2021年04月21日

尾木ママ、怒りと危機感で政府に注文 「戦時下である認識に立って」

尾木ママ、怒りと危機感で政府に注文 
「戦時下である認識に立って」
2021年04月20日  しらべえ

「尾木ママ」の愛称で親しまれている教育評論家の尾木直樹氏が19日夜、自身の公式ブログを更新。
大阪府や東京都が政府に緊急事態宣言発令の要請する方向であることについて改めて言及した。

■「まんぼうはやっぱりマンボウ」
各地で「まん延防止等重点措置」が適用される中、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない状況が続いている。
尾木ママは「『まんぼう』はやっぱりマンボウだった!!」のタイトルで、「途中から『まん延防止等措置』となどと慌てて言い換えしたものの、やはりマンボウさんのように、ぬるっと可愛いお魚さんでしたね」と切り出した。
「先手打たないと変異株に勝てません」

■まるで国民総動員体制
続けて、「何のことありませんでしたね! 国民のほとんどが効果なんか期待していません。その通りでした。いやはや、『言葉に騙された感』が強烈です!」と指摘。
「新聞、テレビ、コメンテーター、そして、恥ずかしいことに尾木ママまでも、騙す側に立って大反省」と、自身も当初は効果を期待していたことを振り返った。

効果的な対策が示せないまま、国民が我慢を強いられていることに「中身がなんにもないくせに、まるで国民総動員体制みたい。表現の自由まで自己規制してしまいかねません! 反省、反省の尾木ママです」と記した。

■政府へ3つの提言
尾木ママは20日朝に更新したブログでも、「極めて危険性が高い限界ギリギリのような怖さ感じるのは尾木ママだけかしら?」と現状に危機感を募らせている。
感染防止対策について、「政治は専門家プロジェクトチームの判断をそのまま受け止めるだけで、変に『経済回す』とか考えないで」「規制の仕方と数理統計学など科学的予測データに基づく<収束の時期>と<ワクチン接種の個人見通し>提示する」「さらに【経済的保障】をちまちまじゃなく、全員にたっぷりする」と提言。

「以上3点さえ押さえれば、ワクチン接種時期も見えてきている中、希望の光も見えてきて、【短期集中】で国民はこの泥沼化から脱出できるように思います!!」と綴った。

■大阪の失敗から学んだ
さらに、感染拡大が止まらず、医療崩壊も叫ばれる大阪府の状況に触れ、「反面教師じゃないですが【大阪の失敗】から学びました。病床確保は必須事項ですね」とし、「政府はウイルスとの戦いはある意味、戦時下である認識に立ってほしいですね」と呼びかけた。
尾木ママの提言に、「本当にそう思います。まずは感染症専門家に従うこと。彼らは感染症のプロです」
「規制の仕方は学校閉鎖など、やはり厳しいものでないと、もう国民にはひびかないのでは、と思いました」
「日本型ロックダウンを考えるべき」など共感するコメントが寄せられている。
posted by 小だぬき at 00:00 | 神奈川 ☀ | Comment(0) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする