2015年01月30日

「あるがまま」でいい 

香山リカのココロの万華鏡:
「あるがまま」でいい 
毎日新聞 2015年01月27日 首都圏版

 「ありのままで」。
言わずと知れた大ヒットアニメの主題歌タイトル。
昨年、日本中の子どもや女性がこのフレーズを口ずさんだ。

 心の医療の世界にも似た言葉がある。
それは「あるがまま」。
明治生まれの精神科医、森田正馬が生み出した森田療法の基本になる考えだ。

 森田医師は学生時代、今でいうパニック発作の症状で苦しむ。
何ともいえない不安感と動悸(どうき)が突然、襲ってきたという。
あちこちの病院を受診しても治らない。

大学の定期試験が近づき、一度は欠席も考えたが、あるとき「どうにでもなれ」と開き直った気持ちになって受験を決意する。
それから睡眠時間を削って猛勉強をしている間は、不思議なことにパニック発作はまったく出なかった。

 後に森田医師はその経験を振り返り、不安や苦しさを無理に抑え込もうとせず、「あるがまま」と受け入れて今やるべきことに集中したのが、結果的に症状の克服につながったと考えた。そして、その「あるがまま」を軸に、心の分析よりも生活や作業を大切にする治療法、森田療法を作り出したのだ。

 私たちは暮らしの中で、何かと感情や考えをコントロールすることを求められる。
とくに「落ち込む」「悲しむ」「クヨクヨする」といったマイナスの感情は“悪いこと”と見なされ、「もっと前向きになろうよ」と励まされる。
しかし、そう言われてもすぐに明るくなれるわけでもないし、無理に笑顔を作るとその後の疲れが何倍にもなる。

 森田療法は、負の気持ちもそのまま受け入れ、「それに正面から取り組まずに、まず今やらなければならないことをやろう」と呼びかける。

不安を引きずったまま新しいことを始めて失敗したらどうしよう、などと取り越し苦労をしすぎない。
そのときはそのとき、と開き直りも大切だ。

 アニメ主題歌の「ありのままで」には、ひと目を気にしすぎずに今の自分に自信を持とう、というメッセージが込められていた。

森田療法の「あるがまま」はもう一歩進んで、自分を苦しめる不安や恐怖、その他のマイナスの感情も受け入れよう、と言っている。

 もちろん、そう言われてなかなか「どんとこい」「どうなってもいいや」と開き直れるものではない。
ただ、とにかく明るく元気な自分でいなきゃダメなんだ、と思い込んでいる人には、この言葉がやさしく響くのではないだろうか。
「あるがまま」。
今年のお守りの言葉にしてみてはどうだろう。
             (精神科医)
posted by 小だぬき at 20:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

PTA役員、やって良かった?後悔した?

PTA役員、やって良かった?後悔した?
2015年1月29日 12時0分 ママスタ☆セレクト

春からスタートする新たな関係に、不安をかかえるママが多くいます。

その心配のタネとなるのが、PTAなどの役員決めではないでしょうか?
 実際に役員になった経験のあるママに、本音を聞いてみましょう。

■1人ぼっち解消の裏ワザ?

とあるママから寄せられたのは「来年度から幼稚園の会計になってしまったけど、人間関係などがこじれないか、とにかく心配」というお悩みです。

噂好きなタイプのママが多いことも不安要素になっているようです。

実際に役員になって「良かった」と思うことはあるのでしょうか?
『幼稚園ではバザー役員を2年連続でやった。
転勤族でポツンだったけど、役員になったおかげでママ友ができたし、楽しかったから、やって良かったよ。』
『バザーの時は金額大きかったから、大変だったなぁ。
その年の役員、全員仲良くて最高に楽しかった。
集まればランチ、なにかイベント終わったら打ち上げと称し、飲み会にカラオケ。
卒園してから6年たって、学校バラバラになったけど時々集まってランチや飲み会してる。
本当にやって良かったよー!』
『小学校のPTA役員やってる。
メンバーに恵まれたみたいで、やって良かった。
皆さんおっしゃる通り、メンバーによると思う!
 ただ、本部役員はものすごく仕事多いし、大変そうだからやりたくない。』

■ドラマのような嫌がらせは本当にある?

一方で、「やっぱり苦労した」という意見も多くあるようです。
一体、どんな経験をしたのでしょう?

『私も強引に押しつけられました。
あと、同じメンバーに意地悪で嫌がらせする人がいて、過去に一時期、私が標的になったことがあります……』
『全員気が強く、話し合いがこじれると喧嘩腰。
会議は多いし長い。
夜中の呼び出しも多く、大きな行事のたびに打ち上げだのなんだのと平日昼から深夜まで飲み会……』
『そのメンバーによるよね。
毎年メンバーが更新になるところは、皆スタートが一緒だからいい。
厄介なのは続けて何年もできる園や学校。
お局グループができててすごくやりにくかった。
先生たちもお局グループには気をつかってる感じだったし。』

経験談に共通したのは「メンバー次第」という言葉。
けれど、どんなメンバーになるかはその年次第のようで、運試しの要素が強いような印象をうけます。

なにが起きても、自分は自分! という、気の持ちようも大事です。

気持ちをきりかえるポジティブさを磨く、いい機会ととらえるのもいいかもしれません!
posted by 小だぬき at 00:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 教育・学習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする