2016年09月01日

子どもの自殺が最多 夏休み明け“魔の9月1日”どう防ぐ

子どもの自殺が最多
夏休み明け
“魔の9月1日”どう防ぐ?
2016年8月31日 日刊ゲンダイ

子どもたちの新学期が始まる9月1日。
実はこの日、一年のうちで最も子どもの自殺が多い日でもある。

 内閣府が調査した1972〜2013年における18歳以下の子どもの自殺件数の日別平均は49・4人(42年トータル)。
ところが、9月1日は131人となっており、断然自殺件数が多くなるのだ。

 また、9月2日は94人、8月31日には92人と、これまた多い。

 夏休み明けにこれほどまでに自殺件数が急増するのは、いったいなぜなのか。
都内のフリースクール「東京シューレ」代表の奥地圭子氏は「夏休みに限らず、冬・春休みやゴールデンウイークなどの連休明けには多くなる傾向です」と説明した上で、こう話す。

「学校生活に不安や悩みを抱えている子たちにとっては、休み明けが近づいてくるのが恐怖なんです。
でも、親や先生など周囲の大人はつい、『夏休み明けからは頑張って通おうね』と声をかけてしまいがち。
そしてその期待に応えようと、『2学期は頑張るから』と言わざるを得ず、苦しい思いをする、そんな子が多いのです」

 長期休みは「リセット期間」のようにも思えるが、不安や悩みが休んだだけで解決されるわけではない。
その上に周囲の期待がプレッシャーとなり、押しつぶされてしまうのだ。

■学校だけが選択肢ではない

 奥地氏は、そもそも「学校は行かなくてはいけない場所」という価値観が固定化されていることが問題だと言う。
「国も不登校への対策を進める中で、学校以外の選択肢を示してきています。
しかし、学校側はいまだに『学校に復帰させる』ことに目標を置いたり、親も子どもも『学校に行かなくては将来がない』と思い込んでしまったり、選択肢がないと思い込んでしまっているんです。
だから、追い詰められてしまうのです」

 実際に、92年からはフリースクールに通っても、在籍する学校で出席日数がカウントされるようになっている。
また、従来の学校教育とは異なる独自の学習指導を行う「オルタナティブスクール」も各種あり、各自治体の教育委員会が運営する「適応指導教室」(教育支援センター)といった選択肢もある。

「単に、『学校は休んでもいいんだよ』と声をかけるだけでは、『でも行かないとどうなっちゃうんだろう』と子どもは不安に思います。
選択肢があるということを知ることが大切なんです。
そのためには『学校だけが選択肢ではない』ということを、親や教育関係者だけでなく、一般社会が理解することが必要です」(奥地氏)

 1日が始業式という学校も多いが、死んだら何にもならないのだ。
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2016年09月02日

節約に走るサラリーマン家庭 オトーサン関連支出が激減中

節約に走るサラリーマン家庭
オトーサン関連支出が激減中
2016年9月1日 日刊ゲンダイ

 30日、総務省が公表した7月の家計調査(速報)でサラリーマン世帯のツライ実情が浮き彫りになった。

1世帯(2人以上)当たりの消費支出は27万8067円と前年同月比で実質0.5%減少した。
マイナスは5カ月連続だ。

 項目別に見ると、
「被服および履物」(婦人服など)は7.0%減、
軽自動車などを含む「交通・通信」が8.5%減に沈んでいる。

「もっと細かく見ていくと、家庭のオトーサンたちに関係の深い品目が大きく落ち込んでいることが分かります」(市場関係者)

■ゴルフ用品、ネクタイ、ワイシャツも

 そこで、家計調査の品目別(支出金額)をベースに、2015年7月と16年7月を比較してみた。
ゴルフ用具(ゴルフクラブ、バッグ)は何と前年同月比で67.4%減少だった。
ネクタイは51.9%減で、ワイシャツは16.8%減。
外食の飲酒代は9.3%減り、家飲み用の清酒も7.8%減少した。
ビールは4.0%減で、ワインも3.0%減だ。

一方、低価格がウリの発泡酒やビール風アルコール飲料は8・5%増えた。

家計調査を見ると、サラリーマン世帯は将来に不安を抱き、節約に走っていることが手に取るように分かります。
削れるところは、できるだけ削る。
食べる物も例外ではありません」(株式評論家の倉多慎之助氏)

 さんま(29.4%減)は価格高騰で庶民の食卓に上る回数が減った。
味噌汁の具からは、あさり(9.0%減)や、しじみ(5.1%減)、だいこん(7.1%減)が消えかかっている。
刺し身盛り合わせ(4.4%減)はめったに食べられない。
デザートは出てくるだけで感謝だ。
グレープフルーツは20.8%減で、メロンは16.8%減。
庶民の味方、バナナでさえ1.6%減った。

 家計調査には「NHK放送受信料」という項目があり、5.2%減だった。
何らかの事情で、受信料を払えない世帯が増えたことになる。

 サラリーマン世帯の収入は57万4227円で、実質1.8%減。
世帯主の小遣いは3.4%減った。

アベノミクスとは何だったのか。
首をかしげるしかない。
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2016年09月03日

警官隠しカメラ事件で拭えぬ疑念

江川紹子の「事件ウオッチ」
【大分県警隠しカメラ設置事件】で
拭えぬ疑念と監視社会への懸念
2016.09.02 Business Journal

文=江川紹子/ジャーナリスト

 先の参議院選挙の直前に、大分県警別府署が、野党候補を応援する労働組合「連合大分」などが入る施設の敷地内に入り込んで監視カメラを設置し、建物に出入りする人々を隠し撮りしていた問題。
同県警は、同署幹部ら警察官4人を建造物侵入容疑で書類送検し、関係者の処分を発表した。

残された疑惑の数々
 事件は、公安警察ではなく、刑事事件の捜査畑の警察官が引き起こしたもの。
8月27日付毎日新聞web版では、「選挙捜査で功を焦ったのでは」という県警幹部の言葉も報じられており、労組に対する継続的な監視ではなく、特定人物に対する「不適正な捜査」であったという県警の説明は、その通りなのだろう。

 ただ、報道によれば、これまでの県警の説明では、同署幹部らはカメラ設置を県警本部に報告しておらず、県警本部は事件に関与せず、違法捜査も知らなかったとしている。
それは本当だろうか。

 国政選挙となれば、選挙違反の摘発に備えて県警本部に捜査本部が設けられていたはず。
しかも、今回の事件の首謀者は、50代、40代というベテラン捜査員である。

 思い出すのは、1985年から翌年にかけて、日本共産党の幹部宅が神奈川県警の警察官によって盗聴されていた事件だ。
この時には、組織的犯行が疑われる事実があったのに、警察庁は頑強にそれを否定。
また、関与した警察官が特定されているのに、検察はこれを不起訴とした。
警察が二度と違法捜査を行わないと誓約し、検察との間で“手打ち”があったとも見られている。
当時の伊藤栄樹検事総長は、後に回想録の中で「おとぎ話」として、それを暗に認めている。  

今回の事件では、大分県警は違法捜査を認めており、盗聴事件と同視することはできないが、外部の視点がまるで入らない身内の調査・捜査を全面的に信頼していいのか。
4警察官のみが行ったとした県警の調査・捜査結果に対し、「トカゲのしっぽ切りではないか」という声も上がっている。
 また、同署幹部らが、このようにカメラを使った「不適正な捜査」を行ったのは、本当にこれが初めてなのか。
実は、これまでも何度もやっていたのではないか。
あるいは、同県警の中で、こうした捜査手法はほかにも行われているのではないか。
そんな疑問も、今なお払拭できていない。

 それにもかかわらず、県警を管理すべき立場の大分県公安委員会は早々に委員長が「詳細に調査され、厳正なものであったと解釈している」との談話を発表しており、警察の調査・捜査結果を了承。
残念ながら、これ以上、踏み込んだ対応は期待できない。

侵害されるプライバシー
 検察は、今なお残る疑問にも応えるべく、十分かつ厳正な捜査を遂げ、その結果を公表してもらいたい。
また、県議会や国会などで、こうした問題が起きた背景に踏み込んで事実解明をすると共に、カメラの設置や活用のあり方についても議論が必要だろう。

 警察官らの行為や遵法意識の希薄さが強く非難されるべきであることは言うまでもないが、彼らが撮影していたのは、一般の市民が個人的な労働相談などにも訪れる施設だ。
カメラによる撮影がもたらすプライバシー侵害について、いかに警察官らが無神経であるかを印象づける事件でもあった。
果たしてこの無神経さは、この4人に特異なものなのだろうか。

 警察の監視カメラ設置については、大阪市西成区のあいりん地区に、大阪府警が設置した15台の監視カメラをめぐって、1990年に住民や労組関係者が大阪府を訴えた裁判例がある。

大阪地裁は、「(撮影される)対象者の意思に反する場合もある」
公道でのカメラ設置が許されるのには、
(1)目的の正当性、
(2)使用の必要性、
(3)設置状況の妥当性、
(4)使用方法の相当性――などが必要と判示した。

 その上で、釜ケ崎解放会館の玄関に向けられていた1台に関して、「日常的に監視が行われており、結社の自由や団結権に深刻な影響を与えるだけでなく、プライバシー侵害する可能性がある」として撤去を命じた。
この判決は大阪高裁でも支持され、1998年11月に最高裁で確定している。

今のカメラの性能は、この当時に比べ、はるかに解像度が高く、容易に個人識別ができる。
プライバシー侵害の可能性も高くなった。

今回の大分県警別府署が設置したカメラは、夜でも人の顔まで識別できる高性能のもので、映された本人が8月4日付毎日新聞web版で「玄関を出入りする自分の顔もはっきりわかった。驚いたし、不気味だった」と述べている。

 大阪府警のカメラに関する最高裁判決に先立つこと29年。
1969年12月に最高裁大法廷は、京都府学連デモ事件の判決で、警察による写真撮影に関して重要な判断を行っている。
個人の尊重や幸福追求権を規定した憲法13条は、「国民の私生活上の自由が、警察権等の国家権力の行使に対しても保護されるべきことを規定している」とし、そうした自由のひとつとして、「承諾なしに、みだりに容貌・姿態を撮影されない自由を有する」と認定したのだ。

これは、警察などの権力機関による私人の撮影に関する、今も生きる大原則である。

 最高裁は、例外的に認められるのは、
(1)現に犯罪が行われ、もしくは行われたのち間がないと認められる場合であって、
(2)しかも証拠保全の必要性および緊急性があり、
(3)かつその撮影が一般的に許容される限度をこえない相当な方法をもつて行なわれるとき という厳しい条件をつけた。

 そして、裁判となった事件においては、デモ隊が許可条件に反する動きをしていたことから、(1)〜(3)の条件を満たすとして警察が撮影したことは憲法違反ではないと認定した。

 しかし、最近はどうだろうか。
首相官邸前や国会前で行われているデモを始め、さまざまなデモで、特に違法行為があるわけでもないのに、警察など公安当局が参加者の「容貌・姿態」を写真やビデオに収める光景が常態化している。

 また、警察は雑踏警備などの目的で、全国各地の繁華街や警備に必要とされる場所に監視カメラを設置している。
その場所のみならず、設置台数すら公表されていない。

“テロ対策”を名目に進む監視社会
 警察だけではない。
監視カメラは、防犯やトラブル発生時の対策を目的に、さまざまな公的機関や民間企業、自治会なども設置を進めている。
カメラ設置に補助をしている自治体も多い。
今や町中や鉄道の駅などには、至る所にカメラが付けられている状態だが、いったい全国でどれほどのカメラがあるのか、こちらも概数さえ明らかでない。

設置や運用に関して共通するルールがあるわけでもない。
 そんななか、東京オリンピックに向けて、テロ対策を名目に、ますますカメラの設置は進み、人々への監視は強化されるに違いない。

 確かに、犯罪捜査にはカメラ映像は役立てられている。
人通りのない深夜であっても、カメラの監視は続くし、あいまいな目撃証言に頼るより、冤罪の可能性も減るだろう。
以前とは、安全や防犯とプライバシーに関する人々の意識も変わってきた。

 しかし、だからといって、個人が国家権力によってみだりに容貌の撮影をされない自由、私生活に関する情報を収集・管理をされない自由、そして思想信条・政治活動の自由といった、憲法が保障する大原則がないがしろにされ、なし崩しになってよいということにはならない。

 私たち国民も、町中にあるたくさんのカメラに囲まれて生活するなかで、撮られることに慣れすぎて国家権力によって「みだりに容貌・姿態を撮られない自由」があることに、少し鈍感になっているかもしれない。

監視社会がどんどん進行している今、「国民の私生活の自由」という原則を守りつつ、時代状況や必要に合わせてどう例外を設定していくかという議論がもっと必要ではないか。

 2003年、第156回通常国会に、当時衆院議員だった河村たかし氏(現名古屋市長)らが、議員立法で「監視カメラ設置適正化法案」を提出した。
行政機関の監視カメラについて、設置や画像の管理・利用についてのルールづくりを目指したものだ。
衆議院で審議未了で廃案となったが、こうしたルールづくりの必要性は、この頃よりもさらに高まっていると思う。
 できれば、超党派で議論をしてもらいたい課題のひとつである。

●江川紹子(えがわ・しょうこ)
東京都出身。神奈川新聞社会部記者を経て、フリーランスに。
著書に『魂の虜囚 オウム事件はなぜ起きたか』『人を助ける仕事』『勇気ってなんだろう』ほか。
『「歴史認識」とは何か - 対立の構図を超えて』(著者・大沼保昭)では聞き手を務めている。
クラシック音楽への造詣も深い。
江川紹子ジャーナル www.egawashoko.com、
twitter:amneris84、Facebook:shokoeg
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2016年09月04日

大手保育園で横行する労働基準法違反 辞める前に行政を動かそう

大手保育園で横行する
労働基準法違反 
辞める前に行政を動かそう
2016年9月3日 12時12分配信


今野晴貴 |
NPO法人POSSE代表。雇用・労働政策研究者。

今月2日、保育業界大手・株式会社日本保育サービスの運営する横浜市の保育園に対し、横浜南労働基準監督署より、労働基準法違反の是正勧告が出されたと発表された。
同社の労働者を組織する介護・保育ユニオンによるものだ。

横浜市は、待機児童ゼロを掲げ、保育所の拡充を図り、全国的にも注目されている地域であり、株式会社日本保育サービスはその中で事業所を拡大してきた会社だ。
今回の労働基準法違反は、重く受け止められるべきだろう。

同ユニオンによれば、これまで寄せられた保育士からの相談のうちのおよそ八割に休憩が取れない、残業代が支払われていないなどの労働基準法違反が見られるという。
違反内容は類似のものが多く、全国の保育園で同じような労働基準法違反が横行している可能性が高いと考えられる。

保育園では、園児を相手にする仕事であり、休憩が取れない、サービス残業など違法であることが分かっていても、「仕方がない」「子供のために誰かやらねば」と改善をあきらめてしまう労働者が多いのが実情だ。
しかし、労働基準法は、刑事罰付きの強い法律。
労働者が訴え出ることで行政が動き、必ず是正させることができる。

本記事では、横浜市にある保育園で働いていたAさん(22歳、女性)と、仙台市の保育園で働いていたBさん(21歳、女性)の事例を紹介しながら行政を動かす対処法について紹介しよう。

残業の自己申告の悪用、持ち帰り残業による残業代未払い 横浜市の日本保育サービスで働いていたAさんは残業代未払いの被害に遭っていた。
この保育園では、勤怠管理をICカードで行っていながら、支払われる賃金は本人の残業申請に基づいて行われていた。
しかし、この残業申請には制限が設けられていた。


残業申請を制限するルールは次のようなものだった。
(1)開園・閉園作業は労働時間としてカウントしない
(2)園児の保護者に向けたクラス通信は一枚15分までとする
(3)職員会議は、実際の所要時間にかかわらず、1時間 としてカウント
(4)保護者面談は、30分以上かかった時だけ申請できる。

このルール通りに申請すると、実際に働いた時間よりもずっと少ない時間しか「働いた時間」として申請できない。
実際にAさんは、「直接子供に接する保育以外はサービス残業にされることが多かった」という。
加えて、持ち帰り残業があった。
持ち帰り残業になっていたのは、盆踊り大会や、節分の豆まき会など、毎月保育園で催される、行事の準備(衣装やパネル作成など)だ。
こうしたイベントの準備は、どうしても園児たちが帰った後、残業で行う必要があったが、それを園長が許さなかった。

Aさんは、仕方なく、作業を持ち帰り残業とせざるを得なかった。
以上のような「社内ルール」は、労働基準法違反であり、刑事罰の対象となり得る。
日本保育サービスに対しては、残業代未払いについて労働基準法第37条違反の是正勧告が出されており、会社は一部の未払い賃金支払いをすでに行っている。

保育士不足で休憩時間がとれない
次に仙台市のBさんの事案をご紹介しよう。
こちらの保育園を運営する会社に対しても、労働基準法34条違反(休憩が法定通り取れていない)、労働基準法37条違反(残業代が支払われていない)などについて労働基準監督署が是正勧告を出しており、是正勧告を受けた点について、会社の改善がすでに始まっている。

残業代未払いについては、ほとんどAさんと事情は同じだった。
ただ、この保育所では残業代の不払いに加え、休憩時間について違法行為が見られた。
休憩時間について労働基準法は、労働時間6時間を超えた場合に45分間、8時間を超えた場合には1時間の休憩時間を与えなければならないと定めている。

休憩時間は、「働いている人が、雇用主の指揮命令から完全に解放され、自由に使える時間でなければならない」とされている。
法律通りに休憩時間が与えられていることを判断するポイントの一つは、保育園を離れて休憩をとれるかどうかだ。
Bさんのいた保育園では、園児が昼寝をしている部屋での休憩を取るように指示されていた。
園児が目を覚ましたりすれば、即座に対応しなければならない状態だった。

しかも事務作業をする時間がなかったので、多くの保育士は、園児たちが寝ている間に連絡帳の記入などの事務作業を行っていた。
完全に違法な状態だったのである。

労働基準法違反は、コツさえつかめば、必ず改善できる
繰り返し述べてきたように、労働基準法は刑事罰を含む法律で、この法律の取り締まりに当たる労働基準監督署には逮捕や家宅捜査を行う司法警察としての権限が与えられており、悪質なケースでは会社は書類送検される。
だから、休憩が取れない、残業代が未払いであるなどといった、労働基準法違反は必ず、改善させられるのだ。

しかし、現実には、労働基準監督署に行っても動いてくれない場合も多い。
実は、労働基準監督署を動かすのには、いくつかのコツがある。
相手はあくまでも法律に基づいて動く行政機関。
そのため、行政が動きやすい「形式」を整える必要があるのだ。

問題の法的整理や、労働時間や残業代未払いを示す証拠をそろえかた、記録の取り方、窓口で違反の通報を、きちんと「法律に則った形」で行うことが「コツ」の中身である。

このような「コツ」をうまくつかんで通報するためには、専門家のアドバイスを受けるのが手っ取り早いだろう。
この二つの事例の場合にも、「介護・保育ユニオン」が労働者に助言をして、行政を動かすことに成功している。


また、労働基準監督署が証拠不十分として行政指導を行えなかった労働基準法違反についても労働組合を使えばさらなる追及が可能だということも知っておいてほしい。
会社の違法行為を通報しようにも、証拠が手に入らない場合もある。
だが、会社は労働組合との団体交渉に誠実に応じる義務を負っており、手元に残すことができなかったタイムカードや賃金明細などの証拠の提出を、労働組合であれば会社に求めることもできる。
それらをつかって、個人では追及できなかった会社の法違反の改善を求めることができる場合もあるというわけだ。

保育士をあきらめる前に相談をしてもらいたい
実は、Aさんも、Bさんも、劣悪な労働環境の中で、健康を害し、新卒で入社してから1〜2年で保育士を退職せざるを得なかった。
ふたりとも、小さなころから保育士の先生にあこがれ、短大で保育士の資格を取り、入社の時には夢の仕事につけたことをとても喜んだという。
しかし今、二人とも言葉をそろえて言う「保育士として働くのは怖い」。

労働基準法が守られないような職場では、過重な労働が求められる。
それは保育士の「仕事の質」に直結する。
余裕なく働けば、やがて好きだった子どもとも笑顔で接することができなくなる。
邪険に扱ってしまいかねない。
だから、責任感の強い保育士ほど、「働くことが怖い」と感じてしまうのだろう。

介護・保育ユニオンのブログで、Bさんは次のように思いを語っている。
労働環境もひどいものでした。
休憩はほとんどとれず、行事の大小道具は無給の持ち帰り作業。
そしてこの保育所は、新卒の私たちに仕事のやり方を何も教えてくれませんでした。
私はいきなり1歳児の担任になりました。
右も左もわからない中で、頑張りましたが、会社のサポートは一切なし。
それでいて、何かの問題が生じたときには矢面に立たされました。
そんな毎日に私はどんどん余裕がなくなっていきました。
大好きな園児と一緒でも笑ってあげられないことが増えていきました。
本当に子どもたちに申し訳ないという思いでいっぱいになりました。

体調も崩し始めた私は、ついに職場を辞めざるをえませんでした。
あんなに好きだった保育士には、今も戻ることができないでいます」。

もし、最初から労働基準法が守られるような人員体制の余裕があれば二人の状況も違っていたかもしれない。
全国で同じように労基法違反に悩みを抱える保育士の方がいるだろう。
保育士不足の今日、違法行為の是正は社会正義だといってよい。
もちろん労基法だけで職場のすべての問題が解決するわけではないだろうが、少なくとも改善の糸口にはなるはずだ。
労働基準法違反は必ず、改善させることができる。
仕事の辛さに悩む保育士の方にはぜひ、一度、専門機関に相談していただきたいと思う。

無料労働相談窓口
介護・保育ユニオン
TEL:03-6804-7650
(受付:8時〜22時:平日・土日祝)
メール:contact@kaigohoiku-u.com

総合サポートユニオン(関東、関西、東北)
TEL:03-6804-7650
メール:info@sougou-u.jp

NPO法人POSSE
TEL:03-6699-9359
(平日12〜14時および17〜22時/土日祝12〜22時)
メール:soudan@npoposse.jp

ブラック企業被害対策弁護団(全国)
TEL:03-3288-0112
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<医療>残暑の日 危険な「尿が出ない頻尿」に注意!

<医療>残暑の日
危険な「尿が出ない頻尿」に注意!
毎日新聞 9月4日(日)10時20分配信

 9月になりましたが、残暑はしばらく続きそうです。
気象庁の1カ月予報によると今後も全国的に平年より暑い日が続く見込みで、涼しい秋の到来はしばらく先かもしれません。

暑い日の注意事項と言えば熱中症ですが、暑さが原因で起きる意外な病気があるそうです。
それは「頻尿」。
発症するのは比較的まれですが、時に命にかかわることもあるといいます。
その仕組みと対策を、よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニックの奥井識仁院長に聞きました。【医療プレミア編集部】

 ◇前立腺肥大症の人は
暑気あたりで頻尿になることがある  
暑さで体調を崩すことを「暑気あたり」といいます。
暑気あたりには、軽いものから重いものまでさまざまありますが、特に注意を要するのが熱中症です。

今年は猛暑だったため、メディアでは連日、熱中症の警告が行われていましたが、その中に熱中症になると「尿が少なくなる」という説明があります。
事実、暑気あたりになると体が脱水状態になり、トイレの回数は減ります。
しかし時折、逆に頻尿になる人がいます。
まれですが、命にかかわりかねない重症になることもあります。

 泌尿器科に通院している男性の多くは、前立腺肥大症という病気を持っています。
前立腺は尿道とぼうこうのつなぎ目にあり、クルミぐらいの大きさをしていますが、60代以降になると大きく肥大し、時にはこぶし大になることがあります。
そのために起きる代表的な病気が前立腺肥大症で、排尿したい感じが強くなり(尿意切迫感)、何度も排尿に行き(頻尿)、排尿しても出し切れない(残尿感)などの不快感が付きまといます。

 前立腺肥大症は、前立腺への血行が悪くなると症状が強くなります。
肥満の人は脂肪に圧迫されて前立腺やぼうこう、直腸などを含む「骨盤内臓器」への血行が悪くなります。
すると前立腺の新陳代謝は悪くなり、むくみやすくなって、前立腺肥大症が悪化します。

長時間座ったままも同様です。
また加齢とともに血管自体も衰えて血液の流れが悪くなるため、高齢の人はさらに症状が強くなります。  

◇尿意はあるのに尿はあまり出ない
 暑気あたりの時、前立腺はどうなるのでしょうか?
 この分野には症例報告がありません。
前立腺肥大症の人でも大半は汗が出て排尿の回数が減るのですが、日ごろ診療をしていると、逆に重症の頻尿になる人が時折いることに気が付きます。

体が熱を持ち、水分が不足すると、肺や心臓のような太い血管をもつ臓器には血液が流れますが、前立腺やぼうこうのような細かく細い血管しかない臓器の血行は著しく悪くなります。
このため前立腺がむくみ、前立腺肥大症の症状が強くなって頻尿になると考えられます。

 この時、体全体で見ると暑気あたりのため汗をかき過ぎ、脱水になっているので、あまり尿が作られていません。
そのため尿意は感じているのに、あまり尿は出ないという状態になります。
また前立腺が腫れているので、排尿時に痛みを感じる人もいます。
もし、身近な60代以降の男性が暑い日に極端に何度もトイレに行くようになったら、あるいは前立腺肥大症で通院中の方の症状が著しく悪化したら、暑さがその原因の一つかもしれません。  

ちなみに前立腺肥大症ではない人は、尿意は起きず、体が尿を作らないためほとんどトイレには行かなくなります。  

◇ぼうこう瘤や慢性ぼうこう炎の女性も要注意  
そして女性でもぼうこうの血行が悪い人は、同様の症状になることがあります。

 たとえば高齢女性に見られる、骨盤の中の筋肉が衰えて、ぼうこうが膣(ちつ)から落ちてくる「ぼうこう瘤(りゅう)」という病気の人は、ぼうこうにつながる血管が長く伸びているために血行が悪化し、頻尿になりがちです。
そのような人が暑気あたりになると、ぼうこうへの血行がさらに悪化し、さらに重症の頻尿になります。

 またぼうこう炎を繰り返して抗生物質をずっと服用している人は、ぼうこうの中にカビである真菌が増え、その死骸を餌にして細菌が増えることがあります。
その結果、ぼうこうがむくみ、頻尿になる人がいます。
これは慢性ぼうこう炎の原因の一つなのですが、このような患者さんも暑気あたりで頻尿の症状が増します。
尿があまり出ないのは男性の例と同じです。  

◇脳梗塞の前兆になることも
 これらの症状が危険なのは、頻尿の次には、もっと太い血管で同じように血行不足が起きる可能性があるからです。
例えば、脳梗塞(こうそく)など命にかかわる危険な状態です。
暑気あたりは、清暑益気湯(せいしょえっきとう)、白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)など、体内の熱を取る作用のある漢方薬をうまく使うと、ある程度の予防や症状の改善が期待できます。
加えて水分を十分に取り脱水を治すことが大切です。
その上で、残暑の日に頻尿が悪化したら、泌尿器科医に「暑気あたりで脱水になり、調子が悪い」という可能性を伝えて、しっかり診察を受けてください。
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2016年09月05日

防衛省がムダな兵器を“大人買い” 過去最大防衛費5兆円超

防衛省が
ムダな兵器を“大人買い”
過去最大防衛費5兆円超
2016年9月3日 日刊ゲンダイ

 防衛省の来年度予算の概算要求は過去最大の総額5兆1685億円に達した。
今年3月に安保関連法が施行され、米国と一緒に戦争をする準備が整った。
防衛省はこれ幸いと、必要のない新型兵器までジャンジャン買い込もうとしている。

 例えば、1機で318億円もする米ボーイング社製の空中給油機KC46A。
防衛省は安保法の新任務に海外での補給活動が加わったため、新型の空中給油機が必要だと訴えている。が、軍事ジャーナリストの世良光弘は首をかしげる。

「自衛隊はKC767という優秀な空中給油機をすでに4機も持っています。
航続距離は、航空自衛隊の輸送機の中では政府専用機に次ぐ7200キロを誇ります。
巨額の税金を使って新型の給油機を購入する必然性が見当たりません。
自衛隊は世界のエネオスでも目指すつもりでしょうか」

 また、最新鋭のステルス戦闘機F35を6機取得するために946億円の費用が盛り込まれた。
「専守防衛の日本は防空識別圏から敵機を追い払えればいい。
制空権を守るだけなら現行のF15で事足ります。
レーダーに探知されにくい隠密飛行ではなく、姿を見せた方が抑止力にもなるでしょう。
F35が十分に能力を発揮するのはシリアの空爆などの場面。
安倍政権は一体、どんなシーンでの活用を考えているのでしょうか」(世良光弘氏)

 どうかしているのは、旧型の兵器まで買い込もうとしていることだ。
防衛省は2018年度までに米海兵隊をモデルにした「水陸機動団」を新設する計画。
そのために、30年以上前に開発され、目新しい技術が使われていない水陸両用車「AAV7」に1両7億円も払い、52両を調達するつもりだ。
 どれもこれも米国製のうえ割高に買わされているのだから、バカみたいだ。

1機当たり約100億円で取得する輸送機オスプレイを、米軍は50億〜60億円とほぼ半額で購入している。

 軍事研究の助成費用も大幅アップされている。
「安全保障技術研究推進制度」の予算を今年度の6億円から18倍の110億円に大幅に増やす予定だ。
軍事への応用が期待できる基礎研究を行う企業や大学に対し、研究費を助成する制度である。

「2年前、安倍政権は武器輸出を原則禁止する『武器輸出三原則』を百八十度転換しました。
今回の予算措置は、武器を輸出するために大学や企業の協力を仰ぐ狙いがあるのでしょう。
いずれ世界中に兵器を売って稼ぐつもりなのだと思います」(世良光弘氏)

 国民の税金でムダな兵器を大人買いするのは、やめて欲しいものだ。
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2016年09月06日

台風で9人犠牲 岩手老人施設の悲劇は安倍無策政権の人災

台風で9人犠牲
岩手老人施設の悲劇は
安倍無策政権の人災
2016年9月5日 日刊ゲンダイ

 5日、台風12号が九州北部に上陸した。
先週、東北と北海道を襲った台風10号の爪痕がまだ残るのが、高齢者施設で9人が亡くなった岩手県岩泉町だ。
今も500人以上が孤立し、町内全域の約1万人に避難指示が出ている。
かくも甚大なダメージの災害が頻発するのは、歴代政権の無為無策がもたらした“人災”のためだ。

 2年前に広島市で大規模な土砂災害が発生した直後、日刊ゲンダイは環境社会学者として滋賀県と近畿圏の水害被災地調査をした嘉田由紀子・前滋賀県知事を取材した。
 その時のインタビューで
水害を受けやすい場所に新住民が住む傾向があり、その土地の成り立ちを知らず、水害に遭う。
そんな例が日本各地にある

〈最近は福祉施設などが、(水害の)リスクが高い地域にできる傾向にあり、大きな問題をはらんでいる〉と指摘。
まるで、岩泉町の災害を2年前に予見していたかのようである。

 嘉田氏に改めて聞いた。
「岩泉町の高齢者施設は川沿いに立地しています。
09年に山口県防府市で高齢者7人が亡くなった土地もかつて河川敷でした。
土地所有者は、リスクを知ってか知らずか、利用価値の低い土地を、福祉施設などにして売り抜けようとします。
河川敷のような場所に福祉施設の立地を認めた行政の責任です。
行政は責任を持って安全管理をしないといけません」

■「国民の命を守る」と言いながら地主を味方

 嘉田氏は知事時代に流域治水条例を成立させ、全国で初めてハザードマップを公表した。
「条例を作る過程で、滋賀県議会、滋賀県市長会から『リスク情報を公表して地価が下がってもいいのか』という声高な主張と批判をいただきました。
土地所有者層の代弁そのものですが、リスク開示がされないことは、なけなしの給与で一生に一回、家を持てるか持てないか、というサラリーマンや被雇用者層にとっては、まさに犯罪ともいえる社会的不作為です」(嘉田氏)

 こうして、地主側に立ち、代弁者を務めてきたのが歴代の自民党政権だ。
2年前のインタビューで嘉田氏も
歴代の政権与党は、支持者である地主と業界団体のために人命軽視で非効率な防災政策を続けてきた〉と指摘した。

安倍首相は二言目には『人命を最優先』と言いますが、ならば国内全地域の緻密なハザードマップを作るべきです。
『ここは危ない場所ですよ』と住民に喚起を呼びかけ、行政も土地利用規制などをした方がはるかに有効なはず。

岩手県岩泉町の高齢者施設の悲劇は安倍政権の無策が起こした人災であり、抜本的対策に乗り出さない以上、これからも同じような悲劇が繰り返されると思います」(ジャーナリストの横田一氏)
 安倍首相は9人の犠牲者の死を無にしないためにも、人災であるという現実をしっかり受け止めるべきだろう。
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母が 母が 大動脈閉塞で 父の元に旅立ちました。

朝、1時27分に母が父の元に旅立ちました。
昨日までは元気だったのですが、今日 具合が悪そうなので救急車を呼び病院へ。
動脈がつまってしまい 内臓が壊死を始めていて、検査の結果 手術不能でなくなりました。
死に顔がとても穏やかだったのが 家族にとって救いです。
しばらくは発行が不定期で乱れると思いますが、お許しください。

とうとう妹と2人になってしまいました。
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2016年09月07日

母を急死させた動脈塞栓症/急性動脈閉塞

母は 高血圧・動脈硬化・心臓肥大・坐骨骨折・脳梗塞の持病があり、要介護4に認定されるような寝たっきり状態になり リハビリを兼ねてディーケアに週3泊お世話になり、残りの日々は嫁いでいる妹が母の面倒をみてくれました。

妹の旦那さんの義弟やその子たちの協力がなければ 到底 介護生活は乗り切れなかったと思います。
兄の私が病気がちなため 殆どの(すべての)介護・家事は妹が担ってくれました
何か「親の死」ということを真剣に考えず 妹に甘え 自分の静養にあててしまいました。
反省すること多しです。

政府が目指す 施設から家庭介護への移行では 介護者も要介護者も疲労困憊してしまいます。
社会保障というのは「当事者なら」の視点で議論しなければ ならないと思います。
声高に政府は 介護・保育・医療・健康保険を 予算の数字だけで切り捨てようとしています。
毎年会計検査院から 予算の不正執行やムダが指摘されているお金を無くして 「国民のための」自己責任論に陥らない 議論をして欲しいものだと思います

母の急死は、命のなんと脆い物かという気持ちを強くします。
予防重視は土台ですが、私のように「健康といえる臓器」を見つけるのが大変となった 60代にとっては 医療費自己負担の増大や各種税の「予算がないから」増税では 死活問題です。

国の膨大な借金やムダな箱物・公共工事を作り出したのは、歴代政府です。
きちんと施策の責任を明確にしてから 消費税等の議論をする 国民目線を取り戻したいものです。
*******************************
急性動脈閉塞
Doctors Me より引用

急性動脈閉塞が起こると急激な血流の減少が起こり、痛みや脈拍消失、蒼白などの症状が起こります。
発症から時間が経過すると、血流遮断に伴う知覚鈍麻や運動障害が起こり始め、最終的には細胞の壊死が起こります。

急性ではなく慢性の動脈塞栓症の場合、初期症状として側線が起きた先の手足などのしびれや指先の冷たさを感じるようになります。
歩行など日常生活に大きな支障がない状態がしばらく続きますが、疲れやすさや筋肉痛のような状態が起こりやすくなります。
この状態ではしばらく休めば症状が改善することがほとんどです。
さらに悪化すると就寝時など安静にしている時でも痛みが生じるようになり、塞栓している動脈の先の細胞が壊死していきます。

動脈塞栓症/急性動脈閉塞は最終的には細胞の壊死などの取り返しのつかない結果になりますから、異変が現れた時には、すみやかに医療機関での診断、治療が必要です

動脈塞栓症/急性動脈閉塞の原因

動脈塞栓症/急性動脈閉塞の原因は動脈が徐々に、もしくは突然詰まることによって引き起こされます。
急性の場合には心臓や大動脈などに付着した血栓などが剥離し、血流に乗ってて足の血管などで詰まることが原因となって動脈の塞栓を引き起こします。

急性動脈塞栓を引き起こす元の血栓が心臓などにできる要因としては、心房細動などの不整脈によるものが多いとされています。
およそ9割は心原性の急性動脈閉塞と言われています。

慢性の塞栓症の場合、動脈硬化によって血管壁が厚くなったり血栓ができ、血流が減少していくことが原因となります。
慢性の場合症状の進行は、数年単位で起こることも多いのですが、最終的な塞栓に伴う症状は急速に現れることがあります
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2016年09月08日

すぐ眠くなる中で・・・

昨日は、疲れのためか 実家にいてもウトウトしてしまう1日。

そのなかで、
1.叔母(私と2歳違い)と妹・姪っ子を 葬儀社に案内し、母と対面。
2.宅急便受け取り。
3.床屋。
4.台風に備えた買い出し。
5.故買業者からの電話 などで疲労困憊。

互いの意思疎通の大切さ

1.葬儀社への母との対面で 互いの意思疎通・思い違いで ちょっとトラブリました。
初めは 叔母が母に会いたい・来たいというので 私の身体の負荷軽減のために来れる時間が解ったら 葬儀社に電話して 父の時のように「タクシーで葬儀社へいき、駅経由で実家に戻る」と提案し、私は そのつもりでした。

誤解のもとは、夜 叔母の所に 妹からメールが入り 妹と姪も合流していくということになったと 朝 叔母から「これから出ます」という電話を受けた時、知りました。

その時点で私への連絡がなかったので、妹が案内して行くつもりだと 私に甘く判断したことが 妹の意思と食い違いを起こしました。
妹は妹で「私の案内で行く」と思っていたようです。
出かける寸前で そのことが解り、私は歩くのがシンドイなという気持ちがでて、妹に辛辣な言葉を発してしまいました。
兄・妹でも このような食い違いが出るのですから、普段から 意志疎通に思い違いがないか ツメは しっかりとしないとと思いました。

2.葬儀社の帰り、本来なら 叔母や姪の感謝のため 昼食の接待は 私がしないといけないのですが、その時点でロレツが回らず 歩くのがやっとという状態になり 妹に任せました。
帰宅してから 宅急便がくるまで爆睡状態に入り、折角 家のかたづけをするつもりだった妹・姪っ子に 起こしては悪いと気を使わせたようです。
反省です。

3.宅急便、米と水を 若い子が軽々と持ち 2つ同時に受け取ろうとすると「重いですから、一つずつにしてくださいね」とクロネコヤマト嬢。
寝起きの顔とロレツのまわらない受け答えに配慮をしてくれました。

4.伸び放題だった髪をカットしに床屋さんへ。
ここでもウトウトしてしまい 「ごめん、後ろを切る時は ムラがでてしまうので起きていてね」と言われる始末。

5.夕食が初めての食事だったので、野菜中心の食事に。

6.買い取り業者からの電話、49日後 遺品分けが済んだら と約束。

若い時は、二日の徹夜など平気でしたし 林間学校での3泊4日なども ほぼ眠らない状態で 登山や各種行事に参加できたのですが、今は5分で息が上がり ロレツが回らなくなる。
歳ですね。

来週予定されている 所沢の初任校の教職員同窓会をキャンセル。
新設校に7年いて 川口に転出したので 33年間会う機会が同じサークル合宿以外なかった方とも会うチャンスでしたが こんな私でも「会えるんだね」と喜んでくれていたという先輩方・・・。
申し訳なく思います。

うつ病休職・退職して、弟・父・母を失う。
喪失感に注意しながら 通院は欠かせないと思っています。
posted by 小だぬき at 07:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月09日

朝から電話の連続、金融機関への疑問

母の葬儀は 10日(土)です。

まだ 気が張っているのか なんとか朝 五時に目覚め、まずは実家に行き ゴミの処理。

○叔母から いとこにあたるという人の香典が 葬儀場あて速達で配達されると連絡があり、 返礼の電話番号が見つからずお礼電話は断念。

○葬儀社から 香典を預かり 式当日にお渡ししますと電話あり。

○葬儀社から「写真ができた」と連絡あり、仏壇用の小さめの写真を受取りに 葬儀社へ。

*出がけの道路で「信用金庫」への道をおばあさんに聞かれ、同じ道だからと 案内。
その方 市の補助金受領のため通帳のコピーを送って欲しいと昨日連絡を受け、探したけれど見つからず「通帳紛失届」を出したものの 今朝 見つかり 「紛失届」撤回を電話したら、新通帳への手続きが必要と言われ 通帳を開設した支店まで来て欲しいと言われたそう。
他区に引っ越して 長いので 道が解らなくなったとのこと。

私もいつも不条理だと思うのは、解約は開設支店での手続きが必要とのこと。

このおばあさんは うっかりと事故を防ぐために「紛失届」を電話したのに 交通費をかけ 暑い中 手続きのため支店を探し回り、見つからず 私に出会えて良かったと感謝されました。

これは是非 どの支店でも手続きができるように金融機関に配慮して欲しい点です。

私も異動の度に校内引き落とし口座を作らされたのですが、印鑑が解らず、3つの信用金庫に千円未満の残金が残ったままです。
可能性のある印鑑すべてを持ち 往復1280円の交通費と時間をかけ それぞれ解約手続きをするのは・・・、そういう金額が金融機関の通帳停止で剰余金として残るのですね。

○水戸の伯母(2歳上)の 現金書留の香典を受領。
万が一に備え 実家に午前中待機が良かった。

○葬儀費用引き出し。

マイナンバーで 母の出生時から結婚除籍までの戸籍謄本が取れないか 問い合わせた所、まだ 本人の申請しかできないらしい・・・。
こちらの戸籍謄本で 母との関係を確認する身分照会をしてから はじめて出生時から結婚除籍までの 遺産相続用戸籍の発行になるらしい。

母の産まれは 3.11で津波の被害があった 福島県いわき市。
1泊湯本温泉に泊まるつもりで 市役所に行きたいと思います。

昨日も なんだかんだと忙しい1日でした。
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葬儀後、私の心身の精密検査へ

明日、母の葬儀(満86歳)

今日は 明日の食事の人数確定と注文。
懐石料理のなんと値段の高いことか・・、一人5000円で妥協。

午後は整形外科の通院、首の神経を椎間板が圧迫して神経が一部細くなっているため。 手術を前提に薬で 悪化をおくらせる治療です。

息切れとロレツの回らないことを申告し 看護師さんと優先治療順位を決め、来週は「脳神経外科」でロレツの回らない原因をさぐることに。

月曜日の検査で見つからなければ、循環器へ、そしてもっと専門分野を絞る必要があれば絞っていきましょうとのこと。


それと並行して 息切れが 循環器からきているのか呼吸器から来ているのか探ろうとのことです。

川口市に移動した最初の年、運動会で倒れ「狭心症」と診断され 10年ほど二トロールとフランドルテープを使用した経験があるので 循環器の可能性も捨てきれないとのことです。

少なくとも 父と母の七回忌は 長男坊としてしたいので 遺産相続手続きが終わったら 手術が必要な所はする決意です。

民間医療保険を退職の時、やめなければよかったと 後悔。
そのかわり退職教職員互助会の医療扶助が 受けられるうちに・・・。
手術となると 大がかりになりそうな 悪い予感がしています。
posted by 小だぬき at 16:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月10日

葬儀社選択の考え方

今日 10時30分〜 通夜・告別式・初七日法要を兼ねて 母を仏界に送り出します。

私が 今の「葬儀社」を選択しているのは、値段は決して安いとはいえませんが 納得・安心できる心づかいを感じるからです。

お葬式だけは「お試し」ということはできません。

20数年前の叔母の自宅葬の時、テレビCMや雑誌・新聞に広告をうつ 全国規模で会員制の葬儀・ホール会社に依頼して 苦い思いをしたのです。

祭壇1段いくらとか とにかく事務的な応対で 心遣いもアフターケアもなしでした。
葬儀が終わると 事務的に撤収作業を始め ぽつんと5段の木の祭壇と写真が残されました。

な、なんなんだ この事務的形式進行と遺族への心遣いの無さはと 憤慨した記憶が残り、コマーシャルと実際の乖離に呆れました。

母の葬儀を依頼した所は、弟・父も お世話になったところです。
弟の時、身体障害1級・生活保護受給で 市民葬(お寺・焼却場・各種手続き)でしたが、葬儀社の方の 私への心遣いに感動??したのです。
父母は要介護の状態にはいっていたので、私が 喪主代行をしたのですが、手続き等 親身になって相談に乗ってくれました。
この体験・経験が 大きいのです。

今、盛んに「小さな葬儀」ということで ネットでもマスコミでも注目されていますが、故人にとっては 一生に一度の最後の舞台。
顔が見える 葬儀社のスタッフと相談しながら 故人を仏界に送ることが出来るのが 一番重要な視点だと思います

私は、地元の葬儀社を選択しましたが、是非「小さな葬儀」を選択した場合でも 悔いの残らない式であって欲しいと思います。

また、いままで多くの葬儀に参列して 地域性や宗教によって 大きく差異がでるのが 冠婚葬祭だと感じています。

葬儀にあたって感じるのは お寺・住職のお布施の不可解さです。
これから戒名・四十九日・年度法要など 今まで以上にお寺と長い付き合いになるのですが、お布施に関しての戸惑いは 今後とも続くと思います。
                AM.3:50  小だぬき
posted by 小だぬき at 03:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月11日

母、三途の川を渡る準備期間に・・・

無事、母の霊を「三途の川」を渡る 準備期間に送り出すことができました。
励まし・弔意を頂きありがとうございました。
また、ブログアクセスをして下さった皆様の支えも大きなものがありました。


とっても穏やかな顔での母の旅立ちでした。

町会からも「ご霊前」を頂きました。
これまで、実家の生活用品の買い出しなどを見ていてくれたのでしょうか、なんでも一人で抱えないでとの言葉。(介護は 妹が主に担ってくれたのが大きいのですが・・)

荷物整理などの力仕事は 町会でいくらでもお手伝いします。
土日なら 男手を動員できるので 連絡くださいとの 言葉もいただきました。

困った時は遠慮なく連絡させていただきますと、素直に答えました。

妹の来てくれている日以外は、午前か午後 実家に行き過ごしていたのですが、実家とアパート双方で目撃されていたようです。

埼玉県職の小学校教員だったものですから 20数年 町会に空白があるのですが、知らず知らず 顔見知り・井戸端会議・気軽に話せる人が 川口市から川崎市に住所変更をし、長時間通勤を選択していらい増えているのをここ数日 声がけを多くの方にされ気づきました。

うつ発症の時は、2年間ほど 通院日に行く以外「引きこもり」でしたが・・・。

「小だぬき家で一人」になっても 地域では「孤立」せず 生きていける自信のようなものを いただけていると感じました。

どうもタイミングが悪く、何人もの方から 留守でしたとの声を頂きました。
実家・アパート・病院・買い出し・役所のどれかの時間とブッキングしていて 一人暮らしも難しいものだと今ごろになって気づいたものです。

来週から自分の健康検査も始まりますので ますます留守で迷惑をかけるかな?? とも思いました。
実家の整理にしばらく妹が来てくれるそうですし、預貯金の相続の目録も作ってもらい、書類を役所から取りしだい、「遺産分割協議書」を作成したいと思います。

父の時、手続きが大変だと思った 不動産登記変更も 前回、懇切丁寧に長い時間説明してくれた法務局の方のおかげで 壁は低いです。

問題は、路線価と売買市場価格・固定資産税評価額のどれを税務署がとるかで 相続税が決まります。
概ね「安い 固定資産税評価額になる」との説明は受けてはいますが・・・。

11日(日)は、49日法要日の相談と戒名の郵送依頼を 水戸の菩提寺としたいと思います。
posted by 小だぬき at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月12日

雨の中の洗濯、しばらくは放浪したい

身心とも疲れがでた日
数時間、洗濯と菩提寺との連絡をして、あとは妹と大ゲンカ。

自分の都合や考え方、してやったというような「母への介護の姿勢」「家庭を犠牲にして、やっているのに・・」という言葉、さも「兄貴は何もせず 私ばかりが犠牲になって」のメール。
(私の心が感じただけで じつによくやってくれたと評価はしています)

妹の読んでいた本を 旦那様が車で来るというので 持って帰ってもらおうと移動したら「母との思い出の場を勝手にいじらないで・・」

私と父が愛読していた本は 大胆に処分して しかたがないと協力したのに、早く妹を家庭に帰そうと 出来ることを見つけて 日々 携帯電話と足でムリしても事を進めようとした私に
「母が 死んでから 動けるなんておかしい」と・・・。

今日、「相続放棄」の書類をつくりました。
実家も預貯金も 一人になってはいらない。

妹に 明日からは 全て任せ、自分の心身の健康に専念したいです

何か 自分の預貯金を使って 一人旅がしたくなりました。
この「〜したい」という感情は 鬱発症いらい8年ぶりの感情。

互いに疲れからの「売り言葉に買い言葉」だと 重々 理性では理解できても、都合のいいように私を「長男」「喪主」として扱い 体調の悪い中での私の日々を否定されたようで 無性に怒りが湧いてくるのです。

葬儀で一言でも 兄貴への配慮が欲しかった。

「悲劇のヒロインと悪代官」のように聞こえる言葉の一言一言。

もう 父母やご先祖にには 申し訳ないけれど 「小だぬき家」は 「妹の思うように閉めたらいい」と思います。
私は「相続放棄」で心身の整理をして 残りの人生を充実させるため、明日からの通院で手術が必要ならして 小だぬき個人として「フ〜テンの小だぬき」になりたいと思いました。

日々 いろいろなことがあるな・・・、
でも 妹の善意の介護と信じていたいのに 義務・犠牲・大変さを強調されると 病気持ちのの兄としては、全否定されたような感情になる「鬱状態に入った」1日のようです。

この記事は深刻に受け止めないでください。
ただ 自分を無くしていた小だぬきに 自己主張がうまれた日です。
しばらく わがままに自分を生きてみたいなぁと思うだけです。

そのための「相続放棄」は真剣に考えています。
他人より 身内の矛盾した言動の方が 心を抉るものだといいたいだけです。
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2016年09月13日

一瞬でブログ原稿消失、あ〜ぁ

昨日の報告、一瞬で消失。ダメージ大です。
な、なぜなんだ・・・
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posted by 小だぬき at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

PCデポとヤマダ電機に共通する体質

自筆原稿が二度、編集中に喪失。
今日は、最近許せない出来事の1つを

高齢者を食い物
「PCデポ」問題で現役社員が告発…
ヤマダ電機はじめ
家電量販店業界に巣くうブラック体質
2016.09.13.LITERA(小石川シンイチ)

 デジタル機器に対する理解度が低い高齢者を狙い撃ちし、不必要な高額サービスを契約させているとして問題となっている、パソコンショップ「PCデポ」の騒動。

 PCデポは、パソコン販売を行うと同時に、設定や修理などのアフターサポートを充実させており、そのサービスが人気を呼び好調な業績を上げていたのだが、その果てに起きた今回の問題。

この騒動について12日放送の『モーニングショー』(テレビ朝日)が独占取材を敢行。
現役のPCデポ従業員からの内部告発を引き出し、話題を呼んでいる。

最初は罪悪感があるんだけど、だんだん麻痺してきたという従業員の言葉も聞いたことありますし、どこか罪悪感をもっている人間は多いと思います」(『モーニングショー』内で告発した現役の従業員)

 そもそも、このPCデポ問題のきっかけは、80歳を過ぎ認知症を患っている独居老人の父がまったく必要のないであろうパソコン・スマホ10台分のカスタマーサービスなども含んだ、毎月1万5000円もの高額サポート契約を結ばされており、さらにその解約に行くと10万円もの契約解除料を支払わされたと、その息子がツイッターに書き込んだことから始まった。

 そしてこのツイートが一気に拡散。
高齢者の無知につけ込んでいた悪徳ビジネスの存在が広く知れ渡るのだが、この騒動はこれで終わりではなかった。
こういったひどい契約が生まれる背景には、PCデポという会社自体に組織的問題点があったということが明るみになったのである。

 その発端はまず、今回の炎上を受け「週刊ダイヤモンド」2016年9月10日号(ダイヤモンド社)のインタビューを受けた、野島隆久社長による発言がきっかけだった。
そのインタビューで野島社長は記者からの
「店や従業員の暴走なのでしょうか。
それとも、会社の運営体質の問題だったのでしょうか」という質問に対しこう答え、会社側から従業員に対して厳しいノルマなどを設定したことはないと説明した。

「チームや店舗としての予算や、個々のサービスの予算は設定していますが、従業員一人一人のノルマはありません」

 その発言に対し、PCデポのスタッフは猛反発。
PCデポには事実上ノルマとしか言いようがない制度があると告発するツイートが元従業員や現役の従業員から相次いだ。

そのなかで出てきたのが「トウゼンカード」という1カ月に一度の提出が求められる、従業員の成果目標を記したチェックリストの存在である。
このトウゼンカードには、「新規会員様増 平日2件 土日4件」といった具体的な数値目標が記されているとともに、「会員様思いとどまり 平日/土日共通2件」という、契約解除に来た客を店内で説得して思いとどまらせることを目標としたブラックな項目も書き記されていた。
PCデポの元社員や現役スタッフはツイッターでトウゼンカードが実質的なノルマとして機能していたと主張している。

〈PCデポのトウゼンカード懐かしいな。
 これ店裏のモニターで各店の取得率流れたり、表彰されたり、賞与に影響したり、取得率低いと指導があったりetc…
 これを「ノルマじゃない」ってのはちょっと無理があるなぁ〉

〈トウゼンカードか……。  確かにアレはノルマでしかない。
 月初めに今月の目標を店長に報告して、それを目指す訳だけど、目標が低いと店長にこれくらいいけると修正を受ける。
 これをノルマと言わずして何というんだろう?〉

 前述『モーニングショー』で内部告発をした現役の従業員もまたトウゼンカードについてこのように語っている。

「やっぱり、ノルマがないということに関しては、たぶんほぼ、ほとんどの従業員がおかしいと思ったと思いますね。
店舗によっては朝礼の時にどの項目を何件取りますというふうに言ってですね、実際にその日取れなかったりすると上の人間から呼び出されて、「何で足りなかったんだ?」とか取れなかった理由を言わされて、そこで圧力を受けるという形のがあるので、あれをノルマじゃないというのは正直無理があると思います」

 会社側はこのトウゼンカードはあくまで目標でありノルマではないと説明しているが、具体的な数字を示しているうえ、人事評価の20%ほどをこのトウゼンカードが占めるということもあり、ノルマではないと説明するのはやはり無理がある。

 そして、こういった数値目標の存在が従業員たちへの圧力となり、高齢者の無知につけ込んで不必要であるのが明確な高額契約プランの押し売りにつながったのは疑いの余地がない。

 今回の指摘を受けて、PCデポは70歳以上の新規加入者に対して家族や第三者の確認を求めたり、75歳以上の会員は解約料を無料にするなどの再発防止策を打ち出しているが、それだけでとても、問題は防げないだろう。

 というのも、PCデポの問題はもっと根深く、組織のブラック体質が根本にあるといわれているからだ。
事実、ネットでは、ノルマ問題以外にも、女子社員へのセクハラ的扱いや社長の人事私物化を批判する書き込みなどもあり、問題は山積だ。

 さらにもうひとつ、PCデポのブラック体質は、家電量販店業界全体の体質と地続きなのではないか、という声もある。
 たしかに、同社の野島驪v社長は神奈川を中心とした家電量販店「ノジマ」を経営する株式会社ノジマのオーナー一族出身で、PCデポは家電量販チェーン「ケーズデンキ」を経営する株式会社ケーズHDのバックアップで展開してきた。
が、両社の手法や体質に影響を受けている可能性はあるだろう。

 また、家電量販店業界には、ブラックぶりがとどろいている企業がある。
一昨年の9月、「ブラック企業大賞2014」を受賞した家電量販店の最大手・ヤマダ電機だ。
この「ブラック企業大賞」が発表された時に当サイトでも指摘しているが、ヤマダ電機が急成長を遂げる裏には自殺者すら生み出すほどの過酷な労働環境があったといわれている。

「週刊文春」(文藝春秋)13年12月19日号が報道したヤマダ電機の内部資料によると、13年9月7日以降の4週間で、残業時間が40時間を超えた従業員は全国607店舗で1819人。

さらに46人の店長が、厚生労働省の定めた『過労死の危険ライン』の月80時間を超えていた。にもかかわらず、店長の給料は平均して手取り月40万円程度。
残業代もほぼ支払われていないという(ヤマダ電機側はこの記事を名誉毀損であるとして「週刊文春」を相手取り訴訟を起こしている)。

 ヤマダ電機は売り上げ至上主義で従業員を縛り、過剰な圧迫のもとで店舗経営がなされてきた。
日経BP社によるアフターサービスの満足度に関するアンケートでは07年から7年連続でヤマダ電機はワーストに選ばれているが、その原因のひとつに従業員たちが置かれている高ストレスな職場環境があるのは間違いない。

 今回のPCデポの件はテレビでも大々的に報道されたが、ヤマダ電機のこういったブラックな一面についてはほとんど報道されることはない。
というのも、ヤマダ電機は12年だけでも、244億円の広告費を投入している大スポンサーであり、その恩恵を受けるメディアにとってヤマダ電機批判はタブーのひとつとなっているからだ。  

弱い立場にいる高齢者を騙して食い物にしたPCデポの詐欺的なビジネスをさらに追及することはもちろんだが、メディアは広告タブーに屈することなく、家電量販業界全体の経営、労務管理を改めて検証する必要がある。
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2016年09月14日

雨の日は身体が重い・・・、ペースダウン

順調に葬儀関係の会計・支払いも進んでいます。

1.告別式の食事代の振込みに信用金庫に。

店内に入り 窓口嬢に聞くと「ATMの方が 手数料が安いので よろしければご案内します」とATMの側に立ち、操作完了まで付き合ってくれました。
これは代理でしてもらうわけにはいかないの?? と聞くと「社内規定でお客様の個人情報を行員がすると 懲戒処分になります」とさも申し訳なさそうに答えてくれました。

私のようにPCを使っていても「機械を信用しきれない」ものにとって、本当に生きづらくなってきています。

確かにATM操作を覚えれば、便利この上ないものでしょうが(機械を信じ切れる人には)、どうも信じられない私などは、窓口が空いていれば 窓口対応をお願いしたくなります。

それと、もうそろそろ 考えて欲しいのは、限度額の変更です。
詐欺事件の被害が多額になるという理由でしょうが それなら以前のように窓口対応を徹底すればいい。
場合によっては、高齢者のATM使用は原則遠慮していただき 窓口対応にするほうが防犯上いいのでは なんて思ってしまいます。

自分のお金でATMを動かして 手数料が利子以上に高いなんて 変ですよね。

2.急死病院への支払い

「死亡診断書」によると 前日4時間 当日4時間の治療となっていますかが、これは死亡確認後 葬儀社の搬送時間までをカウントしています。

霊安室で母と二人、 搬送まで過ごした時間が とっても短く感じたのですが、約1時間も過ごせました。
笑われそうですが、母の霊と対面したくて 側で見つめ続けた時間もありました。

レントゲン写真や断層写真で説明を受け、次から次に搬送されてくる救急患者の多さを考えると 母の葬儀社搬送まで寄り添ってくれた看護師と担当医師に感謝です。

請求金額から考えると とても救急救命だけでは 経営は苦しいだろうなと思う金額でした。


昨日段階では 母は戸籍上は生きています。
区役所の人も本籍区からの手続き完了連絡で証明書発行になるとのこと。
マイナンバーの発行窓口が 各証明書窓口の隣にあったので、私は住基ネットのカードの有効期限が まだ大分残っているのですが マイナンバーも持たないと不都合がありますか?? と聞いたら 当面はありませんとの返事でした。

水曜日は葬儀社アフターサービスの人と面会・葬儀費用支払い。
木曜日は精神科・内科通院、
金曜日は脳神経外科のMRI検査と診察。

その隙間に国民年金センターでの遺族年金停止手続きをします。
この所、新聞やPC画面をみているうちに 深い眠りに数時間入る状態が続いています。
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2016年09月15日

アフターケア担当Fさんと・・・

昨日は アフターケア担当のFさんと面談
父の時の手続きを思いだしつつ 確認していきました。

Fさんと同じ歳ということで互いに本音で話し合いました。

できればお身内の不幸はないに越したことはないのですが、万が一の場合の参考に これからも手続きごとに 概要報告をしたいと思っています。

@葬儀費用の支払い
 ちょっと痛い金額でしたが、気持ちよく旅立ちをした?「母の父に会う旅費」だと思えば 許容範囲。
A後期高齢者保険証・介護保険証の返還(済)
  葬祭費補助金申請(済)
B遺族年金停止手続き(電話連絡済と戸籍謄本待ち)
C各手続きに必要な書類準備
 ・母の出生時から 結婚除籍までの戸籍謄本
 ・抹消戸籍謄本
 ・相続者戸籍謄本
 ・住民登録票 ・印鑑証明証
D財産目録
 ・預貯金の金額
 ・生命保険、簡保生命
 ・証券や債権
 ・不動産(自己持ち分は固定資産税)、土地は路線価(税務署) 
 ・その他 財産とみなし得るもの
E遺産分割協議書
F各種相続手続き
 ・金融機関や証券会社に連絡し 相続手続き
 ・不動産登記変更(法務局)
G税務申告
(基礎控除3000万円+相続者1人600万円×人数)
 やはり不動産価格が控除内に収まるかのキーポイントに。
 いざという場合は、葬儀・相続手続きにかかった費用(交通費を含む)の領収書とメモを税務署に持ち込み 控除対象に。

位牌の依頼
 昨日、菩提寺から戒名が届いたので 依頼。
本人と父母連名位牌の2本

菩提寺との打合せ
 ・住職に戒名には どれほどのお布施が必要ですか?? と 聞くと相場は30万円とのこと。 母に喜んでもらえる「戒名」なので 「用意いたします」
  ・住職の奥様に代わっていただき、
住職には直接聞きづらいのでと「49日法要と納骨の流れと食事のための控室の継続使用」を依頼。
快く受けてくださいました。

これだけで疲れがでて、爆睡モード。
明日は 精神科通院だけにホッとする自分がいます。
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2016年09月16日

最後のツメが甘い、でも動けた・・・

最近は 何かをしている時 急にウトウトが始まり それに身を任しているためか 睡眠リズムが狂いだしています。
幸か不幸か、そのために普通の人のように 朝からのスタートが出来るようになってきているのは 不思議に心地いいのです。

昨日も精神科通院、区役所、年金事務所と「普通の時間」で動き、待ち時間などで爆睡しながらも 夕方に疲労感を感じる生活ができたことは とても新鮮な感覚です。

それまでは、睡眠剤で眠り 午前中は ボーっとして 午後から心身が何とか動くで 活動範囲も通院なら通院だけ、買い物なら買い物だけと極端に使える時間が短かかったのです。

精神科通院

今の医師は、うつ病初発診断の時、学校管理職に「自殺させる気か!!、今の状態では勤務は認められない、休職を」と 診察室で電話の管理職に抗議して 「休職診断書を含め一切は 主治医である 私を通して 小だぬきに連絡をする」と うつ病要因の一つ、管理者の高圧的態度から 心身を守ってくれた医師です。

途中、弟や父の通院介助のために 診察日を土曜日に変えたため2年間ほど「若くて美人」の先生にお世話になり、長期休職・途中退職してから 再び主治医になってくれている先生です。

カルテも私の書いた「組合機関紙原稿」や「レポート」なども提出していたので ページ数もかなりの量になっています。


主治医に 母が亡くなりましたと報告すると、
「絶対に自分を責めないでくださいね、やれる範囲のことはやりきれたと思ってください」
「法要が重なり 今 症状以上のことを 緊張と性格でできています。眠たくなったら 心身が休めとシグナルを送っているのだから 今のように身を任していいですよ」
「忙しさの峠を超えたら、睡眠剤で生活リズムを戻すようにすればいいのです」
「絶対に思いつめないでくださいね」と 温かい言葉を頂きました。

内科は、地元病院にうつる気持ちなのでパスしました。
高血圧薬と高脂血症の薬が主なので 地元病院の脳外科 MRI検査と診断の時 循環器科を申し込みたいと思います。

区役所

マンションの固定資産税評価書、戸籍謄本・印鑑証明をとったのですが、広いロビーをメモを見ながら 歩き回る小だぬきは、窓口の方からは「動物園の珍獣を見る」光景だったに違いありません。
しかも今週は2度 窓口にいっていますので覚えられたかな??

国民年金センター

母の年金受給資格停止手続きでいったのですが、8・9月分をどう継承するかまでは 頭がいっていませんでした。
同居していれば それほど手間はかからないのですが、別居していたため 少々面倒な「代理受取り申請」を出すことに。

親身になって 話しと説明をしてくれた 担当の社会保険労務士さんが 帰宅後 電話をくれ「お母さんの通帳が生きていて、小だぬきさんの申請が遅れれば、一旦振り込まれた年金を返却していただいてから 小だぬきさんの通帳に振込手続きをすることになります」と暗に「明日出せればだして」とのお電話を頂きました。

朝の目覚めの調子の状態です。
年金だけ母の抹消住民登録証が必要になります。

年金相談・申請の窓口が 社会保険労務士さんというのは、不祥事の多い「国民年金センター」としては いい改善点です。

墓地石屋さんとの連絡

菩提寺に紹介を依頼した石屋さんが 偶然にも 今まで頼んできた石屋さんだったので、費用見積もり・墓碑記入の字の確認、四十九日法要の時の納骨の時間などを確認しました。


どの書類も 一度ですめば 負担が少ないのですが、遺産相続手続きなんていくら父の時の体験といっても 追われるように動いた記憶だけで やはり抜けてしまいます。
専門家や係の人に 「わからないことはわからない」と聞くようにしています。

今日は 16時からのMRI検査通院の前に どんな手紙・電話が舞い込んでくるか 楽しみ??
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2016年09月17日

身体は正直、今日はMRI検査のみ

前日 つい体調がいいからといって歩き過ぎたようで 朝起きると 腿は痛い・膝は笑う状態でした。
おまけに「社会保険労務士」さんの期待を裏切るように 申請書も書けなかったし ましてや区役所に行く気力もでずでした。

前夜、睡眠剤を久し振りに服用したせいか、効き目がよく熟睡、朝7時まで寝てしまいました。
それでも 定期的に「睡魔」が襲ってくるのですから、総睡眠時間は 赤ちゃんといい勝負か・・・。

介護関係の支払いと在宅診療の診療代は 家のかたづけをかね妹が実家にきてくれたので 任せきりに・・・。

私は、MRI検査と診療のみの1日でした。
通院の途中、ミニトップで遅い昼食。
朝から 切れて吸っていなかった煙草を買い、一服。

16時30分から約20分のMRI検査でしたが、音のうるささは 耳栓を使っても聞こえてくる。
小だぬきの図太さは その騒音を感じたのは1分程度で 爆睡できたこと。

その結果ですが、軽い脳梗塞が発見され 定期通院患者に昇格。
悩への血流は各動脈にしっかりと流れているので 安心なのですが、前回検査の時、楽観的な脳神経外科医と思っていたのに 、用心のために軽い血流剤から 経過観察していきましょうと慎重姿勢に。
ロレツの回らなくなる原因とはいえず、今度は 循環器を紹介してもらうことになりそう。

前日・今日と 長い距離歩いたのですが「息ぎれ」はでませんでした。
普段の運動不足原因説が 循環器検査の前ですが 有力・説得力を持つ説になっています。

土日・休日は 役所・金融機関は休みです。
書かなければいけない申請書類を ゆとりをもって書く時間にします。
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2016年09月18日

台風16号 予報円が大きい理由

昨日も睡眠剤を飲んで就寝。
なんと目覚めたのが AM.11:40 完全な「うつモード」でした。
筋肉痛も酷いので 完全休養日にあて ウトウトに身を任せました。
やっと夕飯を食べる気になったのは PM.9:00
薬は クッキーを食べて 朝・昼飲みましたが、夜は大幅に遅れました。
お彼岸と台風の雨が重なりそうなので もし重なったら49日法要の時に ご先祖様にお詫びします。今の所 父の月命日の20日の予定ですが・・・、台風の速度が遅い場合は 弟の月命日の19日ということも考えています。
母を納骨したら 小だぬき家として1人残った私が、墓参りができなくなった時の墓じまいと永代供養について住職とじっくりと相談したいと思っています。
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台風16号 予報円が大きい理由
片山由紀子 | 気象予報士/ウェザーマップ所属
2016年9月17日 17時34分配信

台風16号は来週前半にも、西日本に接近するおそれがあるが、5日先の予報円は半径850キロもあり、大きすぎるために戸惑う人も多いだろう。

予報円は楕円など円形以外では表示できないため、台風のスピードに誤差が大きいと、進路も定まっていないような誤解を与える欠点がある。

台風16号 与那国島で最大瞬間風速66.8メートル
台風16号は非常に強い勢力で北上、暴風域に入った与那国島では猛烈な風が吹きました。
台風は次第に進路を東寄りに変えて、来週前半にも西日本にかなり接近、上陸するおそれもあります。

台風の予報円は先になればなるほど大きくなります。
それは予想の誤差が拡大するためで、台風の強さや大きさには関係ありません。
予報円が大きくなると、台風も強くなると誤解してしまうけれど、そうではないんです。


とはいっても、台風16号の5日先(22日午後3時)の予報円は半径850キロもあり、本州が覆われてしまうほどの大きさです。
これではいくら中心線があっても、どこにいくのかわからない、台風が巨大化するのでは?など誤解を与える大きさです。

実際、日本の南海上で一回転し、予測不可能とさえいわれた台風10号でさえ、予報円の大きさは最大で半径650キロでした。
今回の台風16号はさらに200キロも大きく、予報円としては最大級でしょう。

予報円が大きくなる2つの理由 どうしてこれほどまでに予報円が大きいのでしょう。


ひとつは、予報円は予想した時刻に台風の中心が70%の確率で入る範囲を示しているので、台風の進路が定まらない場合は予報円が大きくなります。
二つ目は予報円は円形で表現しなければいけないからです。

たとえば、楕円とか、三角とか、四角とか、曲線とか、予報進路を表現する方法はいろいろあります。
現在の円形になったのは昭和57年からで、それまでは扇形でした。
台風のスピードが遅くなるか、速くなるか定まらない場合、円形よりも楕円のような形で表現したほうがわかりやすいと思うときがあります。

5日先予報はどうしても不確実性が大きく、予報円が巨大化してしまう可能性があったため、導入する際に新しい表現方法が検討されましたが、従来の3日先までの予報と兼ね合いもあり、今の予報円となりました。
それでも、進路がまったく定まっていない場合と、進路がほぼ定まっているんだけれども、台風の速さが不安定な場合、どちらも同じ大きさの予報円では、受け取り手にその違いが伝わっておらず、改善の余地があると思います。

今回の台風16号の場合はどちらかというと、進路の不確実さよりも、速度の差に原因があるように思います。
台風予報は数ある気象情報のなかで最も注目度が高い情報ですが、すべての人が正しい見方を知っているとは限りません。
だからこそ、台風経路図から受けるイメージは重要で、予報円の情報を的確に伝える、誤解を与えないことが大切です。

一方で、受け取り側も、予報円の中心や予報線ばかりに注目せずに、予報円の広がりや変化に着目しましょう。
とくに、4日先、5日先の予報円の中心は必ずしも台風が到達する可能性が高い場所ではありませんので、注意が必要です。
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2016年09月19日

「健常者」という妄想

睡眠剤再開3日目、今日はAM7:40  起床。
静養・睡眠に時間をとりました。
「年金事務所での遺族年金代理受取り申請」と「福島県いわき市役所での 母出生から結婚除籍までの戸籍謄本の手配」の二つが課題として残されています。
黄泉の国があるのか、輪廻転生があるのか 父と母に霊として出てきて教えて欲しいと願っています。
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【私説・論説室から】
「健常者」という妄想
2016年9月14日 東京新聞(大西隆)

「人は誰でも年老いれば障害者になる。
命を差別しないでいただきたい」。

リオデジャネイロ・パラリンピックの開幕にあたり、競泳の成田真由美選手は相模原市での障害者殺傷事件に触れ、訴えた。
ひとり容疑者の優生思想や凶行を責めたのではなく、健常者一人ひとりの心の奥底に潜んでいるかもしれない「容疑者性」に向けて警告したのだろう。

 例えば、高度成長期の一九六六年から七四年にかけて、兵庫県で展開された「不幸な子どもの生まれない県民運動」。
遺伝性疾患や心身障害の子らを「不幸」と決めつけ、旧優生保護法を背景に異常のある胎児の中絶を促した。
「本人や家族の苦悩はもちろん、社会の負担は計り知れない」との考えだった。

 障害者団体が反発して運動は表面上はついえたが、成長主義の社会は水面下でその「容疑者性」を強めている。
生命科学や医療技術の進歩は、出生前の命を高精度で選別し、終末期の命を巧妙に管理しうる時代をもたらした。

障害者の生命、自由、幸福追求の権利は置き去りにされ、尊厳は脅かされている。
 成田選手が言うように、人は誰しも「老化障害」を抱えている。
程度の軽重が違うだけで、健常者という存在は妄想にすぎない。
そう認識して支え合う社会をめざせないか。
抗(あらが)うべきは、他者の生を値踏みし、幸か不幸かとレッテルを貼る動きだ。それが悲劇の根源となることは歴史が教えている。 
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2016年09月20日

医師も「ゾッとする」と話す急性上腸間膜動脈閉塞症の激痛

医師も「ゾッとする」と話す
急性上腸間膜動脈閉塞症の激痛
2016.09.19 16:00
※週刊ポスト2016年9月30日号

「がん」「脳卒中」「心疾患」などによる死の中には、苦しみや痛みを伴うものもあれば、比較的「ポックリ」と死ねるものも存在する。
一方で、様々な「死に方」の中で、どれが一番辛いかを見極めるのは難しい。

 そこで今回、本誌は名医に取材を敢行。
患者の傍らで数多くの死を見届けてきた彼らに「もし自分ならこの病気で死ぬことだけは避けたい」というものを挙げてもらった。

循環器を専門とする目黒通りハートクリニック院長・安田洋医師が挙げるのは急性上腸間膜動脈閉塞症だ。
「血流が途絶えて栄養が行き渡らなくなった腸が腐って、腹部に激痛が走るようになります。
発症後は痛みがどんどん増幅する。
患者は、血流の途絶えた腸の痙攣で内臓を絞りちぎられるような痛みに襲われパニックになるほど。
やがて腸内のばい菌が全身に回って敗血症を引き起こし、意識がもうろうとするなか亡くなることが多い」

 小林憲二さん(享年66)も激痛に悶えながら救急搬送先で帰らぬ人となった。
小林さんの妻が証言する。
「夫は高血圧だったにもかかわらず、医師からの生活習慣指導を無視し続けていた。
ある朝、突然お腹を押さえて床に突っ伏したかと思うと『ウォ〜』と叫びながら転げまわったんです。
顔面蒼白であぶら汗を流し痛がったので、救急車を呼んだ。

『急性上腸間膜動脈閉塞症』と診断され、即手術。
しかしその甲斐なく数日後に帰らぬ人となりました」

「看取り」が専門の石飛幸三医師もこの病気を挙げた。
「2〜3時間で処置しないと大量の下血、嘔吐、脱水症状などでショック状態に陥り、死に至る。あの激痛にもし自分が直面したら……と思うとゾッとします」
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2016年09月21日

介護業者倒産数の最悪更新へ

特別養護老人ホームは
全国で約50万人待ち!
介護業者倒産数の最悪更新へ
2016年09月20日 18時00分 まいじつ

自宅でも病院でも介護施設でも介護を受けることができないという、いわゆる“介護難民”の数が年々増加している。
厚生労働省の発表によると、2012年の時点で約550万人が存在しており、2025年には約700万人になると試算されている。
その数は待機児童の比ではない。

それにもかかわらず、老人福祉・介護事業者の倒産が過去最悪のペースになっている。
民間の調査会社によると、今年1〜8月の倒産件数は62件で、介護保険法が施行された2000年以降では、過去最多だった昨年の76件を大きく上回るペースになっている。

老人福祉・介護事業の倒産は、2012年の安倍政権発足後、毎年のように過去最多を更新している。
安倍晋三首相は“介護離職者ゼロ”をスローガンに掲げたが、絵に描いた餅に終わる可能性が大きい。
「倒産の特徴ですが、設立5年以内の新規参入組の倒産が29件と約半数を占めています。
特別養護老人ホームが全国で約50万人待ちなど、各地で介護難民が発生する一方で、新規参入が非常に難しいというう現状が、このことからも分かります。
また、昨年4月に行った『介護報酬改定』も大きく影響しています」(社会福祉に詳しいジャーナリスト)

介護難民を減らすには、介護ホームの運営事業者が増えること、介護士を増やすことが最優先される解決策だが、依然として介護業界の離職率は高く、慢性的な人材不足に悩んでいる。


重労働であることや、責任の重さに比べ、高報酬を得ることができない。
そのため、特に男性の介護士不足が顕著です。
こうした人材不足解消のために、外国人労働者の導入も検討されていますが、それが一層の労働力不足を招くのではとも指摘されています」(同)

また、新規参入者の倒産が多い原因は次のような理由もある。
「例えば、本業が不調だからというような理由で、安易に介護事業に参入する業者が増えていること。
また、介護報酬改定では、基本報酬がダウンする一方で、充実したサービスを行う施設には加算されています。
サービス向上のためには多少の淘汰は仕方がないかも知れませんが、新規参入が難しい業種だからこそ、基本報酬を下げてはいけなかったと思います」(同)

皮肉にもアベノミクスによって求人は増えたが、そのため高報酬を求めて介護職から他業種に移る人も増えた。
これを止めるために、事業者側も給料を上げなければならず、それがさらなる負担となって倒産するという悪循環だ。
今後も高齢化社会が深刻化していくことは十数年前から言われている。
介護の現場で働く人の待遇をもっと向上させるべきだったはずなのに、アベノミクスは基本報酬は下げる施策を採った。

やっていることが“あべこべ”なのである。
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2016年09月22日

母の年金の手続き終了。メンタル不調の「9月病」にはどう接すればいいのか

昨日、年金事務所にて 母の年金と振込先変更手続きが終了。
同居していれば 手続きもラクなのですが 私のように蔵書や仕事時間の関係で別居していたものには 少々 大変でした。
@同一生計の届書(年金事務所発行)
この証明者が3親等以外とのことで、行きつけの薬局のご主人にお願いしました。
A振込先の証明(年金事務所発行)
これには通帳の金融機関確認印が必要。
B年金手帳・基礎年金番号通知書
C戸籍謄本・除籍住民登録・私の住民登録
これらを揃え「年金事務所」に提出・受理になりました。
基礎年金通知書や年金手帳は、わかる場所に保存が大切と感じました。
******************************
メンタル不調の「9月病」には
どう接すればいいのか
2016.09.21 07:00 NEWSポストセブン

9月は5月病のようにメンタルの変調を来す時期という。
秋から冬にかけての「季節性うつ病」と呼ばれる症状もある。
うつの人とどう関係を結べばいいのか。
コラムニストのオハダカズユキ氏が体験的に語る。
 * * *
「5月病」は広く知られているが、同じような内容を意味する「9月病」という言い方もある。
夏の体力消耗、季節の変わり面の身体的ストレス、職場環境の変化の疲れなどで、メンタル不調が起こりやすい時期なのだ。
 
秋から冬にかけて、気分が落ちこみ、どうにもこうにもならなくなる「季節性うつ病」と呼ばれる症状もある。
涼しくなって過ごしやすくなるのは元気な人で、気温の低下と共にふさぎこんでしまう人もいるわけである。

 コミックエッセイ『ツレがうつになりまして。』の出版が2006年、映画化が2011年。
行政の後押しもあり、およそこの10年、20年でずいぶんと啓発活動が進み、うつ病への偏見が減り、症状の自覚のある人が精神科や心療内科のクリニックを受診しやすくなった。
 クリニックに関しては、あまりにも急激にその敷居が低くなって、安易に受診する人も増えたことから、「精神科バブル」を指摘する医療関係者も少なくないほどだ。

 だが、そのいっぽうで、実際に身近な人がうつ病と診断されたり、疾患が危惧されたりした場合、はたして当人と周囲がうまく関係をつくれているかというと、まだまだなのが現状だと思う。
 たとえば、「うつ病の人に、頑張れ、と言ってはいけない」という件。
 この“常識”は、「うつ病は心の風邪」という喩えと同じくらい万人の知るところとなっている。

しかし、「うつ病は心の風邪」が「風邪くらいなら簡単に治るだろう」という誤解も生んでしまったように、「頑張れ、と言ってはいけない」のほうにもけっこう弊害がある。
 うつ病患者は基本的に、仕事や人間関係の困難に対して頑張り抜いた結果、疲弊してしまって、身体が言うことをきかなくなっている。
そんな「頑張りすぎで病気になった人」に、「頑張れ、頑張れ」と励ますことが問題なのは言うまでもない。

 ただ、「頑張れ、と言ってはいけない」の常識化で、職場などにうつ病患者やうつ病っぽい人が出た際に、当人とどう接していいのか周囲がわからなくなって、結果的にその人をみんなで遠ざけてしまう事態がよく起きている。

 決して悪意で遠ざけているわけではないのだが、メンタル不調でもどうにかこうにかやっている当人からしたら、「やっぱり自分がダメだから、みんなに迷惑をかけてしまっているんだ……」と自責のもとになりやすい。
うつ病などメンタル疾患の当人の多くは、「誰もわかってくれない」という孤独を抱え苦しんでいる。
まわりが「頑張れとも言えないし」と腫物を扱うように距離をとると、孤独アンテナがその空気を過剰にキャッチして、さらなる苦しみに追い込んでしまいかねない。

 いや、最近の特に若者は、メンタル不調を自分のせいではなく、他人のせいにするらしいじゃないか、という反論があるかもしれない。
たしかに一時期、社会問題として流行ったいわゆる「新型うつ病」は、自責をこじらせるのではなく、他責思考を強め、自分のメンタルの調子が悪いのは会社がブラックだからだとばかりに、診断書を片手に休職を繰り返すなどする人が急増している、ということだった。
 その実態や原因については、専門家によっても見方がバラバラで、そもそも「新型うつ病」はマスコミが作り出した非医学用語だからか、国内で行われた信頼できそうな疫学調査もいまだに私は探せない。

 だが、複数の精神科臨床医にあたっていくと、いまでも深刻なのは自責傾向の強い旧来型のうつ病のほうで、患者数もそちらのほうがずっと多い、との声ばかりだ。
若者も含め、今でも不調を自分のせいと考え、落ちこぼれの孤独の穴のようなところに入ってしまう、そういう昔ながらのタイプが問題の主流なのだそうだ。

 では、そうして心の調子を崩している同僚や仲間、あるいは家族に対し、周囲の者はどう接すればいいのか。 
 そこでしばしば登場するのが、「受容」「傾聴」「共感」の3セットである。
相手がどんな状態であろうが存在そのものを全肯定する「受容」、相手が理解しがたい何を言おうがとにかくその声に耳を傾ける「傾聴」、そしてその気持ちがどんな内容であろうが相手を評価せずにただ感じることに専念する「共感」が、調子を崩した人とのコミュニケーションの基本だというわけだ。

 だが、この“正論”を聞くたびに、正直、言葉の空回り感を覚える。
「受容」「傾聴」「共感」は、欧米のカウンセリング理論由来のもので、あくまで精神科領域に関わるプロの技術の一部なのだ。
使いこなすには、相応の訓練を要する。
それを素人に求めてもなあ、と思うのである。
メンタル不調の人と言っても、当然のことながら、いろんな性格の人がいる。

不調かどうか関係なく相性があわないことも普通にあるし、さらに調子を崩しているからとにかくネガティブで、「受容」「傾聴」「共感」をやっていたらこっちのメンタルがまいっちゃうよ、というケースも実際は多い。
 プロが仕事モードでするぶんにはいいが、職場が一緒だからというだけでそこまでつき合ってらんないね、となりやすいし、その程度には他人は他人のことを思いやれないものなのである。  

もちろん、うつ病ならうつ病のメカニズムなど、そのイロハを知っておくだけでも、本人をいたずらに追い込むような言動を取らないよう、気をつける姿勢をつくることはできる。
職場単位、会社単位でイロハを共有することは、その組織全体のタフネス増進につながるだろう。
 基礎知識は必要なのだ。
だけれども、それが即、本人支援につながるというほど簡単なものではない、という自覚も不可欠なのだ。
 私個人は、相手を否定しないという意味での「受容」、愚痴をふんふんと聞く程度の「傾聴」ならば、嫌いなやつでなければ、メンタル不調の人に対して心がけたいと思っている。
でも、「共感」はムリだ
病気であるなしに関係なく、他人の気持ちを自分の中で感じることなんて、そうそう滅多にできるもんじゃない。
必要だからやれと言われても、やったらそれは自分にとって偽善行為になるのである。
「我ながら嘘っぽいなあ」と感じながら相手に寄り添うなどしたら、相手のアンテナは容易に私の偽善ぶりをキャッチし、余計、孤独を深めるだろう。
そんなことはしたくない。

そうじゃなく、相手がメンタル不調になる前と、できるだけ同じように接したい。
弱っているのだから、前よりも少しの気くばりをしながら。
 その気くばりの仕方はケースバイケース、相手によりけりなのだが、以上は、メンタル不調で「うつ病」の診断を精神科クリニックで貰ったことのある私としての思いでもある。
病人視して遠ざけないで、私個人として見てほしい、ただしちょっと優しくね。
という、言葉にすると若干気持ち悪いのだが、自分の調子が悪かったときにそうしてもらいたかった願望である。
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2016年09月23日

炎上!長谷川豊ら「医療亡国論」の詐術

「人工透析患者は死ね」の
長谷川豊だけじゃない、
麻生、曽野ら“自己責任厨”が叫ぶ
「医療費亡国論」はインチキだ
2016.09.21 LITERA編集部

このおぞましいタイトルだけでおおよその中身はおわかりいただけるかと思うが、長谷川は〈ある「人工透析」を担当しているお医者さん〉から聞いた〈8〜9割ほどの患者さんの場合「自業自得」の食生活と生活習慣が原因〉という話を綴り、〈透析患者には一人年間500万円かかります。
日本人の平均年収以上ですね。
必死に払ってる保険料、そうやって食いつぶされ続けているのです〉と主張。

そして、人工透析患者と健康保険制度をこう罵倒するのだ。
〈健康を意識し、毎日、ランニングをし、お金を出して栄養バランスの良い食事をとっている人たちから保険料を巻き上げ、その金を使って、ディズニーの横入りをし、全額タダで医療を受け続け、毎月『障がい者年金』を支給されタクシーにタダ乗りしているのです〉
〈日本の利権まみれの保険システムと年金システムなんぞ、1秒でも早く解体しろ!日本の病魔の一つが「保険」であることは確かなのです!〉

 長谷川はこれまでも暴論によって注目を集めてきた“炎上芸人”であり、今回も同じように確信的に火を放ったのはミエミエだが、この“自己責任論”はいくらなんでもひどすぎて反吐が出る。

そもそも、「障がい者はディズニー横入り放題と」とか、内容自体もデマだらけなのだが、長谷川の言い分が正しいのならば、「がんや脳梗塞の原因は生活習慣病だから実費負担。
無理なら殺せ」と、どこまでも理屈づけられる。
よくもまあこんなことを書けたものだ。

 炎上すればするほど長谷川の思う壺となり、いつもならば無視するのだが、しかし、このような自己責任論をぶつ人間は他にもいる。
しかも、炎上目的ではなく本気で、だ。

 現に、麻生太郎副総理兼財務相は、2013年4月、長谷川と同じ主張を繰り広げている。
「食いたいだけ食って、飲みたいだけ飲んで糖尿になって病院に入るやつの医療費は俺たちが払っているんだから、公平じゃない」
「こいつが将来病気になったら医療費を払うのかと、無性に腹が立つときがある」(都内の会合で)

 これがこの国の副総理の発言であり、こんな暴言を吐いてなおもその座に就いていることが既におかしいのだが、総じて極右論客は、似たような持論をこれまでも展開してきた。

 たとえば、作家の曽野綾子は、複数の病気や障がいを抱えている息子をもつ野田聖子議員に対し、自著『人間にとって成熟とは何か』(幻冬舎新書)のなかで「自分の息子が、こんな高額医療を、国民の負担において受けさせてもらっていることに対する、一抹の申し訳なさ、感謝が全くない」
「医療費を負担している国民への配慮が全く欠けている」と糾弾。そして、こう述べている。

「私の周囲には『どうしてそんな巨額の費用を私たちが負担するんですか』という人もいる。『野田さんの子供さんがお使いになるのは、ご病気なんですから仕方ありませんけど、ありがとうの一言もないんですね』と言った人もいた。

『もしもの時は安心してください、というのは。遠慮もせずにどんどん使えということですか? そういう空気を煽るから、健康保険は破産するんですよ』という意見もあった。
 増税論が始終話題になるこの時期に、仕方ないとは思いつつ、皆、健康保険料を払うのも大変なのだ。
私も後期高齢者医療制度の保険料を年額五十万円以上支払っているが。私にできる唯一のこととして、できるだけ医師にかからないようにしている」
「野田氏のように権利を使うことは当然という人ばかりが増えたから、結果として日本社会、日本経済はどうなるのだろう、という全体の見通しに欠けるのである」

 曽野にあるのは下劣な障がい者排除の思想だが、同時にこのような自己責任論には“医療費が財政を圧迫している”という「医療費亡国論」がつきまとう。
実際、曽野は今年2月、「週刊ポスト」(小学館)で“高齢者は「適当な時に死ぬ義務」がある”と主張した際、“権利を「求め倒し」、医療を「使い倒し」、他人を「頼り倒す」ことは肯定されない”ということを述べている。

 高齢者や自己責任の病気で保険を使う人間のせいで、この国はそのうち医療費で破綻する──。このように差別思想は人びとを扇動するために、もっともらしく「医療費亡国論」を振りかざすのだ。
だが、この「医療費亡国論」自体、疑わしいものだ。
 たしかに、2015年度の概算医療費は、前年度から約1兆5000億円増加の41兆4627億円と発表された。
また、日本の医療費の対GDP比でも、2013年には10.2%となり、OECD加盟34カ国の平均8.9%を大きく上回っている。

 しかし、日本医師会総合政策研究機構の主任研究員である坂口一樹氏は、この高い対GDP比の本質は医療費の増大にあるのではなく、名目GDPの伸び悩みにあると喝破する。
〈二〇〇七年から一五年までの日本の名目GDPの推移を見ると、リーマンショック(二〇〇八年九月)とデフレの影響で、アベノミクスというカンフル剤を打ち続けた後の二〇一五年段階(五〇〇・七兆円)に至っても、未だ二〇〇七年の水準(五一三兆円)に達していない。

すなわち、分子(医療費)が増えたというよりも、分母(名目GDP)が増えていない、あるいは減少したことによって、日本の医療費の対GDP比は押し上げられたのである
(「“自助”へと誘導されてきた医療・介護」/岩波書店「世界」16年4月号)。

 だが、「医療費亡国論」者たちは、「2025年には医療費が104兆円にも達する!」などと不安を煽る。
しかし、この数字にもカラクリがある。
それは、官製による医療費予測はかなり多く見積もられているからだ。
 前述した坂口氏の論考によれば、1994年、厚生省(当時)は2025年の国民医療費を141兆円と予測(97年に104兆円に下方修正)。

こうした官製予測への対抗策として日本医師会は2000年に「二〇一五年 医療のグランドデザイン」を発表したが、こちらは2015年の医療費を48.6兆円(保険者コストを除く)と予測した。
 日本医師会によるこの予測は〈厚生省予測に比べると手堅いもの〉だったが、実際はどうなったか。
現実の2015年の医療費は41.5兆円となり、日本医師会の予測よりも約7兆円も下回った。
さらに、厚生省の予測数値を遡って逆算すれば、2015年の医療費は103.8兆円(94年予測)や77.2兆円(97年予測)と予想されていたわけで、予測と現実では大きな隔たりがあるのだ。  

坂口氏は、この予測と現実の食い違いを指摘した上で、このように論じている。
〈マスコミも国民も厚生省による予測を一方的に信じ込まされてきた感が強い。
すなわち、厚生省による「医療費亡国論」という幻影に惑わされてきたといっても過言ではない〉
〈そこには、単に「医療費が大きく膨張して大変だ。だから医療費を抑えなくてはならない」というプロパガンダのみが存在し、的確な現状分析はもとより、将来の政策目標などは皆無と言わざるを得ない

 もちろん、医療費が今後増えていくことは間違いない。
しかし、ここで問題にするべきは「財政を圧迫するから医療費がかかる病気は自己責任で」などというものではけっしてない。
むしろ、国民に保険料の負担を強いてきたことによって起こっている“弊害”のほうだ。
 日本では2003年に小泉純一郎首相が行った医療制度改革によって、先進国のなかでも際立って高額だった病院窓口での医療費自己負担割合が2割から3割へと引き上げられ、国庫負担率は引き下げられる一方で家計支出が増した。
また、貧困化が進み保険料を払えない人も増え、病院にかかりたくてもかかれない受診抑制も起こっている。
その結果、本来なら早い段階で行えば最小限に抑えられた治療費が、重病化してさらに治療費がかかってしまうという悪循環を生み出してしまった。

つまり、いま問題しなければならないのは、「医療費亡国論」などではなく、国民への負担が高まったがゆえに弊害を生んでいる現行の政策についてだろう。


 現に、先進国のなかでもっとも医療費が高いアメリカでも、日本と同じように医療費抑制が唱えられているが、ミネソタ州ヘネピン郡では、プライマリーケアを受けられず悪化してから受診するという治療費がかさむ悪循環にあった貧困層を郡や医療機関が連携することで変調をきたす前に掬い上げるという方法で、医療費削減を実現したという(朝日新聞2016年8月15日)。

これは、健康を自己責任にするのではなく、地域で連携して市民の健康を守る取り組みを充実させることのほうがコスト減につながるという一例だ。
 このような現実に目を向けず、差別思想を正当化するために「医療費亡国論」を喧伝する輩に惑わされてはいけない。
そして、長谷川や曽野のような主張こそこの国を滅ぼすというのは間違いないだろう。
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2016年09月24日

寅さんと「憲法24条」

今日は 午前中「位牌」の受け取り。
午後、リサイクル店で古いPCとプリンターの処分。
雨の多い九月ですが、雨のやむのを待って、実家の整理と私のアパートの整理をしています。
蔵書は 買った時の思い出があるためになかなか処分ができないでいます。
*********************************
牧太郎の大きな声では言えないが…
寅さんと「憲法24条」
毎日新聞2016年9月12日 東京夕刊

 71歳の僕も、47歳の長男も、16歳の孫も、我が家はそろって、映画「男はつらいよ」の主人公「フーテンの寅」の大ファンである。

 渥美清さん演じる「車寅次郎」は、父の車平造が芸者、菊との間につくった子ども。
実母が出奔し、父親の元に引き取られるが、16歳の時、父親と大ゲンカ。
家を飛び出し、テキ屋稼業で全国を渡り歩く“渡世人”となった−−という設定である。

 寅さんが何かの拍子で、叔父、叔母、異母妹のさくらが住む「故郷の東京・葛飾」にある柴又帝釈天の門前にある草団子屋に戻って来ると、決まって大騒動になる。
 草団子屋にとって寅さんは厄介者。
そうであっても叔父、叔母、さくらにとっては、掛け替えのない「家族の一員」。
寅さんがほれてしまった「マドンナ」とも“家族同様”に付き合う。
誰もが優しい。

 全48作で延べ7957万3000人の観客を動員した「秘密」は、美しい日本の風景と「無償の家族愛」にあるのだろう。
だから好きだ。

 でも、これはドラマだ。現実の世界はそう簡単ではない。
家族であっても、しょっちゅうトラブルを起こす「厄介者」は敬遠される。
親子がいがみ合い、縁を切った人もいるし、生まれながら天涯孤独というケースもある。
「家族」がいない人はたくさんいる。

 最近の憲法論議で、気になることがある。
自民党憲法改正草案の24条1項は「家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される。
家族は、互いに助け合わなければならない」。
家族による“助け合いの義務”を課す「家族条項」を新設している。

 党内の議論では「親子の扶養義務にも明文の規定を置くべきである」という意見まであったようだが、こんな「家族条項」は真っ平ご免だ。
 誰でも、家族は助け合いたい。
でも格差拡大のご時世だ。
できない人も多いはずだ。
家族を大切にしなかった場合、どんな罰則を科すつもりなのか?

 個人の尊重を重視する現行憲法から「家族の尊重」にかじを切ろうとする自民党。
3世代同居の磯野家の日常生活を描くアニメ「サザエさん」一家が理想!と言うけれど……。

「自民党の憲法24条」は、寅さん一家より浮世離れしてはいないか?(客員編集委員)
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2016年09月25日

“万引き老人”たちの壮絶な貧困

“万引き老人”増加の背景に
高齢者の壮絶な貧困が…
「高齢化はボーナス」発言の
安倍は何もわかっていない!
2016.09.24 LITERA(伊勢崎馨)  

安倍首相は21日夜、アメリカ・ニューヨークでの講演で、日本の高齢化や人口減少について、「重荷ではなくボーナスだ」などと強調。
こう語ったらしい。
「日本はこの3年で生産年齢人口が300万人減少したが、名目GDPは成長した」

 あいかわらず、この男は日本の現実に向き合おうというつもりがないらしい。
名目GDPがわずかに増えているのは、富の集中と格差の結果であって、貧困はどんどん進行しているのに、どうやったらこんな寝言のようなことを口にできるのか。

 事実、生産年齢を超えた高齢者たちはいま、とんでもなく悲惨な状況に陥っている。
たとえ真面目に働き多少の蓄えがあっても、病気や配偶者の死別、子どものリストラなどで、この国の高齢者はあっという間に下流老人となってしまう。

こうした日本の縮図のひとつが高齢者の万引きだ。
 近年、万引きは減少傾向にあるが、しかし高齢者に限って言えば増加しており、警視庁の調査でも摘発された総数の3割もが65歳以上の高齢者だという結果が出ている。
また万引き高齢者の70%以上が無職で生活保護受給者も11.3%に上り、万引きするのは食料品が圧倒的だという。

 16年にわたり“万引きGメン”として現場に立ち続け、またフリーライターでもある伊東ゆう氏の『万引き老人』(双葉社)には、高齢者たちの絶望的貧困と悲壮感さえ漂う万引きの事例が紹介されている。

 東京下町のスーパーマーケットで酒や寿司、うなぎの蒲焼きなど7000円以上を万引きした71歳男性の動機も壮絶なものだった。
〈痩せて突き出たように見える老人の目はうつろで、呼吸も荒い。枯れ木のように細い身体はふらついており、いまにも倒れそうな雰囲気だ。〉
 老人の所持金はわずか300円。
しかも医師からは余命3カ月を告げられた末期のガン患者だという。
「死ぬ前に、好きなものを目一杯食べてやろうと思って……」

 この老人は孤児院育ちで身寄りがなく、勤めていた製靴会社が倒産したことで妻とも離婚、
生活保護を受給しながら簡易宿泊所で生活しているという。
決まりだから警察を呼ぶという伊東氏に、この老人はこう答えている。
「全然、かまわないよ。いま住んでいるところもブタ箱と変わらないから……」

 また都内スーパーでヨーグルトやマンゴープリンなど乳製品ばかりを1200円ほど万引きした老女の動機ももの悲しい。
「難病を抱えた息子と二人で暮らしているものですから、生活が苦しくて……」  難病の息子を抱え、数年前に夫を亡くしたという老女。
パートで生計をたてながら生活保護も受給しているというが、それでも生活は苦しい。
しかも乳製品ばかり万引きしたのは息子の食事のためだという。
「身体が不自由な息子は、自分で噛むこともできないので、固形物が食べられないんです。
お店には申し訳ないと思いつつも、息子の命を救うためだと思って、息子が食べられるモノだけを盗んでしまいました。
私が警察に連れていかれたら、あの子は生きていけません。
どうか警察だけは……」
 老女は土下座して何度も謝り続けたという。

 また刑務所に入るために万引きする俗称「志願兵」という老人も存在する。
都内繁華街の大型スーパーで弁当など600円ほどを万引きした77歳の老人は万引きの動機を平然とこう語っている。
「一〇日ほど前に拘置所から出たばかりなんだけど、メシは食えないし、寝るところもないから戻りたいんだ」
 老人はこれまでにも窃盗や傷害、強制わいせつなどで3回の懲役をつとめたが、頼れる身内もなく、住む家も金もない。
更生施設の暮らしもよほど嫌なことがあり脱走したようだ。
「オレ、執行猶予中だから、逮捕してもらえるよな?」
 老人は駆けつけた警察のパトカーにうれしそうに乗り込んでいったという。

刑務所に入れば、衣食住の心配はなく、話し相手もいる。
さらにいえば、刑務所の刑務作業で少ないながらも金を貯めることができる。
彼のように金も頼る相手もいない老人にとって、刑務所はむしろ居心地のいい場所なのかもしれない。

罪を犯した者を更生させるはずの刑事施設が、無料のケアセンターと化している現実があるのだ。〉

 同書には、他にも数多くの万引き高齢者の事例が紹介されているが、その多くは、病気、離婚、死別、破産、被災、詐欺被害、生活保護など、まさに“下流老人”のすべての要素がつまっている。
〈警視庁は万引きを法律や社会のルールを守るという「規範意識」の低さが生む罪だと訴え続けている。
だが、貧困や空腹は人の規範意識など軽々と吹き飛ばす。〉
 空腹のため、事務所に連れて行かれるなり、コロッケや弁当を貪り食う老人の事例もあった。

さらに貧困に加え、高齢万引き犯の多くは孤独だ。
〈なんらかの理由で家族や頼れる身寄りがなく、ひとり施設で暮らす老人ともずいぶん会ってきた。
彼らと話をすると、誰も受け止めてくれない寂しさや憤りを、万引きすることによって社会にぶつけているように感じることもある。
「久しぶりに人と話せてよかった。
ここに来れば、またあんたに会えるかい?」。
 自分が捕まえた老婆から、再会を希望された時には、人と話したいがために万引きしているかのように聞こえて戸惑いを覚えた。

この社会に埋もれて見えない老人たちの孤独や貧困が本来、善良であるはずの人間を万引きに走らせている側面は否定できない。〉
 もちろん生活苦だけでなく、一定の収入がありながら万引きを繰り返す事例もある。

それが近年注目される「万引き依存症」(クレプトマニア)という精神疾患だ。
モノを盗む衝動を抑えられず、窃盗により快感や満足、解放感を得るのが特徴の万引きで、圧倒的に女性が多く、過食症や拒食症などと合併するものだが、しかし高齢者の万引きの背景には圧倒的な“貧困”と“孤独”がつきまとう。
 しかも、警察は身寄りのない高齢者やホームレスを扱うことを嫌がるため、これでも実は逮捕率は低く、実際には数十から数百倍もの万引き老人が存在すると著者は分析する。

 年々増加傾向にある高齢者の万引き事案。
ある者は開き直り、ある者は土下座を繰り返す。
 内閣府の調査では65歳以上の貧困率は22%という驚愕の結果が出ており、それは今後90%にまで及ぶという予測さえある。

 福祉や社会保障を軽視し続ける安倍政権に、万引きせざるを得ない高齢者の貧困や孤独など理解できないのだろう。
こうした現状は、まさに姨捨山の国ニッポンというほかない。
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2016年09月26日

空気と「ほど」=中森明夫

ニッポンへの発言
キーワード 空気と「ほど」=中森明夫
毎日新聞2016年7月19日 東京夕刊

 「まあ、見てなよ、この国を盛大にひっくり返してやるから。
そのうち憲法改正だって、徴兵制だって、核武装だって、なんだってできるようになる。
(略)憲法改正なんて論理的必然じゃないか。
自衛隊は軍隊だよ、誰が見たって。論理じゃない、生理なんだ、今、それを拒んでるのは。
つまり戦争の恐ろしさを肌で知ってる世代の生理が憲法改正に抵抗している。
だけど、あと十年もしてみろ。
そんな戦争体験世代もほとんど死んじゃってるよ。
日本人の生理が変わるんだ。そしたら、チャンスだ」

 これは2010年4月に発表した私の小説『アナーキー・イン・ザ・JP』の一節である。
大正時代のアナーキスト大杉栄の魂が現代の17歳の少年の脳内に甦(よみがえ)るという物語だ。
主人公の兄の若手論客は、自民党議員の参謀として(日本会議ならぬ)日本政治文化会議を立ち上げ、憲法改正をもくろむ(当時は民主党の鳩山政権下だったが)。

 参院選の結果、改憲勢力が3分の2を超した今、6年前の自分の小説を読み返すと、なんとも感慨深い。
予言の的中を誇ろうというのではない
所詮はナンセンスな物語だ。
とはいえ、政治にも憲法にも疎いサブカル中年の自分が、この小説を書いていた時の気持ちを思い出した。
当時は1年間、大学講師を務め、30歳も下の学生らと毎週、対話していた。
彼らの未来はどうなるんだろう?
 ある日、ふとそう思ったのだ。
子供のいない私が、自分が死んだ後の若い世代と日本の行く末に思いをはせた。

 憲法改正は不可避に思える。
ことに戦力放棄の第9条は根本的に改変されるだろう。
問題は、それがいつになるかだ。
その時、若い世代の大半は抵抗せず、受け入れるのではないか?
 学生との対話で印象に残ったことがある。

「学食で1人で食事ができるか」という話になった。
「いや〜、できないっすよ、絶対。ボッチだと思われるし」。
ボッチとは、独りぼっちのことだ。
「1人なら、もう何も食べないですよ」とも。唖然(あぜん)とした。

そこまで周りの目を意識しているのか!?  
一般には若い世代のワガママ無神経ぶりが批判される。
実情はまったく逆だ。
彼らは実に細やかに空気を読んでいる。
いや、読みすぎて(、、、)いるのだ。

空気とは同調圧力を意味するが、そんなに悪いものとばかりは思わない。
この国がこれほど治安がいいのは、みんなが空気を読みあっているからだろう。
ただ……。空気と対になる言葉に「ほど」があるのではないか?

 空気を読むのも「ほどほど」にする、といった同調圧力の調整機能だ。
近年では、この「ほど」が失われているように思う。
イジメは昔からあった。が、イジメられっ子が死んでしまうまで止(や)めないとは「ほど」がない。
子供だけではない。
舛添要一前都知事の国民総袋叩(だた)きの時にも痛感した。
一度、叩いていい空気が広がると「ほど」なく、もう誰も止められない。正直ゾッとした。  

10年前、第1次安倍内閣の時には「KY総理」と批判された。
KY(空気が読めない)は流行語となり、たった1年で退陣した。
5年後、復権した現在の安倍内閣は、実によく空気を読んでいる。
マスコミという空気発生装置をうまくコントロールしてもいる。

逆に野党・民進党がKYとなった(この場合のKYは「景気が読めない」か?)。
 18歳選挙権の導入で、若い世代の多くが野党に投票すると思っていた人がいるようだ。
そんなことはない。
「ほど」なく空気を読む若者らは当然、現政権を支持する。
憲法改正も大半が抵抗なく受け入れるだろう。
「ほど」を失ったのは若者たちの責任ではない。
我々年長世代のせいだ。
「ほど」は言葉で伝えるのが難しく、一度失うともうなかなか元へは戻らない。

今回の参院選の結果の「ほど」のなさに危惧を覚える。
空気の暴走の果ての憲法改正は受け入れ難い。
いや、憲法や選挙だけじゃない。
ずっとフリーランスというボッチだった私は、今後も空気ではなく「ほど」に一票を投ずることになるだろう。
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2016年09月27日

労働問題に強い赤旗 労組ネットワークがあるからこそ

労働問題に強い赤旗 
労組ネットワークがあるからこそ
2016.09.26 16:00 NEWSポストセブン

 日本共産党の政党機関紙でありながら、与党政治家や一般の新聞社からも一目置かれる「しんぶん赤旗」。
数々のスクープで朝日や読売などの全国紙を抜くことができるのは、共産党ならではの大企業や官公庁に潜む党員などの“諜報網”を持つからだ。

共産党系の各種団体も、“諜報網”として機能する。
 全国労働組合総連合(全労連)や、
中小・零細企業の団体である全国商工団体連合会(全商連)、
全日本民主医療機関連合会(民医連)など党と密接な関係にある団体がそれである。

 赤旗日曜版が2004年から追及を始めた「偽装請負」問題では、請負業者の内部資料を独自に入手。
資料で判明したキヤノンやトヨタ、日立製作所など日本を代表する大企業が請負業者に支払う「請負料の総額」と、請負労働者の「手取り賃金」とを突き合わせ、“ピンハネ”の実態があることをスクープした。

 赤旗の記事がきっかけとなり、偽装請負問題は国会でも取り上げられた。
その後、組合が企業側と交渉し、請負労働者から直接雇用に切り替わったケースを〈快挙〉と報じている。
労働問題に強いのは赤旗の特徴だ。それらのネタは全国に張り巡らされた労組というネットワークがあるからこそ、入ってくると言える。

 2000年に発覚した財団法人「ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団」(KSD)の理事長による汚職事件の報道でも、関連団体が大きな役割を果たした。
当時、赤旗記者と組んで聞き込みをした篠原氏が語る。
「このケースでは共産党系の民主商工会(民商=全商連の支部組織)が重要な情報源になりました。
民商の加盟業者にKSDの全国団体の幹部がおり、内部資料を持っていた。
私と赤旗取材班はそれを元に取材を始め、結果、ある自民党国会議員の比例名簿順位を上げる目的で、KSDが党費を肩代わりする形で“幽霊党員”を獲得していた疑惑を追及したのです」

 また、赤旗は社会保障制度を追及する記事をたびたび掲載するが、これも民医連などが行っている全国の医療機関の「死亡事例調査」などがベースになっている。

 一般紙の記者は企業にしても組合にしても医療機関にしても、個別に食い込んで信頼を得て“ネタ元”を開拓する必要があるが、赤旗の場合は組織的なつながりが独自情報の入手を支えていると見ることができる。
※SAPIO2016年10月号
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2016年09月28日

「友引が決まらない」 葬儀業界を震撼させる2033年旧暦問題

「友引が決まらない」 
葬儀業界を震撼させる
2033年旧暦問題
2016年09月27日 07時00分 NEWSポストセブン

「友を引く」として葬式を避ける「友引」。
これが決められなくなるとして、葬儀業界に波紋を広げているのが「2033年問題」だ。
〈終活業界に激震!? 友引が消える 六曜の2033年問題〉と大見出しを打ったのはシニア向け雑誌『ソナエ』(9月16日発売号)だ。

「六曜」は、「友引」「大安」など日の吉凶を示す民間信仰。
結婚式の日程を考えるときに「大安かな」と自然にカレンダーに目をやるように、日本人にとって身近な縁起物だ。

 旧暦(天保暦)の日付の確定には、
(1)新月と新月の間を1か月とする。
(2)「その月が何月か」は春分、夏至など太陽の動きから算出される「中気」の日で決める。
春分のある月が2月、夏至は5月、秋分が8月、冬至は11月とする。
 など複数のルールがある。

ところが、2033年秋に、「ルールを全て満たそうとすると、『9月の次の月が11月』になってしまう」といった不具合が生じてしまうのだ。
これは1844年に天保暦が導入されて以来、初めての異常事態だ。

 旧暦の日付が決められない以上、六曜も「友引」の日も決まらない──これが2033年問題である。
最も混乱が懸念されるのが葬儀業界だ。
火葬場は、葬儀の日としては避ける人が多い友引を定休とするところが少なくない。
「友引の休業日は、火葬炉のメンテナンスのために必要なものです」(都営の瑞江葬儀所管理事務所)

 年間130万人が亡くなる多死社会において、うまく休業日が設定できず、火葬炉の金属部分などが熱疲労を起こして事故などになればそれこそ一大事だ。
 影響は業界全体に及ぶ。桐ヶ谷斎場など6斎場に61基の火葬炉を所有する東京博善の管理本部は「毎年12月に葬儀業者向けに翌年の友引日を記した冊子を配っているが、その時までに六曜が決まっていなければどうしたらいいか」と話す。

僧侶でジャーナリストの鵜飼秀徳氏もこういう。
「寺院関係者は葬儀がない友引をコンサート観賞や家族旅行に充てる場合が多い。
友引がなくなれば休日を決められなくなる」

 春分などを決める立場の国立天文台(文科省所管)は「あれこれいう立場ではない」とコメントするのみ。
 日本カレンダー暦文化振興協会は解決に向けて昨年8月、2033年11月に閏月(※暦のズレを調整するために例外的に設けられる「13番目の月」)を置く案を発表したが、この方法も旧暦のルールを全て満たすわけではない。
 そのため、「他の案が今後出てきてもおかしくない」(業界関係者)といい、仮に友引がカレンダーによってバラバラなら、火葬場、葬儀業者、僧侶の日程が合わず、葬儀日程がスムーズに決められない事態も発生する。
住職の都合に合わせてスケジュールを設定したら遠方で骨を焼かされるハメに──といったケースが続出する懸念もある。

 ただでさえ2033年頃は団塊世代が80代後半になり、“葬儀インフラ”が足りなくなる時代だ。「混乱を避けるためには、できる限り見解を統一させることが好ましい」(中牧弘允・暦振協理事長)
「穏やかな死」のためにも、無関心ではいられない。
  ※週刊ポスト2016年10月7日
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2016年09月29日

夫婦位牌魂入れ、叔母らの位牌お焚き上げを49日に・・

朝から 母の出生から結婚離脱までの戸籍照会を いわき市役所に。
HPにあった総務課「市民問い合わせ・相談」メールを使ったので 果たして回答してくれるか不安なのですが、町村合併後でいわき市に編入されているかがわかれば上出来です。

次に 菩提寺の住職に 母の位牌と夫婦位牌を作ってしまったのですが、魂の入れ方を教えてくださいと電話すると49日法要の時に一緒にするから 持ってきてほしいとの返事、ホッ。

図々しく 仏壇の関係で 数十年前に死去した叔母の位牌を お寺で供養することはできますか?? と聞くと それも49日法要の時 持ってきてくださいとのこと。

非常に お願いの仕方に悩んでいたので 原稿メモを作り 菩提寺に電話。
聞きなれた住職の声を聞き、心が落ち着き ちょっと無理かな・・・と思いつつお願いしたら 「いいですよ」で一機に緊張感から解放されました。

今日は 精神科通院なのですが、帰り元気があれば 法務局で「権利者変更届け出用紙」と税務署で築48年目のマンションの資産価値を聞いてきます。

市役所ではマンションなんだから「固定資産税評価」で良いはずで 路線価は関係ないといわれたのですが、念のため聞きたいと思っています。

私も母も「地方税非課税」世帯なのですが、相続の場合は 不動産の評価で相続税有無の分かれ道になりそうです。
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2016年09月30日

大地震の予兆か…日本列島の南北で“同時揺れ”の不気味

大地震の予兆か…
日本列島の南北で
“同時揺れ”の不気味
2016年9月28日 日刊ゲンダイ

 26日午後2時13分ごろ、北海道函館市で震度4の地震(M5.5)を記録した7分後、鹿児島県知名町で震度5弱の地震(M5.6)があった。

 いくら“地震大国”といっても日本列島3000キロの端と端で同時に起きるとは不気味だ。いったい日本列島で何が起きているのか。
2つの地震は連動しているのか。

元前橋工科大学教授の濱嶌良吉氏(地殻変動解析学)はこう解説する。
「2つの地震は連動していると思います。4月に起きた熊本地震の2カ月後に、函館で地震が起きた現象と同じです。
アーチ状の日本列島は北海道と九州で支えられています。
シーソーのように、一方が動くともう一方も動く。
熊本地震の時のように数カ月のタイムラグがある場合もあれば、今回のように数分で連動することもあります」

 2つの地震は、これから発生する大地震の予兆なのか。
「いま、日本列島は、地震の400年サイクルと1200年サイクルが重なる時期に突入しています。
活動期に入ったのは間違いありません。

気になるのは、青森県の十和田湖周辺で最近頻発している微小地震です。
十和田火山の噴火の予兆の恐れがあります。
もともと十和田湖は火山の噴火で形成された湖です。
十和田火山が噴火した時、心配なのは六ケ所村の核燃料再処理工場にも近いこと。
もうひとつ、東京湾直下にある南関東ガス田は要注意です。
メタンガスは圧力がかかると爆発します。
2020年東京五輪の前後に危機が訪れてもおかしくありません」(濱嶌良吉氏)
 ホントに東京でオリンピックを開いて大丈夫なのか。
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