洗濯の時短は「ほどよく手を抜く」が重要
2023年06月04日 grape
出典 三菱電機くらトク
家事は毎日のように行うものほど、できるだけ短時間で効率よく済ませたいもの。
中でも、『洗う』『乾かす』『畳む』と、最低でも3工程ほどかかってしまう洗濯は、時短を心掛けたいですよね。
国内の大手電機メーカーである三菱電機株式会社が考案する、洗濯をする時の『時短のコツ』をご紹介します。
■細かい工夫で楽になる、洗濯の『時短のコツ
』 きっと、家事に時間がかかってしまう人は、几帳面な性格の持ち主なのでしょう。
しかし、時短をするにはほどよく手を抜くことが重要。
雑にやる…というわけではなく、できる限り手間を省くのがコツなのです。
同社によると、洗濯をする時は、『洗濯物は細かく分類しない』『乾いたらハンガーのまま収納』といった、工夫がオススメなのだとか!
■洗濯で、ほどよく手を抜く方法
細かい分類をせずに洗濯する
洗濯物の分類は、おしゃれ着とそれ以外など、洗濯方法の違いによる分類だけにすると、洗う前の工程を削減できます。
衣類や下着、タオル、など、通常コースで洗えるものはまとめて洗ってしまいましょう。
裏返しの衣類はそのまま洗う ズボンや靴下など、脱いだときに裏返しになった物も、直さずにそのまま洗いましょう。
裏返っていても洗うときに問題はなく、乾いた後に直せば形は整います。 三菱電機くらトク ーより引用
「裏返った衣類は、洗濯機に入れる前に直さなくてはならない」と思っている人は少なくありませんが、同社によると、裏返っていても問題はないのだそうです。
これで、「また裏返しのままで洗濯機に入れて!」と、家族に怒る手間も省くことができるかもしれませんね!
■洗濯機の使い方で時短
ほかにも、同社はさまざまな時短のコツを紹介。
どれも簡単にできる小さな工夫ですが、これらを意識することで洗濯にかかる総合的な時間は短縮できることでしょう。
汚れが少ない物は時短コースで洗濯
洗濯機は汚れや衣類に合わせてコースを選べます。
衣類の汚れが少ないなら、洗濯時間の短い「時短コース」を使うとよいでしょう。
また、時短コース用の洗剤を使えば、すすぎ残しやニオイなどの問題も解決できます。
出社前など、急いで洗濯を終わらせたいときにもオススメです。
すすぎ1回の洗剤を使う 通常、洗濯機ではすすぎ(1回目)→脱水→すすぎ(2回目)→脱水と、すすぎが2回に設定されています。
これは、すすぎを2回行うことで、汚れや洗剤の残りなどを落とすためです。
しかし、すすぎ1回に対応している洗濯洗剤を使えば、上記の2回目のすすぎの省略が可能です。
なお、2回目のすすぎを省きたいときは、事前に洗濯機の設定が必要なため注意しましょう。 三菱電機くらトク ーより引用
■洗った後に活用できる時短のコツ
部屋干しで干しっぱなしにする
外干しはカラっと洗濯物が乾いてよいものの、お洗濯する日が天候に左右され、取り込む手間もかかります。
室内に物干しスタンドを設置し部屋干しにすれば、天気や時間を気にせずお洗濯できるので効率的です。
なお、部屋干しは乾くまで時間がかかるとニオイが発生してしまいますが、除湿機やサーキュレーターなどを使い、素早く乾燥させればニオイの発生を防げます。
乾いた衣類は各自で取り込む
乾いた洗濯物は誰かが畳んで家族の収納場所にしまうのではなく、各自で回収するなど分担するのも良いですね。
これで、一人にかかる家事負担を軽減できます。
もし、物干しスタンドから回収しないなら、乾いた洗濯物を各自の部屋に戻し、畳む作業はそれぞれに任せましょう。
洗濯物はハンガーにかけて収納する
洗濯物を畳む手間を省きたいなら、ハンガーのままクローゼットに収納しましょう。
とくに洋服は畳むよりもシワができず、探しやすいなどのメリットも生まれます。
一度に複数本かけられるズボンハンガーなどもあるため、収納スペースの削減にも効果的です。
「ちりも積もれば山となる」ということわざの通り、日々の家事で短縮した時間は、総合的に見れば膨大な時間になるはず。 家族と家事を分担している場合は、これらの情報をしっかりと共有し、役立てていきたいですね!
[文・構成/grape編集部]