2012年12月29日

長期休暇で起こる“正月うつ”に注意 予防には「朝日と1日3食」

長期休暇で起こる“正月うつ”に注意 予防には「朝日と1日3食」
2012.12.28    zakzak

 さあ、年末年始の連休。羽を伸ばして旅行に出る人は6年ぶりに3000万人を突破する勢いだ。
しかし、すっかり楽しんだ連休明けに、突然、出勤拒否症となってしまい、五月病ならぬ「正月病」に陥る人がいるという。専門医に実情を聞いた。

 【休日落ち込み症候群】

 もともと日照時間の短い冬場は、うつ状態になりやすいといわれる。
しかも、年末年始の休みで、生活リズムが乱れると、その状況に拍車がかかりがち。
日頃から特に趣味もなく、仕事中心の日々を過ごしている人は要注意だ。

 『週末うつ』(青春出版社刊)の著書がある杏林大学医学部精神神経科学教室の古賀良彦教授が説明する。

 「生活リズムというのは、心身の健康を維持するのにとても重要です。
仕事中心の生活を送っている人は、仕事、帰宅、早朝起きて出勤、仕事というリズムに身体が慣れています。
このリズムが休日に乱れてしまう。
加えて、日常会話も客先ではなく家族に変わるため、週末のリズムをつかみにくい。特に連休が長いと、うつ状態に陥りやすいので注意してください」

 仕事人間の人は、仕事がないとリズムが乱れ、週末だけでもうつ状態に陥ることがある。
大型連休はなおさらだ。
その状態が長引くと「うつ病」へと移行する可能性があるのでご用心。

 
長期旅行でもうつに

 正月休みに海外旅行などを楽しむ人にも、影が落ちる。
帰国後の翌日に、いつものように朝刊を読み、出勤しようとしたその瞬間、玄関で靴を履く気力が出ない。
自分では履こうとするのだが、なぜか履けない。
足を靴の中に入れることができないまま欠勤。
家族からすれば見た目は元気なのに、「どうしちゃったの?」と思うのだが、それがうつの恐ろしい魔の手だ。

 「一般的に、楽しい休日の翌日に出勤したくないと思うのは、決して珍しい話ではないでしょう。
しかし、海外旅行の時差で生体リズムが乱れていると、その状態に拍車がかかってしまう。
穏やかでニコニコして、一見うつとは思えないよう人でも、うつ病を発症することがあるのです」と古賀教授が警鐘を鳴らす。

 仕事人間は休日に落ち込み、そうでない人は休み明けに気分がダウン。
大型連休後は、誰もがうつ病へ移行する落とし穴があるのだ。

 【初日の出を見る】

 連休のうつ状態を防ぐには、生活リズムを整えることが大切。
しかし、大みそかは除夜の鐘を聞き、真夜中に初詣に行く人もいるだろう。
元日は昼まで熟睡。その乱れがよくないといわれても…。

 「うつ予防は、
(1)朝日を浴びる(2)1日3食(3)人とのコミュニケーションをとることにあります。

年末年始は(1)や(2)が乱れがちです。
それを防ぐには、除夜の鐘を聞いたら一度寝て、初日の出を見ることが大切。
雨や雪でも早朝に玄関から一歩外に出て、空を見上げてください」(古賀教授)

 時差のある海外旅行に出掛ける人は、帰国後に2日間は休みを取って、「時差ボケ」を治すことがポイントという。
連休を目いっぱい旅行に使ってしまうと、時差ボケが解消されないまま、「正月病」に突入しやすい。
せっかくの楽しい思い出も、暗転しまうのだ。

 「たった1日でもうつになります。
それを防ぐために、生活リズムを意識してください。
もちろん、うつになったと感じたら、早めに専門医に相談することも心掛けましょう」と古賀教授はアドバイスする。
posted by 小だぬき at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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