2019年05月17日

激安葬儀にクレーム多数。追加料金いらずは真っ赤なウソ?

激安葬儀にクレーム多数。追加料金いらずは真っ赤なウソ?
日刊SPA! 2019/05/15  

各TV番組や週刊誌が絶賛する“激安葬儀”。
しかし、調査してみると多くの落とし穴が!?

◆激安葬儀業者って何?
 最近の激安葬儀ブームで一般的となった「家族葬」「直葬」という言葉。
業者側は全国一律料金をウリにするが、実情は違うようだ。

「地域や宗教によって内容や進め方が違うからです。
突然の訃報の場合などは、葬儀が進行するなかで、喪主さまの要望が変わったり、追加依頼があることも多いです」

 そう話すのは、年間約250件の葬儀を請け負う「佐藤葬祭」の社長・佐藤信顕氏だ。
「ご遺体の状態でも納棺費用が異なります。
滅菌や保存処理、修復も施すエンバーミングが必要な場合は、一般的に約20万円。
処置の程度で金額が変動します」

 この個々に違う葬儀の細目が理解されていないため、「『葬儀費用は不明瞭』『法外に高い』との批判が多い」という。
そのため、最近ではクレームがないように、事前に見積もりを出して説明する葬儀社がほとんどだそうだ。

「そんな懐疑の目、葬儀代金のグレーゾーンを突いたのが、激安葬儀業者。
彼らは葬儀全体の価格を明記し、追加料金なしを謳います」

 例えば激安葬儀業者Aの直葬プラン。
価格は18万8000円だが、支払ったお金のすべてが葬儀費用に回るわけではないという。
「激安葬儀業者は提携先の葬儀社に仕事を発注しますが、葬儀後に利用者が支払った代金から、手数料を中抜きします。
私の調査だと、このプランの場合、7万円が激安葬儀業者の取り分となります」
 なぜ、激安葬儀業者はこれほどむちゃで高額な中抜きを行うのか。
「彼らの集客の場はインターネット。検索連動型広告では、成約に至らずとも、1クリックで500〜1300円がサイト運営会社に徴収されます。
私の見積もりだと、激安葬儀業者Aの年間広告費は、10億円にも上ります」

 そのインターネットでの景品表示法違反で、一昨年はイオングループの葬儀会社・イオンのお葬式に、昨年は葬儀ブランド「小さなお葬式」を展開するユニクエストに、措置命令が出された。
追加料金が発生する事案が散見されるのに「追加料金なし」を謳ったからだ。

「現在も、自社サイトで一般葬も含んだ葬儀の全国平均金額と、自社の直葬プランの価格を比較して、お得感を強調する景品表示法違反スレスレの業者が見受けられます」

◆クレーム多数。追加料金いらずは真っ赤なウソ?
 しかし、である。激安葬儀業者Aの直葬プランの場合、中抜きされて残った11万8000円で、葬儀を執り行うことになる。火葬代(東京都の場合2万5000円)も込みで、だ。これで本当に追加料金なしで済むのだろうか。
激安葬儀経験者からはこんな声が……。

「業者指定の斎場に空きがなく、追加料金を取られた。
しかも自宅から25qも離れた会館で、親族20人分のタクシー代が発生する始末。
揚げ句の果てには寝台車の走行距離が50qを超えたと追加料金を取られるハメに」(50歳・専業主婦)

「業者の都合で斎場が見つからず、10日間、遺体を安置する結果に。
ドライアイス、安置料の追加料金を取られた」(50歳・公務員)

 提携する斎場が少ないことから生じるトラブルだが、下請けの葬儀社へのクレームも。
「妻が亡くなった直後、遺体が傷むからと安置所への搬送をせかし、(のちに安置料を稼ぎたいだけと判明)連れていかれた。
安置所が廃屋のようだったので、やはり自宅で安置したいと言うと『納棺後なので、追加費用がかなりかかる』と言われ諦めた」(46歳・無職)

「棺代も込みなのに『これはベニヤの安物だから良い棺にしましょう』と、追加で8万円も取られた。
抗議すると『葬式やらないぞ』と脅された」(45歳・サービス)

「下請けの葬儀社さんもカツカツなので、利益を出そうと必死なのかもしれません」(佐藤氏)
 多発する激安葬儀の被害報告の実態だ。

◆<激安葬儀業者に相次ぐ消費者庁の措置命令>
2017年12月「イオンのお葬式」に措置命令
2018年12月「小さなお葬式」に措置命令
景品表示法違反で再発防止を求められた2社。

「追加料金不要」と記載した葬儀プランの4割ほどで実際には追加料金が発生していた「イオンのお葬式」。
「小さなお葬式」は年間の葬儀契約の約2割で追加料金が発生していた

【1級葬祭ディレクター・佐藤信顕氏】
東京で90年続く老舗葬儀社経営。
テレビ、週刊誌への登場多数。
葬儀に関する著書もある。
登録者4.7万人の葬儀葬式chを運営する、
葬式系YouTuber

<取材・文/週刊SPA!編集部>
― [激安葬儀ブーム]の闇 ―
posted by 小だぬき at 04:06| 神奈川 ☀| Comment(4) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「戦争で」暴言の丸山議員に国費2000万円ちょろまかし疑惑

「戦争で」暴言の丸山議員に国費2000万円ちょろまかし疑惑
2019/05/16 日刊ゲンダイ

「言われたまま黙り込むことはしない。
可決されようがされまいが任期を全うする」――。
議員辞職勧告決議案の提出の動きに、ツイッターでこのケンカ腰だ。

 酒に酔った上で言語道断の「戦争で北方4島を取り戻す」趣旨の大暴言で、所属先の日本維新の会を除名された丸山穂高衆院議員(35)。
本人はまったく懲りていないようだ。

 与野党に辞職勧告決議を呼びかける古巣の維新に対し、「憲政史上例を見ない、言論府が自らの首を絞める辞職勧告決議案かと」「こちらも相応の反論や弁明を行います」と反撃ツイートを連発。
「言論の自由」をタテに取り、あくまで徹底抗戦の構えである。

 ここまで勇ましい発言を飛ばせるのなら、本紙がつかんだ「政治とカネ」の問題にもキッパリ答えて欲しい。
ズバリ、丸山議員には「国費ちょろまかし」の疑いがある。

 維新は国会議員に税金から月額100万円が支給される「文書通信交通滞在費」(文通費)について、全所属議員の使途を2015年10月分からネット上で公開している。
当然、丸山議員の文通費も公開中だが、怪しい支出が常態化しているのだ。

 丸山議員は15年10月から毎月74万〜90万円の幅の文通費を「資金管理団体の繰入(寄付)」として計上。
主な内訳は「事務所賃料」「駐車場代・複合機リース費・等」と記載している。
ところが、丸山議員の資金管理団体「穂高会」の政治資金収支報告書のうち、現在閲覧可能な15〜17年分をどれだけめくっても、「複合機リース費」なる支出は一切、出てこないのだ。

■文通費を虚偽の理由で横流しか
 報告書に計上されている月々5万円の「事務所賃料」と月々1万6000円の「駐車場代」を差し引くと、15年10月〜17年12月の27カ月間で総額2016万9676円の税金の使途が「宙に浮いている」状況である。

政治資金に詳しい神戸学院大教授の上脇博之氏はこう指摘する。
「そもそも文通費は、使途制限のない歳費と違い、『公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなす等のため』に国会議員に交付される公金だと法は定めています。

政治活動への支出は目的外支出として違法の疑いがあり、さらに虚偽の理由で資金管理団体に横流ししたのなら、より悪質性は高い。
ここまで常態化していると、単なる記載ミスでは済まされません。
丸山氏は説明責任を果たすべきです」

 この件について丸山議員の議員会館と地元・大阪府泉佐野市の事務所に繰り返し問い合わせても、誰も電話に出ない。
ファクスで質問状を送っても、ナシのつぶてだ。
丸山議員はツイッターでしか雄弁になれない“ツイート番長”なのか。
posted by 小だぬき at 00:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする