2018年02月03日

奢る安倍内閣“総腐敗” こんな政権が3選、改憲を言う笑止

奢る安倍内閣“総腐敗”
こんな政権が3選、
改憲を言う笑止
2018年2月2日 日刊ゲンダイ

 ワイドショーは相変わらず大相撲のネタで持ちきりだが、国会では連日、安倍政権の疑惑が追及されている。
森友学園、加計学園、スパコン補助金不正の「もり・かけ・スパ」疑惑に、茂木経済再生担当相が選挙区内で線香や衆議院手帳を配っていた「線香疑惑」まで加わり、この政権のロクでもなさを、これでもかと見せつけられる思いだ。

 公職選挙法は現職の議員や候補者が選挙区内の有権者に金銭や品物を配る行為を禁止している。
過去には小野寺防衛相が有権者に線香セットを配り、公選法違反に問われて議員辞職。
3年の公民権停止を含む略式命令を受けた。
2014年にも、名前入りの「うちわ」を配って公選法違反を指摘された松島みどり法相が辞任している。

 ところが、茂木は衆院予算委で秘書による線香や手帳の配布を認めつつ、「配布物に私の氏名はなく、政党支部の政治活動として配布した」と開き直った。
「公選法にのっとっている」というのだ。

名前が書いてなければ問題ない? 
そんな方便が許されるなら、何でもアリになってしまう。
無記名ならカネを渡してもいいのか。
「茂木大臣に対しては、さすがに自民党内からも『あまりにヒドイ』という声が上がっています。
政党支部の活動と言うのなら、自民党手帳を配るなら党勢拡大につながるかもしれませんが、衆議院手帳や線香は何の関係もない。

こんな軽率な答弁を許すのは、現政権が弛緩しきっている証拠です。
茂木大臣だけでなく、安倍首相や麻生財務相もトボケた答弁を繰り返し、薄ら笑いを浮かべて、野党の質問にマトモに答えようとしない。
衆院選であれだけ『丁寧な説明』と言っていたのに、選挙に勝った途端に忘れてしまったかのようです」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)
 国会と有権者をナメるにも程がある。

■政権ぐるみで疑惑隠し
 茂木は人づくり革命担当相も務めているが、最低限のルールも守れないご仁に「人づくり」なんてやってもらいたくない。
こんなフザケたヤカラは大臣辞任のみならず、議員辞職が筋だ。

 かつては官僚の不正や情報隠蔽を厳しく追及してきたはずの河野外相も、閣僚になった途端、批判を封印。
安倍のポチぶりを存分に発揮し、外相専用機をおねだりする厚顔ぶりだ。
この内閣の一員になると、みな驕り高ぶってしまうのか。

 麻生財務相にいたっては、暴言は今に始まったことでもないが、森友問題で虚偽答弁をした佐川理財局長(当時)が国税庁長官に出世したものの、慣例の就任会見を開かなかった件について質問されると、「所管の行政以外に関心が集まっていたことから実施しないと決めたと聞いた」とか言っていた。
森友問題について聞かれるのが嫌で会見を開かないのを是認したということだ。
政権ぐるみで疑惑隠しをやっている。

 そもそも、麻生自身も疑惑の当事者である。
閣僚席でニタニタ笑っている場合ではないだろう。
森友は財務省の問題だし、スパコン疑惑では、助成金詐取で逮捕された社長が安倍や麻生と親密な御用ジャーナリストと懇意で、政権中枢の威光で巨額の助成金が下りたという報道もある。
助成金に麻生の関与はなかったのか、予算委でも追及されていた。

本来なら疑惑まみれで
終わっていたのに禁じ手で延命
安倍政権というのは、犯罪も隠蔽するあくどい連中の寄せ集めなのです。
予算委員会を見ていると、上から下まで腐りきった有象無象の群れだということがよく分かる。
嘘と隠蔽で維持している政権で本当にいいのかと徹底批判しないメディアもどうかしています。

1月30日の衆院予算委では、傍聴席に女性ジャーナリストの伊藤詩織さんの姿がありました。野党からは、彼女がレイプ被害を訴えている元TBS記者の御用ジャーナリストと安倍首相との親密な関係についての質問も出た。
国民の注目度も高かったはずですが、この質問の時間帯をNHKは中継しませんでした。
テレビがこの政権の悪辣さをしっかり伝えないから、国民に真実が知らされず、内閣支持率も暴落しない。
だから、現内閣は有権者を愚民扱いしているし、質問にノラリクラリで時間稼ぎをしていれば疑惑から逃げ切れるとタカをくくっているのです」(政治評論家・本澤二郎氏)

 たしかに、メディアの報道の仕方には問題がある。
国の根幹が腐ることよりも、大相撲や他人の不倫がそんなに大事か。
見るに堪えないほどひどい閣僚の国会答弁をなぜ放置しておくのか。

 もっとも、野党や有権者の要求をはねつけ、佐川長官を国会に招致しようとしないことに関しては、御用メディアの産経新聞(1月31日)までが社説で厳しく批判していた。

<政府の高官が説明を尽くさず、逃げ回っていては、昨年の国会の不毛な論戦を再現するだけだ。
国政がまたも停滞する恐れがある。
政府・与党はこんな簡単なことも分からないのか>

<当の佐川氏は長官昇格以来、一度も記者会見を開いていない。
人前で納税の意義すら語れない異常な状態にある。
野党側が国会へ出席して説明するよう求めても与党が拒んでいる>

<佐川氏は国会や記者会見の場で説明責任を果たすべきである。
避けるばかりでは問題は収束しない。
憲法が定める国民の三大義務の一つが納税だ。
2月から確定申告の期間を迎える。
政府・与党は、徴税をつかさどる国税庁のトップは、重要な公人である点を忘れてもらっては困る>

 産経がこう書くくらいだから、右も左も関係なく、国民の大半が「この政権のやり方はおかしい」と感じているのだ。

■何を言っても許されると勘違い
「昨年の通常国会でモリカケ問題が発覚し、権力の私物化を目の当たりにした国民は強い怒りと不信を覚えた。
本来なら、あの時に疑惑まみれで終わっていた政権です。
ところが安倍首相は突然、『国難』などと言いだして解散・総選挙に打って出た。
禁じ手で延命をはかったのです。
それが野党のゴタゴタに助けられて大勝したことで、何をやっても、言っても許されると勘違いしているフシがあります。
圧倒的多数を背景に、数の横暴で国会運営も押し切るつもりなのです」(本澤二郎氏=前出)  

数の力で疑惑を封じ込める。そんなことが許されていいのか。
そういう傲岸ゆえに身体検査も甘くなる。
茂木なんて、手帳配布の公選法違反は昨夏から報じられていた。
そんなやつを平然と重要閣僚に引き立てる。
本人もポスト安倍気取りでデカイ顔をしているのだから、所属する額賀派はアホ丸出しで、分裂騒動はさもありなんだ。

 内閣も派閥も、自分たちの保身と権力維持だけ。
こういう薄汚い連中が「人づくり革命」だとか「国創り」なんて言って、エラソーに税金を差配し、「国のかたち、理想の姿を語るのは憲法です」などとピンボケの憲法観を振りかざして、身勝手な改憲を数の力でゴリ押ししようとする。

 国会も法の支配も形骸化させ、日本経済と国民の暮らしをメチャクチャにした安倍が秋の総裁選で3選確実なんて、常識では考えられない。
安倍1強が続くとすれば、自民党が上から下まで総腐敗しているせいだ。
posted by 小だぬき at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(2) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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