2011年04月22日

自衛隊員の疲労と心のケアを 指揮官の無能で・・・

自衛隊員の疲労がピークに来ているようです。

ここ数日、被災地派遣部隊員の休暇中の不祥事逮捕のニュースが流れています。
「もう 被災地の任務に耐えられない」から「逮捕」されれば派遣されずに済む との供述。重たいものを感じます。

へんな言い方ですが 「自衛隊が好きだ、誇りを持つ」だが「被災地には戻れない」心境。解る気持ちがするのです。

交代を念頭に置かない 10万人の一挙投入。確かに戦術的には正しかったのでしょう。人命救助や想いで探し、物資輸送・配給等など自衛隊員は 持てる力を出し切ったと思います。

しかし 未だに初期集中派遣の体制をとり続ける自衛隊に人間的な疲労・悩み・哀しさが襲いつつあるのも現実のようです。

生存者救命から行方不明者捜索に任務が変わった段階で 士気の維持のためにも 投入人数・任務内容によって 傾斜勤務に以降しなければならなかったのです。

人々から感謝される任務、 廃材の処理で街並みが復興していく任務で「充実感」「達成感」が得られる部隊と、来る日も来る日も生存者発見より 死者と対面しなければならない部隊では 心理的な負荷も違うと思います。
理屈としては 家族に「遺体を届ける」という任務に移った時に 心のケアが大切になるのでしょう。

私は 自衛隊員の不祥事での「任務拒否」は、ある面 実害を与えていないのであれば 謹慎程度に 隊内処分を軽くしてあげて欲しい。
医師ですら 絶句するような「死体」捜索だったことを考えれば、「なんと真面目すぎる行動か」とも思うのです。

自衛隊の本来任務に嫌気がさしたのなら、退職・除隊の道も取れたハズです。
いつまでも10万人体制で 任務への配慮なしの体制で 同僚・部下・組織が動いているのに 自分は・・・という「重度うつ状態」での不祥事です。
最前線での「行方不明者」の捜索に重点が移っている部隊員で しかも下士官の「曹クラスの職業としての定年制に昇進した分隊長級の人達です。

私は正直、初期動員の時に大量の退職者・除隊者がでると思ったのですが、自衛官達の使命感に失礼な思いでした。
今の段階では、正直 自衛隊の任務は終わりにする時だと思うのです。

もう警察や消防、自治体に任務移行を探る時です。

それぞれに家庭や親族が自衛隊員にもいます。そろそろ本来任務に戻し 彼らの心のケアに本腰をいれて取り組む時期だと思うのです。
軍隊は 撤退戦をどう組み立てるかが 難しいのです。

被災地の方も もう撤退をしても だれも責めないと思うほど 過酷な任務に耐えた「自衛隊員」に感謝すらします。
統合幕僚会議議長と三自衛隊幕僚長は、いまこそ 官邸に現地隊員や部隊長のためにも 撤退の意見具申を強くしてほしい。

どうも官邸の政治家は、軍隊とは 便利屋程度としか思っていないように思います。
彼らの位置は 「特別職公務員」であり、自己の職種や任務には 死をいとわない人達ですが、それは「防衛」という国民の生命財産の保護のためにこその「命をかけて」であるはずです。

もう人命は十分に守ったと思います。本来任務のためにも「退職・除隊」を選択しなかった不祥事隊員を包み込む組織であって欲しい。
posted by 小だぬき at 20:51| Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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