2012年11月01日

フザケるな!石原 都知事時代は勤務平均59分 時給13万円

フザケるな!石原 
都知事時代は勤務平均59分 時給13万円
2012年10月30日 日刊ゲンダイ掲載

 29日、石原慎太郎(80)の辞職に伴う都知事選の日程が決まった。
告示は11月29日、投開票は12月16日。前回選挙から、たった1年8カ月で、老害知事の突然の「都政ブン投げ」のため、知事選に再び支出される税金は約50億円にも上る。
全くフザケた話だが、石原の税金ムダ遣いはこれだけじゃない。そもそも、高額報酬に見合うほど働いていないのだ。

 石原の08年11月〜09年10月の「知事日程表」を見ると、驚きの勤務の実態が浮かび上がる。
石原が都庁に姿を見せるのは1週間のうち、「2〜3日」だけ。
1日の平均執務時間を計算したところ、たったの「59分」だった。
これらは、都政問題に詳しいジャーナリストの田中稔、野田峯雄の両氏が2年前に分析した結果で、石原が登庁していたのは月に多くて15日程度。
つまり、1カ月の平均執務時間は約15時間しかない。

「知事報酬は、ボーナスも含めて年間約2400万円だから、月給約200万円にならすと、時給換算は13万円余りになります」(都政担当記者)

<国を憂う前に都民に税金返せ>

「老害知事」の時給が13万円余りとは開いた口がふさがらない。
辞職会見で、石原は「東京のために国政でいいことをやらなくちゃいけない」とエラソーに言っていたが、この男がブチ上げた政策が都民のためになったためしはない

1400億円を投じた新銀行東京や、4000億円をつぎ込んでも進展ゼロの築地市場移転、失敗した16年の五輪招致にも100億円を使ったりと、結局は巨額の都民のカネをドブに捨ててきたようなものだ。

「貧困都政」の著者で、元毎日新聞記者の永尾俊彦氏はこう言う。
「都知事という立場は、首相と違って番記者が付くわけではないため、国民の監視の目が届きにくい。
そのため、都民、国民は石原氏の実態をなかなか知りません。
石原氏は国政で思うようなことができなかったコンプレックスを都政で癒やしていただけです

 石原が99年の知事就任来、13年半で手にした血税はざっと5億円。
都政放り出しの4期目も「およそ約1700万円の退職金が支払われる」(都人事部)
というから、都民も甘く見られたものだ。
本気で「東京のため」と思うなら、自らの報酬を含めて、今まで使った税金を耳をそろえて返すべきだ。
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2012年11月02日

税金に殺されてたまるか 音の消えた町工場

税金に殺されてたまるか 音の消えた町工場 やるせなさビートルズに重ね
2012年11月2日 07時02分   東京新聞

 欧州や中国など海外経済の変調はデフレに苦しむ日本経済の立ち直りをさらに遠くしようとしている。
消費税増税、復興予算の流用問題…。
やるせなさは1960年代に英国政府への憤りと皮肉を歌ったザ・ビートルズの『タックスマン』に時を超えて同調する。そんな現場の怒りや苦痛に耳を澄ませて書きとめた、名もなきケイザイの唄を。 
(石川智規)


 そこに音はなかった。
十月下旬、ある水曜日の昼下がり。工場の扉は開け放たれていた。
機械油で黒ずんだスチール机の前に、部品加工業を営む社長(46)はいた。
うつろな目でぎこちない笑顔をつくる。
「連絡できずすみません。九月から急に仕事がなくなって…」


 東京・多摩地区に、その工場はある。
取材の約束はなかったが、私は構わずJR中央線に乗った。
頻繁に連絡をくれる社長の、音信不通が気になった。


 帳簿は斜線だらけだった。
取引先から発注があれば数字を書く。ゼロならば、線。
九月以降、取引先二十五社の半分から連絡がないという。
「リーマン・ショックの時よりひどい。最近、株価が上がる訳がわからない」


 顧客からの連絡を待つ日々。
電話が鳴った。
受話器から冷たい声が響いた。「法人税を滞納しています」


 設備投資で借金を増やした時以外、納税を怠ったつもりはない。

 この税務署員は何を言っているのだ?


 聞くと、今まで経費として控除が認められた社長自らへの未払い給与が、課税対象になったという。
売り上げが乏しく、自分の報酬は後回しにしていた。

 「滞納額三百万円を払ってください」


♪仕組みをお教えしましょう 私は税金取り そう 税金取りなんです


 社長の話を聞きながら、「タックスマン」の一節が頭に流れた。

 一九六六年、ジョージ・ハリスンが作詞した。
当時の英国労働党政権は富裕層に95%の税を課していた。
そんな政府を、税金を、皮肉った曲といわれる。

 「仮に」。社長は怒鳴ったそうだ。「税金を払ったとしても、復興予算みたいな変な使い方しかしないじゃないか!」


 電話口の向こうで、税務署員は淡々と話したという。
「それは私の担当じゃありません。各省庁です」

 その後も何度か電話があった。
書類を持って説明しに来てほしいと求めても、応じなかった。
「彼らはきっと形に残る証拠を残したくないんでしょう」


 ここにきて、景気が急速に減速し始めた。
九月の鉱工業生産指数は前月比4・1%減。
日銀の白川方明総裁は「海外経済の減速が強まっている。
日本の内需にも影響してくる」と述べ、追加金融緩和策と新たな融資制度の導入を決めた。
政府も緊急経済対策をまとめたが、デフレに陥る日本の人・モノ・サービスが回りだす気配はない。


 社長はあえいだ。「世の中を巡るのは、借金の金利と税金だけなんじゃないか…」。二〇一四年には消費税が上がる可能性がある。負担がまた、増える。

 機械の動かない工場に、社長の言葉が響いた。「税金に殺されるわけにはいかない


♪何に使うかなどとお尋ねにならないことです 税金額を増やしたくないならね そう 私は税金取り


 ビートルズは、今の日本をどう歌うだろうか。 

(東京新聞)
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2012年11月03日

しあわせのトンボ:言葉と身体感覚=近藤勝重

しあわせのトンボ:言葉と身体感覚=近藤勝重
毎日新聞 2012年11月02日 13時07分

  日本語には体の各器官の感覚反応や動きを伴った言葉がいろいろある。


 例えば腹なら、「腹に据えかねる」「腹の皮がよじれる」、
口なら「口が滑る」「口が曲がる」といった具合で、挙げていけばきりがない。
欲しくて欲しくてたまらない時の「喉から手が出る」といった言葉などは、その語感とともに肉体の体験がどうかかわってこういう言葉になったのだろう、と思わずにはいられない。

 またこれらの言葉が「口をついて出る」じゃないが、内臓の最先端部に当たる口から発せられているというのも、言葉のそもそもを考える上では興味深いことだ。


 ぼくらが口にする言語は、幼児期の「アーア」「ウーウ」といった音(声)から始まり、そのうち「ワンワン」「ブーブ」と擬音化される経過をたどる。
  頭の働きがどの段階で言語に影響をもたらしているのかはともかく、そんな幼児語もやがては目や耳など内臓系と離れた外の器官の働きを得て、言葉数を増やしていったに違いない。


  そう考えると、詩人の多くが身体感覚に根差すオノマトペ(擬声語・擬態語)にこだわっているのも、人間存在のそもそもに迫ろうとしてのことと理解できる。

  詩人の谷川俊太郎氏と和合亮一氏の対談本「にほんごの話」では、意味以前の言葉や肉体の奥底からわいてくる言葉について、るる語られている。

  谷川氏はこんな話もしている。
<詩を作るときには「何を書く」というのを頭から追い出さないと駄目だ、というふうに思っています。だから、左脳をシャットダウンしてしまう。もっと脳よりも下、丹田(たんでん)で考える感じかな>

 頭を空っぽにして、言葉がぽろっと出てくるのを待つというわけで、生身の人間の持つ言葉のリアリティーにいかに執着しているかがわかる。


 ついでながら、身体感覚に富んだ言葉の中で、ぼくのお気に入りは「腑(ふ)に落ちない」である。
頭では理解できても、何か納得しがたい、得心がいかないという、とりわけ昨今の政治家に多い。
衆院選挙がいずれ近いとあって、ああも言い、こうも言い、口はいたって滑らかだが、腑に落ちる話などとんと聞かない。

  まかり間違って、彼らの話が体内のどこにもひっかからず、すとんと落ちてきたりすると、胃の腑がひっくり返るのではなかろうか、と案じている。
(専門編集委員)

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2012年11月04日

近事片々:頭に入らぬ相関図

近事片々:頭にら入ぬ相関図
毎日新聞 2012年11月02日 13時04分

 家電業界の逆風、何のその。
腕に覚えの技師も技術もたっぷり。
そのスピリット、面白がりの町工場の原点に返ろう。
      ◇    ◇

 尼崎連続変死事件。
目を凝らせど頭に入らぬ相関図。
絶海の孤島ではなく、日常のにぎやかな都会の中、壁一枚隔てての不可解な異界。
   ◇    ◇

 「第三極」の相関図もとても難しい。
敵の敵は味方ならず。

   ◇    ◇
 「日本は先進国に仲間入りした途端に自国経済しか考えなくなった」。
本紙連載「日越100年の絆」でベトナムの日本語学校校長。
今しみじみ染み入る。
      ◇    ◇
<気のつかぬ隣の顔や暮の秋>太祇(たいぎ)

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2012年11月05日

さあこれからだ: がんばらない健康法=鎌田實

さあこれからだ: がんばらない健康法=鎌田實
毎日新聞 2012年11月03日 東京朝刊

ぼくを育ててくれた父は、糖尿病だった。
生真面目(きまじめ)な人で、医師の言いつけを守り、食事にもよく注意していた。
しかし、80歳を過ぎたころ、突然、こう宣言した。

 「もういい。これからは食べたいものを食べ、飲みたい酒を飲むんだ


 父は、年齢の割に健啖家(けんたんか)だった。
肉が大好きで、特に脂身(あぶらみ)には目がなかった。
おむつをあてていたが、構わず焼き肉屋や焼き鳥屋に行って、もりもり食べた。

その代わりにぼくは、父に野菜を多く食べるようにさせて、締めのおじややご飯を食べるのをやめさせた。
お酒は糖質(とうしつ)の低い焼酎を勧めた。

 糖尿病患者への食事指導としては型破りだが、糖質をできるだけ少なくしたことで、血糖値(けっとうち)はそれほど高くならなかった。
それ以上に良かったのは、父のクオリティー・オブ・ライフ(生活の質)が上がったことだった。
「楽しくなければ人生じゃない」と、父もぼくも信じていた。
父は88歳で亡くなったが、ぼくは亡くなる直前にも父にビールを飲ませた。

糖質制限食について、日本糖尿病学会はなかなかその有用性を認めてこなかったが、最近になって、糖尿病の食事療法(りょうほう)の選択肢の一つとして認めた。

1日の糖質量の目安は130グラム。
ご飯なら2杯半(1杯で55グラム)、6枚切りの食パンなら3枚(1枚で40グラム)にあたる。決して厳しい制限ではない。

糖質も人間にとって必要な栄養素(えいようそ)なので、全くゼロにするのは良くない。だが、糖がいつも血管を流れていると、糖をコントロールするために、膵臓(すいぞう)からインスリンが分泌され、膵臓が疲れてしまう。
たんぱく質と糖質、脂肪のバランスを取ることが大事なのだ

諏訪中央病院の東洋医学センターでは、糖尿病患者の食事指導の一つに糖質制限食を取り入れている。
糖尿病患者への食事指導はもちろん、カロリー制限が中心だが、カロリー制限で成功しない時、糖質制限食を導入(どうにゅう)すると成功する例がちょこちょこみられる。会社の社長のように、営業活動でごちそうを食べる機会が多い人の場合、糖質を制限するとうまくいくことが少なくない。


 ぼく自身も、そうだ。食べるのが大好きなうえに、若いスタッフやお世話になっている人たちとの楽しい食事が、大事なコミュニケーションの場になっている。
それでも体重を「ちょい太」でキープできているのは、糖質を低く抑えた食事のおかげだと思う。


 ぼくには2歳の時に別れた実の父がいるが、糖尿病を患い、脳卒中で亡くなったと聞いた。
糖尿病は遺伝することがある。だから、ぼく自身も十分注意している。


 ごちそうが続いた日の後は、数日間、できるだけ糖質をとらないようにしている。
朝食はチーズとヨーグルト。
昼食はトマト寒天に野菜サラダとチーズ。
夕飯は山盛りの野菜サラダと納豆、魚と少量の肉を食べる。


 ご飯は食べない。ご飯を食べたい時は、白米に黒米か赤米を混ぜると、血糖の急激な上昇を和らげてくれる。
それでも白米を食べたい時には、納豆にモロヘイヤかオクラ、昆布などを入れて、ネバネバと一緒に食べる。
「性格はサッパリ、おかずはネバネバがいい」と、自分に言い聞かせている。ネバネバにはムチンという、糖の吸収を遅くする成分が含まれているのだ。


 健康は人生の目的ではない。人生を楽しむための手段に過ぎないのだ。
だから、糖尿病の患者さんにも「3カ月に1度くらいはフランス料理を食べてもいい」と言ってきた。
ご飯やパン、デザートを抜けば、フルコースだって楽しめる。


 最近は「低糖質のフランス料理」なるものも登場した。
東京・四ツ谷(よつや)にある「オテル・ドゥ・ミクニ」では、前菜からデザートまですべて食べても糖質20〜40グラム、というコースを出している。
ふすま粉のパンが出てくるが、二つまでは食べていいという。


 食べてみて驚いた。
本マグロのづけ風マリネ、キャビア添え、わさび風味に始まり、きのこのカプチーノ仕立てと続く。
魚料理は、ボイルしたマダイに、オクラやモロヘイヤ、ツルムラサキといったネバネバ野菜を添えたもの。
レモンの酸味が利き、うまかった。肉料理は牛フィレ肉と、ズッキーニなどの温野菜を一緒にいただく。

 どの皿にも野菜や海藻、きのこが上手に使われている。
デザートも豆乳のブランマンジェや緑茶のシャーベットやショコラと、低糖質のものが続く。
味わっているうちに素材の甘みを感じることができて、満足感がある。


 オテル・ドゥ・ミクニは、北里研究所病院の糖尿病の専門医の協力を得て、低糖質のフルコースを作った。
糖尿病やダイエット中の人に好評で、毎日2卓くらいの予約が入るという。
リピーターも増えている。


 シェフの三国清三(みくにきよみ)さんは「血糖値を上げないようにしながら、食事を楽しめることを知ってほしい。
我慢し続ける食事療法ではなく、時々自分にごほうびをあげながら、健康を守ることのお役に立てるならうれしい」と話す。


 最近はパンやラーメンのめん、ビールなどでも、低糖質の商品が多く出ている。

 無理をしたり、我慢を続けたりする「がんばる健康法」から、そろそろ「がんばらない健康法」にシフトしてみてはどうだろう。
「生きている喜び」を実感できなければ、健康である意味がない。(医師・作家)

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2012年11月06日

「ちゃぶ台返し」という言葉

余録:ちゃぶ台を囲むだんらんが日本の代表的な家庭風景…
毎日新聞 2012年11月06日 01時23分

 ちゃぶ台を囲むだんらんが日本の代表的な家庭風景だったのは昭和10年代から40年代までの比較的短い期間だという
それ以前は家族それぞれの銘々膳(めいめいぜん)、以後はダイニングテーブルでの食事となった

▲なのに今も「ちゃぶ台返し」が若者言葉にあるのは、
一つは漫画「自虐の詩」の近年の映画化でダメ男が怒るたびにちゃぶ台をひっくり返したからだろう。
もう一つは一生懸命お膳立てした段取りを上の人の自分勝手でひっくり返されて頭にくる人が絶えないからだ

▲振り返れば民主党政権の「政治主導」を掲げたちゃぶ台返しもひどかった。
長年合意を積み重ねてきた政策を突然ひっくり返してはみたが、新たなテーブルが整えられるどころか、散らかった食事も食器も放り出したままだ。
後片付けは他人任せのちゃぶ台返しである

▲さすがに影をひそめた民主党流政治主導だが、どっこいここに来ての田中真紀子文部科学相の3大学設立不認可だ。
いずれも来春開校にむけ手続きと準備が進み、審議会のOKも出た大学だった。
だが大学が多すぎるという文科相による土壇場(どたんば)の政治主導復活である

