「国民をバカにしている!」山際前経産相の党コロナ本部長就任に怒りの声 小沢一郎氏「もはや喜劇」
11/2(水) スポニチ
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点説明で“後出しじゃんけん”を繰り返して批判を浴び、大臣を辞任した山際大志郎前経済再生担当相が自民党の新型コロナウイルス等感染症対策本部長に就任した。
就任は10月28日付で、同24日の辞任からわずか4日。SNSでは「すぐ記憶をなくす人に務まるの?」と怒りの声も出ている。
山際氏はこの日、党本部で開かれた同対策本部などの合同会議に出席。
新型コロナと共存する「ウィズコロナ」維持に向け「まだやらなければならないことがたくさんある」などと話した。
これを受けて、SNSでは批判が噴出。
立憲民主党の小沢一郎衆院議員は自身のツイッターでこのニュースを取り上げ、「もはや喜劇。しかし、国民にとっては悲劇」とバッサリ。
そして「自民党は、反省したふりはしても、絶対に反省しない。
本音では、アッカンベーをしている。だから繰り返す。
いつまでも、いつまでも。刮目しなければならない」と続けた。
作家の平野啓一郎氏は「議員辞職すべし。自民党も自民党。ほとぼり冷めるまで粘って、提灯持ちたちが『いつまで統一教会のことを〜』と言い出すのを待って、あとはうやむやにして今後もズブズブという算段だろう」と自民党の姿勢を批判。
劇作家、演出家で音楽家のケラリーノ・サンドロヴィッチ氏も「呆れ果てた。一年で記録を捨てて、どんどん記憶が欠落する人を、どうして長にするのよ。
どれだけ人材不足なのか」とつづった。
SNSでも「コロナの感染者が増える中しっかり対策出来るとは思えない」
「フェイクニュースかと思った」
「自民党は国民を舐めている」
「懲りない人事」
「岸田首相は聞く耳持たないどころか、国民をバカにしている」
「問題を理解してないし何も反省していない」
「岸田さんは国民感情を何も考えていない」と驚きとあきれ、非難の声が上がっている。