2020年01月06日

立憲民主党の「死」、枝野幸男氏の傲慢とれいわ新選組への希望

枝野幸男氏の傲慢
小だぬき
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新党ではなく 国民民主党を吸収合併以外はないとの報道。
枝野氏は 大きな勘違いをしているようです。

立憲民主党が野党第一党でいられるのは、政策が支持されているのではなく 小池百合子氏の選別に異議を持ち 希望の党に行かずに旗揚げしたことに対する「応援して支えねば」という素朴な「革新幻想」です。

今の野党連合の動きは、国民民主党議員と一緒だった「民主党」の派閥争いにしか見えない。
枝野氏は 小池氏の選別と同じで 国民民主に無原則吸収を求めている。
選別に反発したのは 国民のためではなかったと 枝野氏は告白しているようなものです。

立憲民主党が支持率を低下させているのは、国民のための政党ではなく「議員のための」党でしかないことが知れてきている結果だと思うのです。

与党やマスコミ・財界のいう「現実論」に それが本当に国民にとっても「現実論」かという視点は一度も提示していない。
消費税減税の議員勉強会への否定的対応、対決法案といわれた 秘密保護法・共謀罪・種子法・水道法・派遣法・PTTなどの強行採決を容認するような国会対応。
全盛期の社会党のように国対間で裏取引があったとしても ギリギリまで議場封鎖や長時間の牛歩など 国民に寄り添う闘いを展開した姿勢は、立憲民主にはない。

社会党の解体・消滅過程は、自民党の現実論に妥協し 彼らの現実論という土俵に乗った「野党」間の現実容認↓争いに過ぎないものになっている。

「現実論」という これまでの政府与党と変わらない政策であるならば、選挙で野党支持するよりも自民党の柔軟さ 幅広さという幻想を選択した方がましという投票行動、また政治とは 国民生活と遊離したものとアキラメ 棄権する行動をとるのは それこそ「現実的」ではないだろうか。

「現実論という新自由主義」の元で起きているのは、年金・医療費・生活保護・介護保険・育児関連費の削減と自己責任論の強化、公共財の無原則な民間への売り渡し、派遣法などにみられる 労働の奴隷化ではないでしょうか??

枝野さん、国民の願いは 立憲民主の主導権拡大ではなく 閉塞感ただよう現実に対抗するための政策協議の合意のもとの新党ではないでしょぅか。

山本太郎代表の「れいわ新選組」に多くの人(もちろん私も)が希望を感じるのは、世間で信じられている「現実」が正しいのかと真正面から問題提起しているからです。
弱者に徹底的に寄りそうという理念が 現実論幻想を打ち下そうとする挑戦です。

枝野さん、政党のための政党などだれも望んでいません。
「れいわ新選組」現象といわれるものを 真摯に分析して しっかりと政策・運動を組み立てなければ、いずれ「れいわ新選組」に支持率でも逆転されることは明らかです。

枝野さんの偏狭なセクト主義にはなはだ呆れる限りです。

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立憲民主党の枝野代表は5日、国民民主党などとの合流について「新党を作る呼びかけをしたことは一切ないし、新党を作るつもりは100%ない」と述べ、立民に国民が加わる「吸収合併」方式を前提とする考えを改めて強調した。
訪問先の島根県出雲市で記者団の取材に応じた。
 国民の玉木代表は4日の記者会見で「吸収合併はあり得ない。新党を作っていく」と発言していた。
この発言について、枝野氏は「何か勘違いしている」とも語った。
 枝野氏はさらに、玉木氏が4日、党首会談を複数回行う考えを示したことについても、「党首会談を2回以上やるつもりはない。
1回で(合意)できなければ別の党になる」として、破談の可能性も示唆した。
 両氏は近く党首会談を行う見通しだが、ここに来て溝の深さが浮き彫りになっている。(読売新聞.1/5)
posted by 小だぬき at 17:00 | 神奈川 ☀ | Comment(2) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"時間使いのコツ"4つ

一日の充実度が倍増する"時間使いのコツ"4つ
2020年01月05日 PRESIDENT Onlin
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毎日忙しく「やらなければいけないこと」ばかりに追われていませんか?
 2020年を「やりたいこと」をやる年にするにはどうすればいいのでしょう。
お正月休みのうちにゆっくり考えたい「時間の使い方」についての作戦です。
※本稿は有川真由美『いつも機嫌がいい人の小さな習慣』(毎日新聞出版)の一部を再編集したものです。

■生活の優先事項を3つ以内に絞る
現代人はほんとうに忙しい。
社会生活を送っていると、「やらなきゃいけない」と感じることがつぎつぎに押し寄せてきます。
いい仕事をすること、家族サービスをすること、人と交流すること、学ぶこと、運動をすること、服に気を使うこと……。
情報をたくさん集め、1日に多くの予定を詰めることが「充実している」と思うかもしれません。

しかし、「たくさんのことをするのがいい」という価値観や時間の使い方は、そろそろ卒業しませんか?
あれもこれもと、あきらめない姿勢は、一見、パワフルに見えますが、現実は、どれも中途半端で不満が残り、疲れてしまうはずです。
なにより、ほんとうに大切なことがわからなくなってしまうでしょう。

それよりも、自分にとって大切な優先事項を3つ以内に絞って、「あとは適当でいい」と手放してしまったほうが、幸せを実感できます
私たちが「やらなきゃいけない」と思っていることのほとんどは、実は「やらなくてもいいこと」なのです。
やることを広げるよりも、やることを絞って深めていったほうが、「自分はなにを大切に生きるのか?」という自分の軸ができて、充実感も、満足感も得られます

手放したものは、永遠になくなるわけではありません。
「いまは、これを大事にしたい」でいいのです
だれがなんと言おうと「いまは趣味が第一。あとは適当でいい」という人もいるし、「夢に向かって生きる」「家族ファースト」という人もいます。
自分の大切なものをちゃんと理解している人は、幸せで魅力的に見えます。
優先事項を絞る習慣で、人生の時間を大切にできるようになるのです。
人生でもっとも大切なスキルは、大切なことを絞る力です

■「時間がない」と言わない
「時間がない」という言葉は、あまり言わないようにしています。
「スケジュール管理能力がない」と言っているようなものですから。
もちろん、時間の余裕がないことはあります。
優先順位の低いことはやりません。
しかし、強烈に「これはしたい!」「この人に会いたい!」と思ったことは、かならず実行するようにしています。

「時間がないからできない」ではなく、「時間がないなか、どうしたらいいか?」と考えると、なんとかなるものです
先日は、仕事がたんまりあるなか、ずっと尊敬していた人に会えることになり、スケジュール帳とにらめっこ。
「なんとかなりそう!」と膝を打ち、台湾に夕方着いて、翌朝帰る……という無茶なことをやってしまいましたが、「行ってよかった!」と満足感でいっぱい──そんな経験は、一生の財産になると思うのです。

かつては「時間がない」とやりたいことを先送りすることもありました。
ですが、忙しい人をよく観察すると、そんな人にかぎって、ちゃっかり遊んでいたり、しっかり勉強を続けていたり、じっくりなにかに取り組んでいたりする……。
彼らは「あれこれやるぞ!」とやみくもにがんばっているのではなく、優先順位をハッキリさせて、「限られた時間でも、できる方法はある」と時間の使い方に注力しているのです

仕事と子育てで忙しい友人は、電車での通勤時間に勉強をして、いくつもの資格を取得しました。
練習時間の短い進学高校のスポーツ部が、時間をかけた強豪校に勝利することがありますが、限られた時間で効率的な方法を編み出しているからでしょう。

時間は1日24時間、ひとしく与えられています。
「時間がないから遊べない」「勉強できない」なんて言っていたら、人生が終わってしまいますよ。
「時間がないからできない」と言っている人は、時間があってもできません。

■だれかのために時間を使う
ある男性がこんなことを言っていたことがありました。
「男はよく『家族のために毎日がんばってる』なんて恩きせがましく言うけど、あれは違うよね。
仕事は自分が認められたいとか、役に立ちたいって気持ちがあるからやってるわけで、そもそも家族を養うのも、そうしたかったからでしょう」
たしかに「100%だれかのための時間」というのはありえないと思ったのです。

「自分のための時間」「だれかのための時間」は、単純に割り切れるものではありません。
「あの人にはこれだけやってあげた」「親が望むように生きてきた」「会社のために働いてきた」という人は、自分の時間を犠牲にしてきたと思っているのでしょう。
わかっておきたいのは、人生の時間はすべて「自分で選択できる自由時間である」ということ。
どう使うかは、一人ひとりに委ねられています

「いや、そんな自由はない」と思うなら、「〜しなくては」という呪縛に縛られているのかもしれません。
「だれかのための時間」でも、「自分がそうしたいから」と思えば、「自分のための時間」になります
その意識がなければ、他人に振り回されてばかりの時間です。

「だれかのため」とだけ考えては、自分の気持ちが置いてきぼりで、身がもちません。
逆に「自分のための時間」ばかりでも、虚しさがあるものです。
人は「だれかのためだからがんばれる」ということが多い。
仕事をするのも、食事を作るのも、遊びの計画を立てるのも「あの人の喜ぶ顔が見たい!」と思えば、張りきります。
人の役に立ったり、認めてもらえたりすることで、安心感も幸せも得られます。

自分のための時間も必要ですが、「だれかが喜んでくれることが自分の幸せ」と思える時間をもてたら、より大きな幸せがもたらされるのではないでしょうか。
「あの人の喜ぶ顔が見たい」は自分を育ててくれます。

■「与えられた人生の時間」を意識する
大切な友人が、この世界から旅立っていきました。
家族のいない彼女は、亡くなる数カ月前に主治医から「動けるのはあと2〜3カ月ですから、いまのうちに会いたい人に会って、行きたいところに行っておいてください」と言われたといいます。
そのとき、「そんなこと、いまさら言われなくても、ずっとやってきたあたりまえのことよね」と笑った彼女は、たしかに、それまでと同じ時間との向き合い方をしていました。

やりたいことをやり、やりたくないことはしない。
・会いたい人に会い、会いたくない人には会わない。
・自分の好きな世界を大切にする。
・人のためにできることをする……。

ホスピスに入ってからも「もっといろいろなことを知りたい」と本を読み、お見舞いにきた友人たちと大いに笑い、持ち物はきれいに処分して去っていきました。
悲嘆するのではなく、「いまの幸せな時間」を心から喜んでいました。
10代20代で大病をした彼女は、人生の時間をいつも意識していたのかもしれません。
よく「残された時間」などと言いますが、ほんとうは「与えられた人生の時間」ではないでしょうか。
そもそも生まれたこと、生きていること自体が奇跡なのですから。
「与えられた時間」を意識する習慣のある人、まったく意識していない人では、時間の過ごし方はまったく変わってきます。

「与えられた時間」を意識していれば、ほんとうに大切なことに時間を使いたいと思います。
人を恨んだり、後悔したりしている場合ではなく、人生のストーリーを的に、真剣に考えるようになります。
将来を漠然と不安がるのではなく、現実的に時間に向き合うようになります。
どの時点を切り取っても「いい時間を過ごした」と思える生き方がしたいものです。
「時間には限りがある」とわかっている人は強いのです。

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有川 真由美(ありかわ・まゆみ) 作家
鹿児島県姶良市出身、台湾国立高雄第一科技大学応用日本語学科修士課程修了。
化粧品会社事務、塾講師、衣料品店店長、着物着付け講師、ブライダルコーディネーター、フリー情報誌編集者など、多くの職業経験を生かして、働く女性へのアドバイスをまとめた書籍を刊行。
韓国、中国、台湾でも翻訳される。
旅をするように国内外で転々と住らし、旅エッセイも手掛ける。
2014・2015年内閣官房すべての女性が輝く社会づくり推進室「暮しの質」向上検討会委員。
日本ペンクラブ会員。
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posted by 小だぬき at 00:00 | 神奈川 ☀ | Comment(3) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする