2020年05月07日

安倍昭恵夫人「コロナ感染拡大を招きかねない総理の呆れた弁明」

安倍昭恵夫人「コロナ感染拡大を招きかねない総理の呆れた弁明」
5/6(水) 女性自身

1月16日の「初感染者」発表から、100日が経った新型コロナウイルスとの闘い。
はたして、指揮官を務める安倍晋三首相の判断は適切だったのか?
 安倍首相の「コロナ対策」を識者が斬るーー。

【政治責任】
呆れた弁明で感染拡大の懸念
日本で初めて新型コロナウイルスの感染者が確認されたのは1月15日のこと。
翌16日に発表され、この日から新型コロナウイルスとの長い闘いが始まった。
3月25日、東京都・小池百合子知事が記者会見。
週末の不要不急の外出自粛を呼びかけ、外務省は全世界への渡航自粛を要請。

その翌日の26日、安倍昭恵首相夫人がタレントやモデルらとともに桜の前で撮った写真が週刊誌で報じられる。
「安倍昭恵さんについて、『夫の足を引っ張って……』という家父長制的な視点で批判するのは的外れです」 そう語るのは、「2人の子どもを持つ働く女性」である、タレント・エッセイストの小島慶子さん。

総理夫人といえども総理とは別人格だと、小島さんは考えている。
「でも、国会で昭恵さんについて追及を受けたときの安倍首相の“いいわけ”はよくありません」

花見の自粛が求められているなか、昭恵夫人が芸能人らと桜の前で撮った写真が報じられたときには“レストランの敷地内だから花見ではない”と強弁した安倍首相。
さらに4月15日、『文春オンライン』が3月15日に昭恵夫人が大分旅行に行っていたことを報じると、 “3密ではない”から大丈夫と4月17日の国会で擁護している。

「しかし、この答弁の翌日からの週末、江の島や吉祥寺で人出が多かったことが報じられました。
『3密でなければ出歩いて大丈夫』と、安倍さんの弁明がお墨付きを与えてしまったのではないかと懸念しています」(小島さん)

コロナとの闘いが始まって100日。
識者の評価は辛辣だが、闘いの終わりはまだまだ見えていない。
これからの100日も厳しく見守ろう。

「女性自身」2020年5月12・19日合併号 掲載
posted by 小だぬき at 00:00 | 神奈川 ☔ | Comment(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

心の老化 防ぐ10のポイント

心の老化 防ぐ10のポイント
2019年12月19日 All About
宇山 恵子(アンチエイジングガイド)

■おしゃれする気が起きないのは心の老化が原因?
「化粧やおしゃれをする気がなくなった」「人と会うのが面倒」「やる気が出ない」「集中力がない」……10代までは、いつも笑顔で友だちとおしゃべりできたのに、だんだんと笑顔が少なくなって、作り笑いもおっくうに感じたりしたら、それは心の老化が始まったサインかもしれません。
そう! 「体同様に心も老化する」と私は考えます。

■喪失感が心を老化させる
では心の老化の原因は何なのでしょうか?
心はいろいろなものを「失う」ことで老化するもの。
「喪失感」をご存知ですか?
かわいがっていたペットを失ったり、恋人と別れて心にポッカリ穴が開いて、元気がなくなった、などという気持ちが喪失感。ひどい場合はうつ病や自殺願望を抱くまで、自分を追い詰めてしまうこともあるのです。

■加齢と共に失うものも多くなり自信も失いがちに
年を取れば失うものも多くなります。
若さ、美しさ、かわいらしさ、新鮮な気持ち、そして人生の残り時間など……。

女性なら特に加齢と共に「喪失感」を感じやすくなるものです。
これが原因で、自分に自信が持てなくなったり、自分を価値のない存在に思ってしまうと、心が常に不安と不満とストレスでいっぱいになります。
物事をネガティブに考え続けていると、うつ病や対人恐怖、パニック障害、社交不安障害などに陥ってしまいます。

■心のエイジングケアとは?
ではどうすれば、心の老化を防げるのでしょうか?
私は世界中の科学者が研究した結果をもとに、「心を老けさせないエイジングケアのポイント」を10カ条にまとめてみました。
すべてを実践する必要はありませんが、そのときの自分の気分で、「ああ、これやってみよう!」と思ったことにトライしてください。
どれもみんな簡単にできることばかりです。

■1. 恋をする〜恋は心の鎮痛剤
恋をすることは、人を前向きにして、ストレスなどを克服する力を与えてくれるもの。

米国・スタンフォード大学のSean Mackey准教授らがPLoS ONE 2010年10月13日号に発表した研究で、激しい情熱的な恋愛感情には、鎮痛薬やコカインと同等の鎮痛作用があることが明らかになりました。
「身を焦がすような激しい恋」といいますが、実は激しい恋に落ちた人は、その痛みを感じないということなのでしょう!
恋は痛みを忘れる鎮痛剤になるのです。

