2017年05月08日

「一言多い」人の精神構造&対処法

いつも「一言多い」人の
精神構造…常に上に立ちたい型
・言訳型・決めつけへの対処法
2017.05.08 Business Journal

文=真島加代/清談社
 何気ない会話をはずませる“雑談力”がビジネスシーンで注目されているように、コミュニケーションスキルをアップさせたいと感じている人は多い。
その一方で、世の中には、余計な一言を発して相手を不快にさせてしまう、いわゆる「一言多い人」も一定の割合で存在する。

 そうした人たちは、なぜ会話のなかで余計な一言をつけ加えてしまうのだろうか。
また、余計な一言でイラッとしたときは、どのように対処すればいいのか。
全国心理業連合会公認プロフェッショナル心理カウンセラーの浮世満理子さんに話を聞いた。

劣等感から嫌み発言をしてしまうケースも
 まず知っておく必要があるのは、「一言多い人」の心理だ。
浮世さんは、「基本的に、一言多い人も相手を傷つけようとか嫌な思いをさせようとしているわけではありません」と語る。
私は『無意識の悪意』と呼んでいるのですが、余計な一言は、発言者の価値観や感情がポロッと出てしまうのが特徴。
それまでうまくコミュニケーションが取れていたのに、本題とは関係ない、配慮を欠いた発言をしてしまい、受け手が『そういう言い方しなくてもいいんじゃないの?』
『その一言はいらないよね?』と感じれば、それは余計な一言といえるでしょう」(浮世さん)  

さらに、一言多い人も好きで言っているわけではなく、それで気分がいいわけでもないという。なかには、相手に対してコンプレックスを感じているからこそ、つい言ってしまうケースも多いそうだ。
「たとえば、どんくさい先輩がバリバリ仕事をする後輩に劣等感を抱いている場合、『Aさんって悩みごとがなさそうでいいよね。
僕はすぐ落ち込んでしまうから、うらやましいよ』と嫌みを言うことがあります。
これはもちろん、受け手にとっては不快だし、言う側もコンプレックスを吐き出すだけなので、すっきりしません。
どちらにとっても、やはり『余計』なのです」(同)

 お互いに余計な発言とはいえ、やはりより気分がよくないのは言われた側だ。
余計な一言は、受け手が事前に阻止できるものではないだけに、不快な思いを軽減するには「言われたときの対処法」が重要になる。

 そこで、聞き取り調査で集めた実例を基に、具体的な対処法を紹介しよう。

「マウンティング型」にはどう返すのがベスト?
 まず、典型といえるのが「マウンティング型」だ。
「会議で発言したら、同僚から『よくできているじゃないですか、Bさんにしては』と言われた」(28歳、男性)
「上司に『女にしてはがんばっているじゃないか』と言われました。
今どきこんな言い方をする人がいるんだ、と絶句」(26歳、女性)
 浮世さんによれば、これらは「自分が優位に立ちたいときによく使われる余計な一言」だという。
「ここには、オフィスや会議の場で『この人は普段、仕事ができない』という印象を周囲に与えたい、という心理が無意識に働いています。
男性に多いコミュニケーション方法で、『誰が上で、誰が下か』というポジションをつけて、自分の立ち位置を明確にしようとしている可能性が高いです」(浮世さん)

 逆に、女性がマウンティング型の発言をするときは、相手をライバル視しているケースが多い。
心のなかにある「Cさんばっかりずるい」という心理が、余計な一言となって表れるのだという。 「貶めるようなことを言われたときに感情的になるのは、相手の思うつぼ。
『女にしては』という言葉に『それって男尊女卑ですよ』などと言い返せば、むしろ『女は感情的』『あの人は怒りっぽい』というイメージが定着する可能性があります。
 ベストな対処法は、さりげなく『ありがとうございます! 女にしては、これからもがんばります』と、もっともイラッとしたワードを繰り返すことです」(同)

 余計な一言をオウム返しすることで、その失礼さを本人にフィードバックする効果が得られるという。

受け身の人に多い「言い訳型」が残念なワケ
 一方、若い社員が上司に発してしまいがちなのが「言い訳型」だ。
「ミスを指摘したときに『Dさんにこうしろって言われました』という言い訳をされるとイラッときます。
せめて謝ってほしい」(30歳、女性)
「職場の後輩が、よく『申し訳ありませんでした。
教えてもらってなかったので』
『やったことがなかったので』と言うんですよ。
言い訳するな、ただの勉強不足だろう、と」(28歳、男性)
 この言い訳型を発する人には、「仕事に対して『受け身』の傾向がある」(浮世さん)という。
「本人にも言い訳をしているという自覚があるのですが、失敗したと思われるのが怖くて、ミスを指摘されるとつい言葉が増えてしまう。
とはいえ、上司や先輩にすれば、『言い訳する時間があったら早く仕事しろ』という感じですよね」(同)
 仕事に対して受け身の人は、どこかに「上司のお手伝いをしている」との感覚があり、そのため言い訳がましい発言をしてしまうという。
「そういうタイプの人には、『お手伝いしてあげていると思っていない? これはあなたの仕事だよ』ときちんと伝えることが対処法になります。
仕事に受け身の人は、わからないことは聞かなくても教えてもらえると思っている場合が多い。自分の仕事に責任を持つように認識させましょう」(同)

不快でしかない「決めつけ型」は拒絶していい
 そして、上司や先輩社員に見られがちなのが「イメージによる決めつけ型」で、後輩の女性などに余計な一言を発してしまうケースだ。
「会社の先輩に『Eさんって料理とかしなそうなのに……。
お弁当持ってきてるの意外(笑)』と言われ、ムカッとしました」(24歳、女性)
「男性の上司に海外旅行の話をしたら、『よくそんなお金があるね! 男に払わせたの?』と、半分冗談、半分本気で言われた。
死ぬほど働いて、自分のお金で行ったんですけど?」(27歳、女性)

 言う側は冗談のつもりかもしれないが、言われる側にとって、この手の決めつけは不快でしかない。
こうした無神経な発言には特別な対処法は必要ないという。
「おそらく、相手のイメージを勝手に決めつけて発した言葉でしょう。
それによって相手がどれだけ傷つくか、ということをまったく考えていないのです。
あまりに配慮に欠けた言葉をかけられたときは、『私が料理をしようがしまいが、関係ないですよね?』としっかり拒絶してください。
無神経な人にはストレートに言わないと伝わりません」(浮世さん)

失言を防いでコミュニケーション上手になる方法
 では、逆に余計な一言を発してしまいがちな人は、どういう点に気をつければいいのか。
性格の問題でもあるだけに変えるのは難しそうだが、浮世さんは「意識の持ちようで、余計な一言を飲み込むことは可能」と語る。
会話の終着点を意識してください。
たとえば、初めて仕事をする相手の場合、気持ちよくコミュニケーションを取ることも仕事のうち。
対話する相手と『どんな関係を築きたいか』を意識すれば、必要のない一言を言わずに済むかもしれません」(同)

 自分が言われたら嫌だと思うことは相手に言わない……。
幼稚園で教わるようなマナーだが、現実には、ついつい余計な一言を発してしまうことがあるのも事実。
身に覚えがある人は、今一度、自分の発言を振り返る必要がありそうだ。
(文=真島加代/清談社)

浮世満理子(うきよ・まりこ)
カリフォルニアのエサレン心理研究所にて心理学を学んだ後、プロスポーツ選手や芸能人、企業経営者などのメンタルトレーニングを行う傍ら、多くの人にカウンセリングを学んでほしいと、株式会社アイディアヒューマンサポートサービスを設立。現在主宰を務める。
●「浮世満理子オフィシャルウェブサイト」
●「アイディアヒューマンサポートサービス」

ニュースサイトで読む: 
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posted by 小だぬき at 10:26| 神奈川 | Comment(2) | TrackBack(0) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

子どもへの支援 問われる現在と未来への責任

子どもへの支援
問われる現在と未来への責任
2017年5月6日(土) しんぶん赤旗「主張」

 「こどもの日」の5日、各地で多彩な催しがありました。
「こどもの日」は、1948年、戦争で親を亡くした子や貧困に苦しむ子たちがあふれていた時代に、子どもの幸福をはかる日として制定されました。
 前年施行された新しい憲法の下で、子どもは初めて一人の個人としての人格が認められました。
そこに込められた思いは、いま実現されているでしょうか。

苦難強いる政治のゆがみ
 広がる貧困と格差が、子どもたちの現在と未来を閉ざしています。
子どもの貧困率は過去最悪の16・3%(2012年)に達し、6人に1人が貧困ラインを下回る生活を強いられています。
 北海道の子どもの貧困調査(16年)では、過去1年間に経済的理由で家族が必要とする食料を買えなかったことがある世帯が2割に上っています。

受診させた方が良いと思ったが受診させなかった経験がある世帯は18%、そのうち26%は「お金がなかった」ことが理由です。
大阪府の調査では、困窮世帯ほど子どもの進学志向が低く、将来への期待感を低下させている実態が明らかになっています。

 こうした日本の子どもの状況は、経済協力開発機構(OECD)加盟国のなかでも突出して異常なものとなっています。
 OECD加盟国の家庭分野への社会支出の対GDP(国内総生産)比でみると、一番高いイギリスでは3・76%、各国平均は2%ですが、日本はわずか1・25%にすぎません。
 国と社会の責任で、子どもたち一人ひとりを大切にし、未来に希望をもち生きていける社会の仕組みをつくることは、世界の流れです。
教育費では、大学も含めて無償が多数で、給付制奨学金も充実しています。
子育てを社会で担うという考えのもと、親の負担を軽くするなどの支援措置などが拡充されてきています。

 日本で、子どものための手厚い支援ができないのは政治の姿勢が間違っているためです。
財界・大企業、大金持ちを優先する自民党政治を転換し、税金の集め方、使い方を変えることこそ求められています。
5兆円を超す軍事費を見直すなど、子どもの貧困解決につながる社会保障、教育、子育て支援の予算を増やせば、どの子も等しく生きることができる社会に道をひらくことができます。
 異常な長時間労働は、子育てを困難にし、子どもの安心の暮らしを奪っています。

安倍晋三政権がすすめるニセの「働き方改革」ではなく、残業時間を法的に規制し、過労死を生み出す長時間過密労働を解消し、「8時間働けばふつうに暮らせる社会」をつくることは、子どもたちが安心して、生き、成長できる何よりの保障です。

新しい日本を手渡そう
 戦後70年余、おとなたちは憲法を守り平和な日本を子どもたちに引き継ぐため、たたかってきました。
そして、子どもの人格を尊重し、よりよい環境で育ってほしいと、教育や保育、子どもの医療費無償化の拡大などさまざまな分野で世論と運動を広げてきました。

 日本共産党は、憲法を生かした新しい政治を子どもたちに手渡したいと奮闘するすべてのみなさんと力を合わせ、安倍政権の暴走ストップ、自民党政治の転換のために全力をあげる決意です。
posted by 小だぬき at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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