2018年01月02日

「賢い新年の抱負」を立てる5つの方法

「賢い新年の抱負」を
立てる5つの方法
2018年1月1日 Forbes JAPAN

新年の抱負は「諦めることが前提のもの」ではない。
失敗の原因は、目標達成に向けた取り組み方を知らないまま、数週間〜数か月間にわたり奮闘した末、達成を諦めてしまうことにある。

目標よりも大事なのは、その達成手法と計画だ。
ここでは、新年の抱負を立てるときに注意すべき5つのポイントを紹介する。

1. 目標は具体的に
「痩せること」や「貯金すること」は具体的な目標ではなく、ただの願望だ。
「6か月で7キロ痩せる」「今年は5000ドル(約56万円)以上貯金する」など具体的な目標を立てれば、現実味が出て実感が持てる。
半年で7キロ減量するには、1か月に1.1キロ、1週間に0.3キロずつ減らす必要がある。
また、1年間に5000ドル以上貯めるには1か月に416.67ドル(約4万7000円)、1週間に104.17ドル(約1万2000円)貯金すべきだ。
こうした数字を参考に、食事や運動、出費の詳細を調べれば、どの部分に取り組むべきかが分かる。
毎年失敗する新年の抱負も、こうして具体的なステップに分ければ達成しやすくなる。
また、目標値を早く決定すれば、早いうちに行動開始できる。

2. 大きな目標は
小さなステップに分ける
米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツはかつて「大半の人は、1年間にできることを過大評価し、10年間にできることを過小評価している」と語った。
新年の抱負が失敗する要因は、最初から大きな目標を掲げて失敗し、諦めてしまう人が多いことにある。
目標は、達成しやすい複数のステップに分けることが重要だ。

痩せることが目標の場合、1週間の減量目標は0.5〜1キロ程度にとどめ、週3回ジムに通って毎回少なくとも30分は運動する。
貯金が目標であれば、月200ドル(約2万2500円)/週50ドル(約5600円)貯めるところから始める。
簡単なことから始めれば、食事法や節約法、仕事のやり方を徐々に変化させ、日々の習慣とすることが可能だ。

3. 1年で達成
できなくても自分を許す
先述のように大きな目標を小さなステップへと分解した場合、成功する時期と失敗する時期が出るはずだが、それでも良い。
失敗しない人などいないので、あなたも必ず(恐らく何回も)失敗するはずだ。
人生で大きな変化を起こす人は、たとえ失敗しても、周りから「正気ではない」「絶対に達成できない」と言われても諦めない人だ。

4. 期限を設定する
大きな目標を立てた場合は特に、期限の設定が鍵となる。
計画を立て、実行のための期限を設定するまでは、目標はただの願望でしかない。
目標をそれぞれのステップに分解しても、各ステップや重要なマイルストーン(節目)に期限を設定しなければ意味がない。
期限を付ければ目標の具体性が増し、切迫感が生まれる。

5. 成功を祝う
買いたくて仕方ないコートがあったが必要ないので我慢した、ハンバーガーの代わりにサラダを注文した、昇給や昇進があった、目標達成のステップを1つ完了した──などは全て祝うべき出来事だ。
人生の大部分は日々の何気ない瞬間の積み重ねでできている。
華やかな瞬間は一瞬で過ぎ、人生のほんの一部分にしかならない。
小さな進歩や成功を祝い、自分や自分の仕事、目標とする未来の自分を誇りに思おう。
posted by 小だぬき at 00:00 | 神奈川 ☀ | Comment(8) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする