2017年01月18日

まるで戦時体制 自民が提出「家庭教育支援法」本当の狙い

まるで戦時体制
自民が提出
「家庭教育支援法」本当の狙い
2017年1月18日 日刊ゲンダイ

 戦争準備は共謀罪だけじゃない――。
今月20日に召集される通常国会で、自民党が議員立法で提出する予定の「家庭教育支援法案」。
核家族化など家族をめぐる環境変化での公的支援のためというが、とんでもない。
狙いは国民を“イエスマン”に仕立て上げ、戦争でも何でもできるような体制づくりだ。

安倍政権は天皇退位や共謀罪を尻目にコッソリ通そうとしている。
〈保護者が子に社会との関わりを自覚させ、人格形成の基礎を培い、国家と社会の形成者として必要な資質を備えさせる環境を整備する〉

 自民党の支援法案が描く社会は戦時体制そのものだ。
戦時中の1942年、国民を戦争に総動員するため、「戦時家庭教育指導要綱」が発令された。「家生活は常に国家活動の源泉」として、子どもの“健全育成”を親に要求。
“相互扶助”という名目で「隣組制度」がつくられ、地域住民は各家庭で国家が求める“教育”が徹底されているかを見張り合ったのだ。

■国家に従順な子を育てよ
 今回提出される法案も当時とソックリ。
地域住民について、〈国と地方公共団体が実施する家庭教育支援に関する施策に協力するよう努める〉とあり、さらにそれは「責務」というのだ。

政治評論家の山口朝雄氏が言う。
家庭教育支援というなら、奨学金や育児のインフラ整備など教育しやすい環境を整えるのが政府の仕事です。
そういう必要な支援はせず、親に委ねられるべき教育の中身に政府が介入し、国家にとって都合の良い人材育成を親に押し付けている。
つまり、支援法は国家が家庭内教育をコントロールして、国家に都合が悪い人材をできるだけつくり出さないためのものなのです。
家庭教育支援法案と共謀罪は従順な国民づくりのための両輪といえるでしょう。

仮に両法案が成立すれば、戦時体制で政府が持っていた治安維持のための法的ツールをすべて安倍政権に与えてしまうことになります」

 これが安倍政権が考える「1億総活躍社会」の正体だ。
何としても阻止する必要がある。
posted by 小だぬき at 12:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

勉強するときは勉強し、遊ぶときは遊ぶ 勉強するときは勉強し、遊ぶときは遊ぶ

勉強するときは勉強し、
遊ぶときは遊ぶ
2017年01月17日 11時00分 ダイヤモンドオンライン

目標達成が叶うと、達成感で満ちあふれます。
いつも仕事や勉強だけをしている人はどれだけ感じているのでしょうか。
何事にもメリハリが重要です。
シリーズ6万5000部を突破した『ずるい勉強法』より、短い時間で結果をだすための「遊び」について考えていきましょう。

■短い時間で結果を出す
 子どもの頃、「1時間でも多く勉強しろ」と親や先生から言われたものですが、社会人になってからも、上司や先輩から「定時で帰るな、1時間でも長く働け」と言われることがあります。  しかし、時間をかければ結果が出るわけではありません。
たとえ結果が出たとしても、時間がかかっている以上、非効率的です。
むしろ、短い時間で結果を出し、残った時間でほかのことをしたほうが、ずっと効率的といえます。
 短い時間で結果を出すには、すべてにおいて時間制限、つまり、デッドラインを設けることです。
当たり前のことですが、ダラダラとやってはいけません。

限られた時間のなかで全力疾走し、時間内に終わらせるようにするのです。
 勉強でも仕事でも「この時間までにやる」「1時間でやる」と、決めてやるのです。
私も仕事や勉強をするときには、タイムをはかるか、時間制限を設けるようにしています。

 ある会社では、利益を生むために社員に残業を課していましたが、社員も会社も疲弊してしまい、定時で仕事を終わらせるシステムに変更しました。
結果は、残業をしていたときよりも定時で終わらせたほうがよかったそうです。
これも、時間が短くなったぶん、集中して仕事をした成果といえます。

 近年、朝早く出勤して早めに仕事を終わらせることが省庁や企業で推奨されていますが、実際にはむしろ残業が増え、労働時間が長くなってしまっているのが現状のようです。
どんなに朝型の生活が有効でも、時間を区切らないと人はダラダラと仕事をしてしまうのです。  

全力疾走する際には、ただ時間を制限するだけではなく、「目標」をしっかり持つことが大事です。
試験勉強なら「赤点を取らない」、仕事なら「15時までにこの資料を作成する」など、はっきりとした具体的な目標を設定しましょう。
目的意識があるかないかで、そこに向かう「真剣さ」が変わってきます。それは、結果をも大きく左右します。
 さらに、目標を達成するためには、あえてほかの予定を入れると効果的です。
 ほかの予定を入れず、勉強や仕事に集中すべきだと言う人もいますが、私は逆だと考えます。ほかにやることをたくさんつくったほうが効率は断然よくなります。
自分を追い込むことによってパワーが生まれるからです。
 やらなくてはいけないことがあるときほど、遊びの予定を入れましょう。
 たとえば、「遊びの予定があるから勉強は明日に回す」のではなく、「遊びの予定があるから、その時間までに勉強を終わらせる」のです。
そうすると、限られた時間のなかで頑張るため、時間の濃度がグッと濃くなります。
そして、勉強をやり終えたとき、「達成感」と「解放感」が得られます。
遊んでいる最中も、やり残したことがないので、よりいっそう楽しむことができます。
その満足感から翌日も「また勉強を頑張ろう!」という気持ちになります。
プラスのループが続くのです。

 このように、短い時間で全力疾走すれば、勉強も遊びも、100%のパワーで全力投球することができます。
「勉強するときは勉強し、遊ぶときは遊ぶ」の精神で、どちらも思い切り楽しんでください。
posted by 小だぬき at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする