2012年05月04日

労働安全衛生法ってどんな法律?

質問なるほドリ:
労働安全衛生法ってどんな法律?=回答・八田浩輔
毎日新聞 2012年05月03日 東京朝刊

◇事業者責任、明確に 健康診断など義務付け

 なるほドリ 労働安全衛生法(ろうどうあんぜんえいせいほう)(安衛法)という法律の改正案が国会に出ているらしいね。どんな法律?


 記者 戦後の高度経済成長期から、労働災害や特定の職業の人がかかる確率の高い病気(職業病)が増えたため、労働者の健康と安全を守るため1972年に制定されました。
会社など事業者に労災を防ぐ計画や管理体制の整備を求め、労働者を守る責任を負わせています。年に1度、労働者の健康診断を実施することや、規模の大きな事業所には産業医を置くことも義務付けています。


 Q 今回は何が改正されるのかな。


 A 従業員のメンタルヘルス(心の健康)の検査や、職場の受動喫煙(じゅどうきつえん)を防ぐ取り組みを新たに義務付けています。
安衛法は、産業形態や働き方の変化に応じ、時代にあった対策を盛り込んできました。80年代後半以降、労働者の心身の健康を増進する支援体制の強化や、長時間労働対策などが加わりました。


 Q 職場のメンタルヘルス対策って、どうなってるの?

 A これまでも厚生労働省が指針を作ったり、会社などに自殺対策の実施を求めてきました。
厚労省の推計では、うつ病や自殺で働く人を失う経済損失は年約2・7兆円(09年)と、生産性の観点からも重要な問題です。

ただし、プライバシーを守りながら進めることは簡単ではありません。
労働者の不利益にならないように、事業者や行政、医療・保健の専門家が連携して、長期的な視点で議論を深め、対策を充実させることが大切です。
(リスク取材班)

posted by 小だぬき at 11:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
モッピー!お金がたまるポイントサイト