2021年05月15日

松坂桃李ピカ一の“ポンコツ”男 戸田恵梨香と結婚後も地で行くダサさに無限の可能性

松坂桃李ピカ一の“ポンコツ”男 戸田恵梨香と結婚後も地で行くダサさに無限の可能性
5/14(金) 日刊ゲンダイDIGITAL

 今、“ポンコツ”を演じさせたら、松坂桃李(32)の右に出る役者はいないだろう。
4月24日から始まったNHK土曜ドラマ「今ここにある危機とぼくの好感度について」では、何事も事なかれ主義の好感度ばかりを気にする元アナウンサーの大学広報担当者という主人公を好演。
同30日スタートの「あのときキスしておけば」(テレビ朝日系)では、失敗ばかりを繰り返すスーパーの店員で、夢も覇気もないダメ男を演じている。

「同時期に2つのドラマの主役を演じるだけでも珍しいのに、どちらもポンコツキャラ。
その不器用な動きといい、おどおどした表情といい、演技とは思えないほどのハマりっぷりです。
それほど板についており、『ポンコツ男といえば松坂桃李』というくらい、イメージが定着しつつあります」(芸能ライター・弘世一紀氏)

 スーパー戦隊俳優として脚光を浴び、端正な顔立ちと抜群のスタイル、そして非凡な演技力でイケメン俳優として活躍してきたが、その枠から外れるきっかけとなったのは、意外にもバラエティー番組だった。
2018年に出演した「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)では、プライベートは「超出無精」で、しかも「ファッションに全く興味がなくダサい」と俳優仲間から暴露され、「奥の部分とかまで(心を開く)とかなると、家族でもないかもしれない」と、闇を感じさせる発言をしてダウンタウンを驚かせた。

19年に出演した「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)では、結婚願望があることを明かした上で、“結婚条件20カ条”なるものを明かし、共演者と視聴者をドン引きさせた。
「無料でもらったかばんを日常使いしていたり、夜ご飯は持って帰ったロケ弁。
趣味は貯金と、人気俳優とは思えない私生活が次々と明るみに出て、いわゆる“こじらせ男子”としてのキャラが定着してきました。
それに合わせるように、演じる役柄も、ちょっと難癖のあるキャラが増えてきたように思います」(民放ドラマディレクター)

■戸田恵梨香と結婚してもダサさは変わらず
 私生活では昨年12月に戸田恵梨香(32)と結婚。
“こじらせ男子”を卒業したかに見えたが、またまたバラエティー番組で素のポンコツぶりを披露した。
 3月に放送された「芸能人格付けチェックBASIC〜春の3時間スペシャル〜」(テレビ朝日系)に出演した松坂は、出演者全員の中で一人だけ全問不正解。
逆パーフェクトを達成し、2度も「映す価値なし」で画面から消えたのだ。
これにネットは大盛り上がりで、トレンド入りするほどだった。

「挙動不審な動きだったり、おどおどした様子だったりと、そのポンコツぶりはドラマの主人公と全く一緒。
ドラマのキャラはもしかして松坂に当て書きしたのではないかと思うほどです。
だからこそ、今回のドラマは2つともコメディー的要素が強いにもかかわらず、松坂の演技が凄くリアルに感じます。
もちろん役者としての実力なのですが、彼の表情の動き一つ見るだけでも、クスリと笑ってしまうようなホッコリ感があります」(弘世一紀氏)

 イケメンなのに、ダサい主人公を演じられる唯一無二の松坂の快進撃はまだまだ続く。
posted by 小だぬき at 00:00 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする