2018年09月19日

メディアの災害報道に批判も

メディアの災害報道に批判も
報道陣への食事要求、
被災者への無神経インタビュー…
メディアの災害報道に問われるモラル
2018年09月18日 リアルライブ

9月6日未明に発生した北海道胆振東部地震は、激しい揺れを伴い、長時間にわたる停電や土砂崩れなど住民に甚大な被害を与えた。
 そんな中、「二次被害」として問題化しているのが、マスコミによる被災者感情を無視した取材や、その傲慢な行動である。
北海道胆振地震では、あるTwitterユーザーが
「取材班に携帯を見せろなど、今の心境どうなのって、人間のやることじゃない。
炊き出しに来てる人の邪魔ばっかりしている」と発言。

 さらにメディアが炊き出しをしていた同ユーザーに対し「報道陣にご飯はないんですか?」と話したエピソードを紹介。「お前らに食わせるために炊き出しをしているわけではない」と批判した。

 北海道地震ではテレビ朝日系の「北海道テレビ」の女子アナが取材中に液状化した泥に足を取られ、正午から午後5時半頃まで救急隊に手間を取らせた事案も発生。
「迷惑をかけるな」「邪魔するな」と猛批判を浴び、その報道姿勢を疑問視する声が噴出した。

 マスコミの被災者感情を無視した取材も相変わらず。
西日本豪雨では『スッキリ』(日本テレビ系)の阿部祐二レポーターが行方不明の家族を必死で捜索する母親に対し無神経とも思えるインタビューをし、各所から怒りの声が上がった。
熊本地震・大阪地震でも甚大な被害を受けた人に対し「どんな気持ち?」と質問する報道陣が相次いだ。

 さらに最近はTwitter上で被害の様子を伝える動画・画像を公開したユーザーに対し、「画像や動画がほしいからフォローして連絡をくれ」と被災者の現状を考えず自己の利益追求のために素材提供を迫る行為も横行。
「マスゴミ」と揶揄されても致し方ない状況だ。

 ワイドショーなど情報番組のバラエティ化で、災害をも視聴率のタネとし、面白おかしく報じるテレビ界。
被害を報じることで救える命や、支援の輪が広がることも事実ではある。
しかし災害時にはヘリコプターの音で助けを求める声がかき消される、メディアの車で渋滞が発生し救援物資が届きにくくなる、被災地のガソリンや食料を報道陣が横取りするなどの事例が報告されており、「被災者の邪魔」になっていることもまた事実である。

 テレビメディアはそんな批判も「どこ吹く風」。
まるで「報道バラエティ」として取り扱っているという見方もあり、その信頼性は低下するばかりだ。
 本来、地震の被害状況をテレビメディアがこぞって報道する必要性はない。
レポーターが現地に乗り込み、被害を報告することは被災した人々の感情を逆なでする行為だ。
災害が起こった際はスタジオから被災者にとって有益な情報を発信しながら、視聴者に支援を訴えることが本来の役割ではないだろうか。

 少なくとも被災し家族や家を亡くした人に「どういう気持ち?」と聞き、貴重な食料を奪うような行為は慎むべきだ。
そして自分たちの行動も「二次災害」となっていることを自覚する必要があるだろう。
posted by 小だぬき at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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