2017年09月18日

露骨モリカケ追及逃れ 国会冒頭解散なら安倍首相はドツボ

露骨モリカケ追及逃れ
国会冒頭解散なら
安倍首相はドツボ
2017年9月16日 日刊ゲンダイ

 衆議院の解散をめぐって、また永田町がざわざわしている。

 今月25日とされた臨時国会の召集日が28日にずれこみそうだなどと、なかなか決まらないことから、「安倍首相は冒頭解散を考えているのではないか」というのだが、10日の日曜夜に麻生副総理が安倍首相の私邸を訪れ、1時間半も話し込んだことで解散風が強まった。
さらに、「複数の全国紙が『9・25解散が現実味を帯びてきたので、準備を怠らぬように』と社内会議で指令を出した」「自民党が内々に全国の情勢調査を指示した」などの情報も流れ、一部の衆院議員やメディアも警戒を強めて浮足立っている。

 10・22の補選に合わせた解散・総選挙の噂はずっとくすぶってはきたが、ここへきてなぜ加速しているのか。
「安倍内閣の支持率が回復基調にあることが一番大きい。
一方の民進党は山尾さんの不倫疑惑や離党ドミノでボロボロですからね。
臨時国会で審議に入れば、安倍首相は森友・加計問題で攻められ、再び支持率が下落しかねないし、第2の消えた年金問題まで出てきた。
そうした追及を避けるためにも、一部の首相側近が早期解散を進言しているようです。

首相の悲願の憲法改正についても、『自公と小池新党を合わせて3分の2を確保できる』という分析もある」(自民党関係者)
 だが、Jアラートやミサイル避難訓練で北朝鮮危機をあおっておきながら、「今なら勝てるから総選挙」とはご都合主義が過ぎやしないか。
モリ・カケ逃れは国民にバレバレ。

臨時国会の予算委員会が後回しなんてあり得ない。
 政治評論家の野上忠興氏もこう言う。
「解散にどんな大義名分を付けるのでしょうか。
自分と妻の不祥事を吹き飛ばすための個利個略なのは明らかで、
森友・加計疑惑を隠すことが目的の選挙だと国民に見透かされるでしょう。

簡単に勝てる、野党共闘は間に合わない、と思うのも甘い。
09年の衆院選では政策協定を結んでいなくとも、共産党は全小選挙区の半分の150しか候補者を擁立しなかった。
今回も、民進、共産ともまだ全選挙区に候補者を立てられていない。
裏を返せば、選挙区のすみ分けが可能ということです。

内閣支持率が回復基調だといっても、『安倍首相を信用できない』という人は依然多く、与野党一騎打ちになれば、どうなるかわかりませんよ

 先週末に行われた読売新聞の世論調査で、解散・総選挙について「急ぐ必要はない」が66%のうえ、先月から5ポイント上昇してもいる。
保身の身びいき解散で、安倍首相はドツボにはまる。
posted by 小だぬき at 08:00 | 神奈川 ☔ | Comment(2) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「アレさ、実はオレがやったんだよ」――自分の仕事を盛って自慢話をする「アレオレ詐欺師」に要注意

「アレさ、実はオレがやったんだよ」
――自分の仕事を盛って自慢話をする
「アレオレ詐欺師」に要注意
2017年9月17日 キャリコネニュース (松本ミゾレ)

嘘には色んなレベルがある。
誰も困らないような嘘もあれば、ちょっと本当っぽくてややこしく、つい信じてしまいそうになる嘘もある。
嘘なんてつかないに越したことはないと思ってはいるが、個人的には、明らかに一般的に考えて嘘と分かるものなら、別についてもいいようにも感じるところはある。

厄介なのは、事情を良く知らない人が聞いてしまうと、つい信じてしまうようなデマの類だろう。

「あのチームで主力メンバーでした」
嘘をつかれても
部外者が見抜くのはなかなか難しい
そもそも社会人になると、大半の人は後々真実が露見して自分の立場が危うくなるような嘘はつかないはず。
自分のありのままの姿で地道に生きるのが一番だもの。

だけど世間には後でバレたら自分の立場がヤバくなるにも関わらず、ついしょうもない嘘をついてしまう人というのがいるようだ。
つい先日、ツイッターで「アレオレ詐欺」という言葉を知った。

直接自分が関与してもいない仕事にも関わらず、事情を知らない第三者に「アレ、オレがやったんだぜ」としょうもない嘘をつくことをアレオレ詐欺というそうだ。
言い得て妙なネーミングである。
オレオレ詐欺より深刻度はだいぶマシだけど、こんな嘘をついてしまう人は正直キツい。

「職場の使えない人が、他所では『自分がチームの主力だ』と言いふらしていた」だとか。
あるいは「他人の作った成果物を手に面接にやってきて、『これは自分の手がけたものです』などと言ってきた」などというイタい事例なんかも考えられる。
自分の実力で成し遂げてもいないような成果を、色々な方面で、さも自分のお陰で完遂できたように言いふらす。
しかも、その嘘を部外者が見抜くのは難しい。
これがアレオレ詐欺師の実態というわけだ。

ただの虚構マウントならまだしも、
   場合によっては実害を招くリスクも
以前、合コンで女の子の気を引こうと必死になっているやつが、何を思ったかフリーターなのに「オレ、医者なんだけど、こないだタレントがお忍びで入院してきて〜」とか言い出したのを見たこともある。
「お前が医者に診てもらえ」と突っ込んで事なきを得たが、あんなもんを信じる人だっているかもしれないから、アレオレ詐欺って悪い意味で無限の可能性を秘めているように思える。

アレオレ詐欺のレベルによっては、ただの笑い話では済まなくなるんじゃないだろうか。
たとえば就活をする際に、面接で嘘の経歴を話してしまったり、履歴書にも虚偽の記載をしたり。
こういうことをやってしまうと、バレたときは完全アウトだ。
しかし、職歴を誤魔化す人ってたま〜にいるそうで、こういうのがいざ雇用してから発覚すると、その職場的にも大きな痛手になる。

調子のいいことばかり話す人に出会ったら、アレオレ詐欺にひっかからないよう、注意して接していきたいところだ。
posted by 小だぬき at 00:00 | 神奈川 ☔ | Comment(0) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする