2017年03月29日

ママ友5タイプ徹底分析! 新学期を迎える前に対処法を予習

ママ友5タイプ徹底分析!
新学期を迎える前に対処法を予習
2017年03月28日 16時00分 dot.(ドット)

 新学期目前、入学やクラス替えなどで、あらたな保護者とのつき合いが始まるシーズンの到来です。
でも、最近はママ友関係に悩むお母さんも増えている様子。
そこで『AERA with Kids』春号に掲載中の、ママ友づきあいを円滑にするアドバイスをお教えします。
アドバイザーは、小学校の校長を務めた経験を持つ、コミュニケーション研究家の尾塚理恵子さん。
ストレスを感じるママ友を大きく5タイプに分けて、それぞれの特徴と上手なつきあい方を指南してくれました。
「いるいる、こういうタイプ!」と盛り上がりながら、ぜひ参考にしてください。

【タイプ1】
その場を仕切りたがり、自分の意見をゴリゴリ押してくる「ボスママ」。
これをリーダーと勘違いしてはいけません。
 ボスママは、一見するとリーダーのように思われがちですが、実はリーダーシップのない「目立ちたがり屋」なのです。
本物のリーダーとは、みんなのために嫌な役を引き受けられる人。
たとえば、担任の先生の対応に疑問を感じたときなど、保護者の意見を集約して先生に伝え、調整する。
こういった面倒なことができるのがリーダーです。
でも、ボスママは、大変なことがあるときは「あんたやって」と人にやらせようとします。
そのくせ、人の上には立ちたいというやっかいな性質です。
 たてついたら怖いけれど、黙って言うとおりにするのもつらい。
そんなときは、「あなたの言い分は理解しているよ」と相手を一度立ててから、「では、私たちの意見はどうかしら?」と提案してみましょう。
真っ向から否定すると、かたくなになるのがこのタイプ。
一度共感をしてから、話し合いが進む方向に意見を提案するのがコツです。

【タイプ2】
「空気を読めないママ」。
天然、マイペースといってしまえば聞こえはいいけど、ほかの人の気持ちを考えない言動に、振り回されてしまうのです。
 こちらの都合も考えずに、受け取る側の元気を吸い取るような愚痴メールをしょっちゅう送りつける。
クラスの役員決めのときに「うちは下の子が幼稚園なので役員はムリです。
お子さんが一人の方が受けるのがいいんじゃないですか?」と、その場が凍りつくような発言を平気でしたり、「働いてるお母さんて、なんだかんだで係をやらないよね!」とワーキングママ批判を大声で繰り広げたり。
 こんなふうに、自分のことだけを中心に考えて、まわりのことが考えられない人の言うことやすることは、いちいち深く受け止めないことが大切です。
愚痴メールには共感しなくてもOKだし、ワーキングママ批判も気にしないようにしましょう。
役員をやりたがらないママは、空気を読めないのではなく、先手を打って役員を逃れようとしているのです。
リーダーシップのある人に「子どものための活動であり、皆が公平に協力している」という旨を伝えてもらうのも手です。
このようなタイプは、ほかの人をストレスのはけ口にする傾向があります。
ですから、自分とは関係のない問題として、客観的にとらえましょう。
それだけで気持ちがラクになりますよ。

【タイプ3】
自分の子さえよければ、よその子はどうでもいい。
いつでもどこでも「うちの子優先ママ」
 子ども同士のトラブルで、相手の子どもの親にわが子に非はないと怒鳴り込むママ。
ほかにも子どもがいる中で、自分の子どもをあからさまにひいきしたり、見苦しいほどの熱愛ぶりを見せるママ。
こんな行き過ぎた態度に、周囲はドン引きです。
 自分の子どもが何でも一番と考えているママは、親から甘やかされて育てられた人。
また、子どもへの愛情表現がわからず、子どもを何でも優先させることが愛情表現だと勘違いしている場合もあります。
このタイプは、人の気持ちを察する力が低いので、ほかの人が感じる嫌な気持ちに気がつきにくいのが特徴。
ですから、関わる場合には、こちらの考えをしっかりと伝えることが必要なのです。
でも、口調には気をつけて。何か意見を言われると、批判されたと思って感情的になるのもこのタイプ。
上から目線で諭すように話すのはNGです。

【タイプ4】
どんなことでも自分と比べて、優位に立つことが喜びです
「マウンティング・ママ」
 子どもが通う塾や夫の会社、はては子どもの習い事のバレエシューズのブランドまで。
逐一比べては「私(うちの子)のほうが上」をアピールしたがるのがこのタイプです。
 マウンティング・ママは、とにかく「承認欲求」の強い人。
他人と比較することで、自分の優位性を確かめて、安心感を得たいのです。
この手のママは、自分への反応が気に入らないと、その人を標的に攻撃を繰り返す可能性もあるので要注意。
ある程度の距離を保ち、こちらが感情的にならないことがうまくつき合いましょう。
コツは、客観的に相手の言動を判断することです。
また、ときにはこちらから「ほめる」ことも効果的。
ただやみくもにほめるのではなく、「これは!」と思ったときに心をこめてしっかりとほめる。相手の承認欲求も満たされて、ぐんと接しやすくなりますよ。

【タイプ5】
「群れママ」。
ランチ会やイベント、すぐに群れたがるママたち。
実は、見せかけの「仲良し」だけのケースも多いようです……。
 暗黙の了解となったランチを欠席したら、自分の悪口を言われていた。
仕事が忙しくてクラスのママ友イベントに参加できないけど、しょっちゅう集まり盛り上がっているようで、なんだか疎外感……。
なぜかママたちの中には、グループを作って行動したがる人が多いものです。
 群れたがるママには、ふたつのタイプがいます。
ひとつはやたらとイベントを企画して、主導権を握り周りから「自分がいるからうまくいくでしょ!」とアピールして満足したいタイプ。
もうひとつは、「私、ひとりじゃダメなの」と何でも人を巻き込むタイプです。
どちらも、つるむのが嫌だと感じるなら無理をしてつるむ必要はありません。
逆に、適度に距離を保たないと、勝手に「つるみ仲間」と思われてしまいます。
ちょっと断っただけで「あの人は冷たい」なんて拡散されてしまいますよ!

 たくさんのママたちと接する機会がある尾塚さんは、最近、年齢は立派な大人なのに心がまだ女子高生のままでいるママたちが多いと感じるそう。
そんなママたちと対等にやりあおうとしたり、見栄を張り合ったりするのは、ストレスがたまる一方。
うまく渡り合うには、こちらがコミュニケーションの腕を磨き、一枚上手の「大人」になることが有効といいます。
みんなから好かれようと八方美人になっては、疲れるだけ。
人の言動に一喜一憂しないことも、ママ友ストレスに縛られないコツです。

※『AERA with Kids春号』より
posted by 小だぬき at 11:33 | 神奈川 ☁ | Comment(4) | TrackBack(0) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

被害者激白 格安ツアー「てるみくらぶ」詐欺的手口の死角

被害者激白 格安ツアー
「てるみくらぶ」詐欺的手口の死角
2017年3月28日 日刊ゲンダイ

 27日、破産手続き開始が決まった旅行代理店「てるみくらぶ」。
利用客からは「詐欺だ」と怒りの声が上がっている。
負債額は約151億円。
旅行業者の倒産規模としてはリーマン・ショック後、最大となるという。
代金支払い済みの申込者は9万人に上るというが、大半の人が泣き寝入りを余儀なくされそうだ。
「旅行業法では旅行代金の弁済を請け負う弁済業務保証金制度が定められています。
しかし、この制度を活用したとしても、旅行代金の99%が返還されない見通しです。
詐欺として扱われるかは警察の判断となります」(観光庁観光産業課)

 24日にツアーの航空券が一部発券できなくなる事態が発生し、予約客から観光庁に苦情が殺到した。
もっとも、それまでに“怪しい業者”として目をつけられた形跡はない。
1998年12月創設。
格安の海外パック旅行会社として急成長し、昨年9月期の売上高は195億円に達していた。

「てるみくらぶの評判は上々でした。
最大の理由は広告にウソ偽りがなかったこと。
『イタリア人気都市7泊8日』のツアーが、標準のホテル利用で1人10万円を切る破格の値段で売り出されることもザラでした。
知る人ぞ知る超人気の旅行会社だったのです。
もっとも、コスト増や円安の影響で内実は自転車操業状態だったようです」(旅行業界関係者)  そんな事態を打開すべく、約2年前から始めたのが〈現金一括入金キャンペーン〉。
クレジットカードではなく、現金払いの客にはさらに値引きするというもので、どうやら、これが今回の巨額負債につながったようだ。

“被害者”に話を聞いた。
「親戚が5月にハワイで挙式するので、先月、家族3人で予約しました。
4泊5日で1人15万円以上のツアー料金が、現金一括だと10万円に値下げできると説明され、慌ててATMで現金を下ろし、計約30万円を支払いました。
過去に何度かツアーを利用したことがあり、疑う余地はありませんでした。
ニュースで破産を知り、今は愕然としています」(45歳・不動産)

 過去のお得ツアーに味をしめ、何十万円もする高額ツアーに手を出してしまった利用客は少なくないようだ。
 これからGWを迎えるが、危ない旅行会社に引っ掛からないためには、どうすればいいのか。 「現金払いをやたら勧める業者はやめた方がいいというのが今回の騒動の教訓です。
また、インターネットの口コミ情報をうのみにし過ぎないこと。
業者の自作自演だったり、情報が古い可能性があります」(旅行ライターの渡辺輝乃氏)
 昨年はスキーバスの転落事故もあった。
安過ぎるツアーは疑ってかかるくらいの慎重さが必要かもしれない。
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posted by 小だぬき at 00:00 | 神奈川 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする