2011年11月01日

日本の医療をグローバルスタンダードに引きずり落とすな TPP参加で確実に生じる医療格差

日本の医療をグローバルスタンダードに引きずり落とすな TPP参加で確実に生じる医療格差

2011年11月1日(火)0時25分配信 日本ビジネスブレス  

11月12日から開催されるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)が近づいてきました。

野田佳彦総理はこの場において、TPP(環太平洋経済連携協定)参加に「大枠合意」の表明をすると見られています。
 TPPへの参加を巡っては、貿易自由化を推進すべきだという意見、農業を保護するために参加すべきではないとする意見など、様々な立場から賛否両論の声が挙がっています。

以下では、医療に携わる立場から、なぜTPPに参加すべきではないのかを改めて述べてみたいと思います。

金持ちでなければ医療を受けられないのがグローバルスタンダード

 TPPは、韓国が米国と結んだFTA(自由貿易協定)と比較されることが多く、一般には「加盟国間で取引される全品目について関税を撤廃すること」と理解されているようです。

 しかし、TPPは貿易協定であるFTAとは異なり、「2015年度までに農作物、工業製品、サービスなどすべての商品について、例外なしに関税その他の貿易障壁を撤廃する」ことが目標とされています。

 サービスには、金融や医療も含まれますし、その他の貿易障壁には食料安全基準に加えて、法律などの制度も含まれます。ですから、TPPの問題の本質は関税ではありません。

 金融・医療・食料・法律を含めた、現在日本に存在するありとあらゆる規制を他国(主として米国)に準じて「現在のグローバルスタンダードである市場原理に任せるのか否か」が問われているのです。

 医療に関して言うと、良質の最新医療を受けるならば、多くの家庭では借金しないと支払えないくらいの大金が必要になります。
それが、市場原理が支配するグローバルスタンダードに合わせるということです。 日本の健康保険制度のもとでは、報酬が点数によってあらかじめ決まっているため、医療機関はたいした利益が上がらないような仕組みになっています。

この制度が功を奏して、日本はこれまで「国民皆保険制度」で、世界一安くて質の高い医療をすべての人に平等に行ってきました。



 その医療制度が、TPPへの参加によって崩壊するのです。

 大金持ちしか満足な医療を受けることができず、中間層以下の人たちは十分な治療を受けられず、命を落としてしまうかもしれない。

そんな医療格差を本当につくってしまってよいのでしょうか。

二重の規制が日本国民の健康を守っている


 日本の医療には、他国と比べて決定的に違う規制が2つあります。

 1つ目は、国民皆保険が存在するため、すべての国民が公的保険による医療を受けることができるという点です。

 2つ目は、市場をほぼ100%独占する国民皆保険の価格を決める全国一律の保険点数により、医療費の水準自体を国家が抑え込んでいる(過去10年で言うとマイナス改訂)ということです。

 他国では存在しないこの二重の規制は、50年以上にわたりあまりにも長く、日本では日常的に運営されてきました。

そのため、「空気」と同じようになってしまっていて、その恩恵の大きさを認識できていない人たちがほとんどだと思われます。

 でも、この日本特有の「統制経済」である国民皆保険により、医療費が払えなくて破産したり、医療費が払えないために十分な医療が受けられないまま命を落としたりする事態は、日本においてはほぼ皆無なのです。

 そもそも、医療における規制は、医療を受ける人を守るために存在しています。

その根本を無視して、「医療界は規制で『保護』されている」と議論されているのを見るのは、医療従事者として悲しい限りです。

「現時点では交渉対象ではない」は詭弁である



 政府はTPP参加を巡る議論の中で、医療について「現時点では営利企業の参入や混合診療解禁は議論の対象外である」と説明しています。

これでは多くの人が、「なんだ、今まで通り日本の国民皆保険は守られるじゃないか」と考えてしまうでしょう。

 しかし、TPP参加国の中で、国民皆保険で株式会社の医療への参入を阻害し、混合診療を禁止して、医療価格を全国一律の保険点数で統制し抑え込んでいる国は、日本以外にはありません。

 日本がまだ参加していない時点では、「交渉対象にすらなっていない」のは当たり前なのです。

 さらには、TPPを巡る交渉の場では、参加国すべてが合意しなければならないのです。

他の国とは全く異なる医療制度を持つ日本が、TPP参加表明をするということは、「医療についても現在参加している国々に合わせて変化させることを表明した」のとほぼ同義であると、私は思います。

 政府の「現時点では交渉対象ではない」というコメントは、とんでもない詭弁なのではないでしょうか。

価格統制がなくなると医療費はとめどなく上昇していく


 「すべての規制をなくす」という自由市場主義のもとでは、国民皆保険も、医療の全国一律の点数制度も、営利企業が医療サービスで利益を上げる際の「障害」に他なりません。

よって、TPP参加は、国民皆保険制度を崩壊に至らしめることになるでしょう。

 加えて、みなさんに知っておいていただきたいのは、「自由な市場に委ねれば競争原理が働いて価格が下がる」ことは、医療では起こり得ないという事実です。

 医療は高度な専門性に立脚しており、情報面において患者は圧倒的に不利なため、価格メカニズムが十分に働かないからです。

 世界一高い米国の医療費が証明しているように、医療費は国家の価格統制なしには、とめどなく高騰していくのです。

 日本が世界に誇るべき医療制度(国民皆保険と保険点数による「全国統一の規制価格」)は、持続できるかどうかの瀬戸際に立たされていると言っても過言ではありません。

 今後の交渉次第とはいえ、政府から日本の「国民皆保険」を守るビジョンが示されることなく、必要な予算措置もなされないのであれば、行く末は見えています。

 TPP参加により国民皆保険は崩壊、医療費は高騰し、医療を受けられない人たちが続出するでしょう。

それがグローバルスタンダードに合わせるということなのです。

posted by 小だぬき at 07:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「アイテム課金」や「二重価格」の問題点を消費者庁がついに公表

2011年10月28日 19時22分09秒
「アイテム課金」や「二重価格」の問題点を
                       消費者庁がついに公表

by taniavolobueva 
http://gigazine.net/news/20111028_caa_freemium/ 
小だぬき→引用の下記分の図は省略してあります。

「プレイは完全無料」といいながら実際はお金を払わないとろくに遊べない、
「しみ・くすみを予防」といっておいて効果がない、
「通常よりも安い特別価格」をうたいながら実際には通常価格での販売実績がないなど、トラブルが多発している状況を受け、消費者庁がインターネット上の取引で想定される事例を中心として問題点と留意事項を公表しました。

(PDFファイル)「インターネット消費者取引に係る広告表示に関する景品表示法上の問題点及び留意事項」の公表について

消費者庁が10月28日にまとめた具体的事例は以下のような感じです。

◆フリーミアム
サービスの基本的な部分を無料で提供していることをアピールしているもの。

「完全無料でゲームが遊べる」という文句がありながらも実際にはゲームを進めるためにはアイテムの購入が必須であるもの、
「動画見放題」といいながら時間帯が制限されており、いつでも自由に動画を見るためには月額使用料が必要である、などなどのことです。

昨今、モバゲーやGREEといったソーシャルゲームが大流行。

携帯電話でも遊べる手軽さ、そして「プレイ料金無料」ということから小中学生が遊んでいる姿も珍しくありません。

しかし、有料アイテムをクリック一つで購入できてしまうため、子どもが勝手に購入してしまうというケースが続出。

11歳の子どもが100万円分のアイテムを購入したという事例はニュースになりました。

こういったサービスについては、実際に無料で使えるのがどこまでなのか、具体的内容や範囲を正確かつ明瞭に表示する必要があります。

◆口コミサイト
「食べログ」や「価格.com」など、いわゆる「口コミ」情報を掲載するサイト。

ブログや旅行サイト、グルメサイトなどの中で、口コミに値する情報を書き込めるサイトも含まれます。

事業者が自分自身で、もしくは第三者に依頼して、商品やサービスなどの内容を偽って宣伝している場合、景表法上の問題となります。

例としては、飲食店の店長やオーナーが「食べログ」上の自分の店のページに、実際には比内地鶏を使っていないのに「このお店は比内地鶏を使っているとか。さすが比内地鶏、とてもおいしかった」と書き込むのはダメということ。

◆フラッシュマーケティング
「グルーポン」などに代表される、商品やサービスの値段を割り引くクーポンを、一定数量、期間限定で販売するビジネスモデル。

通常価格と割引価格が両方表示されるのが一般的ですが、こうした際、通常価格での販売実績がまったく無い場合などに問題となります。

2011年1月に問題となった「バードカフェ」のおせちがまさにこの事例に当てはまります。

◆アフィリエイトプログラム
商品・サービスのバナー広告等をサイトに掲載し、広告を通じて購入が行われた場合に報酬が支払われるという広告手法。

これもフラッシュマーケティングと同様、通常価格と割引価格の表示を行う場合に、通常価格での販売実績が無いと問題となります。

また、広告上の表現で「簡単ダイエット!」などの表示を行いながら、実際にはダイエット効果に十分な根拠が無かった場合などに問題となります。

◆ドロップシッピング
インターネット上のサイトを通じて商品を販売していながら、実際の商品の在庫をサイト運営者が持たず、製造元や卸元が購入者に対して直接商品の発送を行うのが特徴。

ドロップシッピングを行うサイト運営者は、事業者として景品表示法に関する責任を負うこととなります。

これもフラッシュマーケティング、アフィリエイト同様、消費者に誤解を与えるような実際の効果を誇張した表現が問題となります。

また、通常価格と割引価格の二重表示を行う場合、通常価格での販売実績が無いと問題となります。

◆分かりづらかったので消費者庁に聞いてみた。

口コミサイトやフラッシュマーケティング、アフィリエイト、ドロップシッピングの場合、商品やサービスの供給元と、サイトの運営者が異なります。
こうした場合、景表法の責任を負うのは誰なのか、分かりづらかったので、消費者庁に電話して聞いてみました。

GIGAZINE(以下、G):
例えば、今回のガイドラインで「問題になる」とされるようなアフィリエイト広告が、知らないうちに自分のブログに掲載された場合、景品表示法上の責任は誰が負うのでしょうか。

消費者庁表示対策課 高橋氏(以下、高橋)
広告主が負うこととなります。
もちろん場合によりますが、口コミサイトやフラッシュマーケティングの場合でも、基本的には商品やサービスの供給元に責任の所在があるとされています。一般的な事例で言えば、知らないうちに問題のある広告が自分のブログに掲載された場合に、サイト運営者が責任を問われることはありません。

G:
ドロップシッピングの場合はどうですか?

高橋:
もしサイト運営者(ドロップシッパー)が、自ら商品の効果や内容を誇張して表現した場合には、サイト運営者の責任が問われることとなります。今回のガイドラインにあるように「ドロップシッパー(個人を含む)は、景品表示法に定める事業者に該当」ということで、ドロップシッピングに関しては、サイト運営者が事業主としての責任を負うことになります。

G:
今回のガイドラインで示されたような「問題のある事例」が消費者から通報された場合、消費者庁としてはどのように対応するのでしょうか。

高橋:
消費者庁では今回のような事案に対応する部署として「表示対策課」を設けています。こちらに連絡をいただければ、その事案について実際に問題があるかどうかを調査し、事件性があるということであれば、警告など実際の対策を行います。

G:
ありがとうございます。
posted by 小だぬき at 19:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TPP」羊の皮を被ったオオカミだ!!

11/10/29 「TPP」羊の皮を被ったオオカミだ!!
guest 孫崎亨氏(元外交官・元防衛大学校教授・作家)
                                                  ◆BS11">
posted by 小だぬき at 21:23| Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月02日

TPP、アメリカの植民地・占領地を目指すのか・・

民主党政権って 訳のわからない政権。

ある時は、北朝鮮擁護 民主党。
ある時は、中国共産党日本支部 民主党

TPPでは、アメリカ植民地促進 民主党

衆議院選挙時のマニフェストの「国民生活 第一」というのは、日本国民ではなかったということでしょうね。




esmさん、2011/01/25にアップロードしたもの
posted by 小だぬき at 07:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TPP参加で「自由診療」普及 金持ち用病院登場する可能性も

TPP参加で「自由診療」普及 金持ち用病院登場する可能性も

2011.11.02 16:00   ※女性セブン2011年11月17日号

 政治家だけでなく、経済学者の間でも意見がまっぷたつに分かれているTPP。

関税廃止による農業への影響はよく語られるが、もうひとつ医療への影響も大きいとの予測がある。


 TPPはモノだけでなく、「ヒト、サービス」も自由に行き来できるように、各国で統一のルールを整える。なかでも医療が大きく変わりそうだ。


 日本の医療は皆保険制度。

国民全員が保険料を国に納め、国が平等に医療を受けられるように保障する。

このため、医師が自由に料金を設定できる「自由診療」は、先進医療や美容手術などの場合を除き、厳しく制限されている。


 しかし、これは日本独自のシステム。アメリカなどではその「自由診療」が主流だ。

TPPに参加すると、各国の診療体系が同一化されるため、日本もまた「自由診療」が普及する公算が大きい。


 現在の国民皆保険制度のもとでは、治療費は国が定める範囲でしか決められないので、腕のいい医師が治療しても、腕の悪い医師が治療しても、基本的には同じ料金しかかからない。

いい換えれば、腕のいい医師はあまり儲けられないシステムになっている。そのため、スーパードクターといわれる医師が、海外に流出する弊害がある。

ジャーナリストの山田厚史さんはこう予測する。


「TPPが導入されると、医療の自由競争が進み、営利のために病院を経営する株式会社の参入が拡大、医師はたくさん稼ごうと思えば稼げる環境になります。これまで国内で治療できなかった難病を治せる医師が登場するかもしれません」


 しかし、「自由診療」の普及は、医療格差を広げるという。


「自由診療ばかりを扱い、保険での診療を極力避ける病院が増える可能性があります」(山田さん)


 つまり、お金のある人は医療を受けられるけれど、お金のない人は医療を受けられない病院がでてくる可能性があるのだ。

また、保険での診療を扱っている病院には患者が集中する。

疲弊した医師たちが自由診療を希望するようになれば、医師不足にも拍車がかかることになってしまう。

こうした点から、日本医師会はTPPに猛反対している。
**********************************
(小だぬき 追記)

民主党・自民党の反対派、慎重派は、徹底抗戦をする気持ちは ないらしい。
今後の日本の在り方が 「今の米国従属」から 「米国支配の植民地」に変わろうとしています。

今こそ「自主・自立・自律・独立の「主権国家」を目指すためにも 交渉参加反対を貫いて欲しい。

農協・漁協・医師会・弁護士会・労働組合・「真の保守」「新の革新派」、各地の議員、国会議員が「参加して表明や署名をしても」国会批准は断固阻止する 共同戦線を構築して欲しい。

60年安保・70年安保闘争とは、事の重大さが違います。

日米安全保障条約は、「破棄通告して1年で効力を失う」と決意さえあれば 解消できます。

と゜っちにしても「より国益を損なわない交渉」をするためには、為替ドル売却・在日米軍の自衛隊肩代わり、日本の地政学的位置、毛沢東の「敵の敵は 味方」と中国カードを出す。

反対した・慎重にと主張したなどは 言い訳になりません。

政治は「結果責任」です。 本気度を見せてください。

愚かな民主党執行部のために 学生時代のように 警察機動隊から放水や盾の水平うち ガス弾を浴びるのはイヤですが、黙っているわけにはいきません。

このTPP問題については 一握りの「アメリカ命」の人を 除けば 連帯できる問題です。

posted by 小だぬき at 17:27| Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月03日

11/11/03 国力劣化をもたらす毒薬だ◆日刊ゲンダイ

11/11/03 国力劣化をもたらす毒薬だ◆日刊ゲンダイ


「大増税・TPP・放射能」。我が日本は焦燥感、閉塞感に包まれています。

昨日夕刻、衆議院本会議で代表質問に立ち、不公正な日本の税制を放置し、トロイの木馬なTPPに猪突猛進するNÖDÁ内閣を諫めました。

小村壽太郎翁を始めとする数多くの先達が血を吐く思いで努力を重ねた末、日本は1911年(明治44年)に関税自主権を回復します。

が、その100年後に当たる2011年(平成23年)秋、我が日本は、国家の根幹たる関税自主権を自ら放棄しかねぬ深刻な局面に陥っているのです。

環太平洋の一員であるカナダもメキシコも、中国も韓国も台湾も、更にはインドネシアもフィリピンもタイも、TPP=環太平洋戦略的経済連携協定に参加していません。

いいえ、参加すらアメリカから求められていないのです。

邦訳では「環太平洋」を名乗るも、英文では太平洋の「向こう側」を意味するTrans−PacificのTPP。「環=輪っか」を意味するPan−PacificのPPPに非ず。

これぞ日本政府の意図的誤訳に他なりません。

TPPは日米連携の中国包囲網だと、したり顔で語る“媚米派”が居ます。

勘違いも甚だしい。TPPはアジアと日本を分断し、日本の国力劣化を齎す毒薬です。

故に、TPPは羊の皮を被った狼。

自由貿易でなく保護貿易。それもアメリカ一人勝ちの時代錯誤なブロック経済。日本にとっては貿易自由化協定ならぬ貿易阻害協定だと、繰り返し申し上げてきました。

所謂「農業」の問題に留まりません。暴露メディア王のリチャード・マードック氏が日本のTV局に君臨しかねぬ電波・情報通信の開放も含まれ、既述の如く、日本経済を支える製造業にも甚大な影響を与えます。

が、「TPP協定への交渉参加について」「しっかりと議論」と所信表明した宰相NÖDÁは、一体、何時、何処で「しっかりと議論」するのかも明言しません。

民主党内の議論すら纏まっていません。

「今こそ『国会』を機能させねばなりません」「『TPP交渉協議への参加表明』を是が非でも阻止しようではありませんか!」と僕が述べると期せずして、与野党を超えて拍手が議場に沸き起こりました。

「日本の壊国TPP参加表明」を防ぐべく、党派を超えた戦略が間もなく胎動します。

posted by 小だぬき at 07:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「患者自身の思い」伝えて

診察室のワルツ:/11 
「患者自身の思い」伝えて=岡本左和子


毎日新聞 2011年10月26日 東京朝刊

 納得して治療を受ける大切さを繰り返し書いてきました。

患者の治療への理解や納得を難しくしている要因に、医師と患者が持つ医療情報の不均衡があります。これは、両者の相互理解にも影響を与えます。

しかし、医療情報だけでなく、患者が何を大切にしながら治療に取り組んでいるのかなど、「患者自身の思い」についても、医師と患者、家族の間で情報の不均衡が起きることがあります。


 私が経験した事例です。70代前半の夫妻が健康診断で血糖値が高いことが分かり、来院しました。

当初、「私たちは食べることが好きですから、食事制限をしてまで生活をしたいとは思いません」とほほ笑みながら話をされました。

その後、糖尿病外来での検査が続きました。医師をはじめ医療スタッフは、検査や治療に向かってまっしぐらです。

とうとう2人は「まじめに聞いてください。私たちは世界中のおいしいものをいただくのが唯一の楽しみなのです。
それを制限されてまで治療をしたいとは思いません。
そのために死んでも本望です」と声を荒らげました。

その患者さんの迫力に、担当者全員が「治療をするのは当然。

患者も同じ思いのはず」という思い込みで推し進め、相手の気持ちを聞いていなかったことに、ハッとしたのです。


 最近は「もし患者の話に耳を貸さない医師がいたら、白衣のすそを引っ張ってでも患者の思いを伝えてほしい」と話す医師が増えてきました。

しかし、自分が大切にしている思いや生活習慣を医師に伝え、それらと折り合いながらの治療を主張する患者は、まだ少ないのが実情ではないでしょうか。


 患者になれば病と闘うだけで精いっぱい、入院などは大変なことです。

それに加えて、「これをしろ。あれもしろ。自分の思いはきちんと伝えよう」などと言われては、患者になるのも楽ではありません。

家族からも励まされたり、気遣われたり、いつもと様子が違うことに居心地が悪いこともあるでしょう。

それでも「患者が語ること」を私が応援するのは、患者の思いをうまく治療に取り入れることが、患者を納得へと導き、それが医療の質と闘病生活の質の向上にもつながるからです。

(おかもと・さわこ=医療コミュニケーション研究者)

posted by 小だぬき at 12:10| Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月04日

.巨大地震、首都圏を直撃か…房総沖に“不気味な予兆”

巨大地震、首都圏を直撃か…
         房総沖に“不気味な予兆”
2011.11.04   夕刊フジ

首都圏で3日、最大震度4のやや強い地震があった。

都心部でも震度3の揺れに見舞われたが、気になるのは茨城県南部という震源地。

茨城沖から房総沖にかけ、東日本大震災での地盤の“割れ残り”でエネルギーが蓄積されている海底を刺激、巨大地震を誘発する可能性があるからだ。

 気象庁によると、3日午後7時34分ごろ起きた茨城県南部を震源(深さ約70キロ)とするマグニチュード(M)4・9の地震は、茨城県取手市とつくば市で震度4、東京、神奈川、埼玉などの広い範囲で震度3を観測した。

 専門家の間では、3・11震源域の南端にあたる茨城県沖から千葉県の房総沖にかけての海域で、地盤の“割れ残り”があると指摘されている。

 武蔵野学院大特任教授(地震学)の島村英紀氏は、震災後に茨城県の陸上部で多発傾向となった小規模の地震に着目。

「震源域最南端の活動を誘発する可能性もある」と分析する。
同県陸上部での地震は沈静化しつつあったが、3日のやや強い地震で再び活発になるおそれがある。

 房総沖では不気味な動きも観測された。

防災科学技術研究所は10月31日、房総沖で10月下旬からプレート(岩板)の境界がゆっくり滑る「スロー地震」が起きていたと発表。

同研究所ではこのスロー地震が「群発地震を誘発する可能性もある」と警告している。

静かだった首都圏の地盤が、ここにきて徐々に動き出したとみられる。

 また、3日の地震は発生したタイミングが気になるところ。

これまで大震災の強い余震は4月11日(最大震度6弱)、5月10日(同4)、6月12日(同4)と、その月の11日前後に発生してきた。さらに、3月9日には最大震度5強の「前震」が観測されている。

3日の地震は余震活動活発化の入り口か、それとも大地震の前兆か。いずれにしても警戒は必要だ。
posted by 小だぬき at 14:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TPPの本質 <米国による乗っ取りの最後の仕上げ>

前原政調会のナンバー2 
桜井政調会長代理が看破したTPPの本質

反対派勉強会に登場


【政治・経済】2011年11月4日 日刊ゲンダイ掲載


<米国による乗っ取りの最後の仕上げ>

 
 前原政調会長といえば、ガチガチのTPP推進論者。

「不満が残る人に配慮していたら責任与党といえない」とか言って、反対派の怒りに油を注いでいたが、その前原は直属の“部下”からも反旗を翻されている。

政調ナンバー2の桜井充政調会長代理が今月2日、反対派の山田正彦前農相が主催する勉強会に登場。

交渉能力のない日本がTPPに参加した場合、米国のいいようにやられてしまう懸念を図解入りで、極めて具体的に指摘したのである。

前原もこれじゃあ、形無しだ。

 桜井が指摘したのはこれまでの日米交渉の歴史だ。

「建築基準法の改正」「労働派遣法の制定」「会社法の改正」「大店立地法の制定」「司法制度改革」「第3分野の保険への外資の参入」。

すべてが米国の圧力によって、米国に利するように改正、制定、開放されたもので、その結果、例えば、輸入住宅は1300戸→10万戸に増えた。

労働派遣法で非正規雇用が増え、そうしたら、男の30%、女の20%が結婚できなくなった。正規雇用から非正規雇用に切り替えた大企業は浮いた金を株主に還元し、外国人に金が流れた。

大店立地法でウォルマートが進出し、地方が廃れた。第3分野の保険は日本企業が扱えず、米国企業に独占され、日本の「危ない生保」はことごとく、外資に買収されてしまった。

 桜井はこうした歴史的事実を取り上げて、「米国は非常に戦略的にやってきている。

TPPの最大の問題は、日本の交渉力のなさなのです。

TPPは交渉に勝てれば参加するべきです。交渉事で勝てないから、この辺を考えなければいけないのです」と結んだのだ。

 自由貿易というと聞こえはいいが、そんな甘っちょろい話じゃない。

日本は負け続け、どんどん、経済が廃れている。

これが現実なのである。それが前原らにはわかっちゃいない。というより、前原を筆頭に霞が関の役人どもは、みんな米国ベッタリだ。そこが問題なのである。

桜井政調会長代理に改めて聞いてみた。

「日本にとって守らなければいけない分野はどこか。そこを守るためにどうやって、交渉能力のなさを補うのか。

議会の承認を得るようにするのも、交渉担当者にプレッシャーを与える方法のひとつです。こういう工夫を考えなければいけません」

 そんな工夫ができればいいができっこない。だから、参加はダメなのである。

posted by 小だぬき at 15:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

もう7回忌 本田美奈子さん

もう 亡くなってから7回忌になるのですね。

私より 両親の方が ファンになり CDまで買っていたのに驚いたものです。

ご冥福を祈りたいです。

posted by 小だぬき at 20:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味・好きな事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月05日

香山リカ「北杜夫氏からの宿題」

香山リカのココロの万華鏡:
北杜夫氏からの宿題 /東京
毎日新聞 2011年11月1日 地方版

作家で精神科医でもあった北杜夫さんが亡くなった。

私は中学時代、きらいな勉強から逃れるために、よく「どくとるマンボウシリーズ」などの愉快なエッセーを読んだ

ほら、あの斎藤茂吉の息子、芥川賞作家で医者の本だよ」と言うと、親はまじめな本かとカン違いして買ってくれたからだ。


 「爆笑するばかりじゃ申し訳ないか」と高校生になってからは「夜と霧の隅で」などの小説も読むようになったのだが、お気楽エッセーとはあまりに違う深刻な内容、端正な文体で、実は内容まではよく理解することができなかった。


 その後、私自身も精神科医になり、30代になってから、もう一度、ドイツの精神科医たちが主人公の「夜と霧の…」を読み返してみた。

舞台は第二次世界大戦末期のドイツ。ナチスの手は精神科病院にも及び、治療が不可能な患者を選別するように指示が下された。レッテルを貼られた患者が、国や子孫の役に立たない人間としてガス室に送られ、集団虐殺の対象とされるのは明らかであった。


 そのとき、精神科医たちはどうするのか。大声で異議は唱えられない。とはいえ、ナチスの言いなりでいいのか、という葛藤もある。

苦悩の中で、彼らはそれぞれの選択をし、抵抗のための自分なりの行動を試みる。

誰がどう考えても救いのない状況の中で、精神科医はどう振る舞うべきなのか。

もし私だったら、と考え始めたら胸が苦しくなって、つい本を閉じてしまった。


 実は今年、ドイツの精神医学の世界で、画期的なできごとがあった。

最も大きな学会のひとつが、ナチス時代に強制的に断種手術を受けさせられたり殺害されたりした莫大(ばくだい)な数の精神病患者に対する追悼式典を開催した。

ドイツの精神医学界として約70年の沈黙を経てはじめて自らの罪を認め、公式に謝罪したその式典には、3000人もの精神科医が集まったという。


 本当に大切な問題に向き合い、自分の責任についてもきちんと認められるようになるには、長い時間がかかるのかもしれない。

私も、10代や30代のときには受けとめられなかったことを、50代の今なら考えられるのではないか。


 私も再度、北杜夫氏の先ほどの小説や、自らも収容所にいた経験を持つ精神科医フランクルの「夜と霧」を読み返してみることにしたい。

そう考えれば北杜夫氏は、私に何十年もかかる宿題を残してくれた作家と言えるかもしれない。ときには笑わせながら、ずっと考え続けさせてくれた北氏に、心からの感謝を伝えたい。

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西岡武夫参院議長が肺炎で死去 75歳

西岡武夫参院議長が死去…75歳

2011年11月5日(土)9時6分配信 読売新聞

参院議長の
西岡武夫(にしおかたけお)氏(民主党)が5日午前2時24分、肺炎のため都内の病院で死去した。


75歳。告別式は7日に長崎市茂里町3の31の法倫会館で執り行われる予定。

喪主は妻の永子(ひさこ)さん。自宅は長崎市館内町5の16。

 西岡氏は長崎市出身。早大教育学部を卒業後、1963年の衆院選に27歳で初当選し、政界入り。

衆院11期、参院2期を務めた。


 1976年、河野洋平前衆院議長らと自民党を離党し、新自由クラブを結成。

自民党復党後は文教族として手腕を発揮し、竹下、宇野内閣で文相、海部内閣で党総務会長を歴任した。

93年の自民党の野党転落を機に再び離党すると、新進党結党に参画し、自由党を経て、2003年に民主党入りした。

93年の自民党離党後は、小沢一郎元民主党代表と行動を共にした。

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2011年11月06日

迫りくる暗黒の大量首切り時代

TDK パナソニック…人員削減ラッシュ 
             迫りくる暗黒の大量首切り時代

【政治・経済】2011年11月2日 日刊ゲンダイ掲載

震災・超円高・ギリシャ危機・タイ洪水
          <失業率の改善はまやかしに過ぎない>

 東日本大震災から半年が過ぎ、恐れていた事態が現実になってきた。

大リストラ時代の到来である。

「震災直後は、どの企業もリストラを控えていました。

人員削減を打ち出したくても、それを許さない雰囲気が世間にあった。

しかも震災直後は、『それほど業績が悪化しているのか』というマイナスイメージが強烈になります。

ここへきて、ようやく落ち着きを取り戻してきたので、リストラに踏み切る企業が出てきたのでしょう」(東京商工リサーチ情報部の関雅史氏)

 TDKは10月31日に国内外グループで1万1000人の人員削減を明らかにした。

パナソニックはテレビ事業の縮小を余儀なくされ、グループ社員1万人削減(11年度)を決断。

日立電線も約650人の早期退職の募集を開始した。

 この先、雇用環境はどうなってしまうのか。ニッセイ基礎研究所の斎藤太郎氏が言う。

「9月の完全失業率は4.1%と、7月の4.7%に比べ0.6ポイントも改善しました。

この数値を見る限り、雇用はそれほど悪化していないことになります。でも本当にそうなのか。
震災以降、外国人労働者が日本を続々と脱出したことと関係があるかもしれません」

 日本で働く外国人労働者の数は約65万人(10年10月末、厚労省の調査)だが、放射能汚染を恐れ、震災から約3週間で47万人の外国人が日本を離れている。

牛丼チェーン「吉野家」の外国人アルバイトが200人去ったという衝撃ニュースもあったほどだ。

 日本から外国人が消え、職場にポッカリと穴があいた。

その穴を日本人労働者が埋めていったことで失業率が好転した可能性がある。「職場の実態と統計には半年ほどの時差がある」(斎藤太郎氏)といわれるから、9月に失業率が好転したことも納得がいく。

 ただし外国人は日本の労働市場に戻りつつある。

そこにハイパー円高やギリシャ危機、米景気減速、タイ洪水被害と悪材料が重なり企業の下方修正ラッシュが起きている。

雇用環境の悪化は避けようがない。

「リストラの本番はこれからです。円高に苦しむ大手企業が次々と人員削減策を発表する恐れが高まっています」(関雅史氏)

 大幅賃金カット、大量クビ切り時代が本当に始まる。
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国民生活破壊を許すな!!

遅くなりましたが、11/1 の新党日本 田中康夫氏の衆議院代表質問です。

消費税とPTTについて 分かりやすく問題点を質問しています。

是非、視聴をお願いします。
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2011年11月07日

弁護士、衆院議員・稲田朋美 普天間のツケをTPPで払うな

弁護士、衆院議員・稲田朋美 
             普天間のツケをTPPで払うな
2011.11.7 03:14 正論
 

  TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)議論が沸騰している。


 TPPは全てのモノの関税を原則即時撤廃し、サービス、貿易、投資、労働などを自由化することを目標とし、現在9カ国が交渉中だ。

当然ながら、交渉参加国それぞれに思惑がある。

例えば、米国は、アジア太平洋地域への輸出と国内雇用の拡大、地域でのリーダーシップの強化を狙っている。


 ≪なし崩し的な譲歩必至の交渉≫


 では、日本の戦略は何なのか。イメージ先行で抽象的な決め付けではなく、冷静かつ戦略的な見極めと判断が必要だ。

「バスに乗り遅れるな」と推進派は言うが、バスは乗り遅れるかどうかよりも、「行き先」が重要である。

「行き先」が分からない、しかも間違いに気づいても途中下車できないバスに国民を乗せてはならない。


 TPPが、将来の日本の国柄に重大な影響を及ぼすことは明らかで、交渉に参加するなら、国会での十分な議論が不可欠だ。

だが、どうやら衆院予算委員会で1日だけ集中審議し、12日からのAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会合で野田佳彦首相が交渉参加を表明するらしい。

外務委員会で玄葉光一郎外相に質(ただ)したが、参加決定手続きは未定、最終的には首相判断という曖昧答弁だった。


 もともと、民主党は、昨年の参院選のマニフェスト(政権公約)でも全くTPPに言及せず、菅直人前首相の昨年10月の所信表明で突如浮上してきた。

しかも、今に至るまで、交渉参加の原則的な方針すら決まっていない。

コメにかける関税をどうするのか。
輸入食品、医薬品、化粧品の安全基準はどうなるのか。
海外の弁護士や外国人労働者の規制なくして、国民の生活や雇用は大丈夫なのか。


 農業をスケープゴートに議論を矮小(わいしょう)化せず、ISD条項(投資家と国家間の紛争条項)による司法権、立法権の侵害の問題や最大の非関税障壁とされる国語は守れるのかという文明の危機の問題として議論しなければならない。

正確な情報も発信されず、交渉に参加すべしとか、ルールを作るとか、途中で脱退できるのできないの、と抽象的な議論に終始しているようでは、全てをなし崩し的に譲歩することになるのがオチである。


 ≪取り返しつかぬ外交の失政≫


 民主党は小泉構造改革による格差拡大を批判して政権を取った。

それがなぜTPP推進なのか。壊滅的な打撃を受ける農業についても、平成21年の衆院選などで、自民党の規模拡大農政は零細農家を切り捨てると批判し、戸別補償で全農家を救うと豪語して農村票を取り込み、政権交代を果たした。

TPPによる自由貿易と競争力強化そして規模拡大を核とする農業構造改革を訴える資格はない。


 さらに、普天間の失政の埋め合わせにTPPを利用することは国益を大きく損なう。

子ども手当、戸別補償、高校授業料無償化、高速道路無料化の、いわゆる4Kに代表される大衆迎合的な財源なきばらまきは、自民党が政権を奪還して、やめればすむ。だが、外交の失政は取り返しがつかない。


 民主党政権の最大の失政は普天間と尖閣だ。

普天間飛行場の県外移転というできもしない公約で日米関係をがたがたにし、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件での弱腰外交で世界中から足元を見られている。

閣僚は竹島も北方領土も「不法占拠」と言えなくなった。韓国は竹島に次々に構造物を造り、ロシアは大統領が北方領土を訪問したが、日本はまともに抗議すらできない。こんな民主党に国益がかかる外交を任せておけようか。


 ≪日本独自の対外発信の放棄だ≫


 TPPは米国の輸出拡大と雇用創出のためにある。

普天間で怒らせた米国のご機嫌を取るために交渉に入るとすれば、政権維持のために国を売る暴挙だ。これ以上の失政の上塗りはやめるべきだ。


 日本は中国でも米国でもない「道義大国」として独自の価値観を世界に発信する責務がある。

だから、日米同盟は重要だが、「中国を囲い込む」という理由で、米国に同化するわけにはいかない。

米国で今、大きな社会問題になっているウォール街占拠デモは、米国の強欲資本主義の歪(ゆが)みによるもので、ある種の共感を覚える。


 日本は一握りの極端に裕福な人と多数の貧しい人の国ではなく、額に汗し努力した人が報われる、頑張りながら報われなかった人も助ける社会を目指すべきだ。

日本型資本主義は、富を創出し、社会を豊かにした人が豊かになるものでなければならない。

コンピューターを駆使した不公正な株取引や法の不備をついて巨額の富を得ることが称賛されることなく、「不道徳」と指弾される国である。


 日本は「儲(もう)けたもの勝ち」「何でもあり」を是正し、カジノ資本主義を正す責務がある。

TPP参加は、そういう役割を自ら放棄することになる。

なぜなら、TPPは米国の基準を日本が受け入れ、日本における米国の利益を守ることにつながるからだ。

それは、日本が日本でなくなること、日本が目指すべき理想を放棄することにほかならない。

TPPバスの終着駅は、日本文明の墓場なのだ。(いなだ ともみ)

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2011年11月08日

たかがテレビドラマではあるが・・・

□02.Lサイド   たかがテレビドラマではあるが・・・

<徳山 勝>
http://www.olivenews.net/news_30/newsdisp.php?m=0&i=1

10月になってから、新しいテレビドラマが幾つか始まった。

中でも「警察もの」というか、「事件もの」という分野で、これまでに無かった新しい兆しがあった。
テレビ朝日の番組で「相棒」と「科捜研の女」という連続ドラマがある。

「相棒」は今度がセッション10というから、10年近く続いている。「科捜研の女」の方も8年以上続いている。

その人気の秘密は、時代にマッチした確りした脚本にあると思う。

この「相棒」の第1回は、元裁判官、元検事と元警察官の3人が、彼らが現役時代に起こした冤罪事件をもみ消すために、刑訴法の「一事不再理」を悪用して、冤罪事件の真犯人を隠蔽するというストーリーであった。

法の番人たちが法を悪用する話しである。

これまで「相棒」という番組では、現職の警察官が犯人というストーリーは幾つかあったが、裁判官や検事が悪人だというストーリーは初めてだろう。

今一つの「科捜研の女」では、主人公などの科学捜査により、警察官殺害事件で、死刑が確定した死刑囚とは別に、警察官を撃った犯人が居ることが分る。

死刑囚は冤罪の可能性が出てきたのである。
その時、冤罪の発覚を怖れた法務省の検事が「検察や警察の組織の正義を守る」ことが大事だと言うのに対し、主人公が「科学的な真実」
が大事だと言って対立するシーンがあった。

これまでテレビドラマで、裁判官や検事が「悪人・犯人」ということはほとんど無かった。

テレビドラマの中では、裁判官は常に厳正・公平な裁きをする者として扱われていた。

また、検事が「冤罪を隠蔽」するようなドラマも無かったと思う。そういう意味で、この二つのテレビドラマは、従来の「タブー」を破っている。

この二つのテレビドラマは【裁判官は正義】を否定し、【検察の隠蔽体質】を示している。このドラマの脚本と、足利冤罪事件、村木さん事件、元検事の証拠改竄事件とは無関係ではないだろう。

脚本家や小説家は現実に起こった事件はもちろん、逞しい想像力で以って、今後起こるかもしれないことを書く。そこが司法に弱いマスコミ人
や評論家と違う。それが出来るのも、彼らには取材による裏づけがあるからだろう。

しかしこれらのテレビドラマより、「事実は小説よりも奇なり」を地で行ったのが、大久保氏など3人の秘書が有罪とされた陸山会事件の判決である。
既に、週刊朝日、サンデー毎日、週刊ポストは、判決の詳細とその違法性を指摘した報道をしている。

また、ネット上では法曹関係者を含め多くの人が、この判決に「?」を抱いて、意見や判決の違法性を述べている。

その違法性については、別の機会にまた述べることにして、二つのテレビドラマを視て、なぜ、登石裁判長が有罪判決を下したのかについて感じたことがある。それは有罪判決を出すことが、彼にとって「正義」だったのだ。テレビドラマでは正義の裁判官も、一皮剥けば司法組織の人間だ。

企業が組織ぐるみで事故の隠蔽をするのと同じで、裁判官も法曹界の組織の論理で、推認による有罪判決を下したに過ぎない。

裁判官にとって、検事は長年職場で付き合う仲間である。一方、被告は目の前を通り過ぎて行く風に吹かれた「ごみ」みたいなものなのだろう。

従って、真実よりは仲間内である「検察組織の正義」を守ることを優先した。特に、登石裁判長は判検交流で検事を務めたそうだ。

従って、裁判官が無罪判決を下すことが、検察にとって如何に屈辱的なことかを承知している。

法曹人なら「検察は行政」で「裁判所は司法」だと知っている。

だが、裁判官と検事は共に司法試験に合格し、2年間の司法修習生時代に同じ釜の飯を食った仲である。

建前とは別に、両者には強い絆や、同族意識があっても不思議ではない。

だから、有罪判決率99%などという独裁国家のようなことが起る。企業なら身内を庇っても法律で追及されるが、司法仲間では余程のことで無い限り、法の追及は受けない。

テレビドラマの世界であっても、裁判官や検事が悪事を働くことを描くことは、一歩前進だと思う。テレビドラマでは常に国会議員が悪の黒幕として描かれてきた。

だから多くの日本人は、自らが選んだ国会議員よりも、ドラマでは正義である裁判官や検事などを「お上」だと間違って認識している。

だが、足利事件に続く村木さん事件と元検事の証拠改ざん事件で、国民の検察を見る目も少しは変わっただろう。

登石裁判長は、組織の論理を優先した。それによって司法が国民の信頼を失ったことに気付いているのだろうか。おそらく、これが蟻の一穴となって、今後、裁判に対する国民の不信は増大することになるだろう。

国民主権のためには、それは良いことだと思う。

読者の方はどうお考えになるのだろう。

<徳山 勝>
http://www.olivenews.net/news_30/newsdisp.php?m=0&i=1
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計画したことが達成されるだけの人生を はたして「豊かな人生」と言えるだろうか

【香山リカコラム】
計画したことが達成されるだけの人生を 
はたして「豊かな人生」と言えるだろうか

(ダイヤモンドオンライン
2011年11月7日配信掲載)
           2011年11月8日(火)配信

   今回は、なぜ中間の状態にいることが良いのかということに触れたいと思います。

 私の診察室を訪ねてくるビジネスパーソンに、休日をどう過ごしていたかを聞く機会があります。

 東京映画祭、フェスティバル東京(演劇の祭典)、英会話――。最近であればそんな話題が会話にのぼります。
 多くの人は、休みの日に何かしら計画を立ててアクティブに行動しています。

 もちろん、そういうところで楽しむのは悪いことではありません。

場合によっては気分転換にもなるとは思います。


 ただし、ゆっくり休むことが必要な人たちには、必ずしもお勧めできません。

 平日は忙しく働いているので、せめて土日ぐらいは家でゆっくり休んでくださいとお話ししても、その人たちはこんな理由から行動せずにはいられないのです。

「時間を無駄にしている」「人生を楽しんでいない」「自分を向上させていない」

心や体のバランスを崩して休む必要に迫られているにもかかわらず、休むことに耐えられません。
休みの日でも何か予定を入れなければ、人生を無駄に生きているという強迫観念に駆られているかのようです。


 なかには「何もしなかった」という人もいます。

 しかし、どういうわけかその人は後ろめたそうに語るのです。

 私に「それはとてもいいことです。体が休まりましたね」と言われてはじめて、何もせずに休んでもいいのだと認識するほどです。
 現代は、自ら能動的に計画を立てて生きるのがよいこと、という風潮があります。

 それはそれでいいことだと思います。

でも、計画したからには必ずそれを遂行する、うまくいって当たり前、何もしないことや計画しないで時間が過ぎていくことは、すべて無駄ととらえてしまうのは行き過ぎではないでしょうか。

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2011年11月09日

わからず屋な彼にあなたの気持ちをうまく伝えるテク3つ

わからず屋な彼にあなたの気持ちをうまく伝えるテク3つ

2011.11.08 22:00

「私の思っていることをわかってほしい」という心理がケンカの背景にあるのなら、うまく伝えられるようになればお互いの理解も深まりますよね。


しかし、それができないからケンカになってしまうわけで……。

そうなる前に、うまく自分の気持ちや要望を相手に気づいてもらうにはどうしたらいいのでしょうか?


生活コラムニストのももせいずみ氏著『「女のしあわせ」がなくなる日』の、“本当にしあわせになるための10のヒント”の中で、上手なSOSの伝え方として以下のような3つのポイントを挙げています。


■1. 「気づいてくれるはずだ」と受身の考え方をしない


相手が気づいてくれるのを受身で待ったり、言葉にせずに態度でアピールするのではなく、自分から自分の状況をわかりやすく相手に伝えることが大切です。


■2. 「わからないあなたが悪い」という攻撃的な考え方をしない


相手を否定せず、自分の率直な気持ちを伝えましょう。「私のこと、わかってないのね」という言葉は喉元でぐっと飲み込みましょう。


■3. 「何とかしてよ」と曖昧な考え方はしない


自分が本当は何に困っているのか、具体的に相手に何をしてほしいのか伝えることが必要です。「何とかしてよ」の「何とか」が分からないから、相手は何もしないのです。


いかがでしたか?


相手が分かってくれない状況に腹を立てることから、まずは自身が本当にしてほしいことは何か、どうやったら伝わるかに頭を切り替えることが大切なのです。


つまり、“彼の察知力をアップさせる”から“あなたがお願い上手になる”という発想の転換をするだけで、ケンカ予防になるということです。


ちょっと面倒かもしれませんが、もしその要望が相手に理解されればお互いの理解がより深まり、あなたの要望も満たされることになるので、絶対にお得ですよ。


またこれは、「彼が鈍い!」とついムカッときた時だけでなく、ビジネスの場面や助けが必要な時にも上記3つのポイントは役立つので是非、参考にしてみてくださいね。


【参考】

※ ももせいずみ(2011)『「女のしあわせ」がなくなる日』 主婦の友社
posted by 小だぬき at 09:53| Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月10日

「日本人は日本人自身になめられている」TPP反対派の急先鋒・中野剛志

「日本人は日本人自身になめられている」
      TPP反対派の急先鋒・中野剛志

2011.11.09 21:02    (伊川佐保子)

 野田佳彦首相が2011年11月10日にも交渉参加を表明されるとみられるTPP(環太平洋連携協定)。

もし日本がTPPへの参加することになった場合、どのような影響があるのだろうか。この流れを、私たちはどう見るべきか。

11月8日、ニコニコ生放送にTPP加盟反対の”急先鋒”とされる京都大学大学院准教授・中野剛志氏が登場し、政府やメディアの姿勢を批判した。

TVの情報番組に出演した際の投げやりな態度がネット上で話題になった中野氏だが、「日本人は日本人自身になめられている」とし、TPP反対を「一発かましてやればいい」と、視聴者に呼びかけた。

 中野氏は、日本がTPPに参加したとしても「メリットはない」と言い切る。

ただ現状は、そもそもTPPについて国民の多くが理解しないまま、参加の方向に向かっているという。

このような状態について中野氏は、政府だけでなくメディアをも批判。

「大勢は決まっているので議論しても無駄だ」という空気を作るような記事が掲載される新聞さえあると語る。

メディアは”長いものには巻かれろ”と流されがちな日本人の「足元を見ている」というのだ。

 また、ここへきて急速にTPPに対する国民の関心が集まったのは、「農業だけの問題だと思っていたら農業以外にも関係すると気づいたから」であり、このことで自分さえよければいいという国民の姿があぶり出されたと中野氏は指摘。

「本来であれば、自分に直接関係がなくても、人が困っているんだったら『やめろよ』と言えと。
自分に被害が及ぶとわかるまで(誰もが)黙っていた」

と、国民自身の”縦割り”姿勢を批判した。

■今から「TPP不参加」へと流れを変えるには

 では、多くの国民がTPP反対派になったとして、今から「TPP不参加」へと流れを変えることは果たして可能なのだろうか? 視聴者から寄せられた質問に対し、中野氏は「理屈上は可能」と回答した。

「国会での批准を阻止する段階で、あるいはアメリカが『お前らは(国内で)準備できてない』と言う可能性があって、TPP推進論者や(野田)政権、アメリカを戦慄せしむるような反対運動をやればできるという。

また、日本人自身が日本人を”なめている”ことが根深い問題だとし、

「(日本人は)ちょっと一発かましてやったほうがいいんですよね。TPPへの参加を蹴っ飛ばしたからって、(その後)たいして何も起らない」

と語り、視聴者にTPP反対を訴えるよう促した。

◇関連サイト
・[ニコニコ生放送] 今から「TPP不参加にするのは可能か?」から視聴 – 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/ lv69773189?po=newspostseven&ref=news#1:01:40

posted by 小だぬき at 03:36| Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

自分を大切にする

診察室のワルツ:自分を大切にする=岡本左和子

毎日新聞 2011年11月9日 東京朝刊

 病気は、ある日突然やってきます。

かかりつけ医を持ち、定期的に健康診断を受け、食事や生活習慣に気をつけていても、残念ながら完全に予防することはできません。

病気になるというのはショックが大きいですし、先行きが不透明になるため不安が増します。


 病気と診断されるまで、ささやかな生活を楽しく安定して送っていると信じていたのに、突然病気と一緒に生きていかなくてはならない、手術が必要などと言われたなら、不安になって当然です。

おかしな言い方かもしれませんが、その時は大手を振って不安になってください。

しかし、それは診断された病とどのように暮らしていくか、どのように治療していくか、についてだけにしましょう。


 確かに、入院や長期治療となれば、生活を変えることや家族や友人にお願いすることも増え、あれこれ段取りが必要になるでしょう。

治療に向けて準備をするうちに気持ちがなえて、「こんな大切な時期に病気になるなんて」と悔しくなり、不安に加えて「周りに面倒をかけて申し訳ない」「病気になって情けない」という自己否定的な気持ちが錯綜(さくそう)します。


 それでも、「あなた」が今まで真面目に一生懸命生きてきたことや有能な社会人であること、家庭を築いてきたこと、大切な親であり子どもであることは変わりません。

それらは病気になったこととはまったく関係がないのです。「情けない」ではなく、
「悪いところが見つかり、対処法が分かってよかった」「人生の課題が増えた」と思うのはどうでしょう。


 1日に一つ楽しい事を意図的にすることも、自分を大切にするために効果があります。

花を育てる、映画を見る、友達と話す、メールばかりではなく手紙を出すのもよいでしょう。

1日に一つ病気のことや病を持つ自分、闘病生活以外のことで、小さな楽しみを見つけ、それを書きとめてみてください。

数週間後に読み返してみると「結構楽しいこともある」という気持ちがわいてきます。

病気でなかったとしてもやりたいと思うことを楽しんでみる。

それは、「自分」を大切にし、見失わない一歩につながります。そしてそれが医師と治療に前向きに取り組む姿勢を支えていきます。

(おかもと・さわこ=医療コミュニケーション研究者)

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2011年11月11日

日本は20年間で家計所得が100万円減 英米仏は2〜2.5倍増

日本は20年間で家計所得が100万円減 
                       英米仏は2〜2.5倍増

2011.11.11 07:00   ※週刊ポスト2011年11月18日号

景気低迷が続いている。大前研一氏は、景気反転のカギとして「三大出費」を軽減することを指摘。

中間層に所得100万円増の政策を打ち出せば、景気回復に効果があると述べている。

* * *
子ども手当制度が10月から一部変更になり、対象世帯には各自治体から再申請の手続き書類が届いている頃だろう。

少子高齢化が進む日本にとって、子育て支援策はもちろん重要だ。


しかし年間10数万円では、ほとんど無意味である。

それどころか、子ども手当の対象となる0〜15歳の子供がいる世帯の中には、子ども手当の財源をひねり出すために実施された所得税の扶養控除廃止により、かえって負担が増えたケースも少なくない。


とくに子供がいて、マイカーを所有し、マイホームも買った中流層の世帯は「子持ち」「車持ち」「家持ち」の“三重苦”にあえいでいる。

20年前は「教育費」「マイカー」「住宅ローン」の三大出費が家計支出に占める割合は30%くらいだったが、今は50%を超えているのだ。


逆にいえば、それ以外の食費、光熱費、被服費、医療費、交際費、小遣いなどの支出の合計が50%を切っているということであり、家計に全く余裕がない状況になっているわけだ。


実は、日本はこの20年間、ほとんどすべての所得層と世代で、家計所得が100万円ぐらい減少している。

そういう国は世界の先進国には見当たらない。アメリカ、

イギリス、フランスは20年前より2〜2.5倍に増えている。

もちろん新興国は、もっと伸び率が高い。


生活者の側にも問題がある。

日本の子育て世代の中流層は、家計を圧迫している教育費、マイカー、住宅ローンという三大出費を、この間ほとんど見直していない。

可処分所得は大幅に減っているのに未だに多くの家庭が、子供を有名校に進学させようと学習塾に通わせ、マイカーを保有し、持ち家にこだわっている。


このため彼らは金銭的、精神的に追い込まれ、買い物をしよう、外食をしよう、旅行に出かけようといった意欲がなくなって消費がシュリンクしているのだ。


つまり、日本の景気が良くならない最大の理由は、若年層や低所得層の貧困化ではなく、子育て世代の中流層(アッパーミドル)に余裕がなくなったことなのだ。

そこに政治が気づいて、この人たちの可処分所得がキャッシュで正味100万円増える政策を打ち出さなければ、景気は反転しないのである。

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2011年11月12日

香山リカのココロの万華鏡:クリスマスソング /東京

香山リカのココロの万華鏡:クリスマスソング 
毎日新聞 2011年11月8日 地方版

11月に入って、早くも街にはクリスマスソングが流れ始めた。


 若い人にとっては心はなやぐ季節の訪れだが、
昨年のちょうどこの時期、父親を亡くした私には、楽しい音楽もイルミネーションもつらい思い出に重なる。

悲しいできごとがあった時期や同じ日などの節目のときに心が再び落ち込むことを、精神医学では「記念日反応」と呼んでいる。

私も頭ではそのことをよく理解しているつもりなのだが、だからといって悲しみが小さくなるわけではない。

ただ、「だいぶ立ち直ったはずなのに、どうしてまた涙が出るわけ?」と驚くことはなく、「ああ、これこれ。これが、かの有名な記念日反応ってやつか」と自分を客観的にながめることはできる。それだけでもつらさはいくぶんは軽くなるのかな、と思う。


 被災地の人たちはどうなのだろう。クリスマスソングを耳にしながら、復興への思いを改めて強めている人もいると思う。

一方で、「去年の今ごろは穏やかな生活だったのに」と何ごともなかった昨年と今とを比べて、気持ちがめいっている人もいるのではないだろうか。

震災発生から8カ月近くがたって心身の疲れがたまっているこの時期、ちょっとウエットなクリスマスソングを聞いて、一気に涙があふれて止まらなくなった、という人もいるかもしれない。それらは、ごくあたりまえのことだ。


 悲しいできごとからの立ち直りは、一直線とはいかない。

「もう大丈夫」と思っていたのにちょっとしたひきがねで、またそのときの心境に逆戻り、ということもある。直後は意外に平気だったのに、時間がたつにつれてじわじわとつらさが増してくる、というケースもめずらしくない。

教科書には、「まずショックの時期があり、次に認めたくないという否認の時期、そして……」と回復までに心がたどる道のりが段階的に書かれているが、そんなにきれいに“心の修復作業”が進むことはまずない。


 再び押し寄せた悲しみを消し去る特効薬はないのだが、私が今そうしているように、「なるほど。こうやって行きつ戻りつする、というのは本当なんだね」とそんな自分をちょっと離れたところからながめてみるのは、少しは役に立つかもしれない。

そして、そうやって心に重荷を抱えながらも、日々を精いっぱい生きている自分に、「よしよし、がんばってるね」と声をかけてあげてほしい。


 クリスマスソングに悲しみを新たにしている被災者の人たちのことを、被災地以外の場所にいる私たちも忘れないようにしたい。

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2011年11月13日

役人にカネ渡せばムダ遣いが必ずある!

【日本の解き方】役人にカネ渡せばムダ遣いが必ずある!

2011.11.13    夕刊フジ

会計検査院は7日、2010年度の決算検査報告で、4283億円の国の税金のムダ遣いがあったと指摘した。
毎年こうした会計検査が話題になるが、ムダ遣いはなくならないのか。

 まず、会計検査院の検査を明らかにしておこう。

憲法第九十条は「国の収入支出の決算は、すべて毎年会計検査院がこれを検査し、内閣は、次の年度に、その検査報告とともに、これを国会に提出しなければならない」と書かれている。

 これを受けて、会計検査院法がある。

会計検査院法第二十条第三項では、「会計検査院は、正確性、合規性、経済性、効率性及び有効性の観点その他会計検査上必要な観点から検査を行うものとする」とされている。

 ちょっとわかりにくいが、かいつまんでいうと、

正確であるのは当然のこととして、法律・規則通りに予算執行して、政策コストパフォーマンスも問われるということだ。

 しかし、これまでの会計検査院の検査は、どちらかというと法律・規則通りにやっていれば、多少コストパフォーマンスが悪くてもよかった。

違った見方をすれば、今ある制度を前提として、別の制度でやった場合とのコストパフォーマンスの比較は会計検査院の検査の対象外だったのだ。

 一例をあげよう。各都道府県に設置された基金の使い残しが指摘された。

リーマン・ショック以後、緊急経済対策等の一環として各都道府県に設置された基金のうち11年度までに事業終了することとなっているものについて、終了を1年後に控えた10年度末の基金残高1兆円、執行率は45%であり、多額の使い残しになるのは確実だ。

 また、12年度以降に事業終了となっている基金については、10年度末の基金残高1兆円、執行率は36%であり、これも使い残しになるだろう。

しかし、これは4283億円のムダ遣いとはされていない。一応法律・規則通りにやっているからだ。

 一般論として役人にカネを渡せばムダ遣いは必ずある。役人に基金としてカネを渡すのではなく、そのカネを減税として使えば、初年度に使い切って景気対策になっただろう。役人にカネを渡す政策が、景気対策の効果を弱めるのだ。しかし、会計検査院の検査では、政策が悪かったとはいえない。

 さらに、会計検査院OBはさまざまな省庁所管の独法などに天下りしている。

省庁やその所管法人の会計検査で大きな問題が見つかると、それを見逃してもらう代わりに会計検査院に天下りポストを提供するという噂が絶えない。

 これらのために、会計検査院の検査では、庶民感覚としてのムダ遣いの一掃には限界があるだろう。

(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)
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モノを溜め込む性分に打ち勝て!「捨てどき」の判定基準

モノを溜め込む性分に打ち勝て!
         「捨てどき」の判定基準

2011.11.13 11:20    NEWSボストセブン

「部屋が狭いから整理したい!」とは思っても、どれから処分していくべきか、途方に暮れる人は多い。

まずは、片付けの基本から学ぶことが必要である。

日本初のかたづけ士である小松易氏は「『何のために捨てるのか』を明確にし、片付けるモチベーションを上げることが大事だ」と語る。

「部屋に女のコを呼べる」「モノが見つかりやすくなる」などのメリットを把握すれば、確かにやる気も出るはず。


「片付けを始めるとき、注意したいのは、『まだ使えるんじゃないか』『いつか使うかもしれない』などと、『なんとなくとっておく』行為。

これが片付かない原因です。

また、モノを持ちすぎていることで不便さを感じるようになったら要注意。

そこで捨てるときの基準となるのは、『使える・使えない』ではなく、『使うか・使わないか』の二択なんです。きっぱり選択してください」


 モノに溢れた部屋にいて「満足している」と言っている人は多いが、満足ではなくて単なる「慣れ」にすぎず、知らず知らずの間にエネルギーを使っているのだとか。


「部屋には適量というのがあります。

まずは明らかに『要らない』というものから処分できるように“量”から減らしましょう。

その次に何年所持しているかという“期間”で取捨選択し、最後に自分にとっての“価値”があるかで絞り込んでいくと、ようやく適量となります。

捨てるというのは、ツラい行為ですが、一度思い切って何かを捨てて、“痛み”を知っておくのも必要でしょう。

すると、以後、モノを無駄にしないように意識が変わり、買い物ひとつでも事前によく考えるようになり、モノが溢れるということはなくなりますよ」


 もちろん、ゴミとして捨てられないなら、誰かに譲渡したり、売るのも手。とにかく自分の部屋が必要以上にモノで溢れていないか誰もが確認する必要があるだろう。


【小松 易氏】
スッキリ・ラボ代表。日本初のかたづけ士として『ガイアの夜明け』や『めざせ!会社の星』などテレビ出演も多数。『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』ほか著書多数

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2011年11月14日

いつも何かに気づいてやろうと思って生きること

もっとも重要なのは「自分を疑うこと」
「いつも何かに気づいてやろうと思って生きること」

 ダイヤモンドオンライン(2011年11月10日配信掲載)
2011年11月11日(金)配信     


アイディアや発想や企画は、突然、魔法のように浮かんでくるものではありません。

なにより大切なのは、日々「気づく」こと。これまで数多くのヒット番組やヒット企画を手がけてきた人気プロデューサー・おちまさと氏が、「気づける人」になるためのトレーニング方法やテクニック、またアイディアや企画を生み出すコツやノウハウについて語ります。


 僕は毎日、反省ばかりしています。


「どうして気づかなかったんだろう」と思うことが、日々、次々とやってくるからです。


 今まで自分の中で、勝手に意識のシャッターを下ろしてしまっていたことが、いかにたくさんあるか。「こんなことではいけない。

もっともっと“気づき”の意識を高めないといけない」と反省するのです。


 たとえば、僕に子どもが生まれる前の話をしましょう。


 出産前の準備で、代官山に買い物に行ったときのことです。

すると、これまでに何度も通ったことのある道に、実は子ども服のお店がたくさんあることに気づきました。


 しかも、どのお店もお客さんでいっぱい。

「なぜ、今まで気づかなかったのだろう」と愕然としました。

子どもが生まれることになってはじめて、何度も訪れたことのある街角にまったく知らない世界が広がっていることに気づけたのです。

ある程度長く生きていると、どうしても「自分はそれなりに物事がわかっている」と考えてしまいがちです。


 しかしそれは大きな間違いで、世の中は多くの人にとって知らないことだらけ。むしろ知っていることのほうが少なくて、知らないことのほうが圧倒的に多い。


 だからこそ、「自分は世の中がまったく見えていない」という認識を持つことが、とても大事だと思います。


 自分自身をいつも疑ってかかるのです。

ある程度長く生きていると、どうしても「自分はそれなりに物事がわかっている」と考えてしまいがちです。

 しかしそれは大きな間違いで、世の中は多くの人にとって知らないことだらけ。

むしろ知っていることのほうが少なくて、知らないことのほうが圧倒的に多い。


 だからこそ、「自分は世の中がまったく見えていない」という認識を持つことが、とても大事だと思います。


 自分自身をいつも疑ってかかるのです。



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2011年11月15日

記憶の消去、あるいは意図的な回路のトラブル

記憶の消去、あるいは意図的な回路のトラブル
                 
長塚圭史
2011.11.14 19:19   産経新聞

ミシェル・ゴンドリー監督の映画『エターナル・サンシャイン』は記憶除去手術を用いて、恋人の記憶を消してしまうというものだったが、そういえば私も或(あ)る人物との過去の記憶をひとつ消し去っている。

私は残念ながら映画の中に生きているわけではないので、そんな便利な手術を受けるわけには行かず、基本的には酒と涙と気合で消去した。

午後から酒を煽(あお)りながら、自宅のベッドで茫然(ぼうぜん)と窓の外の雨音なんぞを聞いていると、その人物との過ぎ去った時間に囚(とら)われている自分にぞっとする。

のだけれど、思い出すことから逃れられない。

「このままでは廃人である」という結論に至るまでに結構な時間を要する。

しかし、このままでは前に進めないという気づきを得た所がスタートラインなのだ。

 ■気合で薄れていく

 幸い酒を呑(の)みながら思い出す行為を繰り返したことによって、都合の良い想像が加味され、既に鮮明さと正確さを失いかけていた記憶を利用、活用して、本当にそんなことがあったかしらんと無理にでも思う。

そんなことなかったかもしれないし、いや例えあったとしても私には一切重要ではなかったと気合で信じ込むと、記憶はますます薄れていく。

というか、私のその人物に対する記憶に繋がる何か、それは物であっても人であっても考えであっても、そういったものが近づくと上手に脳内でその記憶を引き出さないよう回避できる能力を獲得していくことが可能になってきたのだ。

だから消去したというよりも上手に遠ざけたといえる。

例えば今、私がこの原稿を書く手を止めて、その人物との出来事について思い出そうとしてみても、脳が拒絶するので、思い出すという行為にまで至らないのだ。

その人物の名前をひょいと目の前に出されても私は何の苦もなくその名を読み上げることさえできる。名前程度で呼び起こされるほど私はその記憶を近くに置いていないのだ。


というような話を生物学者である友人に話したところ、そういう実例は聞いたことがないと大変に興味を抱いてくれた。

頭の中で記憶を遠ざけることは可能なのか。

子供の頃の記憶はおぼろげで淡い。親類などから、あんたはあの時ああだったと刺激され、やっとそういえばと辛うじて思い出せるようなものも少なくない。

時間的に遠い過去であれば記憶も遠いということなのか。

しかしどれだけ昔のことでも鮮やかに残っている記憶もある。そこで意識的に記憶を遡(さかのぼ)ってみると、やはり幼少期の記憶は、色合いは鮮やかなものの、その細部は極めて曖昧模糊(もこ)として霞が掛かっている。

 ■狂わせることで


 となるとやはり記憶は意識的に遠ざけることができるというよりも、記憶を導き出す回路を狂わせることで出会わないようにできるということなのだろうか。

つまり私の回避できている記憶はまだ私の近くに鮮明にあって、この狂った回路が何かの拍子で正常に働いてしまえば忽(たちま)ち生々しい記憶に襲われるなんて危険もあるのだろうか。


 来年の3月に上演を控えたテネシー・ウィリアムスの『ガラスの動物園』はまさにそんな記憶の幻影に取り憑(つ)かれた青年の話で、またそこには作者の実際の経験が色濃く反映されている。

読むたびに、顔を歪(ゆが)めて記憶から逃亡するテネシーの姿が脳裏に浮かぶのだが、私もまたそんな彼の芝居を演出する際、いくつかの壊れた回路が正常化しないよう十分注意しなければならないだろう。

いや、そもそも回路を狂わすなんて芸当が本当にできているのかどうか、足下をすくわれないようしっかりと立たねばなるまい。

(演出家 長塚圭史)

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2011年11月16日

拉致問題解決へ、今がその時

参議院議員、元拉致問題担当相・中山恭子

2011.11.16 02:59 正論

 ■致問題解決へ、今がその時


 最近、横田めぐみさんの生存情報が頻繁に報道される。
北朝鮮による日本人拉致の問題にめぐみさんらが生存しているとの前提で対応してきた者としては、何を今更との感が深い。

この時期にこうした情報が出るのは、北朝鮮が日本から支援を得ようと工作活動をしているためと考えてよい。政府は機を逃さず、北朝鮮の動きを正確に見極め、確実に被害者の帰国に繋(つな)げていかなければならない。


 ◆北朝鮮の経済いよいよ逼迫


 北朝鮮は、2008年の6者協議で日本を除く4カ国から重油75万トンを供与されたとき、「1ウォンも使わず、1丁の銃も使わずに重油を手に入れた」と自画自賛したとされる。
拉致被害者を貴重な存在と見なす北朝鮮は、戦術を駆使して日本からの資金獲得に奔走し、他に術がなくなる最後まで被害者を手放すまい。
被害者解放が最良の策だと北朝鮮を説得し続けるとともに、被害者を帰国させるしかないと北朝鮮が決断するまで、日本としてなし得ることを全て行っていかなければならない。


 北朝鮮は12年を「強盛大国の大門を開く年」としてきた。

掲げる目標は、第一に独立と安全−核武装の強化、第二に経済力の増強−インフラの改善や農業の振興・近代化、第三に国民生活の向上である。
昨年来の金正日総書記の度重なる訪中、訪露にもかかわらず必要資金の3割程度しか手当てできていないと聞く。

国内経済が逼迫(ひっぱく)する中、外貨獲得の指示が出されていると推察できる。


 過去の北朝鮮の動き方からして年内に資金獲得のめどがつかない場合、日米韓に責任を転嫁する形で核実験やミサイル発射の暴挙に出かねない。日本は瞬時に対応できる準備をしておく必要がある。


 政治的にも、国民は厳しい監視下に置かれ、反体制組織など生まれ得ない状況にある。

韓国側から飛ばす風船に入れられたウォン紙幣を提出しなかったとして処刑された者がいるとすら聞かれる。

硬直しきった剛構造の体制が意外にもろいことは歴史が証明ずみである。正日−正恩の権力移行が不安を内包していることは、北朝鮮自体がよく分かっていよう。
だからこそ生活が良くなった、食料も衣料も住宅も豊富になった、と言える状況を12年に創出しなければならないと考えているのだろう。


 ◆全員帰還が正常化交渉入り口


 そうした過渡期に軍や党の統制が取れなくなる恐れも十分ある。被害者の救出はもちろん、あらゆる状況に対応できるように備えるのは日本政府として必須である。


 国交正常化をすれば情報も入り拉致被害者も戻ってくるではないかとの意見はなお根強い。だが、正常化すれば、北朝鮮は資金を手にし被害者を帰還させる必要がなくなる。

拉致問題の全面解決、拉致被害者全員の帰国がない限り、日本政府は国交正常化交渉の入り口に立ってはならないのである。


 02年9月の日朝首脳会談で、金総書記は、長年否定してきた日本人拉致を認め、謝罪した。これで国交正常化が図られ、日本から巨額の支援を得られるとされたからであり、この時点で被害者の帰国は考慮されていなかった。

日本政府が拉致被害者と認定する者のうち5人生存、8人死亡、他は入境していないと伝えてきたが、北朝鮮が示した死亡証明書は、子供騙(だま)しの杜撰(ずさん)なものだった。

平壌入りした日本の調査団が、めぐみさんが裏庭で自殺したとされた病院を訪ねたとき、裏庭にはごく細い枝の木があるのみで、北朝鮮側の説明は偽りだ、と一行は確信した。

 内閣官房参与、拉致問題担当の首相補佐官として08年まで仕事をしたが、様々な交渉主体との接触過程では、死亡と伝えられた被害者について、生存を当然のこととして話し合いが続けられてきた。
確信があるからこそ、被害者帰還に向け必死で活動を続けるのだ。


 ◆日本国首相として強い意志を


 拉致被害者には一般人との接触はなく、そうした日本人の存在も特務関係者以外には知られていない。立ち入り禁止区域で隔離された生活を送り、嗜好品の買い物も特定の店で監視官付添いの下でのみ許される。
監視され監禁状態にある拉致被害者の動向については、今、何をしているのかも、北朝鮮は分かっている筈(はず)である。

 北朝鮮では、拉致実行犯は「英雄」の称号を贈られる。拉致被害者は危険を冒して得た貴重なものであり、厳重に管理するよう命じられている。
さらに、被害者たちは、長い間に北朝鮮とそれぞれ関わりを持っている。

被害者の帰国を北朝鮮に決断させるのは容易ではない。日本側が一枚岩であったとしても、である。


 日本の世論は政府とともに、拉致被害者を返すよう北朝鮮に求めてきた。

今、日本政府に対して、「拉致問題に関心を持ってほしい」と訴えなければならない状況にあることは、悲劇である。


 それでもなお、国民を守るのは政府の責務であり、金総書記に被害者全員の帰国を決断させるのは首相を措(お)いて他にない。拉致問題解決に首相が確固たる意志で取り組むことだ。12年まで1月半と時間はない。
今がその時である。(なかやま きょうこ)

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2011年11月17日

小沢氏「首相は米国の都合のいいようにされる」

小沢氏「首相は米国の都合のいいようにされる」
読売新聞 11月17日(木)7時6分配信


 民主党の小沢一郎元代表は16日夜、都内のレストランで自らに近い同党の若手議員5人と会食した。
 
席者によると、小沢氏は野田首相がTPP交渉参加を表明したことに関連し、「首相は外交交渉の経験も実績もないので、国民生活を守る準備なしに交渉に参加してしまうと、米国の都合のいいようにされてしまう」と述べ、懸念を示した。

 また、党内のTPP慎重派が一時、離党も辞さない構えを見せたことについて、「いまは動くタイミングではない。

実際に動くのであれば(離党者で)多数派を作ってからでないと厳しい」と語った。

 さらに、次期衆院選について「年が明ければ、選挙の空気が強くなる。

今、衆院選をやったら民主党衆院議員は50人(国会に)戻ってこられるかどうかだ」との見通しも示した。

消費税率引き上げにも否定的な考えを示したという。


最終更新:11月17日(木)7時6分

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「完全毒薬構想」それがTPPだ

11/11/17 「完全毒薬構想」それがTPPだ
◆日刊ゲンダイ


完全毒薬構想。それがTPPの深意。

だから、「『TPP交渉協議への参加表明』を11月12日からのAPEC の場で日本政府は行うべきでないとする国会決議の実現に関する呼び掛け」に僅か3日間で、過半数241に肉薄する232人もの衆議院議員が賛同署名に直筆で応ずる展開となったのです。

内訳は民主96、自民98、公明11、共産9、社民6、国民新党・新党日本4、たちあがれ日本1、国守の会2、無所属5。

これが触媒となって「APECの場での『TPP 交渉協議への参加表明』に反対する決議案」を自民、公明、社民、国新・新日、国守・無所属の5会派が10日朝に共同提出。

他方、TPPに関する党の判断が未決定だった民主党は、委員長を含めて25人の議院運営委員会委員を直前に差し替え、否決。

民主党15人中、理事2人、委員5人計7人も署名していたからです。

自民党もTPP推進派の小泉進次郎氏を差し替えています。それは決議案を提出した政党として当然の判断です。

「しっかりと議論」と大言壮語の宰相NÖDÁは、僕にも答弁を含めて5分間「も」の質疑時間が与えられた翌11日の衆参両院に於ける予算委員会集中審議で馬脚を現しました。

インチキな訴訟で大打撃の略号と同義なISD条項=投資家対国家の紛争解決条項も、条約締結に伴い関係する国内法が無効若(も)しくは改悪を余儀なくされる上下関係も、驚く勿(なか)れ、把握していませんでした。

「日本を愛する私達の仕事と生活を奪うのか」。

参院では自民・佐藤ゆかり、共産・紙智子、社民・福島瑞穂の3女史が何れも反TPPの論陣を展開。イデオロギーを超えた大きなうねり、と僕が評する所以です。

哀しい哉、我が日本を何処へ導くのか、哲学も覚悟も定見も稀薄なのが民主党。

だから、「交渉参加に向けて、関係国との協議に入る」と“巧言”した“二枚舌どぜう”会見を受けて、「TPPを慎重に考える会」の山田正彦会長は「ホッとした。事前協議に留まった」、原口一博氏も「完全勝利。私達の意図した通り」と胸を張ったのです。

彼らも前述の署名に加わっています。

僕が会合で質(ただ)すと、我々が「交渉協議への参加表明に反対」したからこそ、「交渉参加に向けて協議に入る」と首相は会見で表明せざるを得なかった、と色を成しました。はぁ〜? 百戦錬磨の諸外国にとっては凡(およ)そ理解を超えた「訓詁学」的解釈。

御身大切、御党大事。何とも国民を愚弄しています。

NÖDÁ写真入りポスターに「ひとつひとつ、乗り越えていく。」と大書きする民主党が「ひとつひとつ、崩れ落ちていく。」とならぬ事を、与党統一会派を組む畏兄・亀井静香氏と共に願うや切、だね。
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2011年11月18日

愛という言葉にご用心

香山リカのココロの万華鏡:愛という言葉にご用心 /東京

 
毎日新聞 2011年11月15日 地方版

1日のうちで「愛」という言葉を2度、聞いた。

残念ながら、私が誰かに告白されたわけではない。テレビで記者会見を見ていて、のことである。

  まず最初は、巨人軍の清武英利球団代表の会見。

同球団の渡辺恒雄会長が人事について不当な介入をした、と批判した会見は大きな波紋を呼んだが、その中で何度も「愛」という単語を口にした。「私は、巨人軍、野球、ファンを愛しています」


 次は、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の交渉への参加を表明した野田佳彦首相の記者会見。

首相は「私は心から日本を愛しています」と言い、母親の実家である農家ですごした幼い日々が自分の原風景であることを明かした。


 なぜこのふたりのリーダーは、「愛」という言葉を口にしたのか。それは、それぞれの会見での主張が決して私利私欲に基づくものではなく、あくまで「愛」ゆえの純粋なものなのだと強調したかったのであろう。


 ただ、「愛」と言われればそれだけで信用できるか、と言うと、そんなことがあるはずはない。

高校の倫理の教科書にもあるように、「愛」には見返りを求めない博愛である「アガペー」と、男女の恋愛など相手があっての愛である「エロス」がある。

後者であれば当然、自分も相手から愛されたい、と見返りを求めることになる。そして、しばしば人は打算ずくであるにもかかわらず、「愛してるよ」といった言葉で相手を丸めこみ、利用しようとすることもある。

診察室にも、誰かの語る「愛」に裏切られ、傷ついた人がしばしば訪れる。


 さて、巨人軍の球団代表や野田首相が語る「愛」は、どちらだったのだろうか。もちろん彼らは「それは無償の愛、博愛だよ」と言うことだろう。

しかし、私たちはそれほど単純にそれを信じられない。逆に、「そんなこと言ってもだまされないよ。ホントは何かウラがあるんでしょ」と思ってしまった人もいるのではないか。


 それにしても社会のリーダーがこうやって気軽に「愛」を口にする習慣は、日本の文化にはこれまでなかったはずだ。

「オジサンも素直に『愛』を語るのは、おおいにけっこう」と言う人もいるだろうが、なんだか違和感も覚える。

こういう人たちが、ふだんの生活で妻や子などに「愛してる」と言っているとはとても思えず、どことなくとってつけたような感じがするのだ。


 「愛」という言葉にご用心。ふたつの記者会見から伝わってきたのは、そんなことだった。この「愛」という言葉が出てきたら、ちょっと注意が必要だ。

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2011年11月19日

セシウム汚染:肉牛検査2100頭中2頭…

セシウム汚染:肉牛検査2100頭中2頭
毎日新聞 2011年11月19日 2時33分
(最終更新 11月19日 3時13分)

東京で7月発覚 「2300ベクレルが出ました」。7月8日、東京都庁に検査機関からこわばった声で一報が入った。

福島県南相馬市から出荷された肉牛で放射性セシウムの暫定規制値(1キロあたり500ベクレル)の4倍以上が検出された。

「まさか……」。田崎達明・食品危機管理担当課長は同じ農家が同時に出荷した10頭の移動を止めて検査した。全頭が規制値を超えていた。


 「この農家はこれまで牛を出していませんよね」。農家がどこへ出荷したかのデータを持つ厚生労働省に尋ねた。「実は6頭ある」。

田崎課長は焦った。「消費者が食べていれば大騒ぎになる」。しかしすでに8都道府県で消費されていた。


 肉牛検査は食肉処理場で解体後に行う。福島からは年3万頭が出荷され、8割以上は県外で解体されるが、国は当初福島県にえさの管理に注意するよう指示しただけで、県外の自治体に検査を要請していない。

事故後1カ月半は素通りだった。


 政府が原発20〜30キロ圏内に計画的避難区域と緊急時避難準備区域の設定を決め、福島県は農林水産省と相談し4月18日、2区域の市町村から初出荷する際、1自治体につきおおむね2頭の検査を郡山市の処理場で行うことを決めた。

しかし全国のどこの処理場に出荷するかは農家が判断する上、震災で混乱する県の検査はその動きに追いつかなかった。


 1週間後、農水省は飯舘村の牛が1頭も検査されずに東京に出荷されたことに気づく。

富田育稔・食肉需給対策室長は「困ったことになった」と感じ、厚労省に伝えた。

4月下旬、厚労省は食品衛生法に基づき、東京都などにようやくサンプル検査の依頼を始める。厚労省が自治体にメールで流す出荷データが検査の資料になった。


 5月11日。金沢市で解体された川俣町の牛から突然、規制値に近い395ベクレルを検出した。

この農家は取材に「震災で井戸水が使えず、池の水を飲ませた」と明かした。えさの管理の指示だけでは限界があることは明白になっていた。


 厚労省は都に「検査を強化したい」と連絡する。だが、あくまで「お願い」にとどまる。同法では検査の主体は自治体だからだ。

原子力災害対策特別措置法を適用すれば、政府に権限を持たせることも可能だったが、官邸が検討した形跡はない。


 最初の汚染牛が発覚する7月8日までの約2カ月間、都に出荷された約2100頭のうち検査したのは2頭だけ。同じ農家の6頭が未検査で流通したのはこの間だった。


 厚労省の道野英司・輸入食品安全対策室長は「都の裁量で検査してもらえると思っていた」と言う。

都は「情報は来ていたが、電話で具体的な依頼があったものだけを検査した。

国家的危機では国がもっと前に出るべきだ」と反論する。

 食への信頼に誰が責任を負うのかあいまいなまま、福島ばかりに負担はのしかかる。【震災検証取材班】
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2011年11月20日

除染に自衛隊、便利屋扱い?

除染に自衛隊、便利屋扱い? 
防衛省に波紋 「民間でも十分できる」


2011.11.20 00:40
   産経新聞


 東京電力福島第1原発から半径20キロ圏内にある自治体庁舎の除染作業に陸上自衛隊を派遣する政府方針が、防衛省内で波紋を呼んでいる。

野田佳彦首相には来年1月から始まる民間業者の作業に先んじて国の機関が取り組む姿勢を示す狙いがあるようだが、本来は国防を担う自衛隊を政治の「道具」「便利屋」扱いする姿勢が透けてみえるからだ。


 政府は、1月から政府直轄の除染事業にあたる民間企業の作業拠点となる自治体庁舎の除染が必要で、専用資機材と専門的知見を有する陸自部隊の派遣が適切と判断した−としている。


 庁舎の除染は環境省が要請する福島県の浪江、富岡、楢葉3町が検討され、側溝にたまった汚泥の除去や放射性物質を洗い流すなどの活動が見込まれる。

放射線に対応する陸自化学防護隊など300人程度の派遣が想定され、12月中の2−3週間程度の短期間で活動を完了する予定だ。


 「これは自衛隊でなくても、民間業者でも十分できる内容だ」


 陸自幹部は今回の派遣にこう疑問を示す。一方、一川保夫防衛相は18日の記者会見で「除染事業開始までに拠点場所(の除染)を早急にやるとすれば自衛隊の能力が期待される。民間には難しい」と強調したが、これも疑問符がつく。

 たとえば環境省は当初、町庁舎以外の除染も要請していたのに、防衛省側との協議であっさりと町役場庁舎だけの除染で決着した。

民間との役割区分があいまいで、自衛隊でなければならない理由は分からない。


 首相から指示を受けた一川氏はあっさり派遣を了承したが、防衛省幹部によると、渡辺周防衛副大臣は派遣に不満を漏らした。


 渡辺氏は、同省幹部が報告した3町役場庁舎付近の放射線量が記載された資料が約4カ月前の7月時点に計測した数値だったこともあり、環境省の意向を“安請け合い”したのではないかとしてと怒ったとされる。

防衛省幹部は「自衛隊を“道具”のように扱うことが許せなかったのでは」と推し量る。


 不十分な事前調査で安易に自衛隊を使う手法は、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)への陸自派遣でも同様だった。

政権の都合で軽々に自衛隊を使う構図が浮かび上がる。

陸自幹部は「自衛官は行けといわれれば行く。だが、私たちは便利屋ではない」と嘆いた。(峯匡孝)

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「あの人がいなくなったら大変」はウソ

The daily olive news
 「あの人がいなくなったら大変」はウソ

                          〈五月 奈々〉
http://www.olivenews.net/news_30/newsdisp.php?m=0&i=1

 暴力団との黒い関係で引退した某芸能人。私はバラエティは見ないし、彼について関心はなかった。

そもそも以前から暴力事件を起こしたなどと報道されたのに、なぜ堂々と活動していられるのだろうと不思議だった。だから彼がいなくなってもなんとも思わなかったが、メディアの反応にとても驚いた。「彼がいなくなったら大変」、「これから番組はどうするのか」などと騒ぎ立てていたからだ。

だが、その後は?今後、芸能界での黒い関係がさらに明るみに出ることはあるかもしれないが、彼の不在でテレビが機能不全になったなんてことはまったくない。
当初こそやや大変だったかもしれないが、世の中は普通に回っているのだ。

 「あの人がいなくなったら大変」というのは芸能界に限らず、しばしば言われる。
が、実際は重要人物が急逝などして混乱があっても、ほどなく混乱もおさまり、なんとか物事が回っていくのが常だろう。

政治家、芸能人、スポーツ選手など、特別な能力が必要な人たちでさえそうなのだから、一般社会人は推して知るべし、だ。
 

 私は専門職なので、私が急にいなくなったら、職場は当座はたぶん困ると思う。
が、ほどなく代わりが見つかり、なんてことなく仕事はまわっていく。

「オンリーワンになれ」などというけれど、そもそもそんな発想自体が幻想だと私は思う。

稀に、世界の動向さえ変えてしまうような偉人はいるけれど、たいがいの場合、「代わりはいくらでもいる」。

 身も蓋もない言い分かもしれないが、私は別に悲観論者ではない。
むしろ「オンリーワンは幻想」だからこそ、無数のチャンスがあるのだと思う。

引退した先の芸能人の場合、冠番組はさすがに消滅したが、番組司会は別の若手が引き継ぎ、立派に視聴率をとっているという。

さらにスポーツでもそうだ。主力のスター選手が怪我で休んでいる間、控えの若手が大ブレークするなんてことは珍しくない。

歌舞伎やオペラでも、スターの代役の若手が大成功を収め、以後、スター街道をまっしぐら、ということはいくらでもある。

 取り立てて特殊な才能のない一般人でも同じことが言える。「代わりはいくらでもいる」、からこそ、自分がうまく代わりになれる可能性だってあるのだ。

こういった場合、私の経験では、意外と「当たり前のことができる人」 が最後に勝つように思う。知人の某男性もそうだ。

彼は誰が見てもエリートだが、彼の職場の同じ職種の人たちは全員エリートで天才肌の変わり者も多い。

能力や実績で差をつけるのは大変だ。そんな中、大きな仕事を担当していた先輩が急病のとき、リーダーに抜擢されたのは彼だった。

彼がチャンスをつかめたのは、挨拶がきちんとできる、遅刻しない、気配りができる、「ほうれんそう」を徹底している、などごく当たり前のことができたからではないかと思う。

好景気のときは、天才肌で変わり者でも実績さえ上げれば文句は言われない。

がひとたび不況になり、パフォーマンスが落ちると、天才肌だが挨拶もろくにせず遅刻するなどという人は真っ先に目をつけられてしまう。

社会人歴が長くなるにつれ、当たり前のことの大事さを忘れがち。
特別なことをしよう、などと意気込む前に、当たり前のことをもう一度見直してみようと思った。
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2011年11月21日

「ISD条項」の落とし穴をなぜ国民に説明しないのか

 劇薬TPP 最大の危険と怖さ

野田首相も知らなかった
2011/11/17    日刊ゲンダイ掲載

<「ISD条項」の落とし穴をなぜ国民に説明しないのか>

 なぜか大マスコミはほとんど報じないが、TPPで最も危険なのは関税問題などではなく、「ISD条項」だ。

政府はこの“落とし穴”を国民に説明しないまま、なし崩しで参加を決めるつもりなのか。

「ISD条項は、投資家と国家の間の紛争解決手段で、現地国の法律や規制のせいで外資の活動が規制された場合に、相手国の政府を相手取って訴訟を起こすことができるというものです。

米国は当然、TPPにISD条項をねじ込むつもりで、投資の作業部会を設けて用意している。

日本国内では、まだ関心が低いですが、いずれ問題になるのは間違いありません」(政府関係者)

 一般庶民には関係ないと思ったら大間違い。これは、ハゲタカ外資が日本国内のルールを強引に変えることができる恐ろしい制度なのだ。

 例えば保険制度。野田は「国民皆保険制度は守る」と明言したが、ISD条項が適用されれば、米国の保険会社が「日本の皆保険制度のせいで活動が制約され、不利益を被った」などと理不尽なことを訴え出ることだってできるのだ。

「その場合、世界銀行傘下の国際投資紛争解決センター(ICSID)で仲裁されることになるのですが、ICSIDの仲裁人はほとんどが米国人です。

当事者国からひとりずつ参加できますが、日本人ひとりでは何もできない。

多数決で米国の利益が優先されるだけです。しかも、審理は非公開で、上告もできない。

あらゆる分野で、米国に都合の良いルールを押し付けられる可能性があるのです。

そのうえ政府は損害賠償を請求される。これは税金で払うことになるのですよ」(東海東京証券チーフエコノミスト・斎藤満氏)

 ISD条項は米韓FTAにも盛り込まれた。

これは米国側だけが韓国政府を訴えることができるという一方的なものだったため、韓国では反発する大規模集会が開かれ、デモ隊が議事堂敷地内に乱入する騒ぎになるなど大荒れだ。
いまだ議会で承認できない状況が続いている。

米韓FTAを例に挙げて「バスに乗り遅れるな」と言ってきたTPP推進派は、韓国の現状をどう見るのか。

 しかも、信じがたいことに、野田はISDの何たるかも知らずにTPPを進めようとしていたのである。

 今月11日の参院予算委員会で、自民党議員からISD条項についての見解を問われた野田は、言葉に詰まった揚げ句に、「あの、ISDの話で、ちょっと私、あまり寡聞にして、そこ詳しく知らなかったんで」などと言っていた。

ISD条項のリスクも知らずに協議参加を決めたのかと思うと、空恐ろしくなってくる。

「国益」がどうとか言うなら、せめてISD条項くらい勉強してからにして欲しい。

 決して「知らなかった」で済まされない重大な問題だ。

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2011年11月22日

国会:重要法案巡り与野党攻防激化

国会:重要法案巡り与野党攻防激化
毎日新聞  2011年11月22日 0時33分

 11年度第3次補正予算が21日の参院本会議で成立し、焦点は重要法案を巡る与野党協議に移る。

ただ、与野党の信頼関係は薄く、復興財源確保法案など予算関連法案の成立は12月初めにずれ込む見通し。

12月9日の会期末まで約1週間しかないが、国家公務員給与を引き下げるための臨時特例法案や郵政改革法案などは与野党協議入りのめどが立っていない。課題山積の後半国会は会期延長を視野に攻防が繰り広げられる。


 「このままでは復興関連の法案しか成立しない」。民主党の国対幹部が危機感を募らせている。

3次補正予算の関連法案以外で道筋が見えているのは、与野党が24日の衆院通過で合意した復興特区法案だけ。

復興庁設置法案について民主党は、24日の審議入りを目指しているが、自民、公明両党は復興行政の実施権限を各省から復興庁に移すことなどを要求。組織改革を伴うだけに政府は修正に否定的で、協議は難航している。


 国家公務員給与を平均7.8%引き下げ復興財源にあてる特例法案と、日本郵政株売却が可能になる郵政改革法案は、当面の予算執行を直接、妨げないだけにさらに野党側の同意を取り付けるのは難しい。


 政府・与党は、人勧の実施を見送ったうえで特例法案を成立させる方針。連合への配慮から、人勧廃止と労働協約権付与を盛り込んだ「公務員制度改革関連法案」とセットでの成立を目指す。


 これに対し、協約権付与に慎重な自民党の茂木敏充と公明党の石井啓一両政調会長は21日、国会内で会談し、国家公務員の給与削減について、政府が見送りを決めた人事院勧告(平均0.23%引き下げ)を完全実施し、さらに引き下げ幅を7.8%に拡大する法案の共同提出を目指す方針で一致した。

地方公務員の給与削減も法案に盛り込みたい自民党に対し、公明党は「地方公務員の給与は地方自治体が決めるべきだ」としているため、両党の実務者間で最終調整したうえで、対案をまとめる。


 自公両党は、人勧が見送られれば、給与などを労使交渉で決定できるようにする「公務員制度改革関連法案」審議に弾みがつきかねないと警戒。

「人勧は国家公務員の労働基本権を制約していることへの代償措置で、見送りは憲法違反」と批判している。


 郵政改革法案では、復興増税圧縮につながるとして公明党が協議に前向きなものの、自民党は「民営化に逆行する」とする反対派を多く抱えており、協議入りの前提となる党内の意思統一も難しい状況。

衆院選挙制度改革は、現行の小選挙区中心の制度の維持を前提に「1票の格差」を是正する姿勢を示す民主、自民両党に対し、中小政党は比例重視などの抜本改革を要求。打開の兆しはない。


 現状で衆院解散に踏み切れば、裁判所に「違憲・選挙無効」と判断されるのは確実で、首相の解散判断も制約しかねない。

民主党の輿石東幹事長は21日の会見で「我々の提案に耳を傾けてほしい」と野党側に呼びかけた。【野口武則、念佛明奈】

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2011年11月23日

退職時貯蓄3千万の人 年金以外に月10万消費で85歳貯蓄0に

退職時貯蓄3千万の人 
年金以外に月10万消費で85歳貯蓄0に

2011.08.12 07:00
※週刊ポスト2011年8月19・26日号

フィデリティ退職・投資教育研究所のアンケート調査によれば、退職直後の60〜65歳のサラリーマンの6割以上は投資をしていない。

約半数がその理由を「元本割れのリスクを取りたくないから」と答えている。


退職後の定期的な収入は年金だけで、あとは現役時代の貯金と退職金を切り崩しながら生きていく、と考えれば、その命綱を投資で目減りさせてしまったら取り返しがつかない、という思いもわからないではない。


だが、退職時に貯蓄1000万円と退職金2000万円を合わせた3000万円を持っていたと仮定し、退職後は年金以外の生活費として毎月10万円ずつ使っていくとする。

3000万円を全く投資に回さなければ85歳で資金は底を尽くが、75歳まで年利3%で運用すれば95歳までもたせられる。利息がゼロに等しい銀行預金に“塩漬け”することこそリスクだと知るべきだ。


投資に目を向ける理由は他にもある。フィデリティ退職・投資教育研究所所長・野尻哲史氏の指摘。


「現在は日本がデフレの真っ最中なので危機感は薄いが、長いリタイア生活を考えればインフレリスクも頭に入れておかなければなりません。預貯金は、インフレ時には価値が下がってしまう。


すぐにインフレが起きるかどうかはわかりませんが、セカンドライフが30年近く残されていると考えれば、考え得るリスクに備えておきたいところです。

だからインフレに負けない収益率を確保するために株式などを運用先として考えるべきなのです」

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小沢一郎×田原総一朗 徹底討論『日本をどうする』

小沢一郎 × 田原総一朗 徹底討論 
                    『日本をどうする!』
2011/11/19

ニコファーレで 衆議院議員・小沢一郎氏が、インタビューの巨人・田原総一朗氏と熱い討論を実施。

昨今、注目が集まっている政治資金規正法違反に関する裁判や、今後の日本の立て直しなどをテーマに、約1時間半に渡り議論を展開。

対談で取り上げるテーマは3つ。
テーマ@【小沢裁判とは何なのか。】
テーマA【民主党をどうする。】
テーマB【日本をどう立て直すか。】

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2011年11月24日

年金、来年度から減額 

政策仕分け 年金、来年度から減額 
                       特例解消、厚労相「3年間」

産経新聞 11月24日(木)7時55分配信 

政府の行政刷新会議は23日の「提言型政策仕分け」で、年金制度について、年金支給額を物価下落と連動させずに据え置きとしてきた特例措置を解消し、平成24年度から減額するよう求めた。

提言を受け、小宮山洋子厚生労働相は同日午後、記者団に対し、減額を実施する意向を表明した。

ただ、年金減額には与党などからの反発も予想される。

 小宮山氏は23日の締めくくりの議論に参加し、提言に関し「(特例措置は)私の見解としても解消すべきだと考えている」と述べた。

 年金の支給額は物価変動を考慮して毎年調整することになっているが、平成12年度以降、デフレによる物価下落を反映させず、ほぼ据え置いてきた。

今年度は実際の支給額が本来の額よりも2・5%高くなっており、財務省はこれまでに約7兆円の「もらいすぎ」が生じたと説明した。仕分け人からは「若い人と高齢者のバランスを公正にすべきだ」などの意見が相次いだ。

 今年6月にまとめられた社会保障と税の一体改革成案では、少子高齢化で年金財政が悪化していることを踏まえ、特例措置を来年から3年間で解消することを盛り込んでいた。

 また、生活保護について、支給額が基礎年金や最低賃金を上回ると受給者の就労意欲をそぐ可能性があるとして、支給水準を見直すことを提言した。

受給者の自立に向け、NPO法人などと連携した就労支援の強化についても対策を求めた。

雇用対策では、国の雇用保険積立金が約4兆円(23年度末見込み)と高水準のため、雇用保険料の引き下げなどの検討を打ち出した。

 中小企業支援についても議論され、優先順位を付けずに補助金を支給してきたことを問題視。「自立的な中小企業に絞って支援をすべきだ」とし、補助金による支援から返済を前提とした金融支援に転換することを求めた。

 今回の仕分けはこの日が最終日。

4日間で原子力・エネルギー関連予算や大学改革の方向性など10分野25項目を取り上げた。
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小だぬき
国民負担を 強いる政治は 止めて欲しい。
住民税平準化値上げ、給与の扶養控除廃止、消費税値上げ、給与水準低下・・・・・、国民に負担を強いるものを なぜ「簡単に」きめてしまうのか??  政治家の無能ぶりをさらけた゜しているように思う。
昨日の小沢氏インタビューではないですが、今早急な資金手当てが必要なのは、東京電力福島第一原発の廃炉・放射能封じ込めです。
今の国民の財布は、将来不安と魅力ある製品がないため 開きにくくなっています。
その上 増税では ますます内需が失速します。
内需拡大には 国民のニーズにマッチした商品開発が重要です。
この点を重視しない限り 経済好転はムリです。
昔の家電や生活の「是非欲しい製品」なら 消費者は買うものですよ。

年金問題の本質だと思います(7年前のものですが)





 
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2011年11月25日

相談窓口、上手に利用=岡本左和子

診察室のワルツ:/13 
相談窓口、上手に利用=岡本左和子
毎日新聞 2011年11月23日 東京朝刊

 「胃カメラ検査の後、のどがおかしい。どこか傷つけたのではないか」「足が痛くて困っているのに、異常がないの一点ばりで説明が簡単すぎる」など、医療にまつわる苦情は年々増えているようです。

医師不足などの課題を克服しながら、大変な思いで頑張っている医療者の皆さんには申し訳ないのですが、具合が悪くてつらいのに、期待する対応がなければ、患者は腹も立つし、文句の一つも言いたくなるのだと思います。

それをまた医療者から「クレーマー」と呼ばれたり、「面倒くさい患者」と思われては、憤まんやるかたないといったところでしょう。


 患者の持つ不安は、病気のことだけでなく、仕事や家庭など生活への影響を含めたものですから、治療の話だけではなく、複雑な気持ちや状況をくみ取った対応が必要です。

その複雑でデリケートな気持ちを患者がうまく表現できない、医療側にその環境が整っていないと、患者にフラストレーションがたまり、医療者への暴言や粗暴な態度の引き金になります。


 病院には相談窓口が設置されています。特定機能病院には必ず窓口があり、他の病院も日本医療機能評価機構による評価対象になるため窓口や担当者を置いているところは多いと思います。

困ったことや不満は、このような窓口を上手に利用して病院や医療者に伝え、患者自身は不満をためないようにすることも大切です。

思いを伝えることは患者の権利ですし、治療のため気持ち良く病院にかかるには必要な努力といえます。


 苦情は宝の山です。苦情には、医療や病院の仕組みを向上するためのエッセンスがたくさん含まれます。

一方、人の不満を聞くことは簡単ではありません。

私は相談窓口で働く病院スタッフのコミュニケーション・トレーニングをしていますが、患者を支えるために一生懸命働いている皆さんでも、語気の強い患者の言葉に心がなえるという訴えを聞きます。

患者は敬意を示しながら不満や苦情を伝え、改善に結びつける態度が必要です。医療者は「クレーマーだ」と及び腰になる前に、「何かうまく表現できないことがあるのではないか」と考えながら患者の話を聞くことを心がけてください。

(おかもと・さわこ=医療コミュニケーション研究者)

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2011年11月26日

認知症とのつきあい方

香山リカのココロの万華鏡:認知症とのつきあい方
毎日新聞 2011年11月22日 地方版

精神科の診察室には高齢者の患者さんもやって来る。付き添いの家族がこう言うことがある。


 「もの忘れも気になりますが、ネガティブなことばかり言ってふさぎ込んでます。

アルツハイマーとうつ病がいっしょに来ちゃったのでしょうか」


 言うまでもなく「アルツハイマー」は今や認知症の代名詞にもなっているが、「うつプラスもの忘れ」の場合は、ちょっと注意が必要。別の種類の認知症が始まっている可能性があるのだ。


 それは、今やアルツハイマー型に次ぐ第二の認知症とも言われる「レビー小体型認知症」。

「レビー小体」と呼ばれる異常物質が、脳の中で作られてたまることで起きるといわれている。

この病気を発見したのは日本人の小阪医師で、認知症全体の2割か3割はこのタイプ、といわれているから、決してめずらしい病気ではない。しかし、まだ十分に知られておらず、医者の中にさえ「認知症といえばアルツハイマー」と思い込んでいる人がいる。


 聞きなれない「レビー小体型」の認知症は、もの忘れとともにうつ病に似た症状が起きる。

また「小さな子どもが座っている」「亡くなったはずのお父さんがいる」など、「いないはずの人がはっきり見える」という幻視が起きることも多い。「手が震える」「歩きにくい」などパーキンソン病に似たからだの症状が表れるのも特徴的だ。


 同じ認知症だが、タイプが違えば治療法も違う。

また、レビー小体型では、うつ病やパーキンソン病と間違われてその薬が処方されると、かえって病状が悪化する場合があるので、まずは正確に診断をつけることが必要になる。


 「でも、認知症って根本的な治療法はないんでしょ。だとしたら、どのタイプだっていいじゃない」と言う人もいるが、私はそうは思わない。

きめ細やかな治療をすることで改善する症状もあるし、何より家族にとって、正しい病名を知るのは介護ストレスを減らす第一歩だと思う。

「認知症なの? うつ病なの? はっきりしてよ!」とイライラを感じる家族も、「認知症の症状のひとつとしてうつが起きるのです」という説明を受ければ、まずは納得することができる。

その上で、「じゃあ、まずは安心できる環境を準備して」と介護の計画も立てやすくなるだろう。


 長寿社会になれば、誰だって認知症とは無縁ではいられない。「認知症は人生の失敗」などと考えず、正しく知って、広い気持ちでケアしたりケアを受けたりしたいものだ

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病気告知されたことで自殺してしまう人もいる――医師の苦悩

病気告知されたことで自殺してしまう人もいる――医師の苦悩
2011.11.26 07:00

病気が重篤であればあるほど、本人にそれを知らせるのは気の重い仕事だ。

足尾双愛病院で長らく副院長を務めた篠田徳三医師は、がんや難病を患者に告知する際の葛藤を今も鮮明に思い出す。


「がんの場合、結果としてほとんどの患者に告知します。だけどその一方で、知らないままでいたい、告知されると困るという患者さんや家族がいることを忘れてはいけません。

傾向としては、働き盛りの方には本人に告知し、高齢者の場合は家族の意向を重視することが多かったですね」


告知に当たっては、当然ながら、とても気を遣う。


「私は、患者の性格にあわせて告知の方法を変えていました。ただ、医療の現場の声からすると、告知したほうが医師は楽になるんです。

だって抗がん剤や手術など、がんをやっつける方法を明示できますからね」

だが、当然ながら告知される側の衝撃は何倍も大きい。絶望する患者を励ますのも医師の大事な仕事だ。


千葉県がんセンター・前立腺センターの植田健泌尿器科部長が語る。


「診療や入院生活の中で、個々の患者の人生観や病気への理解度などに関する情報を得て、患者や家族それぞれに対応した告知や説明方法、その後の対処を考えています」


とはいえ、予期せぬ結果が待ち受けることもある。

都内の総合病院の外科医は、「告知をされたことで、自殺をする患者もいます」というし、脳神経外科医で森山記念病院の堀智勝名誉院長は「認知症の患者に病名を告げたら、一気に症状が進行してしまった例がある」。


都内の大学病院勤務の耳鼻科医はつぶやく。

「子どもの耳が聴こえないことを親に告知すると、ほとんどが号泣します。早く事実を知らせることで、人工内耳の検討をするなど、これからの人生に対応してもらいたいんですが……。

中には『普通の赤ちゃんすら産めないのか』と自分を酷く責める親もいます。わが子を愛せなくなり虐待に走ることもありますね」

小児科医も語ってくれた。
「新生児の奇形や重度の障害を告げる場合には、出産直後の母親への影響を考慮し、まず父親に知らせるという配慮も必要です」


※週刊ポスト2011年12月2日号

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2011年11月27日

金銭感覚

さわちゃんのティールーム:41回 金銭感覚
2011年11月23日  毎日新聞

身内が亡くなり、葬祭会社やお寺と接する機会があった。

普段はあまり縁がないから、いちいち驚いたりうなったりである。


 葬儀はお金がかかるものだとは聞いていたが、なるほどかさむものだ。

生花やら棺おけやら、そこに飾る花やら、細かいことを書き出したらきりがないほどだ。

そのひとつひとつにグレードがあり、葬祭会社の担当者がいんぎんに「いかがでしょうか?」と聞いてくる。だいたい3段階。

上、中、下(表現悪くてすみません)とあるから「こだわるところは上にして、そうでなければ中か下」などと、組み合わせることになる。


 この欄を読まれている読者の中にはご経験があるやもしれぬ。

「一生に一度、最期のことだから」と、あまりお金のことは問わずに進めることもあるかもしれない。


 なんでもモノには値段がついてくるから仕方がないのかもしれないが、いささか透明感に欠ける気がする。

まして葬儀だから、人によっては金銭感覚が働かなくなっている場合もあろう。


 次にお寺。先祖代々が世話になっているものの、宗教感覚の薄い私。

たまにしか行かないから、ご住職とも久しぶりに会うことになった。形式的なあいさつを済ませ、戒名やら何とか代を含めたお布施の話に。

「○万円いただきます」。なかなか高い。金額の根拠は特になく「あなたの家ですと、このくらい」というざっぱくな説明だ。

さらに別の説明が始まった。


 「このお金。私のポケットに入る訳ではありません。所属する団体に入って、私はそこから給与のような形でお金をもらいます」


 疑問を持つ人が多いのだろう。私はお寺の組織についての知識はない。ないが、葬儀の場にはいささか不似合いな説明に噴き出しそうになった。


 結局、ゴネもせず、値切りもせずに葬儀に関してのお金は支払ったが、「まあ、そういうものだ」と軽く考えるのはよろしくないと感じた。

とはいえ、時間に追われる葬儀の場では、なかなか考える暇もない。

したがって、「元気なうちにしかと考えて、家族なりにしっかり言い残すのが良い」という結論に至った。

自分なりの金銭感覚で、人生を締めくくるのである。私は質素だ。ご住職、すみません。

【社会部デスク 澤圭一郎】

2011年11月23日
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見えない障害

 見えない障害
2011/11/25   01: 53                <真珠の首飾り>
http://www.olivenews.net/news_30/newsdisp.php?m=0&i=1

 11月19日の読売新聞の投書欄に「見えない障害にも理解を」という投稿があった。
 
潰瘍性大腸炎という難病を患った方からで、つらい闘病生活を何年も送った後、急激に悪化、大腸をすべて摘出する手術を受けて人工肛門をつけることになった。

ところが外出先で、オストメイト(人工肛門をつけた人)も利用できる多目的トイレから出て行くと、順番を待っている車椅子の利用者や介護者からけげんな顔をされ、ある時には「病気でもない人が使うな。」と怒鳴られたそうだ。

外見があきらかに病気や障害を持っているとわかる人には誰でもそれなりの配慮をするが、見た目ではわからない病気を抱えている人は、健常者と同じように扱われ、余計に気を遣わなければならないこともあるのだろう。

 もっとも顕著なのは、総合失調症などの心の病気を抱えた人である。

皇太子妃雅子様もそのお一人であるが、不登校になられた愛子様に付きっきりで学校への送り迎えをされたり、学校のお泊り研修にべったりついていったり、またご実家の小和田家との食事会にはにこやかに参加されるのに、天皇皇后両陛下の食事会は体調不良を理由に欠席されたり途中退席され、公務も病気を理由にほとんどお出になられないということで、「病気でなくて単なるわがままだ。」とか「好きなことだけ選んでやっている。」と批判する人たちがいる。

デヴィ夫人など自身のブログではっきりと皇太子ご夫妻への批判をしている。「公務も務められない東宮家は、秋篠宮家に皇位を譲るべきだ」と。(http://blog.livedoor.jp/wwwnews2ch/archives/874271.html

「心の病気は目に見えない。苦しみやつらさは、本人にしかわからない。」ということを理解できなければ、このような言葉が出てきてしまうのも無理はない。

 港区のコミュニティー大学で同じクラスの学生の中に、4年前に突然難聴になったという女性がいる。

また歯医者を開業していたが、脳梗塞の発作で倒れ後遺症が残った男性の方。ろれつがよく回らずゆっくりと話される。
歩くのも皆より少し遅い。初めの頃、それを知らなかったために、体育の授業でふざけて歩いているのかと失礼なことを思ってしまった。

お二人はたまたま私と同じグループになり、授業の後に一緒に食事をしたりお茶をしたりして交流しているので、さまざまな事情がわかったが、接触のない学生の中には「なに、あの人?」と思っている者もいるだろう。

お二人は「障害があるがゆえにコミュニティー大学に入り、社会福祉の勉強をしようと思った」そうだ。

「難聴になって手話を学んだり、難聴の人たちの会に入って積極的に社会と触れ合うようにしてきたが、同じ聴覚障害を持つ人たちだけで集まっていてそれだけでいいのか?」と疑問を持って大学に来たこと。

「脳梗塞で入院していた時に病院でさまざまな人にお世話になったが、介護が押し付けに感じられてならなかった。

もっと患者の立場に立って患者の気持ちを汲み取った介護ができないか。」と思ったこと。私たちがこの二人から学ぶことはとても大きい。なにより、病気の人の立場にたって物事を見ることの大切さを教えてもらった。

 皆さんの周りにも、一見しただけではわからない障害を抱えた人がいるかもしれない。「なにか様子がおかしいな。」と感じたら、すぐに「どうかしましたか?」ときいてあげられる優しさをいつも心のどこかに携えていたいものだ。
                          
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2011年11月28日

延命治療の是非 自分の場合、家族の場合両方で医師も悩む

延命治療の是非 自分の場合、
      家族の場合両方で医師も悩む

2011.11.27 16:00   ※女性セブン2011年12月8日号

2006年3月、富山・射水市民病院で末期がん患者など7人の呼吸器を外し延命治療を中止していたことが報道された。

2008年7月、元外科部長ら2人が殺人容疑で書類送検されたが、2009年12月、富山地裁は一連の医療行為をみて呼吸器を外した行為が死期を早めたとはいえないと判断、不起訴処分(嫌疑不十分)とした。

]
この「延命治療」の是非について女医の宋美玄さんと医療ジャーナリストの熊田梨恵さんが語り合った。

* * *
熊田:年老いた宋先生は認知症になり、終末期を迎えています。


宋:は!?  いきなり何ですか、まだうら若き30代やのに〜。


熊田:例えばの話です! 読者の皆様も一緒にちょっと想像してみてください。

寝たきりで自分で考えたり判断したりはできていません。のみ込む力もなくなりご飯を食べられなくなってきたので、このままだと栄養を摂れなくなり、死期が近づいてきます。
でも、手術をしてお腹の上から胃に向かって穴を開け、そこから栄養剤を流し込む「胃ろう」を造れば栄養摂取できるので、生き続けることができます。先生なら、もしそうなったときに胃ろうをしたいですか? したくないですか?


宋:今回はしょっぱなから白熱、しかも私が答える番ですかいな。うーん…。最近周りでも胃ろうについて聞くことがありますわ。難しいけど、私やったら、意識のない状態で流動食を直接胃に流し込まれて、生かされているというのはちょっとどうかなあ。


熊田:では白熱第2問! 先ほどの状態で、先生の家族は、医師から胃ろうを造るかどうか迫られました。先生に長く生きてもらいたいと思った家族は、胃ろう造設を決定。先生はそのまま10年以上生きることになりましたが、栄養剤を注入できるのは家族か医師、看護師など医療職のみで、ヘルパーはできません。

注入には約2時間かかり、朝昼晩と約6時間家族はつききりになるうえ、全身介護です。介護に疲れ果てた家族は、これが先生や自分たちにとっての幸せなのだろうかと悩みますが、もちろん、先生は何も答えてくれません。さて、本当に胃ろうは必要だったのでしょうか?


宋:うわー、また難しい質問を! 家族が望んだこととはいえ、それで介護が大変になってしまっていたら、つらいから私も嬉しいとは思えないような…。でも、家族は本人が生きていることが幸せで…、あーっ、わかりませんわ。難しい! しかし、なんでいきなりそんな話を?


熊田:胃ろうをテーマに取材してるんです。ある調べでは、胃ろうを入れている患者は国内に40万人といわれ、その数は年々増えているんですよ。


宋:結構な数ですね。でも、胃ろうの何が問題やと思ってはるんですか?


熊田:釈迦に説法ですけど、人間の延命には「呼吸」「透析」「栄養」の3種類があって、「呼吸」は人工呼吸、「透析」は人工透析、胃ろうは「栄養」に該当します。
患者が食べられなくなってきたとき、医師は胃ろうなどで栄養を摂る方法を提案します。手段があるのに勧めなかったら訴えられる可能性がありますからね。
家族は「死んでしまうかも」と思って、慌てて胃ろうを決めます。さっきの話みたいに、結果的に本人や家族にとって良い選択だったかどうかわからないまま実施されているケースが、多くみられるんです。


宋:なるほど〜。しかも日本の場合、途中でやめたいと思って栄養剤の注入を中止したら、医師が殺人罪に問われる可能性がありますからね。
いままでも、家族の頼みを聞き入れて延命を中止した医師が罪に問われた「射水市民病院事件」なんかがありましたな。こうして萎縮医療に拍車がかかり、患者側に提供される情報も少なく、望まない医療が過剰に行われている可能性があると…。


熊田:内視鏡の技術が発達して、胃ろうを造るハードルも低くなってきました。もちろん、利点もたくさんあります。ただ、今後の高齢者人口増とともに胃ろう患者が増えれば、さらに医療費は必要になります。望んでいない医療に私たちの税金が使われるかもしれない、いや、いま現在すでにそうなっている部分はあると思います。

医療側と患者側の情報や意識の差、制度の未整備からこういう事態が引き起こされているのが、問題だと思うんですよね。

posted by 小だぬき at 00:43| Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

消費税増税のホントの姿は?

激論ニッポン経済の明日:
消費税増税のホントの姿は?

山口教授のホントの経済2011.6.25(土)
司 会    野村 真季(テレビ朝日アナウンサー)
総合解説  山口 義行(立教大学経済学部教授)
アシスタント 柳田のぞみ(スモールサン
          [中小企業サポートネットワーク])
ゲスト   斎藤 貴男(ジャーナリスト)  
      青木 宗明(神奈川大学教授)






posted by 小だぬき at 09:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月29日

増田明美 真実を確かめる感性

スポーツジャーナリスト・
増田明美 真実を確かめる感性
2011.11.29 03:10   産経新聞

東日本17都道県の代表選手が襷(たすき)をつないだ第27回東日本女子駅伝。

毎年、舞台は福島市。テレビ中継で解説をさせていただいているが、今年は東日本大震災のため、「復興駅伝」と題して行われた。

中継の冒頭、アナウンサーは「開催にあたり反対の意見もありましたが、専門家による放射線量の調査と各チームの参加表明を経て開催を決断しました」と、今年は例年になく厳粛な雰囲気で始まった。


 なんでも大会前、開催中止を訴える動きがインターネット上で起こっていたという。

中止を訴える理由は「放射線量が高い福島で中学生や高校生を走らせるのは良くない」「復興のために中学生を犠牲にするなんて」といったもので、中には妨害をほのめかすようなメールもあり、主催者側は例年より警備を手厚くした。

震災から約8カ月、3月25日を皮切りに何度となく福島県を訪れている私は違和感を覚えた。



 福島市内の学校では、校庭の除染を行い、線量を測定して屋外での体育の授業や部活動を行っている。

他県から来て3日間滞在する選手は競技場でウオーミングアップやコースの試走を行い、中学生は本番で約10分間走る。

それが危険だと訴える理由が分からない。福島市内で子供に外で走ることをやめさせようと主張するなら、なぜ中高生の秋の新人戦などの中止を要請しなかったのか。



 自分の目で見て、自分の耳で聞くことなく、ネット上のセンセーショナルな言葉や情報をうのみにしてしまうとはなんと浅はかなのだろうか。

特に、今回の東日本女子駅伝は震災以降初めて関東地区でもテレビ中継されるスポーツイベントだった。騒いで注目を集めるための標的になってしまった感がある。



 思い起こせば、3月11日から数日間、携帯電話に多くのメールが届いた。「千葉で有害物質のタンクが爆発したので逃げて」などとデマばかりだった。後で訂正や謝罪のメールをもらったが、ネット上の情報を真実だと思い込んでしまった人は多かったようだ。



 日々生活する中で、新聞、テレビ、ネットと、さまざまなメディアを通して情報を選び、そのどれを信じるかはその人の価値観に基づくものだろう。

しかし、ネットの世界では、誰もが情報の発信者になり得るので、個々の情報が真実か否か、必要最小限の情報の選び方を教育することが急務ではないか。それを義務教育の中で行う必要があると思う。



 大会が無事終了して2日後、「世界一幸せな国」といわれるブータンのワンチュク国王夫妻が来日した。

国会や大学での講演は日本に対する友情と尊敬の念にあふれていた。その友情ゆえの苦言とも思えるお言葉に心を打たれた。

若者に対するメッセージは「技術の進歩で人と人とのつながりが希薄になっているのではないか。もっと絆を大切にしていかなくては」という趣旨だった。



 先日、友人が「目の前に座っている部下から仕事の報告メールが届いた」と嘆いていたことを思い出した。

幸せの価値観は多様だが、人と人とのつながりは普遍的なものだと思う。

ネットの活用は大事だが、真実を確かめる感性を養う必要がある。

そのために、肉声や表情、目の色に触れることを忘れてはならない。
                       (ますだ あけみ)


posted by 小だぬき at 05:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月30日

『人前で話すのがラクになる! 5つの魔法』

『人前で話すのがラクになる! 5つの魔法』
金光サリィ [ヴィゴラスマインド代表]

【第3回】 2011年11月30日 ダイヤモンド・オンライン

言葉で脳をコントロールする!【言葉の魔法】

自分が自分に投げかけている言葉が、あなたの思考や態度、行動をコントロールしていると言ったら驚くだろうか。言葉が自分に働きかける力はとても大きい。つまり、自分に投げかける言葉をいいものに変え、いいセルフイメージを植え付けることが重要だ。


「緊張しませんように、緊張しませんように」はNGワード


「ピンク色の豚の貯金箱だけは、思い出さないでください」

 もし、こう言われたら、あなたの脳はどう反応するだろうか? そう言われても、きっとピンク色の豚の貯金箱を思い出してしまうはず。

「○○しないでください」の、はじめの「○○」と言われた時点で、脳は瞬時にそれを思い出そうする。だから「○○」の後に「しないで」という指令を伝えても、もう手遅れというわけだ。

「間違えないようにしよう。間違えないようにしよう」と思えば思うほど、脳は「間違う」ことを意識して、間違えてしまうのだ。

意識すればするほど、そちらのほうへ勝手に体が反応する。それが脳の仕組みだから仕方がない。これは、脳をコントロールするうえで、めちゃくちゃ大事なポイントだ。

 あがり症の人が口にしやすい、もしくは心の中で唱えやすいのは、
「緊張しないようにしよう。緊張しないようにしよう」
「あがらないようにしよう。あがらないようにしよう」
「間違えないようにしよう。間違えないようにしよう」
などだろうが、残念ながらどれも逆効果でしかない。


 どんどん緊張し、あがり、間違えるような体の反応を引き出す言葉の使い方をしているのだ。

欲しい状態を素直に言葉にしてみよう


 自分の脳は言葉でコントロールできることを知ったら、再び肝心の人前に出るときの言葉を考えてみよう。
「緊張しないようにしよう」「あがらないようにしよう」「間違えないようにしよう」などの言葉は一切捨ててしまおう。


あなたが欲しい状態を素直に言葉にするのだ。

「人前で話すのは楽しい!」「気持ちよく話をする!」「リラックス〜」などもいいが、体が自然と戦闘モード(がんばろうとして血液を体に多く送っている状態)に入るので、その状態を上手に利用したほうが効果は高く早い。

だから私は、「ワクワクして楽しい!!」という言葉をお勧めしている。

新しいセルフイメージを持つことで、なりたい自分に変われる


人間は、セルフイメージ通りにふるまっている。

例えば、
「私は仕事が大好きです。夜中まででも働いていられます」→仕事が好きなようにふるまっている。夜中まで働いても楽しそうにふるまっている。


「短所は短気なところです」→短気なようにふるまっている。

「乗り物の中で子供が騒いでいたり、赤ちゃんが泣いていたりするとイライラします」→子供や赤ちゃんにイライラとふるまっている。
ということだ。


 例えば、人前で話すのが苦手だ。あがり症だ。と思っている方は、少なくともそうしたセルフイメージを持っている。

 その言葉を捨てる、もしくはうまくいく言葉に変化させることによって、あなたはどんどんなりたいあなたに変わっていける。

あなただけのあがり症を克服する呪文を作ろう!

あなただけの魔法の言葉(呪文)を作ってみよう。

あがり症やスピーチ下手であるということ以外にも、その原因になっているかもしれないセルフイメージも洗い出していただきたい。

ついでに、それとは直接関係がないけれど、マイナスなセルフイメージもすべて書き換えてしまおう。セルフイメージ全体が良くなるほど、相乗効果でよい変化が加速していく。

まずは、あなたの「現在のセルフイメージ」を書き出してみよう。
「あなたはどんな人ですか?(うまくいっていない点を中心に)」という質問に、「私は○○だ」などと、素直に書いてみよう。

「私はあがり症だ」
「私は声が小さい」
「私は滑舌がよくない」
「私の話は人に通じにくい」
「私はコミュニケーションが苦手だ」
「私は太っている」
「私は異性にモテない」
「私は片づけが下手だ」などなど。

 書き出したら次は、それをうまくいくセルフイメージ(呪文)に書き換えよう。
書き換える際のポイントは、以下の2つだ。

・肯定的に書く
・完了形、または現在進行形で書く

 たとえば、「私は人前で話すのが苦手だ」という現在のセルフイメージを書き換えるのであれば、こうだ。

「私は人前で話すのが苦手だ」→「私は人前で話すのが好きだ」
「私は人前で話すのが苦手だ」→「私は人に注目されるほど楽しく話す」

このように、自分が「こうなれたらサイコー!」と思うような肯定的な呪文に書き換えよう。
また、完了形、または現在進行形で書く理由は、こういうことだ。
たとえば「私は人前で楽しく話したい」などと単に希望だけを書くと、セットで「ダメかもしれないけど……」という言葉がくっついてくることがあるからだ。

だから、完了形の「私は人前で楽しく話した」とするのだ。
または、現在進行形の「私は人前で楽しく話している」という魔法の言葉をつくろう。
「好きだ」「ワクワクする」「喜びだ」などといういい感情で締めるのも、うまくいきやすい。自分なりの言葉を考えてみよう。

効果的に自分を洗脳せよ!


読むだけでワクワクするような、なんだか背中がむずがゆくなるような呪文は作れただろうか? 
では、この呪文をどのように使用するかについて述べていく。

【呪文の使用方法】
朝起きてすぐと、夜寝る間際に、あなたの呪文を、その気になって唱えてみよう。

心の中で読むだけでなく、口に出して唱えるほうが、より効果は高い。
なぜなら、うまくいく「情報」が、目から入るだけでなく、耳からも入ることになるから2倍に強化されるからだ。

仮に呪文が3つある人は、その3つを読むだけ。すごく簡単である。
一つずつ、しっかりかみしめながら、感情を入れ(気持ちを込めて)、確信をもった声で唱えよう。

「私は人前でしゃべるとき、大きな通る声で堂々と話す」
という呪文を唱えるなら、大きな通る声で堂々と唱えてみよう。

「私は人に見られるほどワクワクし、楽しくしゃべりたくなる」
という呪文なら、ワクワク楽しい感じで唱えよう。

起きがけと寝る間際は、効果的な洗脳タイム

なぜ、起きがけと寝る間際がいいのかというと、それは、その呪文を潜在意識(無意識)にインプットするためだ。

起きがけと寝る間際は、顕在意識と潜在意識を隔てるフタがパカーッと開きやすい。
そのときが、自分自身に新しい概念を入れ込む絶好のチャンス、洗脳タイムなのだ。

テレビをつけっぱなしで寝ていると、夢の内容が、そのとき流れているテレビの内容に影響されているという経験はないだろうか。これはまさにフタが開いたことによる現象だ。
「いかに意識していないとき(ボーっとしているときなど)に、自分自身にその呪文を入れ込めるか」がポイントだ。
また、睡眠前後以外にも、何度も情報として取り入れたほうが、効果が早く出る。
例えば、手帳に呪文を書いておいて、開くたびに目に入るようにするもよし。呪文の文言入りのデスクトップ壁紙を作って使用するもよし。携帯電話の待ち受け画面に使用するのもよい。
家のトイレや壁に貼っておくなんていう方法もグッドである。知らない間に自然に目に入ってくる環境をつくろう
posted by 小だぬき at 07:20| Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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