2014年04月13日

佐野実氏だけじゃない…中高年が蝕まれる“複合汚染”

佐野実氏だけじゃない
…中高年が蝕まれる“複合汚染” 
2014年4月12日  日刊ゲンダイ掲載

 有名ラーメン店「支那そばや」の店主で、“ラーメンの鬼”としてテレビ番組にも出演していた佐野実氏が11日、多臓器不全で亡くなった。
享年63歳。
糖尿病を患っていて、2月中旬から入院していたが、病室でも「支那そばや」のラーメンを口にしていたという。

 ラーメンは子どもからお年寄りまで愛される国民食だが、健康的なイメージはない。
6年前には、新横浜ラーメン博物館の広報だった武内伸氏も肝硬変で亡くなっている。
「3食ラーメン」生活を送っていたラーメン王。
48歳の若さだった。

 医学博士の米山公啓氏は「ラーメンの特徴はカロリーの高さと塩分の多さ。塩分の過剰摂取とがんの関係は医学的に証明されています。
やはり、控えめに食べるのがいいでしょうね」と言う。

■「41歳寿命説」に現実味

 最近は佐野氏と同じぐらいの年齢で亡くなる有名人が多い。

女優の安西マリアさん(享年60)がそうだし、蟹江敬三さん(同69)、大滝詠一さん(同65)もまだ若かった。
みんなの党の藤巻幸夫参院議員(同54)はさらに年下だ。

問題は塩分だけじゃないだろう。
1990年には、1959年生まれ(今年の誕生日が来て55歳)以降の人の平均寿命は41歳だとする書籍「41歳寿命説」が話題になった。

子どものころに防腐剤、着色料、保存料などの添加物や農薬を摂取し始めた世代は早死にすると説いた本だ。

 実際、戦後の1948年に60品目だった添加物は、60年代には約350品目になり、今や1500品目ぐらいまで増えている。
それだけに気になってしまう。

「危険食品読本」の著書がある食品ジャーナリストの椎名玲氏が言う。
「今の40〜60代は、子どものころに高度経済成長期を迎えています。

主婦も働きに出るようになった世代。
家庭では食生活に手間を掛けられなくなり、そこにレトルトカレーやインスタント麺が出てきた。
しかも、今ほど製造者が食品の安全性に意識がなかったから、危険な食品添加物がいくつも使われていた。
そんな食品を摂取すれば、体は複合的に汚染され病気を引き起こしかねません

また、化学物質は経皮吸収もします。
化粧品やシャンプーに含まれる成分でも病気につながるケースがある。
乳がんが増えたのも経皮吸収によるものだとの指摘があるくらいです」

 長生きしにくい時代である。
posted by 小だぬき at 17:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

いのちに優しく:春に必ず気が滅入る

今日は、小だぬきの61歳スタート日
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いのちに優しく いまづ医師の漢方ブログ
春に必ず気が滅入る
2014年4月11日 読売新聞yomiDr.

  近所の小学校の入学式で、駆け出す子供を嬉うれしそうに眺める両親の姿を見かけました。

ふと目を足元に向けると、小さな花がきれいに咲いています。
タンポポ、スミレなど、いろいろな色の花が心を和ませてくれます。

 この季節、新しい出会いに、目を輝かせている人は多いと思います。
しかし、新しい環境で、精神的な負担を感じる人もいらっしゃいます。
期待と不安が精神的な重荷になっているわけです。

 「友達100人、できるかなぁ」と、新しい出会いにワクワクして、プラスに考えられる人もいますが、中には、「どうやって友達を作ればいいのだろう」と、マイナスに考える人もいます。

◇ 「先生、これは病気でしょうか」

 先日、外来にいらした方は、「毎年、春になると気分が滅入めいってしまいます。
わたしは春が苦手なんです」とおっしゃいました。
「手足の肌に、ぴりぴりとした電気が走ったような感覚になり、気持ちが落ち着きません」と、ご自身の腕をさすりながら話します。

 冬から春に季節が変わる時期、さまざまな訴えをされる方が外来におとずれます。
気分が滅入る、おなかを壊しやすい、昼間の眠気など、身体の不調を訴える方々です。

 今回のこの方を診察させていただくと、腹直筋が緊張してピンと張っていました。
「そんなに身構えなくてもいいですよ」と言いながら、診察を続けます。
今度は、みぞおちあたりに、軽い抵抗を手のひらに感じました。
「なるほど、なるほど」と、ひとり納得しながら、診察を終えました。

 「あなたにとって、春は大きな負担になったのですね」。
わたしは説明を始めました。

 土の中から草花が芽生え、冬眠から生き物が覚める季節、わたしは人の身体も大きく変わると考えています。

冬の間、縮こまっていたものが、春になって大きく伸びをするとき、身体の調子も大きく変わり、精神的にも肉体的にも、負担になると考えています。

 三寒四温、この時期は気候も安定していません。
気圧の変化に身体がついていけないことも、原因の一つだと思います。

 こんなときに、漢方医学では、「気き」の巡りが悪いと考えます。

 目に見えない「気」というものが、うまく身体の中をめぐっていないために身体の不調が起きているという考え方です。
この場合、「気」を春の時期にあった状態にすることが大切です。

胃薬で?

 わたしは、この方に人参湯(にんじんとう)をお出ししました。
この漢方薬は、胃薬として用いられるものです。

 どうして、「気」の病に胃薬を使うのでしょうか。
それは、元気を取り戻すには、胃腸が丈夫で、食事をしっかりととらなくてはならないからです。
食欲が増し、体力がつくことで気力も充実し、「気」が身体の中をめぐり、春にあった身体にしてくれるわけです。

 この方は、2週間後、元気な笑顔で診察室に入ってこられました。
「これまでひとりで悩んでいたのは、何だったのか。もっとはやく相談に来ればよかった」と笑いながらお話しになりました。

 みなさんは、春をうまく迎えられているでしょうか。
体調がすぐれなかったり、気分的に落ち込んでいたりしませんか。
そんな時は、ひとりで悩まず、近くの医師に相談してみてください。
そして、春をうまく過ごす手立てをいっしょに考えましょう。

 春をうまく過ごすことが、一年をうまく過ごすことにつながります。
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今津嘉宏(いまづ よしひろ)
芝大門いまづクリニック(東京都港区)院長
日本がん治療認定機構認定医・暫定教育医、日本外科学会専門医・指導医、日本東洋医学会専門医・指導医
posted by 小だぬき at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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