2014年02月09日

医者が語る「困った患者」とは?

医者が語る「困った患者」とは?
2014年2月9日(日)11時0分配信 R25


  体調を崩しやすいこの季節。
病院にかかるときに気をつけたいのは、自分が「困った患者」にならないようにすること

匿名を条件に6人の医師に「困った患者」の特徴を聞いたところ、

「絶対に腸炎、などと病名を決めつけてくる」
「診断に対して、この病状は○○病では? など聞きかじりの知識を振りかざす」といった態度が挙げられた。

なかでも困るのは、「風邪と診断しても、空腹時の胃痛や疲労時の頭痛など、様々な症状を相談される」ことだとか。

『患者トラブルを解決する「技術」』の著者、尾内康彦氏によると、
「テレビの健康番組で病気を取り上げると、その病気を疑って診察を受ける患者が増える」とのこと。

また、ネットで調べて、症状から病気を推察して相談する人も増えているそうだ。
しかし、「様々な症状について質問攻め」は、患者の気持ちとしては理解できるような気も。

「患者は一人だけではありません。
ひとりにかける時間が延びると、診察できる人数は減ってしまいます。
ほかの患者の待ち時間も長くなるし、極論をいえば、病院経営が成り立たなくなることも理解してほしいですね」

不安な患者心理からすれば、医師は親身に寄り添うのが当然、と思いがち。

だが、症状が軽い患者に対しては、そうも言ってられない現実があるようだ。

「“困った患者”の増加は、消費者意識の肥大が原因のひとつ。
特に、2001年の厚生労働省による“患者には様をつけるのが望ましい”という指針以降、患者は消費者で病院はサービスを提供する店、と意識する人が増えた気がします。

ただ、医師も人間。わざわざ、医師を困らせるような態度で診察を受けるのは得策ではないと思いますよ」

症状が重い場合は仕方がないが、ちょっとした体調不良なら、医師の立場にも配慮できれば、円滑なコミュニケーションが取れるのかもしれない。
(笹林 司)
posted by 小だぬき at 12:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

社説:ソチ五輪開幕 メダルが全てではない

社説:ソチ五輪開幕
 メダルが全てではない
毎日新聞 2014年02月07日 02時30分

 第22回冬季オリンピック大会がロシア南部の保養地ソチで開幕する

テロの恐怖にさらされ、平和を象徴するスポーツの祭典が厳戒警備の中で行われるのは皮肉だ。

東京で2度目の夏季大会が開催されるのは6年後。
日本選手に注目するだけでなく、政治との関係やオリンピックの意義やあり方についても考えたい。


 ソチ大会はプーチン政権が威信をかけた国家事業になっている。
ロシアは今回、「スポーツ大国」の復権を狙い、世界3位以内の金メダル数を目標に掲げている。
達成のため、メダルを獲得した代表選手に報奨金(金は約1240万円、銀は約775万円、銅は約527万円)を授与する。日本の4〜5倍だ。


 「スポーツ立国」を目指す日本も2020年東京大会で世界3位以内の金メダル数を目標に掲げている。

先月末、大会組織委員会の森喜朗会長が強化費の充実を要望した際、安倍晋三首相は12年ロンドン大会で英国が金メダルを29個獲得したことを挙げ、「英国は日本より人口が少ないのだから、日本はそれ以上取らないといけない」と激励したという。


 だが、国家による関与はいいことばかりではない。


 ロシアは10年バンクーバー大会で金メダル数が3個と過去最低の成績に終わった。
当時のメドベージェフ大統領がロシア・オリンピック委員会会長やスポーツ相のほか、複数の競技団体幹部の辞任を要求する問題に発展した。
選手の強化に巨額の資金を投入したが、見合うだけのメダル数を獲得できなかったというのが政治介入の理由だった。


 ロシアのようなことは日本では起こり得ないにせよ、行き過ぎたメダル主義がもたらす弊害には留意しなければならない。


 日本は今回、メダル総数で10個を獲得した1998年長野大会を上回ることが目標で、スキー・ジャンプ、フィギュアスケート、スピードスケートなどへの期待が高い。


 メダルの数は評価の基準だが、全てではない。
ベストを尽くしても相手が上回ることはよくある。


 観戦する側も自国の選手を応援するだけでなく、対戦相手であっても素晴らしいプレーは称賛したい。


 オリンピックはスポーツを通して相互理解を深め、平和な社会を推進するという崇高な理念を掲げた競技大会であることを改めて強調したい。
そこが世界選手権やワールドカップとの大きな違いなのだ。


 日本選手は選手村において多様な価値観を持つ他国の選手と積極的に交流し、生涯の付き合いとなるような友人をつくってほしい。

帰国後はソチでどんな出会いがあって、何を学んだのかを語ってほしい。

posted by 小だぬき at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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