2015年01月19日

「去ってほしい社員の条件」掲示が話題 

「去ってほしい社員の条件」掲示が話題 
「経営者の責任転嫁」か
「面白さ追求する余裕の表れ」か
2015/1/19 12:15 J-CASTニュース

古き良き?日本企業の文化の1つに、「社訓」がある。
その存在には賛否両論あるようだが、

パナソニックの「産業人たるの本分に徹し/社会生活の改善と向上を図り/世界文化の進展に寄与せんことを期す」(綱領)、
京セラの「敬天愛人」(社是)など、社外の人からも「素敵だ」と言われているものもある。

一方、中には社外の人が読むと「ドキッ」とする内容も。
先日、ある会社に飾られている「社訓」風の箇条書きがネットで紹介されると、その刺激的(?)な内容からか、ツイッターなどで注目が集まった。

その社とは、「niconico」でおなじみのドワンゴだ。

「言わなければできない社員」など7項目 ネットで紹介したのは、小説執筆など多方面で活躍している天久聖一さんが朝日新聞デジタルで連載している「家庭遺産」だ(2014年12月)。

「ドワンゴ社員」を名乗る人物から寄せられた投稿写真で、川上量生会長が会長室の扉に飾っているという「去ってほしい社員の条件」と書かれた額縁入りの7項目だ。

条件は「知恵のでない社員」
「言わなければできない社員」
「すぐ他人の力に頼る社員」
「すぐ責任を転嫁する社員」
「やる気旺盛でない社員」
「すぐ不平不満を云う社員」
「よく休み よく遅れる社員」というもの。

スタジオジブリの鈴木プロデューサーが落ちていたのを拾ってジブリに飾っていたのを川上氏に譲ったそうで、投稿者によると、川上氏はこういうことを言うタイプではないため、「社員はどちらかといえば面白がって写真を撮ったりしていました」。

「鈴木さんは、『これを飾っていた会社は潰れたんですよ』と言って笑っていたそうです。

でも、ちょっとどきっとする、考えさせられる文章ですよね」という。

天久氏は 「それにしてもこのセンス......。
よく居酒屋のトイレに掲げてある『親父の小言』に通じるものを感じます。
たしかに深い含蓄もある。
でもある意味そんな『俗っぽさ』も含めて面白がる社風。
ひと筋縄ではいかないセンスに、ドワンゴ躍進の理由を垣間見た気がしました」 と評価した。

「無礼な言葉」と反発も

この投稿が、朝日新聞が運営するメディア「withnews」にも紹介された(15年1月2日)ことで、ツイッター上でも話題になった。

「条件」の文面が、社員に対して厳しい印象を与える内容のためか、
「バカな。去ってほしい社長の無礼な言葉」
「ネタでもこれはないわ。不平不満から知恵が生まれるのに矛盾してる」
「入社させたのはお前の責任でもあるだろ?それを去って欲しいとか、責任転嫁してるのはどっちかと」 などと、「面白がって写真を撮って」いた社員とは対照的な反応も目立った。

実はこの額縁は、川上氏が出演した「カンブリア宮殿」(テレビ東京系、12年5月24日放送)にも登場し、「鈴木氏から譲られたもので、『これを飾っていた会社は潰れた』」ということも紹介されていた。

スマイルメディア代表取締役の高橋誠氏は、自身のブログ「点をつなぐ」(12年6月1日、Itmedia オルタナティブ・ブログ)でこれを取り上げた。

鈴木氏からもらったものを飾っているだけ、という川上氏について「こういう人を食ったようなところが面白いですね」と評価し、「飾っていた会社は潰れた」ことについては「この内容の文面がネガティブなので、無意識のうちにそのネガティブさに捕らわれてしまう社員が多かったのではないか」などと指摘。

脳はポジティブとネガティブの区別がつきにくく、たとえば『遅刻をしない』というと『遅刻』にとらわれ逆に遅刻してしまうので、『時間を守る』のように書いたほうがいいということです」 として、「会社に残ってほしい社員の条件」としておけばよかったかもしれない、と書いている。

川上氏の手に渡った経緯や鈴木氏の言葉を踏まえると、ジブリもドワンゴも「逆教訓」としてこれを飾ったのかもしれない。(MM)
posted by 小だぬき at 13:33 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

契約急がせるのは常套手段 あせらず冷静に、専門家にも相談

連載:本当は教えたくないマンション業界の秘密
契約急がせるのは常套手段 
あせらず冷静に、専門家にも相談
2015.01.18 zakzak 榊淳司

 私はマンション購入に関する相談を有料と無料で行っている。
無料相談はメール。
私のブログからメール形式で寄せられる相談に1回だけ無料でお答えしている。
 有料の場合は事務所においでいただいて面談する。
1時間1万800円だが、まぁ2時間くらいが平均。
追加料金はなく、ご納得いただけるまでお付き合いする。

 いつも思うことは、一般消費者とマンション販売業者の情報非対称性だ。
購入についての基本的な知識がなさすぎる一般消費者と、海千山千の販売業者が、モデルルームという販売側のホームグラウンドで戦っているのだ。
どちらが有利かは自明だろう。

 最近あった相談の事例を紹介する。相談者は40代前半の男性。
奥さんと小さなお子さん2人。
1億円弱の新築マンションを検討していた。

 ところが、自己資金は約600万円。
年収は2000万円未満。
残りを変動0・77%の35年ローンで借りると、月々の返済は25万円弱。
確かに払える。

 しかし、払い終わるのは70代後半。定年後はどうするのですか、とお聞きしたら「どこかで売却を…」という想定。

 明らかに無理がある。
どこかで破綻するのが目に見えている。
しかも検討物件はバブル価格。
駅からも近くない。
10年後には半値に落ちていることが確実視される。

 話を詳しく聞くと、2カ月前には担当営業から頭金は1割が絶対必要と言われていた。
約1000万円だ。
でも、彼は600万円しか用意できない。
それが昨年末に「600万円でも今なら大丈夫です」と豹変。
ただし、「××日までに振り込んでください」と短い期間を切られた。

 そのマンションの竣工は1年半も先。
なぜそんなに急ぐのか。
 契約を急ぐのは不動産営業の常套(じょうとう)手段。
冷静に考える時間を与えると、客が迷いだして買わないケースが多いからだ。

「××日に決めてもらわないと社内の稟議がおりません」
「他に検討しているお客さまが何人もいらっしゃいます」というのがお決まりのトークだ。

 別の相談者は、購入してしまったマンションをすぐに売りたいと考えた。
そのマンションの販売担当者に相談すると「すぐに売りなさい。でないと価格が下がります」。別の仲介業者に聞くと「2〜3カ月住んでからでも、売却価格は変わりませんよ」。

迷って私のところにやってきた。

 これには少し笑えた。販売担当者は、すぐに売ってもらえると自社が仲介することになるから売りと買いの両方から手数料が得られる。

 別の仲介業者は、販売担当者の目論見が見えていたから、「一度住んでから」と勧める。
一度住んでから売るとなると今度は自社で仲介できる可能性が高い。
すると買い側の手数料も得られる可能性が出てくる。
つまり、どちらも単に自分に都合のよい動きを勧めているだけなのだ。

 一般の方が不動産取引で業者と対等に渡り合うのは並大抵ではない。
まず、冷静になること。
時間をかけること。
必要なら専門家に相談することである。  

■榊淳司(さかき・あつし) 住宅ジャーナリスト
www.sakakiatsushi.com
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posted by 小だぬき at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする