった。
わが子が自分の理想や期待と違うのは、親にとっては心配の種だろう。
でも、子どものワガママに振り回され、「まったくもう!」とため息ついたりすることこそ、実は子育ての醍醐味(だいごみ)なのではないのか。
子どものいない私は、「わが子に手を焼いてみたかったな」とつくづく思うのだ。
2012年05月23日
脱自殺大国 若者救うネット広げて
2012年05月23日 東京新聞社説
多くの若者が死の瀬戸際に追い込まれていないか。
内閣府が公表した自殺対策をめぐる意識調査の結果はそんな警鐘を鳴らしている。
未来を担う前途ある人材だ。国を挙げて生きる力を支えたい。
28・4%とは衝撃的だった。今までに本気で自殺したいと思ったことがあると答えた二十歳代の割合だ。成人の全世代で一番高かった。男性は五人に一人、女性は三人に一人に上った。
最近は十五歳〜三十歳代の死因のトップを自殺が占めている。結果に本音が表れているとすれば、将来の予備軍に陥らないか気掛かりだ。
年間の自殺者は十四年連続で三万人を超えている。中高年が大半とはいえ、三十歳に満たない若い世代が毎年のように四千人前後に達する事実は見過ごせない。
国は五年目を迎えた自殺総合対策大綱を見直している。
中高年層はもちろんだが、限りない可能性を秘めた若年層を守る手だてにもっと力を入れたい。
就職がうまくいかないのを苦にして自殺した三十歳未満の人が二〇一一年は百五十人いた。
リーマン・ショック前の〇七年の二・五倍だ。未遂だった人もいたに違いない。事態は深刻化している。
NPO法人自殺対策支援センターライフリンクによれば、自殺を考える人の多くは生活苦や多重債務、家族の不和、うつ病などいくつかの悩みを併せて抱えているという。
就職でのつまずきが引き金になる恐れがある。
求職中の若者が接する大学やハローワークにゲートキーパー(門番)の知識や技能を習得した担当者を増やしたい。
相談の場で不眠を打ち明けたり、借金や家庭のトラブルを訴えたりしたら精神科医や弁護士らにつなぐ役目だ。
相手の隠れた悩みに気づき、専門機関に連絡して支援を受けたかどうかまで見届ける。
富山県などでは理美容師にゲートキーパーになってもらう動きもある。
今の若者は失業や貧困、過労といった光景が当たり前の時代に育ってきた。
就職の失敗は人生の敗北と感じるのだろう。
貧困や障害、不登校などの困難を抱える若者の「たまり場」を主宰するNPO法人さいたまユースサポートネットの青砥恭さんの印象だ。
ありのままの自分を取り戻せるそんな居場所も自殺の歯止めになっている。
勝ち負けだけが物差しではない。
人とのつながりを土台にした多様な選択肢のある社会をつくる。
大綱の精神としたい。
2012年05月22日
小沢氏喚問を叫ぶ石原・町村・江田各氏の「政治とカネ」問題
2012年5月11日 07:00 NEWSポストセブン
最も恐れていた事態が現実に起こってしまった――これが永田町のホンネだ。
座敷牢に入れられていた小沢一郎が無罪判決を受けて表舞台に戻ってくる。
すくみ上がった与野党議員は「それでも小沢は政界追放!」とヒステリックに叫ぶが、その前に自分自身の収支報告書をじっくりと眺めることをお勧めしたい。
まずは野党。自民党の次期総裁候補の1人である石原伸晃・幹事長はこう噛みついた。
「政治的、道義的責任は重い。証人喚問を求める」
もし仮に「借入金の不記載」「期ズレ」が国会で説明すべき“犯罪”ならば、石原幹事長の「政治とカネ」はどうか。
代表を務める党支部の2003年の政治資金収支報告書では、6万8000円だった講演会の会場使用料を68万円と記載し、その後数年にわたって繰越金額も誤って記し続けた。
毎年数十万円も収支が合わなければ気づいて当然だが、相当ずさんな会計をしていたらしく、外部からの指摘で誤記が発覚したのは5年後。
政治資金を1円単位まで精査して公表する小沢事務所では考えられないミスだ。
だが、この件も報告書の修正だけでお咎めなし。
さらに石原氏には、橋本派1億円闇献金事件(※)の日歯連から巨額の迂回献金を受け取った重大疑惑もある。
2001年4月から2003年9月まで小泉内閣で行政改革・規制改革担当大臣を務めた石原氏は、日本歯科医師会の懸案だった医療規制改革にかかわる立場にあった。
迂回献金の手法は、日歯連がいったん自民党の資金団体「国民政治協会」に献金。その後、党本部から石原氏(党支部)への交付金として2000〜2002年で総額4000万円が環流したというものだ。
党本部から1000万円単位の臨時交付金は異例で、計4回の献金はすべて日歯連から支出されて2週間ほどで石原氏側にわたっていた。
日歯連の元会計責任者は闇献金事件の公判で、「特定の、国民政治協代議士に献金しても会から日歯連に領収証が発行された」と迂回献金のカラクリを証言している。
まさに贈収賄につながりかねない疑惑だ。
小沢氏が政治資金で不動産を取得したことが問題ならば次のケースはどうか。
次期総裁選への出馬を明言している自民党の実力者、町村信孝・元官房長官は、2001年、資金管理団体「信友会」を通じて1000万円の不動産(北海道江別市)を取得し、6年後に600万円の安値で買い取って自宅にしている。
不動産購入どころか、政治資金の私的流用さえ疑われるケースにもかかわらず、大メディアは報じず、捜査当局も動いていない。
無罪判決が出る前から、小沢氏を「無罪でも証人喚問すべき」と強く訴えた江田憲司・みんなの党幹事長も、代表を務める政治団体「憲政研究会」で2003年に840万円の不動産(横浜市)を購入している。
小沢氏に対し、政治資金で不動産を買うこと自体がよくないと批判した政治家、メディアは多かったが、ならば彼らも厳しく追及すべきだろう。
そもそも日付や金額の間違いなど、収支報告書の修正は2011年だけでも581件に上る。
そのすべての議員や会計責任者が逮捕、強制起訴され、証人喚問を求められなければ、司法府も立法府もダブルスタンダードを認めることになる。
※日歯連闇献金事件/日本歯科医師連盟から橋本派への1億円をはじめ、多くの自民党有力議員に巨額の闇献金や迂回献金が行なわれた事件。
診療報酬改定など医療政策で有利な政策をとってもらうための工作資金だったとされる。
東京地検特捜部は2004年に橋本派会長代理の村岡兼造・元官房長官を政治資金規正法違反で立件(有罪確定)したが、捜査の過程で橋本派以外にも、山崎拓氏、石原伸晃氏などへの迂回献金疑惑が発覚して国会で追及され、時の小泉政権を揺るがす大きな問題となった。
※週刊ポスト2011年5月18日号
危険!症状を悪化させるNG心理カウンセラーの特徴3つ
危険!症状を悪化させるNG心理カウンセラーの特徴3つ
2012年5月21日(月)23時0分配信 Menjoy!
新社会人の皆さん、五月病にはかかりませんでしたか?
ストレスの多い現代社会で、自分や彼氏のうつなど、心の病を懸念して、「カウンセリングを受けてみよう」と思ったことのある人も少なくないのではないでしょうか。
「心理カウンセラーと言っても、ピンキリですよ。
カウンセリングを受けて、症状が悪化してしまう場合もあります」
■1:肩書きがたくさんあるカウンセラーは危険
「心理カウンセラーになるには、実は特別な資格は要らないんです。
逆に言うと、たくさんの資格を所持しているからと言って、必ずしも素晴らしいカウンセリングができるという証拠にはならないのです。
会社が運営しているスクールや、無認可の大学への入学を勧められ、高い学費を請求されてしまう可能性があります」
そんなことがあるんですね。
カウンセリングには“お金がかかる”イメージもありますが、そこのところはどうなのでしょう。
■2:最初に料金を提示しないカウンセラーも危険
「はっきり言って、カウンセリングの料金は“水モノ”です。カウンセラーの言い値でどのようにでも決められます。
また、心理カウンセラーの看板を掲げていながら、妙な会社の代表だったり、日本国内で認可されていない大学の校長だったりする人は、避けたほうが無難かもしれません。
その良心的な相場としては、1時間のカウンセリングで1万円と言われていますが、倍以上の料金を取るカウンセラーもいれば、もっと安い料金を提示してくれるカウンセラーもいます。
最初にきちんと料金についてカウンセラー側から提示があるのが基本ですが、不安であればカウンセリングを受ける前の申し込みの時点で相談してみるとよいでしょう」
■3:おしゃべりすぎるカウンセラーも危険
「心理カウンセラーは、人の話を”聴く”職業です。
なので、妙におしゃべりで口数が多いカウンセラーはあまりよろしくありません。
自分が話したいことを話そうとしても、カウンセラーが一方的にまとめてしまって、カウンセリングが終わっても頭の中に“?”が浮かんでいる……なんてことが起こり得ます。
日本人なのに日本語が怪しくて話がうまく伝わらないカウンセラーも、避けたほうが無難でしょう。
なのにそういうカウンセラーに限って、次の予約を積極的に取ろうとするから困りますよね」
いかがでしたか?
心が重たくなってきたら門を叩きたいところですが、叩く門を選ばないといけないのですね。
【参考】
※yanagi・・・1978年生まれ。作家、フリーライター、心理カウンセラー、サプリメントアドバイザー。
メールカウンセリングサイト『ysカウンセリングルーム』、ライタースタジオ『スタジオY』主催。元バーテンダーでもあり、キャバクラ・スナック等のネオン街の裏事情にも明るい。
2012年05月21日
あったかな心、つながる=鎌田實
毎日新聞 2012年05月19日 東京朝刊
心温まる話をしよう。
福島県石川郡平田村に、一般財団法人「震災復興支援放射能安全研究所」が設立された。
田舎には場違いの研究所だが、次の世代を担う子どもたちを守るため、全身の内部被ばくを測定できるホールボディーカウンターや、食品や母乳の放射線量を検出できる高機能の検査機器が設置されている。
研究所は昨年10月中旬から今年3月末までの約5カ月半で、1万4111人の内部被ばくを検査してきた。
来月には2台目のホールボディーカウンターを導入する。これまで日本では検査できなかった、小さな子どもの検査をできるようにしたいという。
ホールボディーカウンターは、1台で1億円を超す高額な機器だ。
ぼくが21年間支援を続けているベラルーシ共和国のベトカという放射能汚染地域では、人口1万9000人の町にホールボディーカウンターが2台あったが、福島県には約200万人の県民がいるのに、ホールボディーカウンターはわずか10台ちょっとしかなく、ケタ違いに少ない。
そんななかで、民間の小さな研究所が2台ものホールボディーカウンターを設置した。
18歳以下の子どもの内部被ばくの検査料は、なんと無料という。なかなかできることではない。
何でこんなことが、田舎の研究所でできるのか。実は、小さな、あったかな「気持ち」が、次々に連鎖を起こした結果なのだ。
研究所を設立したのは、医療法人誠励会。
ひらた中央病院をはじめ、老人保健施設や老人ホーム、四つのデイサービスセンター、二つの診療所を経営している。
福島第1原発事故以降、原発から30キロ圏内の施設や病院にいた寝たきりのお年寄りを、総力を挙げて受け入れてきた。
グループの病院には当時、120人近い患者が入院していたが、さらに169人、行き場所のない病気や障害をもったお年寄りを受け入れたのである。
昨年7月までの5カ月間は、戦場のようだった。
リハビリ室などを仮の病室にし、待合室にベッドを置いたりした。
もう限界と思いながらも、次から次へとやってくる患者を受け入れた。
ピーク時は、スタッフの睡眠時間は1日2〜3時間という過酷な状態になった。
「困難に直面している人がいるのに、自分たちが手を差し伸べないわけにはいかない」
地域貢献のための、純粋なボランティアのつもりだったという。
この窮状をマスコミが報じた。
医師や看護師や介護の専門家、一般の市民がボランティアとしてはせ参じた。
その数は約400人。3カ月間もボランティアを続けてくれた看護師もいた。
近隣の住民たちもお米や野菜を持ってきて、食事の手助けを買って出た。
「人の手が欲しいと思っているときに、全国から多くの人が応援に駆けつけてくれた。忘れることができない感動だった」という。全国から義援金も集まった。
これに対して、病院側がとった行動はすごい。
「30キロ圏内の障害老人たちを支えることができたのは、全国のたくさんの人たちの応援のおかげ。私たち医療法人の収入にしてはいけない」
あったかい。なかなかできないことだ。
高額なホールボディーカウンターなどの機器を導入し、研究所を設立した熱い志に、ぼくは心を揺さぶられた。
財団の名誉理事長になってほしいと依頼された。通常はこういう話はお断りしているのだが、ぼくにできることなら一肌脱ぎたいと思った。
忙しいぼくの健康を気づかう妻は「これ以上ボランティアするのは無理よ」と心配してくれた。
それでも、一肌でも二肌でも脱ぎたいと思ったのだ。
これまで研究所で内部被ばくの検査をした人のうち、1キログラム当たり20ベクレル以上の内部被ばくが認められた人の割合は、10月1・24%、11月1・64%、12月1・84%、1月1・13%、2月0・45%、3月0・06%と、著明に減少している。
軽度の内部被ばくがあって再検査をした人は、18歳以下では92人いた。
干し柿や山菜やイノシシの肉などが原因として考えられた。干し柿はチェルノブイリにはないので、新たに注意が必要だと思った。
食事の注意をすると、90人は明らかに放射線量が減少し、このうち84人は検出限界を下回った。ほぼゼロと考えていい。
2人は横ばいだが、生活環境や習慣を見直しながら、3回目の検査を予定している。大人で20ベクレルを超えた14人は全員、再検査で放射線量が明らかに減った。
内部被ばくをしても、汚染されていない食品を食べていると、チェルノブイリでは90日で正常化すると言われた。
この研究所には福島全県から患者が受診に来ているが、その多くは1〜2カ月間で正常化している。
結果を怖がって検査を避けようとする人がいるが、見えない放射線に対処するためには、きちんと測定することが大切だ。
放射線とのつきあいは長期戦になる。
放射線の「見える化」が大事だ。
健康診断、内部被ばくの測定、食品の放射線測定を徹底しながら、子どもの命を守っていかなければならない。
民間の志のある研究所の取り組みは、原発事故という絶望のなかにともった、小さな明かりだ。
この小さな明かりをともし続けるには、人の力も、資金も必要だ。
次世代の子どもたちを守るためにも、この明かりを絶やさぬよう、多くの人たちに応援してほしい。
2012年05月20日
金環日食 過去にこれだけの大地震
金環日食ブームの一方、見逃せないのが「日食と地震」に関する不気味な諸説だ。
月と太陽の引力が地球に大きく作用することは科学的に証明されている。
独立行政法人「防災科学技術研究所」は10年1月に、「地殻のひずみが十分にたまったときに、月や太陽の引力が地震発生の最後の引き金になると考えられる」と発表したから、日食が大地震を引き起こしてもおかしくない。
さらに、「ニュートリノ説」も出てきた。今月6日、米ケーブルTVチャンネルが、「日食と地震」の関係を指摘。
日食になると太陽から放射されるニュートリノが月のレンズ効果で増幅され、地球の核に影響。その核に引っ張られた圧力波が地表に伝わるという。
ニュートリノが集中して降り注ぐのが、日食が見られる地域の軌道上だ。
例えば、1999年8月11日。ヨーロッパで皆既日食が観測されたが、その6日後の17日、死者約1万7000人を出したイズミット地震(トルコ)が起きている。
ヨーロッパなどで皆既日食が見られた06年3月29日には、2日後の31日に日食帯付近のイラン西部で死傷者1000人を超える大地震が発生している。
ちなみに、21日の金環日食をバッチリ観測できる地域は、房総半島、東海・東南海・南海地震の発生予想地域となぜか重なる。
迷信であってほしいが……。
2012年05月19日
記憶にとどめたい・・3.11
番組のCMもそのままです。
ジャマな場合 の処理は皆さんで オリジナル画像は 約130分程度です。
このような番組が 放映されただけでも 時代が変わったと思います。
軍隊か非軍隊かなどと 不毛な議論の中でも 現地部隊の「最善の救助・救難」の姿には「自衛隊がいて良かった、ありがとう」と素直な気持ちになれます。
阪神神戸大震災では 自衛隊は非常呼集をかけ 災害派遣体制も完了させていたのに、兵庫県知事・神戸市の「反自衛隊感情」のため 災害派遣要請が遅れ、助かるべき人命も失われたと検証されています。
日本航空123便 御巣鷹山墜落でも 死体・遺品捜索の主力が自衛隊普通科だったのに 報道では無視されました。
ただ川上慶子さん 救出のヘリが 千葉の第一空挺団所属であったことから 国民は 自衛隊の活動に気づきました。
きちんと自衛隊隊員の活動実態を 客観的に報道する、やっとここまできたかの思いです。
ここまで指揮官や隊員の発言や命令を 公開する・公開した 自衛隊広報に頭が下がります。
消防庁・海上保安庁・警察、町会などの記録も 教訓を得るために保存して欲しい。
2012年05月18日
大相撲 力士ニックネーム
毎日新聞 2012年05月18日 13時33分
大相撲夏場所で横綱・白鵬を破って初金星を挙げた前頭・豊響(とよひびき)のニックネームは「平成の猛牛」。
平成と付くのは、昭和時代に猛牛と呼ばれた元横綱・琴桜がいるからだ。
かつては愛称、異名を持つ力士が多く、
横綱ではウルフ(千代の富士)、津軽ナマコ(旭富士)、
大関ではピラニア(旭国)、南海の黒ヒョウ(若嶋津)。
他にも桜色の音楽(横綱・照国)、白い稲妻(関脇・北の洋)、褐色の弾丸(関脇・房錦)など色付き系、潜航艇(関脇・岩風)、起重機(関脇・明武谷=みょうぶだに)、デゴイチ(関脇・黒姫山)など乗り物・機械系と多彩だった。
だが今は少ない。
豊響の他に現役では角界のベッカム(大関・琴欧洲)、ロボコップ(十両・高見盛)くらいか。
個性派力士が少ないのと、命名するメディア側にも責任がありそう。
相撲協会は、ゆるキャラの公式マスコットで人気回復を狙うより、有望力士のニックネームを公募、選定してみてはどうか。
ただし、ブームに便乗して「○○王子」というのは勘弁してほしい。
【大矢伸一】
ひと:市川寛さん 「冤罪作った」と告白、元検事の弁護士
毎日新聞 2012年05月18日 00時25分
一昨年発覚した大阪地検特捜部の証拠改ざん事件。
テレビに映る逮捕前の検事を見て、思わずつぶやいた。「あのころの俺だ」。
後ろめたさを隠すように、前を見据えた表情。11年前に冤罪(えんざい)を作り上げた自分とそっくりだった。
新任時代に強引な取り調べや調書の作り方を見聞きした。
「おかしい」と感じつつ染まった。佐賀地検にいた00〜01年、農協の背任事件を担当した。
「ろくに証拠もなかったが、上司の方針に逆らえなかった」。
逮捕した組合長を「ぶっ殺すぞ」と脅し、作文した自白調書に署名させた。
起訴後、良心の呵責(かしゃく)に苦しんだ。
「本当のことを言わなければ、人間として終わりだ」。自身の暴言を法廷で告白。
組合長の無罪判決が確定した05年、検事を辞めた。
弁護士への転身には葛藤があった。批判も浴びた。
「元暴言検事に資格があるのか」。今も自問し、決意を胸に刻む。「あの時のような不当な起訴を、今度は防ぎたい」
東京地検特捜部でも、実際にないやり取りを捜査報告書に書く不祥事が発覚した。
担当検事は昔の同僚だった。
「上司にも物言える検事だったのに。なぜ過ちが繰り返されるのか」。自分の体験が手がかりになればと、2月に「検事失格」(毎日新聞社刊)を出版した。
今でも後輩検事と酒を飲む。「自分の良心に反する処分は絶対にするな」。
うなずく後輩たちに検察の再生を託す。
【安高晋】




















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