2012年12月01日

がん生存率に根拠なし 人生不良の方が長生きすると医師指摘

がん生存率に根拠なし 人生不良の方が長生きすると医師指摘
2012.11.30 07:00   NEWSポストセブン

国民の2人に1人ががんを患う時代。
医学の進歩により、がんを克服したり、がんを抱えながら長生きしたりする事例は無数に溢れているものの、多くのがん患者は「あと何年生きられるのか?」といったネガティブ思考から抜け出せないのが現実だ。


10月に全国がん(成人病)センター協議会(全がん協)がネット上で公表した「5年生存率」も、一時アクセスしづらくなるほど大きな反響を呼んだ。

がん治療を行う31施設から収集した胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮頸がんの10万症例(2001年〜2003年)を生存率で割り出したデータである。


 結果だけを見ると、全症例の3人に2人は5年生存していることになり、「がんは怖くない」との安心材料にもなろう。

だが、「あくまで参考程度にしかならない」と話すのは、順天堂大学医学部特任教授の奥村康氏である。


「いまだに日本人の死因はがんが圧倒的に多く、その数は年々増え続けています。がんは治る病気になったと言われる一方で、亡くなる人が減らないのは明らかに矛盾していますよね。

結局、このがんにはこの治療法が絶対に効くという正解がありません。だから、次々と発表される『生存率』や『臨床実験』のデータも鵜呑みにできないのです」


例えば、年間約8万人が発症し、6〜7万人が死亡している肺がんの5年生存率は平均で40.6%。
乳がんの90%と比べれば治りにくいがんであることはうかがえる。

しかし、より数値を細かく見ると、施設間で24.8%〜58.1%と大きな隔たりがあった。
これを「生存率の高い病院は治療水準が高い」と捉えるのは早計だと、奥村氏はいう。


「調査したがん患者の年齢が高ければがん細胞も弱いので生存率は上がりますし、若くても早期に発見されれば治癒率は上がるはずです。

でも、いくら最先端の手術と放射線、抗がん剤治療でがん細胞を完全にやっつけても、体を痛めつけ過ぎたために人間が持っている免疫力や自然治癒力を破壊して、
後に亡くなられる方だってたくさんいます」(前出・奥村氏)


 5年生存したからといって、誰もが“がんの3大治療”に納得しているとは限らない。ならば、日頃から免疫力を高めて「がんに負けない体」を作ることのほうが先決だと、免疫学の権威である奥村氏は唱える。

リンパ球の一種「NK(ナチュラルキラー)細胞」を活性化させることで、あらゆる病気の予防やがん細胞までも遠ざけてしまおうというのだ。


 そんな強力な働きをするNK細胞ゆえに、活性化させるのも容易ではないと構えてしまうのだが、意外にも拍子抜けするほどシンプルな方法でそれが可能になる。


「好きなことをしてストレスフリーになればいいだけ。
NK活性の働きを司るのはホルモンで、これは理性ではコントロールできずに感情に支配されます。

いつもピリピリ神経質、またはクヨクヨ悲観的なマジメ人間は交感神経が緊張しっ放しでストレスホルモン(コルチゾール)が分泌されます。
この状態が長く続くほどNK活性は弱まり、ウイルスにもがん細胞にもつけこまれてしまうのです」(奥村氏)


 では、具体的にどうすればNK細胞を増やすことができるのか。

キーワードはずばり“不良”になることだという。


「好きなものを食べて、好きなたばこや酒を嗜んで、好きな友達と他人の悪口でもいいからワイワイ盛り上がってゲラゲラ笑う。NK活性はこれに尽きます。

かつてフィンランド政府が行った追跡調査でも、酒やたばこ、塩分を抑制されたグループが後にがんや心臓血管系の病気にかかる人が多く、自殺者まで出ました。

片や健康診断さえ受けない不良グループのほうが明るく長生きしたという結果が出ています」(奥村氏)


「健康」「長寿」の鉄則とばかりに、やたらと「〜ねばならない」と我慢を強いる世の中。しかし、禁欲の押しつけこそ病魔を呼び寄せる一因になって寿命を縮めると説く奥村氏の理論を聞いて、溜飲を下げる人も少なくないはずだ。

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師走 「天声人語」

天声人語

2012年12月1日(土)付  朝日新聞

めくり忘れて痛い思いをしたわけではないが、日めくりの暦(こよみ)がどうも苦手である。
馬齢のせいか、目に見えて「残り日」が減るのが面白くない。
愛用者も多いけれど、24時間すごせる回数券を日々ちぎるような、デジタル的な喪失感がきつい

▼他方、ひと月ごとのカレンダーは、きょうとあすの間の余白に味がある。
アナログの安らぎとでもいおうか、消えていく時が見えにくいのがいい。
ただし月の変わり目には、喪失感がまとめてやってくる

▼壁のカレンダーがあと一枚になった。
「師も走る」とされる月だから、我々がせわしいのは無理もない。
賀状の準備に大掃除、忘年会。
今年は選挙も重なり、ざわついた年の瀬になろう

▼罪なのは年末ジャンボだ。
1等4億円が68本、前後賞を合わせ6億円と史上最高の賞金である。
その額に目がくらみ、買ってもいないのに胸が躍る自分がおかしい。
かくして、自治体の台所はささやかに潤う

▼鹿児島県に住む40代の女性が今年、「宝くじに当選させる」という電話を真に受け、何者かに計4千万円を振り込んだそうだ。
だます方が悪いに決まっているが、うますぎる話を聞いた時は途中で耳を塞ぎたい

▼見果てぬ夢を、くじではなく、真新しい手帳や日記に託す人もおられよう。
365日分の回数券がそこにある。
白いページの、なんとまぶしいことか――師走につられて先走りすぎたようだ。
まずは残る31枚を惜しんで使いたい。
「忙忙(ぼうぼう)」と吹きすさぶ北風に、心まで飛ばされぬよう。

posted by 小だぬき at 17:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

子どもの低体温が増加…対策は「早寝早起き」「運動」「水分補給」

子どもの低体温が増加…対策は「早寝早起き」「運動」「水分補給」
2012年11月30日(金)12時31分配信 リセマム

 キリンMCダノンウォーターズは、全国の小児科医107名に対し実施した「子どもの低体温傾向とその対策に関する調査」の結果を発表した。
調査結果から、
低体温の子どもが増えていると感じている小児科医が8割近くおり、その対策として規則正しい生活や適度な運動、そして水分補給が有効と考えられていることがわかった。
 調査によると近年、低体温の子どもが「増えている」(2.8%)、「やや増えている」(75.7%)と、合わせて約8割の医師が増加傾向にあると答え、小児科医の多くが実感していることが明らかになった。

また低体温の子どもが増えてきたのは、ここ数年(3年前まで)と感じている医師が40.5%、5年前くらいからが36.9%、10年前からが20.2%で、98%以上の医師がここ10年の間に変化が起きたと考えている。

 低体温の子どもに共通する特徴について尋ねたところ、もっとも多く寄せられたのが「やせ気味」(49.5%)と「疲れやすい」(38.3%)。
さらに「集中力がない」(16.7%)、「動きが緩慢」(17.8%)、「食欲にムラがある」(16.8%)などの回答も多く、どれも今後の学校生活を送るうえで大切な物が失われる可能性が大きい。

 これらの理由としては「代謝の低下」(58.9%)をあげる医師がもっとも多く、ついで「睡眠不足」と「就寝時刻が遅い」(それぞれ45.8%)、「食生活の乱れ」(42.1%)、「冷暖房の使用による体温調節機能の低下」(41.1%)、「運動不足」(35.5%)が続いており、生活習慣の乱れは低体温に結びつきやすいと考えられていることがわかった。

 ここで大切なのはその対策だ。
低体温を防ぐために、医師が勧めていることとしては「適度な運動」(72.9%)、「十分な睡眠」(65.4%)、「食生活の改善」(57.9%)「水分補給」(72.9%)だ。

 「適度な運動」の度合いとしては「ジョギングや鬼ごっこなどの軽く汗をかく程度」をあげた医師が71.8%がもっとも多く、ついで「ウォーキング、体操、お遊戯等の軽い運動」が52.6%で、軽い運動で十分だと考えられる。

また、十分な睡眠の目安は「8時間以上」が9割を占めたが、早く就寝することが大切と考える医師が半数近く(47.7%)いたことから、単に睡眠時間数を増やすだけでなく、「早寝早起きをする」などの生活習慣を正すことも大切だ。

水分補給の方法は「少量をこまめに」と回答した医師が9割近くにのぼる一方、「たくさんの量を飲む」という回答はゼロ。
さらに温めて飲むよりも「常温を飲む」をあげた医師のほうが倍以上多く、こまめに常温での水分摂取を心掛けたい。

 なお、10歳前後の子どもが必要な1日の水分量は「1.5リットル」と考える医師が40.2%で最多。
ほか、1リットル程度が32.7%、2リットル程度が21.5%と続き、9割以上の医師が1日に「1〜2リットルの水分補給」を推奨している。
posted by 小だぬき at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育・学習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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