2013年09月22日

権威に弱い新聞は大誤報しても“俺たちも被害者”と開き直る

権威に弱い新聞は大誤報しても  
       “俺たちも被害者”と開き直る 
2013.09.22 07:00  NEWSポストセブン

 大新聞は、昨年1月、「4年以内にM7」という報道を行なった。
しかし、その根拠となった試算は、2年前に「30年以内に98%」という数字とともに東大地震研究所が発表していた。
権威の発表を鵜呑みにして煽る。


 権威に弱いと言えば、「iPS細胞での移植」大誤報(読売新聞2012年10月11日付)も挙げられる。
「ハーバード大の研究者」という虚偽の肩書を信じてありもしない研究成果を報じた。
このケースでは自らの誤報を検証するのではなく、当のインチキ研究者を袋叩きにすることで“俺たちも被害者”という顔をした点も醜悪だった。
 
 誤報が報道被害を生むケースは多い。
古くは1968年の3億円事件報道で、別件逮捕された青年が犯人視され、新聞であらゆるプライバシーが暴かれた。
 
 1974年の松戸OL殺人事件報道では、起訴(のちに無罪判決)された男性が当時起きていた首都圏連続女性殺害事件の犯人だと決めつけられるような書き方をされた。
 
 1994年の松本サリン事件報道でも、同じ過ちが繰り返された。いずれも捜査当局のリークに基づき、自ら検証取材もしないまま報じた同じ失敗である。

※SAPIO2013年10月号

*小だぬき
松本サリン事件については、今 ヤフーの無料動画GyaO!で「日本の黒い夏 ENZAI」中井貴一主演映画で 捜査・報道のあり方、人の思いこみの恐ろしさと行動が検証されています。
重たいテーマですが、善意の人でも悪魔になりえる怖さを考える一助にしていただければ・・・

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消費増税で年収500万円の4人家族なら年間18万円負担増の試算

消費増税で年収500万円の4人家族なら
          年間18万円負担増の試算
2013.09.21 16:00   NEWSポストセブン

 好景気だといいながら、アベノミクスが私たちの生活に与えた影響は、値上げの波。
消費増税も控えた今、私たちを救う節約術とは?


「スーパーに行って、ここ1年で値上がりしていない商品を探すほうが難しい」

 と話すのは、経済評論家の平野和之さん。

なぜ物価は上がってしまったのだろうか?

「猛暑や豪雨、雨不足といった天候不順による農作物の不作が招く野菜価格の高騰。
加えて原油高、さらにアベノミクスによる円安の影響ですね。


 円安は輸出企業の収益を改善させる効果はありますが、日本は食料のおよそ6割を輸入に頼っているため、輸入価格の値上がりは、そのまま食卓に跳ね返ってきます」(平野さん・以下「」内同)


 また、中国など新興国の人件費が高騰しているといった付随要因もあるという。


 これに加えて、来年4月に消費税が8%になれば、怒濤の値上げラッシュが続く。
もし消費税アップが現実となったとき、家計はどうなるのか。

「年収500万円の4人家族」を例に、平野さんに試算してもらった。

「消費税が8%になると年間約7万円の負担増となります。
また、国が目標としている物価上昇率2%アップを想定すると、さらに約11万円のプラス。
つまり今より約18万円、余分にかかるという計算です」


 さらに2015年10月からの消費税10%が実現すると、11.5万円の負担増。
さらに物価は毎年2%ずつ上がっていくという想定があるため、毎年11万円ずつ出費が増える。


「こういった“値上げ”を上回る賃金上昇がなければ、どの家庭も年々貧乏になっていくでしょう」


 しかし、現実には、給料がアップしているという話は聞こえてこない。


「アベノミクスとは企業の収益を上げて、給料に反映させるというプロセスを踏むため、この経済政策が成功しても、賃金が上がるまでにはタイムラグがあるんです」


 たとえアベノミクスが成功しても、豊かさの実感にはほど遠い見通しだ。

「しかも、企業が儲けたお金は給料ではなくボーナスで社員に還元する会社が多いでしょうから、安定的に生活が潤うのには相当な時間がかかると思います


※女性セブン2013年10月3日号


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