雪国の方には 「信じられない」といわれるかも知れませんが、昨日 久しぶりに布団干し。
短時間でも陽に当てるだけで フカフカに。
熟睡してしまい「初夢」を覚えていないのは残念。
きっと「美人とのロマンス」の夢だったと 信じる 小だぬきです。
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年末から 喉に小骨が刺さっているようで 思い出せなかった「???」をやっと思い出しました。
外務省ロシア大使の更迭問題です。
大使館の仕事とは、大雑把に言えば
@在留邦人の保護
Aビザなどの発行
B現地人脈の構築と情報収集
C日本の広報
にあるのですが、今回の「ロシア大統領の北方4島への訪問」を事前につかめなかったことを 理由に更迭するのは異例中の異例です。
戦前のように 大使館を拠点に諜報網があるのならともかく、今の大使館が「現地の情報ルート」を持っているのかさえ疑問符がつくのに、ロシア大使を更迭したことで ある種 外務省が自己矛盾に陥らないか心配です。
中国の反日感情、韓国の状態、アメリカの動きなど 各国に派遣されている「大使館大使」は?? と点検した場合、ロシア大使更迭理由を当てはめた場合に 機能しているといえる「大使館」は あるのだろうかとの単純な疑問です。
今の前原外相も 尖閣漁船衝突事故の際、国土交通相として重大な判断ミスをした人で、本来なら「問責決議」の第一候補に挙がるべき人だったのに 自分の判断ミスで「中国の反日感情に火をつけて」おきながら、ロシア大統領の北方4島訪問を予期できなかったとロシア大使を更迭するという「破廉恥さ」です。
もっと言えば、海外での邦人拉致・テロなどの情報は、「大使館」より 現地の商社・マスコミの方が適確な情報を提供してきたのではないかとすら思います。
大使館の設備や敷地・ワインなどへの費用の豪華さの予算はあっても、現地に情報網を構築する予算を蔑ろにしてきたのが 歴代政府ではなかったのか・・・・。
今回の「大使更迭」を教訓に 日本大使館の抜本的な見直しを図らなければ、トカゲのしっぽきりに終わってしまう。
私など 一番機能していないのが「アメリカ大使館」「中国大使館」のように思うのは 少数派でしょうか??