■2. 運動をする〜運動でストレスを発散
運動することで、ストレスから解放され、若さと健康を保つことができます。

米国・カリフォルニア大学サンフランシスコ校のElissa Epel准教授らがPlos one 5月26日オンライン版に発表した研究で、強い運動をすることにより慢性的ストレスがテロメアを短縮することを妨げる効果があることがわかりました。
テロメアが短いことは、心臓病や糖尿病などの病気や短命と関係していることがわかっています。

■3. よく笑う、思いっきり笑う
よく笑うことで人生を楽しく感じさせることができます。
もちろんよく笑い、笑顔が大きい人のほうが長生きすることも、デトロイトのウェイン州立大学Ernest L Abel教授らがPsychological Science Online Firstに発表した研究で明らかになっています。

教授らはアメリカ大リーグの選手の写真と寿命の関係を分析。選手の平均寿命は72.9歳で、口元だけ笑っていた選手の寿命は75歳、目まで笑う大きな笑顔の選手の寿命は79.9歳だったそうです。
笑うことで、免疫細胞(NK細胞)を活性して、病気になりにくい体をつくるという笑顔の効果も報告されています。

■4. 楽観的に考える
物事を悪いほうに考えずに、自分の都合のいいように楽観視することも大切。
95点のテストでも、「100点満点でなければ意味がない」と思っては、暗い気持ちになってしまいます。
特に忙しいときやストレスが溜まっているときには悲観的に考えずに、自分に甘く「よくがんばっている、エライ!」、現実に甘く「何とかなるよ、がんばれ!」と楽観的に考えましょう。

アメリカケンタッキー大学心理学部教授のSuzanne C Segerstrom博士が行った研究で、124人の学生を対象に免疫能を測定し、学生たちが楽観的なときのほうが免疫反応が活発で、悲観的になると免疫反応が鈍くなることがわかりました。

■5. 怒らない、嫉妬しない
アメリカのUniversity of Delawareの Steven Most教授らが、Emotionという雑誌に発表した研究によると、嫉妬の感情に駆られた女性は注意力がなくなり、実際には見えるはずのものが見えなくなったりしてしまうことがわかりました。
嫉妬や怒りはとても強いエネルギーが必要ですし、とても疲れます。
後悔して自分を責める原因にもなるので、とにかく怒らず、嫉妬せず、大らかな気持ちでいましょう。
怒りの表情を続けていると、ほうれい線や眉間のシワの原因にもなりますよ!

■6. 緑の中を散歩する
英国・エセックス大学のJo Barton博士らがEnvironmental Science & Technology に発表した研究によると、たった5分間緑豊かな環境でウォーキングなどをするだけで、気分が良くなるなど、心の健康にプラスの効果があることがわかりました。

■7. 音楽を聴く、特にロマンチックな曲がオススメ
お気に入りの音楽を聴くことで、気持ちが明るく、ストレスや不安、暗い気持ちが改善されます。
特にロマンチックなバラードなどは、恋をしたくなる気持ちを盛り上げてくれるようです。

フランス南ブルターニュ大学Nicolas Gueguen教授らがPsychology ofn Musicに発表した研究で、若い女性はロマンチックな歌詞のバラードを聞くと、男性のデートの誘いに乗りやすくなることが明らかになりました。
またフィラデルフィア州テンプル大学のChryl Dileo博士がCochrane Database of Systematic Reviewに発表した研究で、音楽を聴かせることで人工呼吸器を使用している患者さんの不安やストレスが改善されることが明らかになりました。

■8. よく写っている自分の写真を眺める
自分が最高にキレイに写っている写真を眺めましょう。
「そんなのない!」という人は、モデルさんのようにキレイに写真撮影してくれるスタジオで記念写真を撮りましょう。
一生の記念になりますし、自分のかわいさ、美しさ、新しい魅力を発見するチャンスになります。
自分の顔やスタイルの悪いところばかりを気にし続けているとだんだんと心が落ち込んで自分が嫌いになってしまいます。

カリフォルニア大学Feusner博士らのArchives of General Psychiatryに発表した研究で、自分の姿形を正しく認識できないと、自分の見かけに対する嫌悪感が芽生え、恐怖症や強迫観念になって、心的ダメージを与えることがわかりました。

■9. 楽しい予定を立てる
「人と会う」「レストランを予約する」「パーティーを開く」「遊園地に行く」など、楽しい予定を立てておくことで、それに向かってがんばろうといういい刺激になり、生活にメリハリが生まれます。
何も予定がない毎日では、明日に向かって生きる張り合いがないですからね。

オハイオ州立大学Matthew J. During教授らがCellに発表した研究によると、身体的・精神的に適度な刺激があるほうが、ストレスがまったくない状況よりもがんを抑制する効果があることがマウスの実験でわかりました。

■10. ブランド品、お気に入りアイテムを持つ
お気に入りのアクセサリーや服を身につけたり、ブランド品を持ったりすることで、自分に自信が持てるようになります。
全身をブランドで固めなくても、何かひとつだけ、お気に入りのブランドを身につけてみましょう。
ブランド品を持つと自分に自信が持てるようになることが、ミネソタ大学Debora Rordder John教授らがJournal of consumer researchで発表した研究で明らかになっています。
posted by 小だぬき at 00:00 | 神奈川 ☁ | Comment(4) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする