2020年05月19日

安倍内閣の緊急事態宣言による自粛の強要は、日本国民を使った動物実験だ

安倍内閣の緊急事態宣言による自粛の強要は、日本国民を使った動物実験だ
2020年05月18日 日刊SPA(倉山 満)

専門家と称して集められた医者たちの「このままだと42万人が死ぬ!」との脅しによって、緊急事態が宣言されて1か月強。伝染病で死ぬ前に、経済苦で日本国そのものが風前の灯火だ。

 私は再三再四、「今の日本政府に好きにやらせると国民は殺される」と警告してきたが、事態は想定よりも悪化した。
安倍内閣の緊急事態宣言による自粛の強要、そして延長は、日本国民を使った動物実験なのだ。
 安倍内閣は「新しい生活様式」などと国民に押し付けてきた。
「食事の時はおしゃべりをやめましょう」など、舐めているのか?
国民をモルモットか何かと勘違いしているのか?

医者に「命は大切だ」と言わせたら、黙ると思っているのか?
「まさか、そんなはずは?」と疑うなら、今の安倍内閣を信じ、家畜のように殺処分されるのを待てばよい。
 それが嫌なら、現実に目を向けることだ。
とはいうものの、今次コロナ禍で何が起きているか、わかっている日本人は多くあるまい。
だから、一から話す。

 まず一般論として、政府が自ら招いた「専門家」に尊敬の念を払うなど、ありえない。
政府が「有識者会議」だの「専門家会議」だのを開くときの目的は、もっともらしい肩書の人間による権威付けだ。
人選も、テキトーだ。
東大が中心で、他に旧帝国大学から一人ずつ、早稲田か慶応はどちらかから最低一人、必ず女を入れろ、一人か二人くらいなら反対意見の論者をガス抜きで入れていい、などの暗黙のルールが存在する。

 今回の専門家会議も、政府が決めた結論を正当化する理屈を並べて、国民を黙らせるのが役割である。
「専門家」の知見など道具にすぎない。
最初から大枠の結論は決まっているのであり、「専門家」の仕事は細部を詰める下作業にすぎない。
仮に政府が用意した結論から外れた時は、官僚が修正する。
 ここに本気でコロナ禍を根絶させようとする医者が混じると、狂気が発生する。現に生じた。

 医者の本能は、「すべての患者を救いたい」である。
未知の伝染病に対しては、真面目に考えれば考えるほど、悲観的に警戒する。
そこへ「自由に意見を述べよ」と言われたら、純粋に医学的見地から私見を述べる。
中には「一年くらい自粛が必要だ」と主張した専門家もいたとか。

 医者が、科学者の良心にかけて自分の意見を述べるのは構わない。
経済など他のすべての要素を無視してでも、医学的根拠がある限り、本来は責められる話ではない。
ただし条件があって、「一年間、あらゆる経済活動を止めよ」のような提言がなされた時、最終判断をする政治家が「できるか!」と一喝で斥け、「代案を出せ」と要求できる場合である。
相手が権力を持った白痴だと知りながら、そのような提言をした場合は、その医者は倫理的責任を免れない。
殺人に加担したのと同じなのだから。

 では、専門家会議を招集した官僚や自民党政治家の思惑は、どうか。

権力行使に酔いしれる政府に、地獄へ落とされたくなくば、国民は内閣を倒すほか道はない!
 官僚が欲する最大の欲求は、権力欲である。
色欲物欲金銭欲のような欲求よりも何よりも、出世と権力を求めるのが、官僚である。

 たとえば文科省という、自分たちを二流官庁と思いあがっている五流官庁がある。
文科省の中の旧文部省は、公務員試験をビリで受かった落ちこぼれが行く官庁である。
科学技術庁は文部省と合併したので、霞が関最下層の五流官庁に転落した。
そんな五流官僚でも、権力は握っている。

文部の主要監督対象は大学である。
文部官僚の一声で、ほとんどの大学は右往左往する。
なけなしの予算を恵んでもらうために、全国津々浦々の大学学長が東京の霞が関に通い、文科省の木っ端役人に頭を下げる。大学教授にはノーベル賞受賞者もいるが、平気で頭を下げさせる。それが官僚の心性だ。

 つまり官僚とは、「民間人に権力を使って命令するのが快感」という人種なのだ。
しかも今回の緊急事態宣言は、ただ「緊急事態を宣言する」だけで、法律上は強制力を伴わない。
だから、国民に外出や商売をやめさせながら、金銭的補償を行う義務は無い。
それでいて、「要請」と称して「自粛」を強要する命令だ。
従わなければ、容赦なく権力を使って、あるいは無知蒙昧な「自粛自警団」を利用して、制裁を加える。

 義務を何一つ果たさないで、権力だけ振るえるのが、今回の緊急事態宣言だ。
官僚は、一日でも長く続いてほしいに決まっている。
 自民党の政治家は、どうか。今や安倍首相は一部の側近だけで政治を進めている。
安倍は、首相秘書官兼補佐官の今井尚哉の言いなりだ。
今井は煙たい菅義偉官房長官を失脚状態に追い込み、加藤勝信厚労大臣や西村康稔経済再生大臣といった、手下の政治家を従えて首相官邸を切り回している。
(大臣が選挙で選ばれていない官僚の言いなりになるのも、おかしな話だが……)

 もはや形骸と化した安倍首相だが、それだけに地位への執着は、妄執と化している。
一体に何に怯えているのかは知らない。
ただ、検察が絡む案件であるのは、間違いない。
 河井克行前法相と妻のあんり参議院議員は、公職選挙法違反の容疑で逮捕寸前だ。
もし、このコロナ騒動が無ければ、とっくに牢屋の中だ。
疑惑は、選挙投票日直前に振り込まれた1億5千万円に向けられている。
こんな額、投票日直前に振り込まれても、使いきれるはずがない。
マトモな使い方なら。

だから、検察は裏金に使ったのではないかと疑惑を向けている。
「法務大臣の公職選挙法違反」だけでも大事件だが、そこに現職総理大臣が絡んでいたとしたら? 間違いなく、政権は飛ぶ。  危機においては政争を中止するのは当然だ。
だが、それを悪用したら、権力者は反対派を封じることができる。
また、己の権力を維持するために、あえて危機を続けさせた例など、歴史上いくらでもある。
最近だと、東日本大震災の時に当時の菅直人首相が、原発事故を煽りまくった。

 さて、ここまで聞いて、疫病対策や経済政策など、考慮の外であるのがおわかりか。
コロナウイルスの実効再生産数が2.5だったので、1より下に下がらねばと自粛を強要された。
結果0.7となったが、延長された。
延長自体が目的なのだから。
 こうした状況を見て、敵国が笑い転げている。日本は亡国前夜だ。

 もはや国民が殺られる前に、生き残る道は一つ。増長する安倍内閣を殺処分するしかない!
posted by 小だぬき at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(4) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする