2018年03月30日

昭恵さんと没交渉の安倍首相「もう顔も見たくないよ…」

昭恵さんと没交渉の安倍首相
「もう顔も見たくないよ…」
2018年03月29日 NEWSポストセブン

 安倍夫妻には、自宅が2つある。
東京・永田町の国会議事堂の隣にある首相公邸と、渋谷区富ヶ谷にあるエレベーター付き3階建ての私邸だ。

 安倍晋三首相(63才)は2月半ばから、めっきり私邸に帰ることが減った。
公邸で寝泊まりして、そのまま国会に出勤する。

「もう顔も見たくないよ…」
 妻のことを、そう側近にこぼすこともある。
私邸まで車でたったの15分。
その距離が、夫にはとても遠い。

 妻の昭恵さん(55才)は、最近はもっぱら私邸で過ごしている。
私邸は2世帯住宅になっていて、3階部分は首相の母・洋子さん(89才)の居住スペース。
夫婦は主に2階で暮らしているが、ふたりが一緒の時間はまったくないという。

「近頃は、総理がたまに私邸に帰るときに限って、昭恵夫人の姿が私邸から消えるそうです。
総理が公邸にいるときは、夫人はずっと私邸にいるのに。
いったいどっちが避けているのかは、周囲にはわかりませんけどね。
昭恵夫人はホテルにでも泊まるのか姿を消す。
とにかく、夫婦は全然顔を合わせていません。
直接の電話だってまったくしない。
没交渉状態です」(永田町関係者)

 昼夜問わず外を飛び回っていた昭恵さんも、「今はおとなしくしてほしい」という周囲の懇願に、さすがに羽をたたんだ。
「3月18日は佐賀のマラソン大会に顔を出す予定だったんですが、世間が騒がしくなって、行けなくなってしまって。
家に籠もって、ずっとユーチューブを見てるんです」

 3月中旬、昭恵さんは近しい人にそう語っている。
ほぼ毎日のように更新していたフェイスブックも、3月11日を境にパタリと更新を止めた。

「どうしてこんなことになってしまったのか。私は、本当に真実が知りたいんです。
でも、私の動向は、フェイスブックの“いいね!”ひとつまでチェックされていて」

 来年度予算という国家の根幹を審議すべき国会が、森友問題で空転している。
昭恵さんの存在が、それと無関係だと考えている国民は滅多にいないだろう。

 しかし、昭恵さんの口ぶりは、どこか他人事なのだ。
外も出歩けなくて、フェイスブックもできないなんて、あぁ退屈。
朝から晩まで、ユーチューブを眺め、LINEとフェイスブックのメッセンジャーで友人たちからの“応援メッセージ”を読む。
そうよ、私は何も悪くないのよ、全部、夫のため、国のため、世界平和のためにやったことじゃないの──。

 森友問題では、財務省内に複数の自殺者まで出た。
それでも、昭恵さんはこう話すのである。
「政治家の妻をやっていると、いろんなことがありますから。
いつか全貌が明らかになればいいですが。
これ以上、犠牲者が出ないことを祈ります」

 スピリチュアルなものにハマりやすい昭恵さんは、おそらく心の底からそう祈っているのだろう。
でも、何かが決定的にズレている。
祈る前に、「騒動の当事者」として、もっと他にやるべきことがあるのではないか。

昭恵さんはこうも語っていた。
「私は(涙もろいので)年中泣いてますが、そんなに弱くないから大丈夫です」
 そんな「開き直り」の妻を、安倍首相は嘆いている。
「昭恵には何を言っても、だめなんだ。
何もわかってないんだよ。
だから、相手にしてもしょうがないじゃないか」
   
※女性セブン2018年4月12日号
posted by 小だぬき at 06:00 | 神奈川 | Comment(4) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3.30「大抗議行動」 佐川証言が火を付けた国民のデモ拡大

3.30「大抗議行動」
佐川証言が火を付けた
    国民のデモ拡大
2018年3月29日 日刊ゲンダイ

予想通り、証人喚問で安倍首相と昭恵夫人の「森友疑惑」への関与を否定した佐川宣寿前国税庁長官。
早速、自民党の二階幹事長は「政治家の関与がないことが明白になった」と喧伝している。

 しかし、佐川証言は、安倍政権にとって逆効果もいいところだ。
真相を語らず、安倍夫妻の潔白だけを強調したために、国民のフラストレーションを強める結果になっているからだ。
 この先、市民の「抗議デモ」が拡大するのは必至だ。

証人喚問が行われた27日も国会周辺に市民が集まり「証言拒否は絶対許すな」とシュプレヒコールを上げている。
28日も、大勢の市民が国会周辺に集結した。
 さらに、3月30日(金)は、首相官邸前で19時30分から<STAND FOR TRUTH>というスローガンを掲げた大抗議行動が予定されている。

実は、首相周辺も「抗議デモ」の拡大を恐れているという。
「すでに内閣支持率は31%まで急落していますが、地元に帰ると有権者の怒りは数字以上です。
皆、森友疑惑の中心に安倍夫妻がいると思っている。
心配なのは、佐川前長官の証言が有権者の怒りと不信感に火をつけそうなことです。
もし、抗議デモの人数が5万人、10万人と膨れ上がったら、政権はもたない。
すでに5000人、1万人、1万5000人と増えているので心配です」(自民党関係者)

 実際、抗議デモは宮城、大阪、福岡と全国に広がっている。
大きな特徴は、スローガンが変わり始めていることだ。

高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治)が言う。
「安倍応援団は誤解しているようですが、デモに参加している人の多くは、普通の市民です。
右も左も関係ない。
ほとんどの人は一体、何があったのか、“森友疑惑”の真実を知りたいと思っているだけです。
真実を知るためには、昭恵夫人の証人喚問も必要だと訴えている。
何も昭恵夫人をさらし者にしたいわけではありません。
30日の官邸前デモのスローガンが<STAND FOR TRUTH>となっているのが象徴的です。
真実が明らかにされない限り、デモは終わらないと思います」

 安倍夫妻の関与を否定した佐川発言は、いかにも不自然だった。
すでに佐川前長官は、何かを隠すために「決裁書」まで改ざんしている。
真実を隠せば隠すほど、真実を求めるデモは大きくなっていくだけだ。
posted by 小だぬき at 00:00 | 神奈川 | Comment(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする