2012年07月01日

買い物弱者

憂楽帳:買い物弱者
毎日新聞 2012年06月30日 西部夕刊 

生鮮食品店が自宅から遠い「買い物弱者」が全国で900万人以上いるという
農林水産省が先日、発表した。

最寄り店まで500メートル以上離れ、自動車を持っていない人が対象だ。


 北九州市門司区の市営後楽町団地は入居者の8割超が65歳以上。
「買い物弱者」が多い。

約300メートル先の大型スーパーが撤退後、倍の距離のスーパーが最も近い生鮮食品店となった。

両手に買い物袋を提げ、最後が急な上りとなる帰路は、お年寄りにはつらい。多くのお年寄りはタクシーに頼る。


 そこで自治会などが中心となり、1年前から週1回1時間の「移動市場」を開店。市民の台所、旦過市場の業者が魚や肉などの生鮮品を中心に、団地集会所で商品を広げる。
つえを手にした独り暮らしの91歳男性は「向こうから来てくれて、助かるよ」と話す。


 政令市で最も高齢化が進む北九州市で初の取り組み。業者によると1年で3カ所に拡大した。
今後は都市部の高齢化対策が喫緊の課題となる
「買い物弱者」をどう救うかはその柱の一つだ。

くだんの男性は、散らしずしなど4点(計750円)を買い求め、満足そうに集会所を出た。
              【関野弘】

posted by 小だぬき at 07:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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