2016年09月05日

防衛省がムダな兵器を“大人買い” 過去最大防衛費5兆円超

防衛省が
ムダな兵器を“大人買い”
過去最大防衛費5兆円超
2016年9月3日 日刊ゲンダイ

 防衛省の来年度予算の概算要求は過去最大の総額5兆1685億円に達した。
今年3月に安保関連法が施行され、米国と一緒に戦争をする準備が整った。
防衛省はこれ幸いと、必要のない新型兵器までジャンジャン買い込もうとしている。

 例えば、1機で318億円もする米ボーイング社製の空中給油機KC46A。
防衛省は安保法の新任務に海外での補給活動が加わったため、新型の空中給油機が必要だと訴えている。が、軍事ジャーナリストの世良光弘は首をかしげる。

「自衛隊はKC767という優秀な空中給油機をすでに4機も持っています。
航続距離は、航空自衛隊の輸送機の中では政府専用機に次ぐ7200キロを誇ります。
巨額の税金を使って新型の給油機を購入する必然性が見当たりません。
自衛隊は世界のエネオスでも目指すつもりでしょうか」

 また、最新鋭のステルス戦闘機F35を6機取得するために946億円の費用が盛り込まれた。
「専守防衛の日本は防空識別圏から敵機を追い払えればいい。
制空権を守るだけなら現行のF15で事足ります。
レーダーに探知されにくい隠密飛行ではなく、姿を見せた方が抑止力にもなるでしょう。
F35が十分に能力を発揮するのはシリアの空爆などの場面。
安倍政権は一体、どんなシーンでの活用を考えているのでしょうか」(世良光弘氏)

 どうかしているのは、旧型の兵器まで買い込もうとしていることだ。
防衛省は2018年度までに米海兵隊をモデルにした「水陸機動団」を新設する計画。
そのために、30年以上前に開発され、目新しい技術が使われていない水陸両用車「AAV7」に1両7億円も払い、52両を調達するつもりだ。
 どれもこれも米国製のうえ割高に買わされているのだから、バカみたいだ。

1機当たり約100億円で取得する輸送機オスプレイを、米軍は50億〜60億円とほぼ半額で購入している。

 軍事研究の助成費用も大幅アップされている。
「安全保障技術研究推進制度」の予算を今年度の6億円から18倍の110億円に大幅に増やす予定だ。
軍事への応用が期待できる基礎研究を行う企業や大学に対し、研究費を助成する制度である。

「2年前、安倍政権は武器輸出を原則禁止する『武器輸出三原則』を百八十度転換しました。
今回の予算措置は、武器を輸出するために大学や企業の協力を仰ぐ狙いがあるのでしょう。
いずれ世界中に兵器を売って稼ぐつもりなのだと思います」(世良光弘氏)

 国民の税金でムダな兵器を大人買いするのは、やめて欲しいものだ。
posted by 小だぬき at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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