2018年07月22日

「校外学習」「エアコン設置」など問題は山積み!? 学校の猛暑対策に改善を求める声多数

「校外学習」「エアコン設置」など
問題は山積み!? 
学校の猛暑対策に
改善を求める声多数
2018.07.19 STANDBY

連日猛暑が続く日本列島。
7月17日には愛知県豊田市の小学1年生男児が、学校近くの公園で行われた校外学習から戻った後、教室で意識を失い、搬送先の病院で死亡した。
死因は熱射病だという。
この痛ましい事故について、ネット上では様々な意見が寄せられている。

Twitterでは、 “熱中症で小学1年生死亡って可哀想すぎるだろ… てか、まずまずこんな暑い中に校外学習するのもおかしくない?”(原文ママ)
“もうさ、この暑さで外で体育やら校外学習やら辞めてあげてー
危険とか命に関わる気温とか言って子供達には外でさせるっておかしい!早く新しい基準作ってあげたら、先生たちも中止とか決めれるのにね。
“子供の体感温度35℃以上になったら小学校の校外学習は自粛でいいのでは。
プール学習には最低水温の基準があるのに、こういうのも気候変動に合わせて見直す必要があると思うな。” など、
熱中症、ひいては命の危険があることを知っていながら、猛暑の中で校外学習を実施することに疑問を抱くとともに、「気温が○℃を超えたら、校外学習は実施しない」などの明確な基準が必要だとの指摘が相次いだ。

また、ネット上で話題となっているのが、公立小中学校の教室におけるエアコン設置率だ。
文部科学省が2017年6月に発表した公立学校施設の空調(冷房)設備設置状況調査によると、全国の公立小中学校における普通教室の空調(冷房)設置率は49.6%だった。
全国の公立小中学校の約半数の教室に冷房が設置されていないという現状について、Twitterでは、 “公立の小中学校全てにエアコン設置するのなら喜んで1万円くらい寄付できる
いずれ自分の子供が通う学び舎でどんな季節でも快適に勉強できるのならこれくらい安いと思う”
“公立小中学校にエアコン設置されるのは理想だけど、かなりの費用がかかるんだね。
国が費用負担するか、 それが駄目でも、国が無利子で自治体に融資する制度を作ってもいいんじゃないか?” と、エアコン設置にかかる莫大なコスト、財源の捻出など課題があることを理解しながらも、公立小中学校の教室にエアコンを設置するべきとの意見が多かった。

かつては、小中学校の教室にエアコンがないのは当たり前だったかもしれないが、ここ数年、熱中症で死者が出たというニュースも毎年耳にするようになり、エアコンの必要性は疑いようがないだろう。
今後、公立小中学校の教室でのエアコン設置率が高まることを願うばかりだ。
(小浦大生)

■関連リンク
・猛暑:校外学習の小1男児が熱射病で死亡 愛知・豊田 – 毎日新聞
・公立学校施設の空調(冷房)設備設置状況の結果について:文部科学省 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/29/06/1386475.htm
・「小中学校 エアコン」での検索結果 – Yahoo!検索(リアルタイム)
posted by 小だぬき at 13:15 | 神奈川 | Comment(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

くりぃむ上田が赤坂自民亭を一刀両断!

くりぃむ上田晋也が
安倍首相の赤坂自民亭を一刀両断!
「えひめ丸事故の森首相と同レベル」
「大阪の地震でも食事会」
2018.07.21 リテラ編集部

 高プロ、参院定数6増に続いて、国民の大半が反対しているカジノ法案も今国会で成立してしまった。
豪雨被害そっちのけでカジノ法案まで強行するとは……その国民不在の姿勢にはもはや言葉もないが、こんな暴挙が許された最大の原因は、マスコミがこの間の安倍政権の災害対応をほとんど批判しなかったからだ。

 とくに、今月5日、安倍首相と小野寺五典防衛相が対策をほったらかして「赤坂自民亭」のどんちゃん騒ぎに参加していた問題は、数日間、TBSの一部の番組をのぞいて、全く報道されなかった。
 野党が国会で追及し始めた10日頃からようやく、他局も報じ始めたが、申し訳程度に「野党が批判している」とか「ネットで非難を浴びている」と紹介しただけ。
メディアがきちんと批判する姿勢は全く見せなかった。

 モリカケで一時弱まったかに見える安倍政権忖度が完全に復活している印象だが、そんななか、安倍首相に対して、敢然と批判の声を上げた大物芸能人がいる。
それはくりぃむしちゅーの上田晋也だ。
あまり政治的な話に踏み込むイメージのない上田だが、7月14日に放送された『上田晋也のサタデージャーナル』(TBS)でこう語った。

「以前、えひめ丸の事故のとき、森喜朗首相がゴルフやってて退陣まで追い込まれたじゃないですか。
僕はまったく同レベルの話だと思うんですよ」
 この日の『サタデージャーナル』は、「政治家としての“感覚”を問う 災害対策は? 豪雨の夜に“赤坂自民亭”」と題し、ジャーナリストの龍崎孝、元衆議院議員の金子恵美、脚本家・CMディレクターの大宮エリーをパネラーに迎えて安倍首相らの赤坂自民亭参加について議論が行われた。

 批判の口火を切ったのは、大宮エリーだった。
「気象庁が発表した時点で動いてなくちゃいけないわけじゃないですか。
リーダーシップをとって。
国が一番最初に情報を掴んでなくちゃいけないのに、結局その時点ではこんなになるとは思わなかったって発言があったりとかして、怒りを通り越して呆れているというか悲しい」
「全然学習してないし、どんどんひどくなってる。
信じられるか、られらないかだと、もう信じられないし、辞めてほしい。
首相って、国を守る人じゃないですか、普通はあの時間にもっと打ち合わせしてなくちゃいけないじゃないですか、もしくは、もう打ち合わせ終わって飛び散ってなくちゃいけないのに、宴会してるっていうのが、もう言葉がない」
 もう信じられないし、辞めてほしい──。
まさに大宮の言う通りだろう。

さらに、番組では、赤坂自民亭の様子を説明するくだりで、岸田文雄政調会長が地元広島の日本酒「賀茂鶴」を差し入れ、また、安倍首相は地元山口の「獺祭」を差し入れたため、参加者は「どっちを飲むんだ?」とプレッシャーをかけられながらも、どちらの酒も美味しく飲んだという解説がなされる。

すると、その言葉を受けて上田はこう切って捨てた。
「どうでもいいですしね、本当に。
そんなどころじゃないよっていう話なんですけれども」

 そして、上田は大阪の地震のときの対応も引き合いに出しながら、こう語ったのである。
「先日の大阪の地震のときもね、安倍総理と岸田さんお食事会してらしたわけでしょ。
で、今回のコレでしょ。
僕はね、以前、えひめ丸の事故のとき、森喜朗首相がゴルフやってて退陣まで追い込まれたじゃないですか。
僕はまったく同レベルの話だと思うんですよ」

 えひめ丸の事故というのは、2001年2月、愛媛県立宇和島水産高等学校の漁業練習船えひめ丸が、浮上したアメリカ海軍の原子力潜水艦グリーンビルと衝突して沈没。
この事故により、えひめ丸に乗っていた高校生ら9名が死亡したが、森喜朗首相(当時)は事故の連絡を受けたにもかかわわらず、休暇中に訪れていたゴルフ場から動かなかったことで猛批判を浴び、退陣に追い込まれた。

 上田は国民の命が危険に晒されているのにも関わらず、自民党の仲間内で宴会を優先させる安倍首相の姿勢はこのときの森首相と同じ、つまり、安倍首相の行為も退陣に値すると批判したのだ。
この間、さまざまな評論家やコメンテーターたちが「赤坂自民亭」についてコメントしていたが、ここまで踏み込んで正論を吐いたのは、上田だけだろう。

くりぃむ上田が安倍政権の言い訳に「国民に響くものはなかった」
「誤解じゃないし」
 しかも、上田の批判は、赤坂自民亭が問題になった後の、安倍首相ら参加者の言い訳にも向けられた。
「いろんな釈明がありましたけれども、我々国民に響くようなものはないと言いましょうかね。
いつもそうですよね。
世間が怒ったから、取り敢えずかたちだけ謝っておこうっていうような、芯から感じているというふうには思えないんですよね」
 そのうえで、番組が取り上げたのが、赤坂自民亭の様子をツイートした西村康稔官房副長官の「誤解を招いた」発言だった。
 これについても、上田は番組のなかで「えっ? 我々が誤解してたの? 誤解じゃないと思うんですけどね。
間違えて解釈したこっちが悪いんだといわれてる気もするし」とコメントした。

 ふだん、政治的な発言をあまりしない印象のある上田がここまで辛辣な安倍批判をしたというのは、やはり、今回の安倍政権の対応について相当な怒りを抱いたということだろう。
 実際、それも当然で、安倍政権の対応は本当に酷いものだった。
安倍首相は気象庁が異例の会見を開いて「厳重警戒」を呼びかける中、赤坂自民亭の宴会に率先して参加しただけでなく、被害がどんどん拡大し始めたその翌日もたった15分しか会議をせずにさっさと私邸に帰ってのんびり過ごしていた。

 しかも、ひどかったのが言い訳だ。
安倍首相は宴会の直後、自らマスコミに上機嫌で「和気あいあいだった」と答えておきながら、国会で追及されると、西村同様「ツイートが誤解を招いた」などとまるで宴会がなかったかのような嘘を吐いた。
また、小野寺防衛相は「赤坂自民亭からずっと指示を出していた」と言い張ったが、防衛省内部の証言で「指示がなかった」ことが明らかになっている。

 これらは、上田が引き合いに出した「えひめ丸事故」のあとの森喜朗と同じく、即刻、退陣につながってもおかしくない失態だろう
 しかし現実は、そうはならなかった。
それどころか、本来であれば豪雨災害に専念させるべき石井啓一国交相にカジノ法案の審議に出席させ、被災者おざなりを続けたのである。
そして、そのまま冒頭で言ったように、カジノ法案を成立させてしまった。
 もはや、やりたい放題であり、民主主義が死に瀕しているともいえる異常事態ではないか。

 上田は番組終盤、「こういった時こそね、本当に政治家としての資質が問われるんじゃないかと思うんですがどうでしょうか」と言っていた。
 これまで目立って政権批判をしていなかったくりぃむしちゅー上田までが怒りの拳をあげた、安倍首相の暴挙。これでも他のマスコミは黙ったままでいるのだろうか。
posted by 小だぬき at 00:00 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする