2017年06月26日

雨の日の体の不調 「梅雨疲労」解消は5つのリセット法で

雨の日の体の不調
「梅雨疲労」解消は
5つのリセット法で
2017年6月25日 日刊ゲンダイ

 九州から関東、北陸にかけては梅雨本番。
雨の日が続くと、何となく憂鬱だ。
なぜか。
「雨をもたらす低気圧のせいです。
体への圧力がいつもより低下して、血管やリンパ管が膨張。
血液やリンパが滞るため、むくみやすい。
暑いのに何となく冷えるのもそのためです」
 こう言うのは、ストレスケア・カウンセラーで「あなたの人生を変える雨の日の過ごし方」(文響社)の著者、美野田啓二氏だ。

低気圧だと、自律神経が副交感神経優位になりやすいとも言う。
「そうすると、体が休息モードになるため、仕事などで頑張りたいのに、体が動かしにくく、ダルくなるのです」
 だから体を休めたくなるのだが、そうもいかない。
社内を見渡すと、デキる人は“雨鬱”を感じていないのか、テキパキ動いていたりする。
ダルい気分を解消して、梅雨疲労をリセットする方法はないか。
美野田氏に聞いた。

■朝はベッドで手足ブルブル
 梅雨疲労で気分が重い時は、無理に起きる前にやることがある。
「あおむけの状態で手足を天井に向けて上げ、ブルブル揺らすといい。
交感神経が刺激されて目覚めが良くなるほか、血液やリンパの流れが改善。
むくみや冷え性にも効果的です」

■喉が渇いたらエスプレッソW 
「雨の日に感じやすい頭痛は、低気圧によって頭の血管が膨張するのが原因です。
そんな時は血管を収縮させる作用の高いカフェインを多めに取ること。
目安は1日300ミリグラム。
エスプレッソコーヒー約2杯分です」
 玉露でもいい。
カフェイン含有量は1杯で180ミリグラムだ。

■耳栓&アイマスクで昼寝する 
 疲れがたまると、視野が自然と狭くなる。
「目から入る情報を制限し、脳を刺激から守ろうとするのです。
突発性難聴の原因の一つに、ストレスになる音を遮断し、脳を守ろうとするためという説もあります。
雨の日は、ストレス源となる情報コントロールが鈍りがちなので、耳栓やアイマスクで情報をシャットアウト。
脳と自律神経が休まります」
 昼休みに耳栓とアイマスクで昼寝すれば、午後はスッキリ仕事できる。

■外回りは大股歩きか階段1段飛ばし
 自律神経のバランスを副交感神経優位から交感神経優位に切り替えるには、歩き方の工夫を。

「身長の半分くらいの歩幅で大股に歩くのです。
お尻の大臀筋や太ももの大腿四頭筋、裏もものハムストリングス、ふくらはぎの下腿三頭筋が連動して動くため、大臀筋からさらに腹部や背中の筋肉なども刺激されます。
それらの筋肉は、体を支えるのに必要な抗重力筋で、筋肉の刺激が脊髄から脳に伝わることで、交感神経優位になって頭がシャキッとするのです」
 雨の中はちょっとという人は、階段を1段飛ばしで上るのもいい。

■晩酌のツマミはバンバンジー
 鶏や豚の肉、カツオやマグロなどの赤身には疲労軽減物質イミダペプチドが多く含まれている。
「特に多いのが鶏のムネ肉。100グラム当たり1223ミリグラムと、2位の豚ロース肉(928ミリグラム)の1・5倍ほど。
安くてカロリーが低いのでお勧めです。
1日だけではダメなので、少なくとも1日100グラムを2週間食べ続けることです」
 晩酌のツマミはバンバンジーで決まりだ。
posted by 小だぬき at 07:00 | 神奈川 ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

安倍政権が疑惑隠しで北ミサイル危機扇動のCM放送! 茂木健一郎や平野啓一郎らも一斉批判

安倍政権が疑惑隠しで
北ミサイル危機扇動のCM放送!
茂木健一郎や
平野啓一郎らも一斉批判
2017.06.24 LITERA編集部

「政府から、お知らせします。
弾道ミサイルが、日本に落下する可能性がある場合──」

 どうかしているとしか思えないCMが23日からテレビで放送され始めた、政府による「北朝鮮ミサイル危機」を煽るCMのことだ。
報道によれば、このCMは7月6日までの2週間、在京民放5局で垂れ流される。
東京都議会選挙の選挙期間と丸かぶりだが、さらに、23日から25日にかけて全国70の新聞、26日から7月9日にかけてはインターネットの大手検索サイト(Yahoo!と思われる)にも広告を出す予定だという。

 しかし、その内容はツッコミどころ満載だ。
CMは、冒頭の文言のテロップが映し出された後、「屋外スピーカーなどから国民保護サイレンと緊急情報が流れます」
「屋外では頑丈な建物や地下に避難を」
「近くに建物がなければ、物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭部を守る」というアナウンスがイラスト付きで流れるというものだ。

 一体何を言っているのか。
実際にミサイルが飛んできたら、そんなもので、安全が守れるはずはないのは小学生でもわかるだろう。
ようは、国民への避難方法啓発のふりをしているが、ひたすらミサイル危機を煽っているだけなのだ。
 この安倍政権のなりふり構わない“危機感演出作戦”には方々から疑義の声があがっている。  たとえば、
作家の平野啓一郎はツイッターで〈政権の支持率対策のためにここまでやる異様さ。本気なら、原発にミサイルが落ちた時、どうすべきかのCMも作るべき〉と述べた。
また、脳科学者の茂木健一郎は読売新聞の報道に加える形で〈虚構新聞みたいだ。そんなことよりも、ミサイルが飛んでこないような外交努力をすることこそが政府の責務だと思う〉とツイートしている。

 実際、このCMは明らかに、安倍政権に浮上した疑惑から国民の目をそらし、政権や自民党の支持率アップを狙ったものだ。
 このCMは1〜2カ月前に企画され、突貫工事で作成されたと言われているが、その時期、安倍政権はほかにも、北朝鮮によるミサイル発射実験に乗じ、散々“米朝戦争勃発”を煽り立てていた。
4月21日には内閣官房の「国民保護ポータルサイト」で「弾道ミサイル落下時の行動について」と題したPDFを公開、同月24日には首相官邸のメールマガジンで「身を守るためにとるべき行動」を確認するよう発信するなどしている。

 また安倍首相自身も国会で「北朝鮮はサリンを弾頭につけて着弾させる能力をすでに保有している可能性がある」と言い触らすなど、率先して「北朝鮮危機」の演出に励んでいた。
 ところが、一方で、安倍首相は北朝鮮で故・金日成主席生誕105年記念日の軍事パレードが行われた同日に恒例の「桜を見る会」を開催。
その後も友人たちと会食したり、昭恵夫人を伴って外遊に出かけたりしていた。
 つまり、安倍政権はミサイル危機などないにもかかわらず、追及を受けていた森友学園問題から目をそらすために、この危機をひたすら扇動していただけだったのだ。

今回のテレビCMもまったく同じで、その時期に企画したものを都議選にぶつけてきたということだろう。
 まさに、卑劣としか言いようのない情報操作だが、さらに問題なのは、今回のCMと広告にあたって、政府が実に4億近い税金を投入したということだ。
 これは、新聞やテレビに金をばらまくことで、メディアが黙らせる効果がある。
実際、このCMや広告については、マスコミから批判の声が出てこないばかりか、まるでCMのPRのような報道までが流れている。
 最近は、テレビでも安倍政権への批判や不正追及が行われるようになったが、もちろん、この“CMを使った買収”によって、また“忖度”が働くようになってしまう可能性もある。

 かのヒトラーは「大多数の人間は小さな嘘よりも大きな嘘にたやすくだまされる」と語ったとも言われている。
そうならないためにも、わたしたちは安倍政権の卑劣なプロパガンダとメディア戦略を徹底糾弾していく必要がある。
posted by 小だぬき at 00:00 | 神奈川 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする