三遊亭鬼丸の与太噺
「日本沈没」の主人公たちのマヌケっぷりにだいぶ冷めてきました
2021/12/04 日刊ゲンダイ
あまりドラマを見ない私なんですが現在「日本沈没」と「青天を衝け」の2つを見てます。
まず「日本沈没」については番組が始まった頃にまあまあな地震が相次いだこともあって結構リアルを感じながら見てたんですが、近頃は主人公たちのマヌケっぷりにだいぶ冷めてきました。
今週の放送では日本が沈没するなんていう国家機密をペラペラと米国と中国にしゃべったら向こうに利用されるに決まってるじゃないですか。
その結果国民にも知られることになるんですが「最悪だっ!」なんて怒ってるおまえの行動が最悪なんだよとツッコミながら見てます。
それでも防災意識だけは確実に高まり、車のガソリンはいつも満タンにしたり灯油も常に多めに備蓄。
水、ガスコンロのボンベなどのストックにも抜かりなくなりました。
またこのドラマは録画して月曜か火曜に見てるんですが、これを見ると寝付きが悪くなるんですよね。
単純な私は布団に入ってから、もし大地震がきて停電が続いたら今の家に待機したほうがいいのか、それとも実家のある長野に避難した方がいいのか。
ホテル暮らしでもとりあえず関東は離れた方がいいのかとかペットのウサギは一緒に連れていけるのかなんて考えてると眠れなくなるんですよね。
「青天を衝け」はいよいよ佳境に近づいてますが、2週前に渋沢栄一の妻が病死したんです。
たぶんそれが深層心理に影響したんですかね。一昨日私の妻が死ぬ夢を見ました。
思ってたよりショックで悲しいものですね。何が原因で死んだかは覚えてないんですが、吉沢亮扮する栄一ばりに私も妻の死には迫真の悲しみを見せてました、夢の中で。
そして朝起きたときにキチンとリアル妻に向かって「今の私があるのは妻のおかげ」であることの感謝を伝えました。
渋沢栄一と同じように。
そんなこと起きないよという考えはありながらも日本が沈没する確率よりは妻が急死する確率のが高いですしね。
まあ自分の単純さというか影響の受けやすさには自分でも驚いてます。