▲なるほど大学の乱立と質の低下を憂え、設立審査制度見直しを求めるのは分かる。
ならば大臣なのだから必要な施策を段取りを踏んで実現すればいい。
何の落ち度もない学校や採用予定の教員、進学希望者たちに後片付けを強いる“開校返し”はいったい何のためか

▲「50年後、100年後の将来のため」とは文科相の言葉という。
何やら天下国家の大言壮語(たいげんそうご)はすれども、
目の前の家人の戸惑いや苦しみには無頓着(むとんちゃく)な亭主の「ちゃぶ台返しの家」が思い浮かぶ。
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2012年11月07日

強がりな人ほど心に弱さ

香山リカのココロの万華鏡:強がりな人ほど心に弱さ
毎日新聞 2012年11月06日 東京地方版

  都知事を辞任した石原慎太郎氏は、最後の登庁の日、報道陣に心境を尋ねられて「(寂しさは)全然ない。
心ウキウキ、ワクワクだ」と笑顔で語った。


 この言葉を聞いて「最近、ウキウキ、ワクワクしたのはいつだっけ」とつい考えてしまったのは、私だけではないだろう。
いまだに来春の就職先が決まらない大学4年生にきくと、「メールを開けば“残念ですが”という不採用通知だし、家族はうつ病になっちゃうし、好きなサッカーチームまで成績が悪くて、楽しいことなんてひとつもないですよ」とのことだった。


 では石原氏は、いったいどうして「ウキウキ、ワクワク」しているのだろう。
都知事の荷を下ろした解放感もあるかもしれないが、それだけではないはずだ。
日本維新の会の橋下徹代表は、結党のあいさつで「大いくさが始まる」と述べていたが、新党の発足を予定している石原氏もおそらく、“乱世”のいま、新党を率いて国政の場に打って出ることに高揚感や興奮を感じているのだろう。


 まさに戦国時代のように奮い立つリーダーたちの姿に、頼もしさを感じるべきなのだろうか。
それとも、あまりにも「一般の生活者とかけ離れている」と違和感を抱いてよいのだろうか
正直言って、私は後者だ。


 精神分析家フロイトの影響を受けたラスウェルという政治学者は、「権力と人間」という本の中で面白いことを述べている。
世の中には権力に目がない「政治的タイプ」と呼ばれる人間がいて、この人たちがしばしば政治家になるのだが、ラスウェルによるとその動機の多くは「子ども時代のイヤな思い出の克服」など個人的な動機に基づいているのだという。

ラスウェルは、このタイプの政治家について「個人的な動機を、公の目的にうまくすり替え、公共の利益の名において合理化できる人」といった説明をしている。


 すべての政治家が、「子ども時代のコンプレックスを晴らして世の中を見返すために」といった自分だけの動機で権力を目指しているとは思いたくない。
とはいえ、「強く見える人ほど、心の中に弱さを持っている」という真実は政治の世界でも生きているのか、と思うとちょっとおかしくなり、「あの政治家はどうなのだろう?」と心配になる。


 もちろん弱気なだけのリーダーばかりでは困るが、このむずかしい時代、やっぱり優しさや思いやりを忘れない人に社会を動かしてもらいたい。
そう思うのは間違いなのだろうか。

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2012年11月08日

逆説の落とし穴は意外に広い。そう心得るのが賢明だ。

天声人語
2012.11.7   朝日新聞


とある車のテレビコマーシャルを見てヒヤリとなった。
すると天野祐吉さんが、本紙連載の「CM天気図」でやんわりとそれを突いていた。派手によそ見をしながら運転し、あわやぶつかる寸前で自動的に止まる、という宣伝である

▼「飛び出すな、車は急に止まれない」なんていう交通安全標語は、これからは余計なお世話になるのかもしれない、と天野さんは言う。
その一方で心配する
「安全性が増したことで運転がお粗末になったりすることが、ないとは言えないだろう」

▼車の安全性の向上は著しい。自動ブレーキは前方の物体を感知して、時速30キロ以下ならぶつからずに止まるそうだ。
装着車は割高ながら、売れ行きはいい

▼ブレーキが間に合わないとき、自動でハンドル回避する装置も開発途上にある。
まぶたの動きなどで居眠りを検知する装置は、将来は自動で路肩に止める機能も加えるという。
他にもあれこれ、至れり尽くせりの助っ人たちだ

だが、世には「ジェボンズの逆説(パラドックス)」というのがある
省エネ技術が進むと逆に消費が増える、と述べる説だ。
平たく言えば、低カロリーのお菓子があると、気を許して食べ過ぎ、かえって目方が増えるという皮肉。
車も、せっかくの安全技術が野放図な運転を呼ぶようでは困ってしまう

▼今の時代、ケータイにせよスマホにせよ運転中の誘惑は多い。プロが飛ばす旅客機でも自動操縦装置を過信した事故はままある。
逆説の落とし穴は意外に広い。そう心得るのが賢明だ。
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やめて欲しい家族のトイレの習慣ランキング

やめて欲しい家族のトイレの習慣ランキング
2012年11月8日(木)11時0分配信 gooランキング

 毎日の生活に欠かせないもの、それがトイレ。
人が1日にトイレに行く回数は平均5回だそうですが、そんなトイレでついやってしまうことがある人も。
今回は、自宅トイレでの、家族といえども、いや家族だからこそやめて欲しいトイレの習慣について聞いてみました。

 1位になったのは、ズバリ《流し忘れる》。

これはもはや習慣ではなく、トイレにまつわる最大級の“罪”と言っても過言ではないでしょう。
次に入った被害者の悲痛は想像に難くありません。
日本の水洗トイレの歴史は古く、なんと奈良時代までさかのぼるのだそう。
トイレを清潔に保とうという我々の先祖の叡智を無駄にしないようにしたいものです。

続く2位は《ドアを閉めない》。

8位の《鍵をかけない》とも共通しますが、これも人と住んでいると、思わぬ不幸な事故を招きかねない危険な習慣です。

3位《紙を補充しない》、

4位《電気を消さない》は、ささいなことですが地味にイラっとくるマナー違反ですね。

5位には《手を洗わない》が入りましたが、これはぜひとも改めたい行為。

R25の記事によると、たとえばトイレで“大”をしたときには、トイレットペーパー10枚以上を透過するといわれる大腸菌群が手につく可能性があるそう。
トイレから出たら、水洗いだけでなく石鹸や消毒用アルコールでの手洗いが望ましいとのことで、きちんと手洗いするには少なくとも20秒ほど時間をかける必要があるそうですよ。
トイレも家族もどちらもごく身近な存在だからこそ、家庭円満のためにお互いを思いやってトイレ生活を楽しみたいですね。
調査方法:NTTドコモ「みんなの声」にて投票を実施
投票数:12545票
投票期間:2012/9/12〜2012/9/25
※この結果は科学的な統計にもとづくものではありません
posted by 小だぬき at 20:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月09日

ネットで批判されたときの最大の反撃手段は……「無視」?

ネットで批判されたときの最大の反撃手段は……「無視」?
2012.11.08 20:15   夕刊ガシュット通信(谷川 茂)


何かネット上で人から批判されたり。文句を言われたとき、もっとも有効な反撃手段は何か。

批判している人は、その対象となった人の何かしらが気になったり腹が立ったりしたわけである。
その気分を表出せずには気が収まらないから、批判するのであろう。
同時に、対象に自分の気分を分かってもらい、反省してもらったり、訂正してもらったりするという願望も批判の目的と言える。

さらに、批判人は、あえて「炎上」させて自身が罵詈雑言を吐きまくることにより、ストレスを解消している可能性もある。


ところで、自分にしている人は、対象となった人をイラつかせ、キレさせたり、罵詈雑言を吐かせることを求めているのかもしれない。
これが始まると、罵詈雑言のキャッチボールが際限なく続き、いわゆる「炎上」という状況になったりもする。
くわえて、批判している関するネガティブな部分を他人に言い当てられると、とても嫌な気持ちになる。
誰だって、そうであろう。特に、ネットの場合は、言い当てられた部分が衆人の目にさらされてしまう。だから、個人対個人で言い当てられたときよりもダメージが大きく、むかつきの度合いも高くなる。
そんなときには、まったく関係のないところで、思わず罵詈雑言を吐きたくなってしまうのは人の性だとは思う。


一方、ネガティブな部分だと指摘されたことが、間違っていたり、勘違いであったり、見当違いの場合もある。
そういうときには、指摘した人に正面から「間違いだ」「勘違いだ」と反論するのはひとつの手段である。
しかし、反論と称して騒ぎすぎると、そのやりとりを見ている第三者から、今度は「言い当てられているから騒ぐ」と思われてしまう可能性が生じる。


そういった場合に、批判した人に対してもっとも有効な反撃手段は、「無視」だと筆者は考えている。
「何言ってるんだ。ちゃんちゃらおかしいぜ」と鼻で笑ってやり過ごす。

ネットでは、さまざまな形で「書き込み」や「発言」ができるので、イラっとした気持ちを表出したくなる気分も分かる。
でも、そこをこらえて無視すれば、批判した人は「なぜ反論しない?
 私の批判は間違っていたのか?」という話になり、逆にその人をイラっとさせることにつながる。


なぜこんなことを書いているのかというと、「日経ビジネス」の「勝つために見る映画」というネット連載で、押井守氏が語ったコメントに対して、ネット上で過剰反応している人がたくさんいるからだ。
押井氏はこう言っている。

「先日、ドワンゴの会長が言ってたけど『日本では最下層の人間が全部ネットにぶら下がってる。これが日本の特殊事情だ』って(笑)。

だからネットが罵詈雑言の世界になっちゃう。
恨みつらみばかりで人間性下劣な世界。
こんなにひどいネット世界は日本だけだって。
中国だろうがヨーロッパだろうがアメリカだろうが、ネットでこれだけ聞くに耐えない言葉が氾濫してる世界は他にないんだって。
なんでかというと、日本は最下層でもみんな、パソコンや携帯を持てるから」(「勝つために見る映画」、2012年11月5日付)


まず、ネットで商売している「ドワンゴの会長」の発言を、勝手に引用してしまう押井氏の姿勢はいただけない。
また、発言全体の内容が抽象的なのに、ある特定の階層を示す「下層」などと言う言葉を使っているのもおかしい。
そして、「ドワンゴの会長」の発言自体も、本当にそれを言ったのなら、上から目線のトンデモ発言だと言える。

何のデータも提示されず、「下層」や「下劣」の根拠も示されない。

こんな根も葉もない世迷い言につられて強く反応してしまったら、発言している人たちの思うつぼである。もし自分が「下層」でも「下劣」でもないと思うのなら、こういうときこそ「無視」するという姿勢を提案したい。
あえてする「無視」は、泣き寝入りとは異なる。あえて無視することによって、押井氏や「ドワンゴの会長」の鼻を明かしてやろう!

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2012年11月10日

在日米軍は国民に利益0 金出すのは他国で考えられぬとの指摘

在日米軍は国民に利益0 金出すのは他国で考えられぬとの指摘
2012.11.09 16:00    ※SAPIO2012年11月号

 尖閣問題など中国や韓国と領土問題がこじれて迷走しているが、それと同時に日米関係も極めて重要な問題を抱えている。
日本はいつも重大な外交問題の決定に際して、何もかも日米同盟を信じて米国に頼ってきた。
しかし、「今の時代に日米共通の目的はもはや存在しない」と語るのは、ジャーナリストのカレル・ヴァン・ウォルフレン氏である。


――日米同盟はポスト冷戦構造に対応していないということか。


ウォルフレン:冷戦時代は中国もロシアも共産圏であり日米共通の敵だったが、冷戦が終結して状況は変わった。

 しかし、米国は日本人にこれまで通り、「米国が必要だ」と信じて欲しい

なぜか。米国債を大量に保有しているからだけではない。
日本という国が地政学的に非常に重要だからだ。

経済的に力を付けている中国と天然資源で潤っているロシアに囲まれている。
そのため米国は、日本と中国に友好関係を結んでもらいたくない。
ロシアと日本の接近も同様に懸念している。
実際は米国が日本を必要としているのだ


 民主党政権発足直後、小沢一郎は、日中関係の促進に向けて、飛行機2機にアーティストや外交官を乗せて中国に赴いた。
しかし、鳩山政権が成し遂げようとした中国をはじめとするアジア諸国外交は米国にサボタージュされた。


 米国としては、日本が中国と問題を抱えていたほうが都合がいい。
その一方で、盛んにTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に日本を誘っている。TPPは経済戦略と思われているが、完全なる政治戦略だ。米国はロシアと中国を経済的に孤立させる道具として使おうとしている。そのことにほとんどの日本人は気づいていない。


――そして今も日米同盟を信じて疑わないということか


ウォルフレン:米国は、日本の島のことなどで中国と戦争するつもりは毛頭ない。
米ドルの価値を一定程度維持するためには、中国もまた必要不可欠だからだ。


――そもそも在沖縄米軍は日本を守る任務は与えられていないとも指摘される。


ウォルフレン:沖縄の海兵隊は、日本に万が一の危機が起きた時のために駐留しているという建前になっているが、彼らに北朝鮮の攻撃から日本を守ることなど不可能だ。
彼らはアラブ首長国連邦とアフガニスタンのための攻撃部隊だ。
現在はフィリピン駐留米軍の支援を行なっている。


 日本には何の利益もない。
それを日本の納税者たちが思いやり予算によって支えている。他国では考えられない。

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良心無き反社会的人物が多い職業 社長、弁護士、テレビ・ラジオマンの順

良心無き反社会的人物が多い職業 社長、弁護士、テレビ・ラジオマンの順
J-CASTニュース  2012年11月09日19時11分

「サイコパス(反社会的人格を持つ人)が就きやすい職業トップ10」が、イギリスの心理学者の著書によって明らかになった。
欧米での例なので日本には当てはまらないかもしれないが、インターネット上では共感の声も上がっている。

外科医が5位、新聞記者は6番目

「サイコパスが就きやすい職業トップ10」が書かれているのは、英ケンブリッジ大学の研究員で心理学者のケヴィン・ダットン氏の著書「The Wisdom of Psychopaths」だ。
それによると、「サイコパス」が多い職業は、上から順に社長、弁護士、テレビ・ラジオマン、販売員、外科医、新聞記者、警察官、聖職者、シェフ、公務員となっている。


これは、ケヴィン氏が11年に行ったオンラインアンケート「The Great British Psychopath Survey」から編み出した結果だと、著書の発売にあわせて行われた、アメリカの学術誌「Smithsonian」のインタビューで答えている。

また、ケヴィン氏はサイコパスの特徴について「無慈悲、大胆、精神的に強い、魅力的、口がうまい、良心と共感が欠如している」としている。


一方サイコパスが少ない職業として、ケアエイド(介護職の一種)、看護師、療法士、職人、美容師・スタイリスト、慈善活動家、教師、芸術家、内科医、会計士が挙げられている。

「弁護士だけど合ってる」「営業職には多いと思う」

アメリカの心理学者、マーサ・スタウト氏の著書「良心を持たない人たち」には、欧米では人口の4%にあたる人がサイコパスと言われているとある。

東アジア、とりわけ日本と中国ではかなり割合が低いそうだ。

とは言え、最近では結婚詐欺・連続不審死事件の木嶋佳苗被告、尼崎死体遺棄事件の角田美代子被告らがサイコパスと疑われており、日本でもよく耳にする単語になってきている。


インターネット上ではケヴィン氏のランキングを見た人が、「弁護士だけどだいたいあってるわ」「中の上くらいの営業職にはサイコパスが多い 同職種なら分かってもらえると思う」

「外科医の先生は…わかる。よくも悪くもいわゆる『普通の人』には務まらない。
人を人としてみるか、解剖学的な身体としてみるか」など、実感を交えた感想を書き込んでいる。

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2012年11月11日

人権救済法案 拙速な進め方は禍根残す

人権救済法案 拙速な進め方は禍根残す
2012.11.11 03:22 msn産経新聞

野田佳彦政権が、人権侵害救済機関「人権委員会」を法務省の外局として新設する「人権委員会設置法案」(人権救済法案)を閣議決定して衆議院に提出した。


 法案は、言論統制や新たな人権侵害につながりかねないと批判されている。
原案通り成立すれば、将来に禍根を残す。決して急いではならない。


 人権委員会は、持ち込まれた事案を調査し人権侵害と認められれば、勧告や告発、仲裁などの措置を講じる。政府から独立した「三条委員会」となるから、公正取引委員会と同様、権限は強大だ。


 何が人権侵害に当たるかなど重要な判断を誤れば、その権限が不当に使われ、逆に人権侵害を招いたり、言論や表現の自由が阻まれたりする危険をはらんでいる。

 恣意(しい)的な解釈や運用を避けるには、人権侵害行為を厳格に定義しておくことが欠かせないはずだ。
にもかかわらず、「特定の者に対し、不当な差別、虐待その他の人権を違法に侵害する行為」としているだけで、曖昧この上ない。


 自民党の安倍晋三総裁らがかねて、「大切な言論の自由の弾圧につながる」と懸念してきたのも当然だろう。
だが、政府与党には、そうした不安を払拭しようという十分な努力はみられない。


 政府与党が、既成事実を重ね、なし崩し的に法案成立を図っているようにみえるのも問題だ。


先の通常国会で、政府は法案提出見送りをいったんは表明した。
だが、推進派の巻き返しもあり、会期末直前になって突然、「法案内容を確認する」(藤村修官房長官)ためとして、最初の閣議決定を行っている。
一部の慎重な閣僚が外遊で不在のすきを狙ったかのような姑息(こそく)なやり方だった。
 解散風が吹きだしたこの局面での法案提出は、選挙の人気取り政策にしたい思惑からではないか、という疑念も拭えない。

 法案の会期内成立は難しいとの見方もある。
しかし、本来、懸念を払拭するための修正が必要な重要法案である。それを駆け込み提出して採決に持ち込むような進め方は、言語道断だ。


 人権の尊重は普遍的な大原則である。
だが、人権救済法案は、自由な社会を維持する上で弊害が多い。

提出された以上、国会は「人権救済」の美名に惑わされることなく、法案の危険な本質を見据えて、慎重に取り扱うべきだ。

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2012年11月12日

小沢一郎代表、2審も無罪 「陸山会」の土地購入問題

小沢一郎代表、2審も無罪 「陸山会」の土地購入問題
2012.11.12 zakzak

資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で強制起訴された元民主党代表で「国民の生活が第一」代表、小沢一郎被告(70)の控訴審判決公判が12日、東京高裁で開かれた。
小川正持裁判長は無罪を言い渡した1審判決を支持、検察官役の指定弁護士側の控訴を棄却した。

 検察審査会の「起訴議決」を経て強制起訴された事件で、2審判断が示されたのは初めて。
指定弁護士は26日までに、最高裁への上告の適否を判断する。

 1審東京地裁は4月の判決で、
(1)小沢氏が陸山会に提供した4億円の「簿外処理」(2)平成16年10月の土地購入を翌年分の政治資金収支報告書に記載した「公表先送り」−をいずれも認定。さらに、会計担当の元秘書らと小沢氏の間に「報告・了承」があったと判断した。

 その上で、「小沢氏が虚偽記載の違法性を認識していなかった可能性がある」と指摘。
元秘書らとの共謀は認められないと結論付けていた。

 指定弁護士側は「代表の政治生命の存亡に直結する重大な問題で、秘書らが了承なく違法行為を実行することは考えられない」として控訴。
9月の初公判で、事件以前に秘書を務めた男性らの証人尋問実施や、捜査段階で作成された小沢氏の供述調書の証拠採用などを求めたが、高裁はいずれの請求も退けた。
小沢氏の被告人質問も行われず、控訴審は約1時間で即日結審していた。
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2012年11月13日

検察敗北 小沢裁判控訴棄却 5年越し謀略に決着

検察敗北 小沢裁判控訴棄却 5年越し謀略に決着
2012年11月12日 日刊ゲンダイ掲載

この国の権力は極度に腐敗している


長い裁判にようやく 決着がついた。
「国民の生活が第一」の小沢一郎代表の政治資金収支報告書の虚偽記載をめぐる裁判である。

東京高裁の小川正持裁判長は12日、1審の無罪判決を維持し、控訴棄却を言い渡した。
「本件控訴を棄却する」
裁判長が告げると、小沢代表は顔色を変えないまま、ゆっくり一礼した。
晴れて小沢の無罪が“決まった”わけだが、歴史家はこの日のことを特記すべきだ。

 これは紛れもない国家犯罪だからだ。
“加害者”は司法検察、マスコミ、そして、その裏でいつもチラついていたのが民主党執行部だ。
3つの権力が寄ってたかって、小沢一郎という政治家を葬り去ろうとしたのである。

「小沢さんがなぜ、やられなかったか。自分がこの闘いに負けるわけにはいかない、という岩のごとき信念があったからですよ。

国家というのは、国民の生活を守る責任がある。
政治家には品性が求められ、政治が果たすべきは正義です。

小沢事件は、すべてをひっくり返してしまった。
しかも、権力の側がこれほどおかしなことをやっているのに、メディアは批判するどころかお先棒を担ぎ、他の政治家も知らん顔です。

こんなデタラメを許していいのか。
そういう気持ちが小沢さんを支えていたわけで、無罪判決が出た以上、今後はきっちり、落とし前をつけてもらう。
小沢事件の徹底検証が必要になってくると思います」(ジャーナリスト・渡辺乾介氏)

 2008年11月の西松事件をスタートにすると、小沢の闘いは4年に及んだことになる。
この国の権力がどれだけ腐敗しているのか。それを明らかにしなければならない。

<狙いは魔女狩りプラス増税強行>

 今度の控訴審だって、ヒドイものだ。
日刊ゲンダイ本紙は一貫して小沢無罪を主張してきたが、捜査、裁判は日刊ゲンダイ本紙の予想通りの展開をたどってきた。

 つまり、検察は小沢の秘書をとっ捕まえて、ギュウギュウ締め上げたものの、裏金の証拠とか何も出てこなくて、2度も不起訴にせざるを得なかった。
それでも検察審査会が感情論で強制起訴したが、その裁判も1審は無罪になった。当たり前の話で、証拠は何もないからだ。


 この時点で小沢は3度、無罪になったようなものだ。
ところが、検察官役の指定弁護士は控訴を決めて、無理やり、裁判を長引かせた。
その結果、12日まで無罪確定が延びたのである。

 ふつう、無罪判決を受けた人間を控訴して、再度、被告人にするのであれば、それなりの証拠、隠し玉があるべきだが、何もなかった。
しかも、控訴の記者会見で指定弁護士は有罪への自信を見せて、小沢=有罪の印象を強調していた。
明らかな人権侵害、名誉毀損が白昼堂々行われたのだが、メディアはそれを垂れ流した。
「それだけじゃありませんよ。最初から勝ち目がない控訴審をなぜ、やったのか。
結局、この間、小沢氏の政治活動を封じ込めるためではなかったのか。当然、そういう疑惑が出てくるのです」(永田町関係者)

 1審の決着は今年4月。しかし、控訴されたため、小沢の無罪が確定せず、小沢は離党に追い込まれ、この間、消費税増税法案が可決した。

 魔女狩り裁判プラス増税謀略ではないか。
何という連中なのか、とゾッとするが、とりあえず、12日の控訴審決着は、ギリギリだ。
まだ選挙前。第三極の行方もこれから。今後はフリーハンドを得た小沢にフル回転で暴れてもらうしかない。
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2012年11月14日

古い政治の「対極」は共産党

原発反対は「情緒」 消費税は「11%」 TPPは「参加」 中身同じで「第三極」?
 古い政治の「対極」は共産党

2012年11月12日 11:40   しんぶん赤旗

 橋下徹大阪市長が率いる「日本維新の会」、
石原慎太郎前都知事の“新党”の母体とされる「たちあがれ日本」、
渡辺喜美代表のみんなの党…。
いま、「第三極」を名乗る勢力が、連携をにらんで合流・政策協議をめまぐるしく行っています。
果たして、民主党や自民党・公明党と対峙(たいじ)する「極」を名乗る資格はあるのか―。 
(政党取材班)


「いまのところは最大公約数で進めるということでニコニコしているが、具体的なテーマになったら、 憲法問題やTPP(環太平洋連携協定)の考え方をみても、支離滅裂になってしまう。大筋で合っていればいいという石原氏に乗れば、節操のない野合だ」

 「第三極」勢力に属するある国会議員ははき捨てるようにのべました。

 「政策の一致、価値観の一致がないと有権者にそっぽを向かれる」。

石原氏の都知事辞意表明直後(10月25日)、こうのべていた。
橋下氏も「僕と石原さんだって個人的にいろいろ話をしながら、近づいてきている」「政策、理念、価値観の一致といっても何から何まで最初に全部合意なんてできない」(8日)と変化。
「(石原新党が)消費増税をそのまま容認するなら話にならない」と突っ張っていた渡辺氏も、8日には満面の笑みで石原氏と握手し、政策協議入りを確認しました。

 橋下氏が「第三極のボス」ともちあげる石原氏は「なんで大連合を考えないんだ」「原発をどうするとか消費税をどうするとか、ある意味ささいな問題だ」(10月26日)と主張。それに「乗った」形です。


重要政策の「一致」が「ささいな問題」扱いされるのは、「維新」も「たちあがれ」も「みんな」も、自民党や民主党と同じ「古い政治」の仲間だという実態があります。

 石原氏が「センチメント(情緒)で原発反対をいうのは簡単なことだけど、恐ろしいこと。消費税反対もそう」(10月30日)といえば、
橋下氏は「感情的に(原発)ゼロといっても責任ある行政にはなりませんから。合理的な選択であれば納得してもらえる」(5日)と迎合。

消費税の地方税化でも、橋下氏は「消費税を11%にすれば5%が地方それぞれの独自財源、残りの6%が国全体の財政調整弁」(10月30日)と、増税を前提にしたものであることを認めました。

 違いが大きいとされるTPPについても、「TPPの交渉参加も石原さんは認めてくれています」(橋下氏、5日)と、日本の経済主権をアメリカに売り渡すTPP推進の立場を鮮明にしています

「たちあがれ日本」の平沼赳夫代表は「参院で統一会派を作っている自民党と組む選択肢もある」(「産経」9日付)と自民党との連携を口にしています。


 日本共産党の志位和夫委員長は、8日の記者会見で「第三極勢力」の動きについて「(自民、民主と同じ)『古い極』のなかの主導権争いにすぎません」と指摘したうえで、こうのべました。

「日本共産党は『アメリカいいなり』『財界中心』という古い政治の一番の害悪をもとから断ち切る改革に取り組む立場です。その点で、古い政治に対する『対極』を国民とともに堂々とすすんでいるのが日本共産党です」

「第三極」 人脈も「古い政治」

自民党政治の権化ズラリ

密室協議で主導権争い

 「第三極」が、自民党や民主党などと同じ「古い政治」の仲間だということは、人脈のうえでも明らかです。


 「日本維新の会」は、小泉「構造改革」を推進し、貧困と格差をひろげた竹中平蔵元金融相を候補者選定委員長にすえ、一時は安倍晋三自民党総裁を「維新」の「党首」にあおごうと画策したこともありました。
そして、橋下徹代表はいま「第三極のボスは石原さん」ともちあげます。
いずれも自民党政治の権化のような人物ばかり。

閣僚経験者も

 「たちあがれ日本」は、“靖国派”の総本山・日本会議を構成する日本会議国会議員懇談会の3代目会長・平沼赳夫氏が代表。
郵政民営化の際、自民党を脱落した人物ばかりで構成されています。
みんなの党の渡辺喜美代表も、自公政権の閣僚経験者。
父親は石原氏とタカ派集団「青嵐会」を結成した同志でした。

 しかも、「第三極」の連携協議はすべて密室の中。
京都市や都内のホテルや国会議員会館など場所は変われど、報道陣もシャットアウトです。自民党“全盛期”の「料亭政治」をほうふつとさせるほど。

だれが握っても

一方で激しくなっているのは、主導権争い。
一般紙も「維新 主導権狙い強気」(「読売」10日付)、「第三極の主導権争いが激しくなりそう」(「毎日」同)などと報じるほど。

 橋下氏は「石原さんの力は借りたいが、『たちあがれ』のメンバーの力は必要ない」「物事をどう解決するかの考えがなく思考停止」(1日)などと「たちあがれ」をガラクタ扱い。
その後も、「維新」側の国会議員数が多いことを念頭に、「どれだけ考え方が違っても多数決で決まったことには従おうということには賛同してくれた」(5日)と合流しても、主導権を握る考えを強調しました。


 これに対して、平沼氏は「『維新八策』をみると国家観がない」と批判しつつ、「最後は落ち着くところで大渦になる」(「産経」9日付)とじっと我慢の様子。
みんなの党は、「維新」が協議中にもかかわらず、各県の衆院1区に擁立方針だと報じられたことで焦りを強めているとされます。


 だれが主導権を握っても、アメリカいいなり・財界中心の「古い政治」の枠内にいるのは間違いありません。

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2012年11月15日

コンビニ批判に見る「地域社会」とコンビニとの深い溝

コンビニ批判に見る「地域社会」とコンビニとの深い溝
2012年11月14日(水)20時30分   夕刊ガシュット通信配信 

スーパーよりも高い値段の商品なのに、つい入ってしまう。
必要な物を買ったあと、思わず余計な一品を買ってしまう。
気になる店員さんの名前を、知らぬ間に覚えてしまう。
そう、コンビニエンスストアの話である。

そのコンビニを経営するのは、なかなかたいへんだという記事が、2012年11月13日付の東京新聞1面に掲載されている。
「コンビニ 地域密着に壁」という記事だ。
経営者は「年中無休」で働き、「高い経営指導料」、すなわちロイヤリティーを本部に支払う。

神社で祭があれば、町会が地元の商店などを回って「奉納金」を集める。
東京都大田区の神社で6月に例大祭があり、町会の副会長が大手コンビニの店舗を回ったところ、「200円しか出さなかったことにあきれた」。

副会長のこの声が投書として同新聞に掲載され、その反響が大きかったことから記者が取材を進めたようだ。
投書には、「地域の人たちをお客さんにしているコンビニ店が(少額の)200円とは理不尽ではありませんか」などとも書かれている。

理不尽なのは、副会長の方だと筆者は思った。
コンビニの厳しい経営事情を理解せず、「地域」や「町会」という同調圧力によって、一定以上の金額を商店などに請求する。
どんな事情があろうと、満足のいかない金額を出されると、文句を言って排除する。

住民や商店などが「自発的」に参加する地域コミュニティは、あった方がいい。
だが、「3丁目の夕日」の時代とは世相がまったく異なるいまの日本で、それをまともに機能させようとするのは困難なことである。
機能させるためには、何らかの「無理」が必要だ。

その「無理」こそ、同調圧力である。
まわりの店はこれだけの奉納金を出しているのだから、あなたの店も同じくらいの額を出せ。地域の行事には参加しろ。
「町の一員」なのだから、地域に貢献せよ……。
おやおや、戦時下の隣組ではあるまいし。

コンビニの経営が基本的に厳しいものであることは、「コンビニ 経営」などとネットで検索すればよく分かる。
コンビニ経営者が200円しか出せない理由も考えずに、満足のいかない金額を「奉納」したからといって、「理不尽」などと噴き上がる副会長のほうが、筆者にはよほど理不尽に見えるのだが。
(谷川 茂)

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党首討論、もう逃げられない民主党

いつも条件をつける野田首相・・・
もう退路はない!!


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2012年11月16日

世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の第1回「デフレと情報の歪み」

世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第1回「デフレと情報の歪み」
2012年11月15日 15時01分  "週刊実話"  

現在の日本の様々な問題が解決できないのは、日本社会における「情報の歪み」が原因である 。
マスコミで流される各種の情報に歪みが生じており、結果的に世論や政治家が間違いを犯し、状況を悪化させることを続けているのだ。

 典型的なのが「経済関連」の問題になる。
財政の悪化、若年層失業率の上昇、国民の所得減少、円高、社会保障の不安定化、さらには少子化や安全保障の危機に至るまで、全てはカタカナ三文字で表すことができる「真の問題」が主因なのである。
 すなわち「デフレ」だ。

 デフレで物価が継続的に下落する国は、GDP(国内総生産)が伸び悩む。
実は、GDPとは国内の「生産」の合計であると同時に、国民の「所得」の合計でもある
モノやサービスが生産され、誰かがそれに対し消費や投資として支払いを行ったとき、はじめて所得が生成されるためだ。
というわけで、デフレでGDPが伸びない国においては、国民の所得も伸び悩む。

 しかも、企業の投資意欲が乏しくなり、それどころかリストラが進展するため、国民の所得は物価以上のペースで下落していく。
'98年のデフレ深刻化以降、確かに日本の物価は下がり続けているのだが、それ以上のペースで平均給与が落ちていっている。
物価水準以上に所得(平均給与)の下落幅が大きいということは、要するに日本国民が次第に貧乏になっていっているという話である。

 デフレ環境下では、企業は設備投資を増やさない。
理由は果敢な設備投資をしても、儲からないためである。
結果、労働者が雇用される機会が減り、失業率が上昇する。

 さらに、基本的に政府の税収は「所得」から支払われる。
読者も給与所得などから所得税や住民税を支払っているはずだ。
税収の源泉は、国民の所得なのである。
というわけで、デフレで国民の所得が拡大しない国は税収が減り、財政がひたすら悪化していくことになる。

現在の日本の財政が悪化しているのは、デフレで国民の所得が伸びないためであり、「消費税が5%と低いから」といった理由からではない。
ちなみに、すでに事実上のデフォルト(債務不履行)状態にあるギリシャの消費税は23%だ。
消費税率と財政の悪化には、ほとんど因果関係がない。

 さて、世間は現代の若者に対し「元気がない」だの「草食化している」だの、勝手な悪口を言っている。
若年層失業率が高まり、所得が増えない以上、若者に元気がなくて当たり前だ。

また、失業率上昇と所得下落という二重苦の中においては、若い世代は結婚や出産に踏み切れない。結果、デフレの国では少子化が進む。

 現代の日本に限らず、例えば史上最悪のデフレ期であった世界大恐慌期のアメリカでは、出生率が25%も下がってしまった。
また、現在のアメリカでも、リーマンショック後に低所得の若者世代が結婚できなくなっており、婚姻率が下がってきている。

 世の中には面白い人がいるもので、現在の日本が「少子化だからデフレ」と主張したりする。
バカバカしい限りだ。
「少子化だからデフレ」が正しいならば、日本は少子化が継続する限り、延々と物価が下落を続けるという話になってしまう。
すなわち、インフレには決してならないわけだから、通貨発行し放題である。
日本政府は支出の全てを日銀の通貨発行で賄い、無税国家になれてしまう。

だから現実には「デフレだから少子化」が正しいのだが、因果関係を逆さまにして「出鱈目」を平気で主張する論者が後を絶たないわけだ。

 また、物価が下落するとは、反対側から見れば通貨価値が上昇するという話になる。
国内のモノやサービスに対し通貨価値が上がる状態をデフレと表現するわけだが、「外貨」に対して日本円の価値が高騰する現象は円高だ。
すなわち、円高とデフレは同じ「通貨価値が上がる」現象の表裏なのである。

現在の日本は「デフレで円高」なのではない。「デフレだから円高」が正しいのだ。
すなわち、我が国はデフレから脱却しない限り、円高問題を解決できない。

 逆の言い方をすれば、日本はデフレから脱却しさえすれば、円高、雇用環境の悪化、所得減少、少子化の進展、財政の悪化といった問題を一気に解決できるのである。
また、我が国のデフレ局面が終了し、名目GDPが順調に拡大する局面を迎えれば、税収増により社会保障が安定化する。
さらに、GDPに連動して自動的に防衛費も増えていくため、安全保障も強化される。

 上記の諸問題を小手先で解決しようとしても、無駄である。
根っこにあるデフレを何とかしない限り、そこから派生した問題もまた解決できない。

それにも関わらず、財務省は増税や公共事業削減といった、物価を押し下げる「デフレ促進策」ばかりを推進しようとしてくる。
さらに、経済学者たちは「規制緩和」「民営化」「TPP」など、やはり物価を下落させるデフレ促進策を声高に主張し、情報を歪めていく。

 日本の「根っこの問題」であるデフレを解決するには、国民一人一人が「国民経済」に関する正しい知識を身に着け、情報の歪みを正していかなければならない。さもなければ、現在の日本が抱える各種の問題が解決される日はやってこないのだ。

三橋貴明(経済評論家・作家)
1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、わかりやすい経済評論が人気を集めている。 
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小室淑恵さん、私生活と労働

一人ひとりが 立ち止まって考えたい 小室さんのプレゼンテーション
特に リストラを大がかりに実行している 大企業経営者に・・

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2012年11月17日

衆院解散・総選挙 政権枠組み、視界不良

クローズアップ2012:衆院解散・総選挙 政権枠組み、視界不良

毎日新聞 2012年11月17日 東京朝刊

 与野党は16日、衆院解散を受け、事実上の選挙戦に入った。
民主党は政権批判の高まりに加え、解散当日も離党の動きが止まらず、防戦に追われる。
一方、自民、公明両党は政権奪還へと気勢を上げ、対照的な幕開けとなった。
日本維新の会など「第三極」勢力は共倒れを避けようと、離合集散を繰り返している。

 ◇民主、一枚岩になれず
民主党は内閣、党支持率の低迷に直面し、逆風下の選挙戦を強いられている。
09年の前回衆院選で308議席を獲得し、政権交代につなげたのに対し、今回の衆院選で野田佳彦首相(党代表)らの掲げた勝敗ラインは「比較第1党」。
党幹部は「単独過半数と言いたいが、ハッタリを言ってもしょうがない。
政権維持が最大の目標だ」と危機感を隠せない。
 
 民主党の輿石東幹事長は衆院解散後、記者団に対し「政権維持の最低条件は比較第1党だ。
単独過半数は既に離党者が60人も70人もいて、現実的に無理だ」と表明した。
首相の衆院解散表明以来、離党者の動きに拍車がかかり、候補者不在で「不戦敗」を余儀なくされる選挙区も相次ぐ見通し。
若手議員は「獲得議席は70〜90議席」との感触をもらす。


 「第1党」という高いハードルをクリアするため、民主党が全面に押し出すのが「党首力」の違いだ。

首相も16日の記者会見で、対中国強硬姿勢を強調する自民党の安倍晋三総裁を念頭に、「極論の先に真の解決策はなく、排外主義につながる」と批判。
その上で「『強い外交』という言葉だけ躍っても何の意味もない」と訴えた。


 「迷惑解散だ」「自爆テロ解散でしょう」

16日、国会内。首相に批判的な民主党の鹿野道彦前農相のグループの会合では、出席者から衆院解散を断行した首相への恨み節が続いた。
「古い政治に戻すことはあってはならない」と意気込む首相の足元で、民主党はなお「一枚岩」になり切れないまま選挙戦に突入する。【田中成之】

◇離党、半月で11人


 衆院が解散された16日、民主党では新たに3人の前衆院議員が離党届を提出した。
同党は今国会が開会した10月29日以降の離党届を受理せず棚上げにしており、16日までに離党を表明した前衆院議員は11人に上る。
09年衆院選で308議席を獲得した民主党だが、3年余りで過半数を下回る233議席まで減らして衆院解散を迎える形になった。

 初鹿氏は記者会見で「政策転換により、政権交代当時の民主党と違う党になってしまった」と離党理由を話し、今後については「反・新自由主義、リベラル勢力の結集に力を注ぎたい」と述べるにとどめた。
福田氏は新党「みどりの風」への参加を表明。
「格差拡大を阻止したい。今までにない受け皿を作る」と語った。
橋本氏は「野田佳彦首相は自民党、公明党の方ばかり向いてきた」と批判し「どこかの政党で頑張りたい」と述べた。【影山哲也】

◇自・公、政権奪還へ高揚

 自民、公明両党は「3年間待った」(自民党の安倍晋三総裁)衆院解散が実現し、政権奪還へ意気込んでいる。
自民党は民主党政権の失態を衆院選で攻撃する方針。
しかし、国政の停滞による既成政党不信も強まっており、自民党の改革姿勢が問われる選挙になる。

 安倍氏は16日、解散を受けた衆院本会議場での「万歳三唱」の際、大きく両手を振り上げた。
その後の記者会見では民主党政権について「美しい政策は誰でも掲げられるが、政治への信頼を失わせた。間違った政治主導での混乱に終止符を打ちたい」と批判した。


 安倍氏は16日の会見で、衆院選に向け、経済再生▽日米同盟など外交の立て直し▽震災復興−−などを訴えると表明。
集団的自衛権の行使はできないとする政府の憲法解釈の変更や教育再生など、保守色の強い政策も打ち出している。


 民主党政権が失速するなか、自民党の不安材料は高まる既成政党不信にある。
同党は防災のために10年間で総額200兆円を公共事業などに集中投資する「国土強靱(きょうじん)化」構想を提唱。
党内にも「古い発想」との批判がくすぶり、安倍氏は会見で「無駄遣いを排し、国民の命を守る点でかつての公共投資とは大きく変わる」と釈明した。


 公明党の山口那津男代表は16日、民主党政権について、記者団に対し「さまざまな試みが失敗に終わり、マニフェストも総崩れ状態だ」と批判。
一方、日本維新の会など「第三極」に関しては「国民の声が既成政党に届ききらないという思いがある」と不安ものぞかせた。【鈴木美穂】

 ◇第三極、仁義なき戦いに

 第三極結集を巡る動きは衆院解散の当日も激しさを増した。
太陽の党は日本維新の会とみんなの党が合意した共通政策を丸のみして解党。
13日の結党から1週間もたたずに消滅が決まった。
一方で15日に「合流を目指す」とした太陽と減税日本の合意は1日で「白紙」に。
選挙戦を目前に思惑と損得計算が交錯する駆け込み合流には第三極内部からも不協和音が出ている。

太陽の石原慎太郎共同代表は16日、国会近くのホテルであった維新の橋下徹代表との会談で、日ごろは批判的な「脱原発」などを盛り込んだ橋下氏の政策提言を即座に了承した。


 太陽の園田博之前衆院議員は「議論してみたらそんなに違っていなかった」と説明。
太陽幹部は「『大連合』を目指す石原さんの熱意に押し切られた」と明かす。太陽は知名度のある石原氏が頼り。
石原氏が「合流する」と言えば従うしかなかった。


 太陽の解党で今後の第三極は維新とみんなの連携を軸に動く。
しかし、みんな側からは維新と太陽の合流を懸念する声が噴出。
政策の隔たりを棚上げした合流が「野合」との批判を受け第三極全体のイメージに影響することを恐れているためだ。


 みんな幹部は「太陽が入ることで維新の新鮮なイメージが消えてしまう。
合流は消極的にならざるをえない」と語る。
みんなの渡辺喜美代表は記者会見で、維新との協議継続を表明しつつ、「みんなの党自身は変わらない」と合流には慎重な考えを示した。

 ◇戸惑う河村氏

 一方、減税は太陽から袖にされた。
維新が減税との連携に懸念を示していたことをふまえ、太陽が両者をてんびんにかけて維新を選んだ形だ。
減税代表の河村たかし名古屋市長は名古屋市役所で記者団に「石原さんが(4党)いっぺんにやろうと言った。
いっぺん確認してみる」と戸惑いを隠さなかった。【坂口裕彦、津久井達】

 ◇埋没恐れる共産・社民

 共産、社民両党は衆院選で、「脱原発」「消費増税反対」「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)反対」を掲げる。
しかしみんなの党が「原発ゼロ」を公約とし、国民の生活が第一も「消費増税の凍結、廃止」とするなど、「第三極」政党も重複する政策を訴えており、民主、自民と第三極のはざまで埋没する危機感を強めている。


 共産党の志位和夫委員長は16日の記者会見で、「第三極」について「選挙目当ての離合集散だ」とけん制。

社民党の福島瑞穂党首は記者団に「社民党が脱原発、反消費税、反TPPで本気で頑張る政党だと訴えたい」と差別化に努めた。【
佐藤丈一】

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2012年11月18日

大人の政治談議 総理大臣をどこまで遡って覚えておくべきか

大人の政治談議 総理大臣をどこまで遡って覚えておくべきか
2012.11.17 16:00
 NEWSポストセブン
 
     * * * 
 ご承知のとおりこの記事がアップされる頃には、予定通り解散が行なわれ、12月16日の総選挙に向けて、政治家のみなさんはあわただしく動いてらっしゃることでしょう。
          ******
野田佳彦首相は、1月14日に国会内で行なわれた党首討論で、安倍晋三自民党総裁に「16日に(衆議院を)解散します」といきなり宣言しました。
そして街でもメディアでも、ああでもないこうでもないと、政治談議がにぎやかにかわされているはずです。

 政治談議は、大人にとって諸刃の剣。

それらしい話は、常に「それらしい話をもっともらしく語るだけで、お手軽に自分が賢くなった気分を味わえます。

いっぽうで「得意気に語ってるけど、どっかで聞いたような話だな」と心の中で苦笑いされたり、「政治の話をすれば尊敬してもらえると勘違いしている痛い人」というレッテルを貼られたりしかねません。


 どこに行っても政治の話題が飛び出しそうなこの時期、うっかり墓穴を掘る事態を避けつつ、手堅く盛り上がり、しかもちょっと見直してもらえる「政治の語り方」を用意しておきたいところです。

オススメは、もしかしたらまた内閣総理大臣が交代するかもしれないことを見据えつつ「最近の総理大臣の顔ぶれ」の話に持っていくこと。


 まずは「野田の前は菅直人でしょ。
その前は誰だっけ?」と尋ねます。さすがに「菅の前は、鳩山由紀夫だったよね」ぐらいまではあっさり出てきても、さらに遡るとちょっと迷ってしまう人が増えるはず。

余談ですが、この3人が民主党です。
鳩山の前は、自民党の麻生太郎、福田康夫と来て、選挙の結果によってはまた総理大臣になるかもしれない安倍晋三。
ここまでの6人は、ほぼ1年ぐらいずつしか在任していません。
さらに、小泉純一郎が5年半と長くやっていて、その前の森喜朗も1年ぐらいでした。


 このあたりまでスラスラ出てくる人は、ほとんどいないでしょう。
しかし、この記事を読んでいるあなたは、もう大丈夫。
あらかじめ森ぐらいまでを頭に叩き込んで、お酒の場などでさりげなく話題を振ります。
みんなが悩んだり間違えたりしているのをよそに、ちょっと考えたフリをしつつ、正しい顔ぶれを次々にあげていきましょう。


 日頃は自分を軽んじている部下や上司も、たちまち一目置いてくれるはず。
さらに「森なんて2000年に首相になったんだよ。たった12年のあいだにすぐ思い出せないぐらいコロコロ変わるなんて、やっぱり変だよね」と呟けば、若い女性社員も狙っているキャバクラ嬢も、深い知性や見識にウットリしてうるんだ視線を向けてくること請け合いです。


 ただし、勢い余って、小渕恵三、橋本龍太郎、村山富市、羽田孜、細川護熙、宮沢喜一、海部俊樹……と、どんどん遡りすぎるのは危険。

心の中で「お前は、東海道線の駅名を全部言える小学生か!」と突っ込まれて、微妙な評価を受けることになるでしょう。
大人としては、ほどほどの大切さを忘れないようにしたいものです。

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もう“化けの剥"が剥がれた「第三極」

 もう“化けの皮"剥がれた「第三極」
2012年11月17日 11:26  BLOGOS 門田隆将
http://www.kadotaryusho.com/

私は、衆院が解散され、慌ただしく動く昨日の政界のニュースを「なんでこんなことをしたんだろう?」と首を傾げながら見ていた。
例の「第三極」について、である。

私も多くの有権者と同じく、既存の政党には、どこに対しても不満を持っており、それなりに「第三極」には期待を抱いていた。

しかし、昨日から今日のニュースを見ていると、石原慎太郎氏は、結党したばかりの「太陽の党」を解党して、「日本維新の会」に合流することを「決めた」というのである。

「ウソだろ」「なぜ?」と思い、私は正直、失望した。

これまで「日本維新の会」に尻っ尾を振りつづける政治家たちと、「石原氏も同じだったのか」と。


それぞれがそれぞれの理念・政策を掲げて選挙を戦い、国民の審判が下ったあと、政策に従って連合を組むなど、大同団結を果たせばよかったはずである。
政策も理念も違うもの同士が、ただ選挙に「勝つ」ために一緒になるのは「野合」にほかならない。

しかも、すでに“化けの皮”が剥がれかかっている日本維新の会に、必死で擦(す)り寄るのは、失望と落胆以外のなにものでもない。

今回の石原氏らの慌てぶりを見ると、自分の意志を直前まで隠し、電撃的な解散に打って出た野田首相の戦略が「功を奏した」と言えるのかもしれない。


消費税増税、TPPへの参加・不参加、脱原発、憲法改正、対中国政策……等々、国民の投票を決定づける「選択肢」は、多岐にわたる。

太陽の党は、そもそも「原発推進」の立場で、維新は「脱原発」だ。

TPPに関しても、太陽は「反対」で、維新は「参加」の立場だ。真逆である。


しかも、石原氏は、前日に河村たかし名古屋市長が率いる「減税日本」との合流を会見で発表したばかりである。
そのことを「忘れた」かのように、翌日、日本維新の会の橋下氏のもとに走ったことで、国民の期待は「失望」へと変わっていったのではないだろうか。


政治家とは、一瞬、一瞬の判断が「勝負」を分ける世界である。その意味で、政治の世界は、アスリートたちが極限まで鍛え上げた肉体で勝負をつけるスポーツの世界とも似ている。
石原氏は、その第一段階で、致命的な失敗を犯したと思う。


彼らがやるべきことは、それぞれの選挙区での「協力」であったはずだ。
「この選挙区では遠慮する」「ここでは応援してくれ」「この選挙区では、協力してこの人物を推そう」と、個別の協力をおこなうことは、何もおかしくない。

だが、政党として「すべてが一緒になる」などというのは、まさに「野合」以外のなにものでもない。

そもそも立候補を目指して地道に選挙運動をつづけてきた候補者たちはどうなるのか。
それぞれの選挙区で活動をしてきた多くの候補者が、“梯子(はしご)”を外されることになるだろう。


政策や理念も異なり、それと同時に、極めて“我(が)”の強い石原慎太郎氏と橋下徹氏の二人が、同じ政党の中で、どのくらい辛抱しながら相手を尊重していくことができるのだろうか。


「第三極」とは、太陽の党、日本維新の会などが、それぞれの強い地域で議席を獲得して、選挙後、政策ごとに協力していくそういう国民連合ともいうべきものだと私は勝手に思っていた。
民主主義の基本とも言えるダイナミックな政治を夢見ていた私は、昨日から今日にかけて、大いに落胆してしまった。


これで、今回の選挙の争点のひとつに「“野合”に対するスタンス」というものが浮上した。
選挙期間中、そのことへの「批判」をことあるごとに、私たちは聞くことになるだろう。


それは、「ああ、石原さん、あなたもか」ということである。

混沌とした政界の情勢は、期待、落胆、失望……の間を揺れ動きながら、これから「1か月」に及ぶ壮絶な闘いに突入した。

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2012年11月19日

風知草:選択の意味=山田孝男

風知草:選択の意味=山田孝男
毎日新聞 2012年11月19日 東京朝刊

 多過ぎる選択肢は必ずしも幸福をもたらさない。
米コロンビア大の女性人気教授、シーナ・アイエンガー(42)の研究結果である。
政党乱立の歳末選挙でそれを思い出した。


 教授は人間の選択行動を実験で確かめた。食料品店の試食コーナーに24種類のジャムを並べた時と、6種類のジャムを並べた時とで比較すると、6種類の時の方がよく売れた。


 なぜか。人間は、情報処理能力を超える過剰な選択肢を示されると当惑し、判断を保留する。
結果として間違った選択へ追い込まれ、より良い結論にたどりつけないことがある。


 選挙にも似た面がある。
せいぜい6党か7党の、従来のテレビ討論でさえ散漫なのに、今回は14党だ。
言い分を一通り聞くだけでも忍耐がいる。
耐えかねて判断を誤らぬよう、選挙後を左右する三つの勢力に絞って選択の意味を考えてみる。


 今回の総選挙は、自民党に言わせれば「未熟、無能の民主党から政権を奪い返す戦い」である。
民主党は「元のモクアミに戻させない戦い」だと反発している。
「何がなんでも石原慎太郎首相」をめざす「日本維新の会」は「中央官僚支配打破」が重要だと言っている。


 これらのスローガンの根底に見え隠れしている主題は「政治主導」である。
それは民主党の金看板だったが、もはや看板倒れがハッキリした。
民主党に木枯らしが吹きつのり、追い風に乗る自民党の周りで「維新」の竜巻がうなっている。


 民主党は「官僚操縦」と「官僚排除」を履き違えた。
会社の社長が、のべつまくなしに部課長と争えば会社は傾く。
不適格な部課長が幅を利かせる会社も傾く。トップダウンのツボは人事だ。
人事は経験と洞察力を要するが、民主党の首相、閣僚にはそれが欠けていた。


 自民党は官僚排除の愚は犯すまいが、逆に官僚に甘過ぎる傾向がある。
官僚は本来、邪悪な存在でないどころか、国を支えるエリート集団だ。
ただ、伝統と自負に根差す尊大さ、巨大組織にありがちな無責任体質がしばしば暴走を生む。
暴走に任せる自民党なのか、的確に手綱をさばく自民党なのか。


 官僚の暴走を、カリスマ人気のトップ2人がチェックするというのが「維新」である。
強い指導力が魅力だが、国政の全領域で問題を把握し、改革を進める準備があるか。
説得に必要な知識、経験、人脈をそなえた同志を結集できるのか。


 脱原発とTPP(環太平洋パートナーシップ協定)は政党間の争点とは言えない。
3勢力はすべて内部に正反対の意見を抱えている。
憲法や国境紛争ではある程度、各勢力の特色が出たが、スローガンだけで決めるには複雑過ぎる問題だ。

 アイエンガーは、インド移民のシーク教徒の両親のもとに生まれた全盲の社会心理学者である。
厳格な宗教的伝統を背負い、自由を尊ぶアメリカで学び、選択の研究を始めた。
「選択の科学」(邦訳・文芸春秋)は一昨年のベストセラーだ。


 教授の結論はこうだ。より良い選択にたどり着くカギは過去の選択の検証であり、情報に基づく直感である−−。

アイエンガー語録から、もう一節。
人生は選択と偶然と運命で決まるが、最も強力に作用するものは選択だ−−。


投票の基準も、過去の選択を踏まえた直感でしかない。明日の国会の構成を決めるものは偶然でも運命でもない。国民の選択である。(敬称略)

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2012年11月20日

大規模リコール 信頼は安全あってこそ

大規模リコール 信頼は安全あってこそ
2012年11月20日  東京新聞社説


 トヨタ自動車が大規模リコール(無料の回収・修理)を国に届け出た。
自動車業界は厳しい経営環境を背景に効率化やコスト削減に必死だが、運転者の安全や信頼を裏切ることがあってはならない。


 対象は主力のプリウスやカローラなど国内十三種、百五十二万台近くで、国内の一度のリコールでは過去最多。
海外分を含めると約二百七十七万台に上る。
事故の報告はないというが油断はできない。
不具合の一つは、部品の強度不足。
ハンドルを強くいっぱいに切る操作を繰り返すと、車輪とのつなぎ目がすり減り、走行中にハンドルが利かなくなる恐れがある。


もう一つは、ハイブリッドシステムの冷却用ポンプの欠陥で、走行不能になる恐れがあるという。
最悪の場合、生命にかかわる事故にもつながりかねない欠陥だ。
原因の徹底究明と、再発防止に手を尽くすのは当然だろう。


 トヨタは十月にも、パワーウインドーに不具合の可能性があるとして、世界で七百四十三万台のリコールを届け出たばかり。
自動車業界はリコールへの対応を厳格化しており、トヨタは「少しでも疑いがあれば、すぐに届け出る」方針のため、件数が増える傾向にある。
事故を未然に防ぐには評価できる姿勢だが、相次ぐとなれば、利用者の目も厳しくなる。

 いずれのケースも、規模が膨らんだのは、車種をまたいだ部品の共通化が要因だ。
海外ではフォルクスワーゲン(VW)、国内では日産自動車も進めており、自動車各社が取り組む流れとなっている。
円高や競争激化など厳しい経営環境の中、生き残りに向けて、徹底したコスト削減を図るためで、この流れは止まらない。


 共通化は、限られた部品の大量生産によるコスト引き下げと、部品の調達のしやすさによる効率化につながる。
半面、一つ不具合があれば、複数車種に広がるリスクもはらんでいる。
本来は、高品質の部品を安価に確保しやすくなるはずだが、リコール費用がかさめば効果も色あせる。


 トヨタの豊田章男社長は日ごろ「お客さまに喜んでもらえるクルマを」と語り、その結果が販売台数になり成長を生むのが重要との考えを示している。


 効率化やコスト削減を優先し、安全性が損なわれかねない欠陥が生じたのでは本末転倒だ。
自動車をはじめ各業界は対岸の火事などとはせず、顧客第一の原点をあらためて考えてほしい。

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香山リカのココロの万華鏡:政治家の本業は選挙?

香山リカのココロの万華鏡:政治家の本業は選挙? 
毎日新聞 2012年11月20日 東京地方版

衆議院が解散、総選挙となった。
テレビのニュース番組などにはいろいろな議員や政党の党首が登場して、選挙への意気込みなどを語っている。


 ちょっと不思議だな、と思うのは、どの政治家も表情や声が生き生きしていることだ。
「いよいよです」と笑顔で楽しいことが待っているかのような顔をする人さえいる。
有権者としては「この先、どうなるんだ」と不安でいっぱいなのに、と落差を感じる。
かつて政治の世界にくわしい知人に、「選挙が好きでないと政治家にはなれない」と聞いたことがあるが、もしかするとこの人たちは本当に選挙が好きでうれしいのかもしれない。


 いろいろ戦略を立てて選挙運動をやり、疲れと期待、不安がピークに達したあたりで投票日を迎え、ドキドキしながら開票速報を見守り、勝敗が決まって一気に緊張から解放される。

このプロセスは、買い物依存症の人たちに少し似ている。あれこれ考えながら商品を見てまわり、店員さんたちと話をし、「買おうか、やめようか」という迷いや緊張がピークに達したところで、「じゃ、買います!」と思いきった決断をして、自己嫌悪と解放感が混じったような心境に陥るのだ。


 一般に買い物依存症の人たちは、商品そのものではなくて、何かを購入するまでのプロセスの刺激に依存していると考えられている。
ハラハラ、ビクビク、ドキドキといった日常にはない刺激がないと、物足りなく思えてしまうのだ。


 さて、“選挙好きの政治家”はどうなのだろう。
まさか、選挙の刺激や興奮に依存しているからこの道を選んだのではないはずだ。
しかし、「いよいよ戦いだ」と言ってほおを紅潮させている人たちを見ると、「もしかしてあなたが政治家としていちばん力を入れている仕事は選挙?」とつい言いたくなってしまう。


 もちろん、刺激を避けてばかりの弱気な人が政治家になるのも問題だ。
とはいえ、「勝敗が決まる戦い」と言われるととたんに高揚し、やる気が全開になる人ばかりでいいのだろうか。
彼らは、争いごとを避けようとしたり傷つきやすかったりする人たちの気持ちなど、理解できないような気がする。

あるいは万が一、国際社会の中で日本が争いごとに巻き込まれそうになったら、「これは戦うしかない!」ととんでもない決断をしそうで怖い。

自分のことだけではなくて、本当に国民のことを思ってくれる政治家は、いったいどこにいるのだろう。

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2012年11月21日

橋下氏を「じじごろし」「年の差婚のしたたか女」 天声人語に「希代の悪文」と非難轟々

橋下氏を「じじごろし」「年の差婚のしたたか女」 天声人語に「希代の悪文」と非難轟々
2012年11月20日(火)15時24分配信 J-CASTニュース

朝日新聞のコラム「天声人語」に「差別的表現がある」「下品すぎる」などとして、インターネット上で批判の声が上がっている。


日本維新の会の橋下徹代表代行について「じじごろし」「何が目的か分からない年の差婚をした、したたかな女のよう」などと書いているのだ。

「橋下氏がおでこ出した。正統保守型だ」

問題の天声人語は、2012年11月19日付の朝日新聞に掲載されたものだ。
「髪形をいじるのは心機一転の表れでもある。
日本維新の会の橋下徹氏が、おでこを出す正統『保守型』に変えた。
この勝負髪で衆院選に挑むという。37歳上の石原慎太郎氏を新代表に迎え、しおらしく従う覚悟らしい」
「石原氏がほれたと公言する橋下氏は、政界でいう『じじごろし』に違いない。
新代表を最強のリーダーと持ち上げ、ヘアスタイルを変えた。

『何が目的か分からない年の差婚をした、したたかな女のよう』。
きのうの東京紙面にあった、山本貴代さんの見立てに納得した。
その縁の吉凶は知らない」などと書かれている。

2つ目の文は、11月18日付朝刊に掲載された、女性生活アナリスト・山本貴代さんの「河村さんから橋下さんに乗り換えた石原さん。結婚に置き換えると、そんな男性は信用できない。

橋下さんは、何が目的なのか分からない年の差婚をした、したたかな女のようだ」という話から引用している。

「差別表現使わなきゃ橋下批判できないのか」

インターネット上では、天声人語を読んだ人の「橋下の髪型を皮肉った下品な一文。
これが朝日の看板コラムなのだから呆れる」
「橋下を貶めるために『年の差婚をした、したたかな女のよう』という言葉を選択するセンスが気持ち悪い」
「橋下徹氏の髪型批判から始まって、『じじごろし』と結論づける今朝のコラムは、希代の悪文として名を残すだろう」など、非難のコメントが多く書き込まれている。

また、「『じじごろし』『何が目的か分からない年の差婚をした、したたかな女のよう』(山本貴代)これって女性蔑視の潜在意識がないとでてこないよね」「女は生きるためには歳の差なんて気にせずに金のために結婚する。ってこの文章言ってるよね?信じられないゴミ新聞だな」と、女性差別ではないかという指摘もある。

橋下氏と朝日新聞については、週刊朝日の連載に起因する騒動が記憶に新しい。
橋下氏の出自について書かれた連載の初回に橋下氏が激怒、朝日新聞社と朝日放送記者からの質問を一時的に拒否していた。
週刊朝日は連載を中止、編集長が更迭されるという問題に発展した。

この騒動と今回の天声人語の内容を絡めて、「橋下の批判するのに何かしらの差別表現使わないと何も書けないのかよwww」「相変わらず差別が好きな新聞社ですな」と揶揄するインターネットの書き込みもあった。

なお、橋下氏は天声人語の内容についてツイッターなどで言及していない。

ちなみに朝日新聞は18日の朝刊で、維新と太陽の合併合意については1面トップ、第1社会面をほぼ全面つぶすという破格の扱いで報じている。

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野田首相の“踏み絵”は憲法違反ではないのか

野田首相の“踏み絵”は憲法違反ではないのか
2012年11月20日 日刊ゲンダイ掲載

<民主党の執行部が野田首相の考えに反対する人は民主党の公認候補にしないという独裁的方針>

「野田首相の考え方についてこられないなら公認できない。
党で決めたら反対していても守ると誓約書を書いてもらう」

 解散直後から、あらゆる取材にこう息巻いているのが、民主党の安住淳幹事長代行(50)だ。
「TPP交渉への参加推進」や「消費増税」に反対する候補者に踏み絵を迫り、従わなければ党公認を剥奪する考えだ。
「党公認なら比例ブロックと重複立候補できます。
小選挙区で敗れても惜敗率の高さで復活当選の道が残りますが、非公認の無所属なら即、落選です。
候補者の“生殺与奪”を握っている執行部は、それをタテに自由な意見を封じ込めようとしているのです」(民主党関係者)

<郵政民営化選挙時の小泉自民のマネをしている野田民主の恐るべき反民主主義体質を糾弾する>

 19日はASEAN出席中の野田も、同行記者団に「どういう重たい立場だった人だろうが、そこはきちっと守っていただくことが公認の基準」と強調した。
民主からの立候補を表明しながら、増税・TPPに反対する鳩山元首相への牽制だろうが、この“やり方”は見たことがある。

 小泉自民の「郵政解散」だ。
その結果、この国の政治はどうなったか。
ワンイシューの踏み絵選挙が結局、政治の大混乱と政党の乱立、離合集散を招いたのだ。

 政治の原点は自由な議論なのに、純化路線でまとめようとすればムリが生じる。
北朝鮮じゃあるまいし、「党首に絶対」なんて民主主義と言論の自由の否定である。

「消費税増税やTPP参加には、国民の半数以上が賛同していません。
そんな国民の声を無視し、党内の意見も聞かずに“オレたちが執行部なんだから、言うことを聞け”というのは、民主的な手続きを踏みにじる行為です。

憲法が掲げた『国民主権』や『思想・良心の自由』の精神にも反しています。
しかも党内で仲間の思想行動を縛るのは、マニフェスト違反で国民を裏切った面々でしょう。
『民主党』とは名ばかりで民主主義のルールは一切無視。
狂気の権力者が支配する独裁国家さながらです」(立正大教授・金子勝氏=憲法)

 野田民主断末魔の狂気の行動を決して許してはいけない。
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2012年11月22日

コメ価格高止まりの原因は全農の「前払い金」値上げ?

コメ価格高止まりの原因は全農の「前払い金」値上げ?
2012.11.21 16:30  夕刊ガシェト通信(谷川 茂)

みなさんは、どれくらいの頻度で米を食べているのだろうか。
筆者は週に3回は自炊をし、その8割で米を炊いている。
パスタやうどんも茹でるし、パンも食べる。

だが、圧倒的に「おかずと汁と米」という組み合わせの食事が多い。

最近、食生活が多様化したことにより、あまり米を食べなくなった人が多いと聞く。

実際に、「国民1人当たりのコメ消費量は50年前の半分まで減った」のだと言う(東京新聞、2012年11月16日付)。

食生活の多様化とともに、米を食べなくなった理由のひとつとしてあげられるのは、その値段の高さである。

美味しい米は高い。例えば、1日2合の米を30日ほど食べ続けると、約9kgが必要となる。
安いお米なら10kgで3000〜4000円くらいだが、あまり美味しくない。

美味しいと思える米は、10kgで5000円くらいになってしまう。
米代で月5000円は、確かにちょっときつい。

豊作なのに、なぜ高いのか?

今年は、米が豊作である。

よって、「秋口には値下がりするとみられていた」が、豊作なのに、米の値段は高止まりしたまま(産経新聞、2012年11月13日付)。
おいしい米が安く買えると期待していたので、残念で仕方がない。

高値である原因のひとつは、全農による「前払い金」の上乗せだと言われている。

米の値段は、1942年から食糧管理法によって、同法が廃止される1998年までほとんど政府が決めていた。

廃止になってからは、生産者米価で政府が買い上げ、消費者米価で一般に販売されていたのが、コメ価格センター(正確には、全国米穀取引・価格形成センター)という農水省の外郭団体で入札され、コメの値段が決まるようになった。

そのコメ価格センターも今年3月に廃止となり、米の値段は市場の需要と供給のバランスに基づいて算出されるようになる。

市場に流通する米のうち、6割を農協の元締めである全農(全国農業協同組合連合会)が取り扱い、4割は生産者が独自のルートで流通させている。
そして、全農が扱う米には、米の原価のほかに「いくつもの手数料や金利」が含まれている。

■「前払い金」の値上げは組織の自己保存が目的?

生産者から米を買う際、全農は「前払い金」というお金を払う。
消費者が米を買う前に、生産した米の原価を生産者に払うのである。

その後、一定の期間が経過し、実際に販売した米の量が分かった時点で、次の「前払い金」から「いくつもの手数料や金利」を差し引いだ額が、全農から生産者に払われる。

全農は今年、生産者に対する「前払い金」を10〜20%ほど上乗せした。
この上乗せには、言うまでもなく全農が得る「いくつもの手数料や金利」の分も含まれている。

「前払い金」が上がれば、米の値段も上がる。
近年、流通を全農に頼らない生産者が増えたことから、全農が自己保存に必要な取り分を「前払い金」に反映させたようにも見える。

米の流通に関して、すでに全農の存在はお荷物になりつつあるのではないか。

専業で米を作る生産者の多くは、全農に余計な手数料や金利を払うことなく、独自のルートで米を流通させているのだ。
そうやって独自ルートで流通する米が、適正な値段の基準になるべきであろう

組織が自己保存のために徴収する手数料や金を含む6割の米の値段によって、米全体の値段が高止まりしているのではかなわない。

いずれにしても、国内の米の流通がこんな調子では、TPPに参加するのは時期尚早だと思わざるをえない。

仮に参加するにしても、まずは国内で無駄に高い米が流通しないようなシステム
を整備すべきではないか。
それから参加しても、決して遅くはないと思うのだが。
(谷川 茂)
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みどりの風 福田衣里子さんのブログ

私は、「福田衣里子」さんの芯の通った生き方を著作や国会中継で注目していました。みどりの風http://mikaze.jp/の舟山・行田・谷岡・亀井さんの質問にも共感を持っていたので 是非 福田さんブログやまだ未完成ですが「みどりの会」のHPも見ていただきたいと思い紹介します。
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みどりの風 福田衣里子のブログ.
http://blog.livedoor.jp/ennriko555/
 2012年11月21日. 解散から5日
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こんにちは。
衆議院の解散から5日が経過しました。
この数日間、これまでお世話になった皆さんのところへ、直接伺わせていただき、ご挨拶をさせていただいておりました。

突然の解散を受けての急な離党となってしまったことで、地元の皆様には、ご迷惑とご心配をおかけしたにも関わらず、お叱りの声もいただきましたが、それ以上に多くの温かい励ましの言葉もかけていただきました。

の日本は、待機児童の問題、ネットカフェ難民、ハローワークに毎日通っても職に就けない方、職にあっても、その4割は非正規雇用で、4人に1人が年収200万円以下であるなど、不安定な立場の方が、確実に多くなってきています

また、自殺者も年間3万人を超えており、生活保護受給者の増加を指摘する声がある一方で、それさえ受けられず、同じ国民であっても、終の住処が路上や刑務所となってしまう方すらもいます。

貧困・格差・高齢・障害・孤立から、様々な問題を抱えながら生きる人々が延々と増え続けていくという異常事態となっていると私は思います。

一方で、消費増税での3党合意のように、弱いものの視点が薄まり、強いものの都合の良い決め方によって世の中を決めていく流れができあがってしまっており、本当に政治の力を必要としている人々に、必要な政治の力が届いてないし、届きにくくなっている。

本当にこのままで良いのだろうか?というのが私の問題意識です。

私は、自分がこれまで歩んできた人生を踏まえ、
代議士としてすべきことは、弱いものを『守る』という視点ではなく、あくまで『同じ目線』『同じ視点』でもって、組織化することも出来ない方々の声なき声を『代弁』し徹底的に『議論』することだと考えています。
そして、その考えにもっとも近いのが「みどりの風」だと思い、入党を決意しました。

今回は、民・自・公と、日本維新の会のような第三極と呼ばれる政党も含めた、強いものの目線により政治を推し進める新自由主義「連合」との戦いになります。

医療や社会保障は「ほどこし」ではありません。

今おかれている状況が悪いのは「おまえの頑張りが足りない」と言って何でも自己責任に転嫁する政策は、日本人を不幸にしてしまうと思います。
いくら頑張ってもどうにもできないような様々な状況の個人や家庭が多くありますから。

別に社会主義国家を目指すつもりはありませんし、競わせる部分はどんどん競わせることが、日本経済の成長を図るためにも絶対に必要です。

ただ、どうしても守らなければならない部分は、社会全体でしっかりと守っていくため、必要な制度の構築や社会の雰囲気作りにしっかりと努めていく必要があると考えています。

日本人が日本で生きにくいと感じる世の中には絶対にしたくない。

これまで育てていただいた地元の皆様に対してはもちろん、日本の全国民の皆様に対して、本当の意味での恩返しができるよう、頑張らなければと決意を新たにする次第です。

どうか今後ともご理解を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

福田えりこ

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総選挙の前に、孫崎享「戦後史の正体」を・・・

保守のなかにも 「自立自律」派と 「対米従属」派がいることが わかりやすく書かれています。
本の論点が 下記インタビューでわかります。

小澤一郎氏が主張した「日米安保は 第七艦隊だけあればいい」という主張が 敗戦下でも「有事駐留」を主張した政治家が重光葵氏などの保守派にもいたというこが救いです。
*尖閣武力防御とか核ミサイル・国防軍・TPPなどをいう 老右翼的な人だけが保守でないことがわかりホッと安堵です。

対米従属・米軍の占領状態が続いている今、総選挙の前に「戦後史の正体」か 以下のインタビューをお聞きください。
孫崎氏は「防衛大学校の教授」までした 元外交官です。


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2012年11月23日

なるほどヒヨコ:勤労感謝の日って?

なるほどヒヨコ:勤労感謝の日って?
毎日小学生新聞 2012年11月23日

働(はたらくことに感謝(かんしゃ)する日(ひ)。新嘗祭(にいなめさい)に由来(ゆらい)します

 なるほどヒヨコ 
23日にちは「勤労感謝きんろうかんしゃ」の日だね。キンローってなんのこと?


 記者きしゃ 
一生懸命いっしょうけんめいに働はたらくことを勤労きんろうといいます。
勤労感謝きんろうかんしゃの日は「勤労きんろうをたっとび、生産せいさんを祝いわい、国民こくみんがたがいに感謝かんしゃしあう日」として祝日しゅくじつに定さだめられています。
元々もともとは新嘗祭にいなめさいという行事ぎょうじに由来ゆらいしているんですよ。


 ヒヨコ 
    ニイナメサイ?


 記者きしゃ 
天皇陛下てんのうへいかがその年としに収穫しゅうかくした新米しんまいや穀物こくもつを神様かみさまに供そなえ、神様かみさまとともに食べ、秋あきの実みのりに感謝かんしゃする行事ぎょうじです
「新にい」は新穀しんこくを、「嘗なめ」は食べ物ものをととのえてもてなす、という意味いみがあります。
ふるくは「古事記こじき」にも天照大御神あまてらすおおみかみがこの儀式ぎしきをしていたという記述きじゅつがあるそうです。
いまでも宮中きゅうちゅうや出雲大社いずもたいしゃ、伊勢神宮いせじんぐうなど各地かくちで行おこなわれています。
宮中行事きゅうちゅうぎょうじとしては、最もっとも大切たいせつな行事ぎょうじとされ、天皇陛下てんのうへいかが栽培さいばいした穀物こくもつも供そなえられます。


 ヒヨコ 
  お供そなえするのはお米こめだけ?


 記者きしゃ 
こめのほか、麦むぎ、アワ、豆まめ、キビまたはヒエの五穀ごこくとお酒(さけ)です。
冬至(とうじも近(ちか)くなり、太陽(たいよう)の力(ちから)が弱(よわ)まってくるこの時期(じき)に、古代(こだい)の人(ひと)たちは、新(あたら)しい穀物(こくもつ)のパワーを体(からだ)に取(と)り入(い)れることで厳(きび)しい冬(ふゆ)を乗(の)り切(き)ろうとしたのだと考(かんが)えられます。
この時期(じき)、五穀(ごこく)を混(ま)ぜたご飯(はん)を食(た)べてみるのもいいかもしれませんね。


 ヒヨコ 
秋(あき)の恵(めぐ)みに感謝(かんしゃ)するお祭(まつ)りなんだね。外国(がいこく)でも同(おな)じようなお祭(まつ)りがあるの?


 記者(きしゃ) 
「Thanksgiving Day」(感謝祭(かんしゃさい))という祝日(しゅくじつ)がちょうど同(おな)じころにあります。
アメリカは11月(がつ)の第(だい)4木曜日(もくようび)、カナダでは10月(がつ)の第(だい)2月曜日(げつようび)。
こちらは家族(かぞく)が集(あつ)まって、家(いえ)で七面鳥(しちめんちょう)とジャガイモを食(た)べるのが一般的(いっぱんてき)です。


 ヒヨコ 
    うーんおいしそう!


 記者(きしゃ) 
元々(もともと)は宗教的(しゅうきょうてき)な色合(いろあ)いが強(つよ)かった新嘗祭(にいなめさい)でしたが、第二次大戦後(だいにじたいせんご)の1948年(ねん)に国民(こくみん)の祝日(しゅくじつ)として「勤労感謝(きんろうかんしゃ)の日(ひ)」に制定(せいてい)されました。


 みなさんはまず、お父(とう)さんやお母(かあ)さんなど身近(みぢか)にいる、働(はたら)く人(ひと)たちに感謝(かんしゃ)する日(ひ)にしてみるといいかもしれませんね。
【上東麻子
かみひがしあさこ

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2012年11月24日

さあこれからだ:「言葉」を育てる小学校=鎌田實

さあこれからだ: 「言葉」を育てる小学校=鎌田實
毎日新聞 2012年11月17日 東京朝刊

「生きる力」の基本であるコミュニケーション力を、どうやって身につけるか。

北九州市の小学校教師、菊池省三(しょうぞう)先生がこのほど上梓(じょうし)した「菊池先生の『ことばシャワー』の奇跡」(菊池省三、関原(せきはら)美和子著、講談社)を読んで感動した。

荒れた教室の子どもたちが、1年間で見事に変わっていくのだ。 


 菊池先生が初めて子どもたちと対面した始業式の日。
体育館での式を終えて教室に入る前、菊池先生はバスケットボールのコートの円の中に入るよう、クラス全員に声をかけた。
だが、26人全員がうまく円の中に座ることができない。
円の中に入れず立ったままの子がいても、みんな平気だ。
菊池先生は子どもたちに注意をして全員を座らせると、こう話し始めた。


 「掃除時間に何も持たずにぶらぶらしたり、廊下や階段で暴れたり、今までよくないことを平気でしていた人がいますね。
1組の教室では、そのようなことは絶対に許しません。
そんな今までの自分は、ここで“リセット”しましょう。最高学年としてこれから頑張る、という人だけ立ちなさい」

 全員が立ち上がった。


 このやり方は、うまい。
先生の言うことなんて絶対聞くもんか、と思っている反抗的な子にも「立つくらいはいいかな」と思わせてしまう。
 この「一歩」が肝心なのだ。

 「全員、立ち上がりましたね。わかりました。一緒にがんばりましょう」
 とても明快である。


 崩壊した教室では「死ね」「ばか」「消えろ」「キモイ」など、とげとげしい言葉が飛び交うものだ。
菊池先生は、受け持った6年1組の子どもたちに、教室にあふれさせたい言葉を尋ねた。


「ありがとう」「ごめんね」「おはよう」「いいよ」「やさしいね」「すごいね」……。 
子どもたちは、ほめられること、自分を認めてもらうことに飢えていた。


 菊池先生は、子どもたちの「話す力」「聞く力」「話し合う力」を高めていく。
内気だから、人前で話せないのはしょうがない−−と思わないようにさせるのだ。


 ユニークなのは「ほめことばのシャワー」。友だちのいいところを見つけて、みんなの前で発表させる授業だ。


 「掃除用具を片づけていたら、○○さんが手伝ってくれました。5年生のときとちがってやさしくなったと思います」


 ほめる方も、人のいいところを探す目が養われる。ほめられる方も、自分にはこんないいところがあった、ということを発見する。
「ほめことばのシャワー」を浴びると、自信と安心が得られるのだ。

それだけではない。菊池先生は子どもたちに、何度もこう語りかけている。

 「知恵がないものがいくら知恵をしぼっても、何も出てこない。だから本を読もう、人と会おう」

ぼくにも子どもの時、似たような体験があった。

 小学校高学年の時、知能検査があった。
しばらくして、担任の先生に言われた。

 「おい、鎌田、お前、IQそれほど高くないぞ」


 ぼくはそのころ級長をしていた。
通信簿もたいていオール5。
俗に言う「優等生」だった。
でも勉強は好きではなかった。
試験の前の「一夜漬け」が得意だったのだ。


 だが「IQ高くないぞ」と言われてみて「そうかもしれない」と思った。
頭がすごくいいヤツがいることは、子どもの目でもわかる。
そういう人と自分とは違うことが、この時にわかった。


 先生がなぜそんなことを言ったのか、わからない。
一夜漬けで一応の成績をとっててんぐになっていたぼくの「がんばりすぎない」性格を見抜いて、発奮(はっぷん)材料にしてくれたのかもしれない。


 「IQ高くないぞ」という言葉は、ぼくにとっていい「リセット効果」をもたらした。
頭がよくないから、みんなと同じことをしていてはダメだと思うようになった。

知識は少ないけれど、たくさんの本を読んで、たくさんの人に会い、いろんなことを教えてもらおうと思った


 大学受験を意識するようになった時も「IQ高くないぞ」という言葉はちゃんと残っていた。
みんなと同じことをしていては、自分のいる環境から抜け出せないと思った。
朝4時半に起きて勉強するようになった。
その意識は、今も変わらない。今64歳、いまだに4時半に起きて机に向かっている。


 小学校の教室で学んだことは、一生影響すると思う。


 言葉が貧困なのは、荒れた教室の子どもたちばかりではない。
ぼくたち大人社会にも、人を傷つけ、他人を尊重しない言葉が横行しているのではないか。

 言葉は時に人を傷つけ、時には命を奪ってしまう。
だが、人を勇気づけてくれるのも、人と人とがわかり合えるのも、言葉あってこそだ。言葉には使う人の心が映る。


 菊池先生は、言葉の使い方の技術だけを教えているのではない。子どもたちの言葉を育て、心を育てているのだ。


 先生の話をもっと聞きたくなった。
25日午前10時からの「日曜はがんばらない」(文化放送)のゲストとして、先生に電話出演してもらう。
当日の放送を楽しみにしていただきたい。
聞き逃した方、放送圏外の方は後日、ネットストリーミングで聴くことができる。
(医師・作家)

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2012年11月25日

どこが勝つのか今回の選挙 もう一度小沢に投票か棄権か

どこが勝つのか今回の選挙 もう一度小沢に投票か棄権か
2012年11月24日 日刊ゲンダイ掲載

本当に悩ましい12月16日投票の今回の選挙

<選挙民の多くはどの党に投票すると予想されるのか>

 どのメディアもハッキリ書かないが、橋下・維新の会はもうオシマイだ。
石原慎太郎の太陽の党と組んだことで、完全にメッキが剥がれてしまった。
なにしろ、脱原発を引っ込めただけでなく、企業団体献金も容認なのだ。

「どこが改革政党なのか」と言いたくなるが、23日、東大の文化祭に招かれた元改革官僚の古賀茂明氏もこう言っていた。

「妥協に妥協を重ねて改革の目玉政策がなくなってしまった」「みんなの党との政策協議では改革の政策がズラリと並んでいたが、太陽と合併した途端、抜け落ちてしまった」

 古賀氏はそれでも橋下に期待しているというが、国民は違う。
落胆、失望は世論調査の数字にハッキリ表れていて、政党支持率は4%(朝日)という体たらくだ。
これは11月中旬の数字だが、おそらく、今はもっと下がっている。
さらに政策の迷走、候補者調整の混乱、ドタバタが露呈しているからだ。

<トップもトップなら候補者も候補者>

 維新の会をウオッチし続けているジャーナリストの横田一氏はこう言った。
「橋下氏は次の選挙で勝たなきゃ、ダメだと思っている。
だから、政策よりも石原氏との合併を優先させたのです。
しかし、これが完全に裏目に出ましたね。
これまでと主張を変えたのは脱原発や企業団体献金だけではないのです。

例えば、石原さんは知事として、八ツ場ダム推進の立場を取ってきた。
しかし、いち早く民主を飛び出し、維新入りした石関貴史衆院議員は維新の面談で“民主党は八ツ場ダムの建設中止をうやむやにしたから離党した”と語っていた。
群馬4区の維新候補はダム建設反対の本まで出しています。

橋下氏はあれだけ政策の一致が前提とか言っていたくせに、どう説明するつもりなのでしょうか。
維新は選挙の顔欲しさで石原氏と組み、その政策まで丸のみしたことで、完全に信頼を失ったのです」

 候補者も候補者で、よくぞ、こんなデタラメなトップを担いでいるものだが、要するに、コイツらだって、選挙目当て、看板欲しさ。
同じ穴のムジナなのだ。

橋下は「支持率はさらに下がるだろう」とか言って、計算済みと言わんばかりだが、石原と組んでさらに落ちるのは予想外だったはずだ。
支持率が4%よりも下がれば、もう泡沫政党になってもおかしくない。

<反省ゼロの自民党に戻すわけにはいかない>

 そこで、それじゃあ、今度の衆院選挙は、どこに投票すればいいのか、だ。
 国民の期待を裏切り、党分裂を招きながら、純化路線とか言い出し、居直っている野田・民主党は論外だし、敵失に乗じて浮上しているだけなのに、ニタついている安倍自民党もどうにもならない。

公認候補に2世議員をズラリと並べ、公約には教育改革とか、前回ブン投げた時と同じような政策を列挙する神経にもドン引きだ。

 ナーンにも変わっちゃいない自民党に政権を戻すわけにはいかないから、実に悩ましい選挙になるのだが、こうなると、選択肢は2つしかない。

やっぱり、小沢か、それとも棄権か。

 小沢には投票日までにぜひとも、維新以外の第三極をまとめて欲しいものだ。
そうすれば、小沢連合に入れた票も生きてくる。
しかし、そうならないと、国民は本当にドッチラケだ。

ここに入れれば、政治が変わる。暮らしが良くなる。そんなリアリティーを持った政党がひとつもなくなってしまうからだ。

 やっぱり、小沢しかないのである。
ニコニコ動画で、小沢氏とよく対談する政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「小沢一郎氏の『国民の生活が第一』は比例で善戦する可能性がある」とこう言った。

「脱原発、反消費税を明確に貫いているのは国民生活だからです。

新聞の世論調査では小沢新党は伸びていないが、ネットでは大きな支持がある。

それでなくても、小沢氏は自由党時代、比例で660万票をたたき出し、周囲を驚かせた。今回はもっと上積みが期待できると思います」

<リベラル第三極が結集すれば面白い>

 正確に言うと、小沢自由党は00年に分裂し、衆参50人の議員のうち、半数以上が保守党に回った。
小沢自由党に残ったのは24人で、メディアは盛んに「小沢は終わった」と書き立てたものだ。
しかし、00年の衆院選では660万票を獲得し、衆院の勢力を18人から22人に増やした。

 面白いのは、このときの小沢自由党の政党支持率で、時事通信の調査ではたった3.2%だった。
それでも小沢は22議席を奪い、選挙での強さを見せつけたのだ。

 生活はもともと衆院38人、きづな、大地を加えると49人。
00年よりはるかにポテンシャルは高い。

 そこにもってきて、
小沢が脱原発、反消費税、TPP慎重、国民生活第一などを掲げ、デタラメ既成政党とウルトラタカ派第三極に対抗する「軸」を打ち出せば、間違いなく、支持率は跳ね上がる。

選挙で一定の勢力を占めれば、今後の政局でさまざまな可能性が出てくるのである。
法大教授の五十嵐仁氏(政治学)は「そうならなければ、日本が危うい」とこう言った。
「小沢氏を中心とした三極がまとまれば、投票の際に貴重な選択肢になるし、そうならなければ大変ですよ。

安倍自民党は対中、対韓関係がこれだけ緊迫しているのに、憲法改正や国防軍設置、集団的自衛権容認に踏み込もうとしている。
日本維新の会や民主党が賛成すれば、憲法改正が現実になる。
そんな事態になったら、中国、韓国での経済活動は大打撃を被る。

ここはリベラルな第三極が結集して、何としてもこうした動きを阻止することが必要だし、ここを争点にすれば、支持は集まる。

タカ派かリベラルか。中国とケンカするのか、仲良くやるのか。それを問うのです。
リベラル第三極が衆院で3分の1を占めれば、憲法改正は阻止できる。
それくらいのつもりでやって欲しい」

 こういう展開になれば、国民も棄権票を投じなくても済むわけだ。

リベラル第三極が票を伸ばせば、どの政党も過半数を握れず、連立になる。自公で過半数を得られなければ、あらゆる組み合わせが考えられる。
そのとき、リベラル第三極に一定の数があれば、憲法改正はもちろんのこと、消費増税も阻止できる。

 今度の選挙は短いように見えて、時間が長い。
だんだん、政党、候補者の正体が露呈してきた。
今はドッチラケだが、これから争点が明確になる。
棄権を決めるのはまだ早い。

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<からたち垣根に/吹く風は/いたむこころに/たえがたき・・>

筆洗
2012年11月25日  東京新聞

<からたち垣根に/吹く風は/いたむこころに/たえがたき/−ああ たえがたき/秋の風>。
サトウハチローの詩「秋の風」の一節だ。
晩秋の風は一層冷たさを増し、沈みがちな心に吹きつけてくる

▼織田作之助は『秋の暈(かさ)』という随筆をこう書き出している。
「秋という字の下に心をつけて、愁と読ませるのは、誰がそうしたのか、いみじくも考えたと思う」。
心を従える四季の漢字には「惷」があるが、やはり「愁」にひかれてしまう

▼里に下りた紅葉前線の錦繍(きんしゅう)の彩りが鮮やかだ。
イチョウの葉の黄色いじゅうたんが広がり始めた。
物理学者の寺田寅彦は、窓の外に見えるイチョウの木々が、風もないのに申し合わせたように濃密な黄金色の雪を一斉に降らせた驚きを書き残している

▼<何かしら目に見えぬ怪物が木々を揺さぶりでもしているか、あるいはどこかでスウィッチを切って電磁石から鉄製の黄葉をいっせいに落下させたとでもいったような感じがするのであった>。
不思議な自然の摂理である

▼イチョウの実のギンナンは食べ過ぎると中毒を起こす。
六十個を食べた四十代の女性が嘔吐(おうと)やめまいなどを訴え、救急搬送された例もあるという。
特に幼児にたくさん食べさせるのは禁物だ

▼<銀杏(ぎんなん)が落ちたる後の風の音>中村汀女。
イチョウが黄色く色づいた葉を完全に落とすと、いよいよ冬の到来である。
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2012年11月26日

学会も警鐘 “軽症”を“重症”に追い込む「うつ病治療」の落とし穴(1)

学会も警鐘 “軽症”を“重症”に追い込む「うつ病治療」の落とし穴@
2012年11月24日(土)15時0分配信 週刊実話

  日本うつ病学会は先ごろ、多様化するうつ病を適切に治療するための医師向けの指針をまとめた。
次々に開発される抗うつ薬の有効性や副作用に関する情報を盛り込み、“軽症者の安易な薬物療法”に警鐘を鳴らしたのが特徴になっている。

 同学会は、最新の医学的知見を盛り込み、現在の医療体制や現場の実情を考慮した指針が必要と判断。急増している患者の多くは、軽症か、うつ病の診断基準以下の「抑うつ状態」であるとし、臨床現場では「慎重な判断が求められる」としたのだ。

軽症者に 抗うつ薬の使用を開始するには、焦燥感や不安感の増大などの副作用に注意し、少量から始めることを原則としている。

一方で、乱用や転売目的で抗不安薬や睡眠薬を入手するための受診が社会問題化しているとして、指針では「大量処方や漫然とした処方は避けるべき」、「安易に薬物療法を行うことは厳に慎まなければならない」と強調している。

 さらには、若者に多くみられる、仕事ではうつ状態になるが余暇は楽しく過ごせるような、いわゆる「新型うつ病」に関しては、「精神医学的に深く考察されたものではない」として取り上げていないのも特徴だ。

 都内のサラリーマンAさん(58)は、若い頃からバリバリの営業マンだったが、数年前からどうも仕事に身が入らない。朝起きるのが億劫で、新聞に目を通す気にもなれず、体もだるいし食欲もない。

思いあまったAさんは、心療内科を受診したという。
 「仕事のし過ぎ。疲れているんですよ」

 医師は抗うつ剤を処方してくれた。しかし、Aさんの症状は一向に改善しない。
 「自分は嫌なことがあっても持ち越さないタイプ。それが若い時からの身上だった。それなのに、どうなってしまったのか…」

 そんな不安をよそに、通勤途中や移動中や何気ない時にも動悸がするようになった。しかも、普段から汗かきなのだが、首から上が妙にのぼせるようにもなった。
さらには軽い耳鳴りがするようになり、人と目線が合うと避けるようになった。

 クリニックを変えたところ「自律神経失調症ではないか」との診断。
結局、原因はわからないまま、今度は安定剤をもらった。
しかし効果はなく、どんどん自分がイヤになり落ち込んでいったのだ。

 性格が前向きで営業マンが天職だというAさん。
それが一転、人に会いたくないと思うようにもなっていった。

 何度かクリニックを変えたところ、最後に受診した精神科クリニックで「男性更年期かもしれない」と言われた。
男性ホルモンのテストステロンが不足することによって起こる障害である。
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学会も警鐘 “軽症”を“重症”に追い込む「うつ病治療」の落とし穴(2)

学会も警鐘 “軽症”を“重症”に追い込む「うつ病治療」の落とし穴A
2012年11月25日(日)15時0分配信 週刊実話

 銀座泰明クリニックの茅野分院長が言う。
 「一般的に精神科=精神病=重症というイメージが強いため、軽症の患者さんはなかなか気軽に精神科を受診できませんでした。
一方で、内科や心療内科へ精神科疾患の患者さんの多くが受診する傾向にありました。
このため、一部には安易にうつ病薬を処方してしまい、時に混乱を生ずることもあったのです」

 うつ学会の示した指針は、そんな事情も考慮してのことだというのだ。
 「2012年の医療計画においては、『精神疾患』を癌・脳卒中・急性心筋梗塞・糖尿病に加え『5疾病』とし、重点的な医療・政策が講じられることになりました。

しかしその反面、うつ病の診断や治療において、疑問や誤解を認められるようにもなりました。
その理由は、
精神医学・医療が科学として発展途上であり、各医師の知識や経験にゆだねられていることが挙げられます。

『うつ』と一口に言っても“うつ状態”を呈する疾患はうつ病、気分変調症(抑うつ神経症)、双極性障害(躁うつ病)、適応障害といくつもある。
その他、統合失調症の前駆症状や発達障害の二次症状(重ね着症候群)などを加えると、種類や組み合わせはさらに増えるのです」(茅野院長)

 数ある「うつ状態」がどのような経過を経て現在に至っているかを、的確に診断しなければならないというのである。

 「軽症うつ病はじめ、全てのうつ病の治療の前提に、患者の背景、病態理解に努め、支持的精神療法と心理教育を行います。
軽症の場合、抗うつ薬の使用は必要に応じて行う。

しかし、気分変調症(抑うつ神経症)や適応障害の場合は、カウンセリングや環境調整などをして、本人の考え方や周囲の関わり方を変えていく必要もあるのです」(同)

 双極性障害の場合は、抗うつ薬よりも気分安定薬を中心に服用し、うつを治すより、むしろ軽躁状態を抑え、“低目安定”こそが“無難な人生”であることに気づくことが望まれるという。

 「うつ病(軽症・中等症)の治療アルゴリズムはまず、『SSRI/SNRI』という抗うつ薬を少量から開始し、一定の改善を認めるまで増量する。
また、必要に応じて少量のベンゾジアゼピン(抗不安薬・睡眠薬)を併用します。
4〜8週を経過しても無効な場合や十分に有効といえない場合は、他の抗うつ薬へ変更したり、リチウムを追加して効果増強を試みたりする。

ただし、むやみに抗うつ薬を増量することはせず、休養や環境調整を前提とすることが大事なのです。

また、副作用に注意しながら必要量まで増量しますが、多剤・大量処方とならないように注意することも大事。
注意すべきなのは、『精神療法』や『薬物療法』など、一つの治療法に偏り過ぎないこと。
どれも一長一短があるので、それぞれの長所を上手に生かした治療を受けられることが望まれるのです」(同)
 
 
患者側も、ある程度の知識を持って治療に臨むべきだろう
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もうだまされない<中> 公約トリック見抜け マジシャン警鐘

 もうだまされない<中> 公約トリック見抜け マジシャン警鐘
2012年11月26日  東京新聞夕刊


 トランプの山が二つ、テーブルに並ぶ。

「あなたの意思でどちらかを選んでください」。
ゆうきさんが記者にそう促しながら、紙に何かを書いて折り畳んだ。
「結果がメモに書いてあります。必ず当たります」

なんとなく片方の山を選ぶ。
「では、枚数を数えて。そして、メモを見てください」。
カードは五枚。
紙を開くと「あなたは必ず『5の山』を選びます」と書かれていた…。


 この短いマジックの中に、人間の心理を突いた数々の「だまし」が潜む。
タネは「5の山」という言い回し。
もう一つの山を見ると、枚数は四枚だが、いずれも「5」のカード。
どちらを選んでも「5の山」になる。


 答えを知れば「単純でばかばかしい」仕掛け。

でも、いざ目の前だと気付かない。
「視覚でなく思考をだますのがマジックです」。

メモに答えを書く思わせぶりな演出も、ミステリアスな空気を漂わせ、表現のあいまいさに気付かないようにするためだ。
 「マジックは必ず弱点(タネ)がある。それを突っ込まれたらおしまいなので、都合のいい部分だけ見るよう客を誘導します」


 業界でミスディレクション(誤った方向付け)と呼ぶテクニックは、無意識だろうが政治家もよく使っているという。

「財源や実効性に問題があるのに、良い面ばかり並べた公約を強調することも同じかもしれません」


 マジックは自信たっぷりに演じることが必須。
これは政治家の演説にも通じる。

「人間はおどおどした人を信用しない。


さも自分が正当で、すべてが決定事項のように振る舞う。劇的に演じ、考える時間を与えないことも重要です」


 「必ず当たる」などのフレーズを繰り返せば、相手の思考や行動を固定化する「キャナリゼーション(水路付け)」と呼ばれる効果も生まれる。

人間は信じたいという願望があり、よくできたパフォーマンスに弱い。
選挙も同じなんじゃないでしょうか」


 冒頭のマジックでは、最も恐るべき「だまし」も隠されている。相手の意思でカードを選ばせながら、実際は結論が用意されている「誘導」のトリックだ。これは日常でも使うことができる。


 例えば、営業マンがセールスしたい相手に電話で面会を申し込む際、「お伺いするのは明日が良いですか、それともあさってが良いですか」と問い掛ける。
「相手に選ばせるようで、最初から『会わない』選択肢を奪うわけです


 「郵政民営化に賛成か反対か」
「民主党か自民党か政権選択を」。
最近の衆院選で繰り返されたフレーズは、選択肢があるようで実は少なかった。

ゆうきさんは次の衆院選に向け、警鐘を鳴らす。


 「もし候補者が『今回は皆さんが○○か××かを選ぶ選挙です』と二者択一を迫ってきたら…。
あなたはすでに選択肢を奪われているかもしれません。

********************************
 ゆうき・とも 1969年、岩手県奥州市生まれ。本名は高橋知之。
トランプやコインを使って観客の目と鼻の先で演じる「クロースアップ・マジック」の専門家。
92年に「世界マジックシンポジウム」優勝、2004年に優れたマジシャンを表彰する「厚川昌男賞」を受賞。
「あなたにもできる! メンタル・マジックで奇跡を起こす本」「人はなぜ簡単に騙(だま)されるのか」など著書多数。

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2012年11月27日

デフレ不況からどう抜け出すか 共産党志位委員長街頭演説

デフレ不況からどう抜け出すか
カギは働く人の所得を増やし、内需を活発にすること
2012年11月26日(月
)  しんぶん赤旗
              (著作権は 日本共産党中央委員会)

 日本共産党の志位和夫委員長が24日、さいたま市の街頭演説でおこなったデフレ不況から抜け出す提案は以下の通りです。

デフレ不況からどう抜け出すかということが、総選挙の重要な争点になってまいりました。

この問題について、日本共産党はどうとらえているのか、どうやって解決していったらいいのかについて、お話しさせていただきたいと思います。
 
デフレ不況の問題――内需と家計消費を応援するどころか、壊してきた「逆立ち」政治

いまデフレ不況は、働く人の所得が減り、消費が落ち込み、内需が冷え込むという、たいへん深刻な悪循環に陥っています。何が間違ったのでしょうか。
 どんな国であっても、経済を発展させようとすれば、内需――国内の需要を活発にすることが基本中の基本なんです。

2008年の「リーマン・ショック」の後の対応でも、世界のどの主要国も、いかに内需を活発にしていくかに力を入れています。
そして、内需の圧倒的部分は働く人・国民の家計消費です。
毎日の売り買いは、一つ一つは小さいように見えても、あわせると経済の最大の土台なのです。

ところが、歴代政権は、家計消費を応援するどころか、逆に壊していく、「逆立ち」の政策を取り続けてきた。ここにこそデフレ不況の一番の根本問題があるということを、私は指摘したいと思うのです。(拍手)


「金融の無制限の緩和」――何の効果
もないばかりか、副作用だけしかない

 自民党の安倍総裁などは「金融の無制限の緩和」ということをさかんにいっています。
しかし、いま内需が冷え込んでいるわけでしょう。
内需が冷え込んでいるときに、日本銀行がどんどん一万円札を刷って、銀行にお金を供給しても、企業の投資にはお金はまわっていきません。

何の効果もないばかりか、余ったお金が投機マネーとなり、原油や穀物の高騰を引き起こすなど副作用しかありません。

 
 実体経済が悪いのに、そこを立て直す方策をとらずに、金融経済にてこ入れすれば、景気が良くなるなどというのは、経済のイロハを理解していない、まったく「逆立ち」した議論です。

暮らし、経済、財政を壊す消費税大増税を中止する

 それではどうしたらいいのか。
私は、国民の所得、働く人の所得を増やして、内需を活発にする――そうした政策転換をおこなうことこそ、デフレ不況から脱却する一番のカギがあるということを訴えたいと思います。(拍手)


 そのために、つぎの二つのことをただちに行うことを提案したい。

  第一は、暮らしを壊し、経済を壊し、財政を壊す消費税の大増税は断固中止させることであります。(「そうだ!」の声、大きな拍手)

 こんな大不況のもとで、国民から13・5兆円もの所得を奪う増税を実施したら、デフレの悪循環をいよいよひどくし、日本経済の底が文字通りぬけてしまいます。


 大増税の実施を中止するために、今度の総選挙では、国民への公約を裏切って、増税を強行した民主、自民、公明の3党の増税連合に対して、きびしい「ノー」の審判をくだしていこうではありませんか。(拍手)


 そして私は、ここでお約束いたします。
日本共産党は選挙後の国会に、増税中止法案を提出いたします。
成立のために全力をあげます。その仕事をやりとげるためにも、議席の倍増を勝ち取らせてください。どうかよろしくお願いいたします。(大きな拍手)


大企業の260兆円もの内部留保を雇用と中小企業に還元する政策を

第二は、大企業の260兆円もの内部留保――ため込み金を、雇用や中小企業に還元する政策を実行するということです。(拍手)


 私は、先日の衆議院の予算委員会で、いま、電機産業の大企業が強行している13万人もの首切り計画の問題を追及いたしました。

NECでは、労働者を呼び出して、4メートル四方の窓もない、通気口を鉄板でふさいだ部屋に閉じ込めて、上司が11回、12回も「あなたには仕事はありません」「もう座る場所はありません」、こういって退職を迫る、違法な退職強要がやられています。

日本IBMでは、会社が終わる終業時刻の直前に、突然、「解雇通知書」を読み上げて、まともな理由も示さず、「あなたは解雇です。
ただちに荷物をまとめて会社から出て行け。明日から出社禁止だ」、こんな無法なことがやられています。

こんな首切りを放置しておいて、日本の経済は絶対よくなりません(拍手)。
日本の産業の「復活」もありえません。
違法・脱法のリストラは、政治の力でやめさせようではありませんか。(大きな拍手)


 そしてみなさん、今度こそ労働者派遣法を抜本改正し、有期労働の規制、均等待遇のルールをつくって、非正規で働いている方を正社員にしていこうではありませんか(拍手)。
最低賃金を、中小企業のみなさんには支援の手立てをとりながら、時給1000円以上に大幅に引き上げをさせようではありませんか。(拍手)


 ヨーロッパでは当たり前の解雇規制法をつくって、NECや日本IBMで横行しているような横暴勝手をやめさせようではありませんか(拍手)。

中小企業と大企業との公正な取引ルールをつくって、下請け単価をまともなものに引き上げさせようではありませんか。(拍手)

 こうやって、働く人の所得、国民の所得を増やし、内需を活発にすることこそ、デフレ不況から抜け出す一番の大道です。

この問題でも、「財界中心」の政治を断ち切る改革をすすめる日本共産党をのばしてこそ、解決の道が開かれます。
私たち共産党にこの仕事をやらせてください。よろしくお願いいたします。(大きな拍手)

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2012年11月28日

「ブスの25箇条」宝塚歌劇団 伝説の教え



宝塚歌劇団の教え すごいですね。
この反対が「誠心の25箇条」になりますもの。


トモさんのブログより 
          http://blog.goo.ne.jp/drsaku
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香山リカのココロの万華鏡:威勢のよい話より生活 

香山リカのココロの万華鏡:威勢のよい話より生活

毎日新聞 2012年11月27日 東京地方版

 病院にいると、「選挙など、どこの国のできごとか」という気がしてくる。
あたりまえかもしれないが、患者さんたちは自分の症状や日々の生活や仕事、身近な人間関係のことで頭がいっぱいなのだ。


 私には苦い思い出がある。
それは94年、今から20年近く前のことだから、個人が特定されないような形でここに書くことにしよう。
その頃、勤務していた病院の診察室はなぜかオープンな作りで、待合室のテレビの音声もよく聞こえた。

それは、パート先の対人関係からうつ状態になった中年の女性を診察しているときのことだった。
外のテレビから、「たったいま入ったニュースです。
北朝鮮の最高指導者・金日成氏が死去しました」という音が聞こえてきたのだ。


 私はびっくり仰天し、つい「いま金日成死去って言ってましたよね。これはたいへんな国際問題ですよ」と大声を出してしまった。

すると、目の前の患者さんはまったく表情も変えずに、こう言ったのである。「はあ、そうですか。でも先生、そんなことより先週パート先でトラブルが起きて、また頭痛がひどくなっちゃって……」


 当時まだ若かった私は、「アジアに混乱が起きるかもしれないのに、“そんなことより”と自分の問題を話し続けるなんて間違ってるんじゃないか」と思った。

しかし、その後、自分もさまざまな痛み、悲しみなどを経験して50代になった現在では、つくづく思う。
社会的な問題も重要だけれど、それよりもまず自分が直接、関係しているからだのことや身近な生活のことのほうが気にかかるのは当然だよなあ、と。


 そして今、世の中には政治や広く社会全般に関心を持ちながらも、「そんなことより私の問題を」と思わざるをえない人たちが大勢いる。

彼らは「いま解決しなくてはならない問題」をあれこれ抱えており、「日本の行く末は」などと言われても考える余裕がないのだ。


 そんな中で行われる今回の総選挙。各党は「日本再生」「誇りある国」と勇ましい言葉を連呼しているが、口に出すかどうかは別にして、「そんなことより」と言いたい人は少なくないはずだ。

いま目の前にある私の暮らし、仕事、医療や学校の問題、あるいは被災地の復興を少しでもなんとかしてほしい。

大がかりな話、威勢のよい話は、それからゆっくり考えればよいのではないか。
病院にいるとついこう思ってしまうのだが、これは間違っているのだろうか。

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2012年11月29日

選挙、政治変える好機 母親ら「国動かしたい」

選挙、政治変える好機 母親ら「国動かしたい」
2012年11月29日 07時01分 東京新聞

東京都知事選がきょう二十九日告示される。

東京電力の福島第一原発事故後、初の衆院選も間近だ。

東日本大震災が起きるまでは表舞台に出てこなかった母親たちは、放射能から子どもを守る活動を通して政治と関わるようになった。
新しい仲間とつながり、社会を変える好機と選挙を位置付ける。
 (柏崎智子)


 全国から集まった百人が、復興庁の担当者の言葉に耳を傾けた。
二十八日、参院議員会館で開かれた「原発事故子ども・被災者支援法」の集会。

「子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク」の伊藤恵美子さん(49)=東京都豊島区=もその一人だ。

 「せっかくのいい法律が、選挙で国会議員が落ち着かない間に、官僚に骨抜きにされたら大変だから」


 支援法は六月、超党派の議員立法で成立した。
原発事故で被害を受けた子どもたちや住民に避難する権利を認め、医療費の減免や住宅確保、学習支援を保障する。具体策を決めるのはこれからだ。


 「自分が国会に足を運ぶようになるとは全く思わなかった」。
八歳から二十一歳まで四人の子どもの母親。
子育てのNPO法人の一員だが、政治に関わったことはなかった。
「世の中のメジャーにはならない立ち位置に慣れていたんです」


 原発事故で、そうも言っていられなくなった。
子どもを外遊びさせていいのか。
母乳を与えてよいのか。母親たちの不安は増すばかりだった。


 昨年六月、初めて区議会に陳情した。
放射線量測定や給食の食材の安全性チェックを求めたが、継続審査に。
全会派を回ったが、採択のめどは立たなかった。
その代わり、区の担当職員と直接話し合う機会が持てた。

都は、議会も行政も全く手応えがなかった。


 福島の母親たちともツイッターでつながり、しがらみで声を上げられない人もいることを知った。
国を動かそうと、手分けして国会議員を回った。
その中で一人の議員が「私案だけど」と見せてくれたのが、支援法の草案だった。


 参院復興特別委員会で法案審議を傍聴し、初めて政治の熱気を感じた。
参院本会議への提出が決まると、傍聴人から拍手がわき起こり、議員と握手する人もいた。
「立法府」の意味をかみしめた。


 活動する中で、手をつなぐことのできる仲間を見つけることの大切さを知った。
考えの違いで敵対しても、得られるものはない。

選挙でも、同志になってくれる候補者は誰かを探し、その情報を広めることで仲間を増やしたい。
「勝手連で動こうと思っています」

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2012年11月30日

日本IBM リストラ巡り社員に「ブラック企業」と指弾される

日本IBM リストラ巡り社員に「ブラック企業」と指弾される
2012.11.29   NEWSポストセブン

労働組合から「ブラック企業のメダリスト」との汚名が着せられている企業がある。
社員の大量解雇が囁かれている日本IBM(アイビーエム)だ。


「これまでに100人以上が解雇通知を受け取り、9月の1か月だけで200人という大量の退職者が出たと言われている。
現在1万4000人いる社員は、いずれ1万人程度、そして最終的には5000人規模にまで縮小されるとの噂も社内で飛び交っている」(IBM社員)


 現在、日本IBMではドイツ法人で大幅な人員削減を成し遂げ、“コストカッター”の異名を取るマーティン・イェッター社長指揮の下、事業整理や新たな顧客獲得などの経営改革を進めている。
前出の社員によれば、その過程で余剰人員の削減を急いでいるのでは? と経営陣に対する社内の不信感が高まっているのだという。


 強引な解雇手法も、労使間のもつれを大きくしている。
終業時刻間際に別室に呼び出され、紙切れ1枚の「解雇通知書」を読み上げられた末にそのまま職場から締め出される――。
いわゆる“ロックアウト型”の荒々しいリストラ手法は、『NEWSポストセブン』でも既報の通り(10月17日)である。


 IBMに噴出する労働争議は解決の糸口を見出せないまま、司直の手に委ねられた。
10月15日に同社社員3人が不当解雇撤回を求める訴訟を起こしている。年末から始まる公判を前に、11月27日には原告をはじめ、組合関係者ら350人以上が都内ホールで大規模な集会を開いた。


<許すな!「解雇自由化」ブラック企業のメダリストIBMの大量指名解雇に反撃する大集会>

 と題された集会では、IBM訴訟の原告らを支援する日本金属情報機器労働組合(JMIU)の関係者らが、相次いで社内の惨状を訴えた。


「会社は就業規則の解雇要件に該当するというばかりで、その具体的内容の説明を一切拒否しています。
こんなIBMのやり方がまかり通れば、他の日本企業にも『解雇の自由化』が一気に広まってしまう恐れがあるのです」(JMIU幹部)


 これまでも多くの企業で「成績不良」を理由にした解雇が横行しているが、その度に争点となってきたのが労働契約法に照らした判断基準である。


「裁判にでもなれば、ひたすら労働者の成績不良や勤務態度の悪さをあげつらう会社側と、経営に支障をきたすほどではないので『解雇権の濫用だ』とする労働者側の主張が平行線をたどり、長期化するケースが多い。

裁判が長引けば会社のイメージダウンも大きいので、ほとんどの“人減らし企業”が退職勧奨や配置転換で自主退職に追い込む手法を使うのです」(人事コンサルタント


 同社の広報部は一連のリストラ手法について、「係争中なのでコメントできない」としているため、会社側の主張は裁判の行方を見守るしかない。

 だが、IBMのようなドロ沼劇は、他の日本企業にとっても決して対岸の火事ではない。


「例えば、業績不振に喘ぐ日本の電機業界では、全体で13万人といわれる大規模なリストラの嵐が吹き荒れています。
いまや事業の再編に海外メーカーの存在も大きくなる中、IBMのようにいつまでも人材の再配置や流出をめぐってモメているようでは、再建のスピードは遅れるばかり。
ますます中国や韓国勢に水を開けられてしまうでしょう」(前出・コンサルタント)

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