2023年08月03日

「兄が入浴中に突然亡くなった、それも夏に」危険なのは冬だけじゃない!夏の“突然死”

「兄が入浴中に突然亡くなった、それも夏に」
危険なのは冬だけじゃない!夏の“突然死”
8/2(水) 週刊女性PRIME

 突然死への注意が呼びかけられてきたのは、毎年冬のこと。
寒い廊下と暖かい部屋の行き来が心臓や血管に負担をかけ、心筋梗塞や脳梗塞、脳出血などが多くの人の生命を奪ってきた。

しかし、注意が必要なのは夏も変わらないという。

浴室で汗を洗い流すのが命に関わる
「義理の兄が入浴中、突然亡くなったんです、それも夏に。毎週のように行っていた草野球から元気に帰ってきた直後のことだったようで、泣きじゃくりながら姉が電話してきました。
お風呂での突然死は冬と思い込んでいたし、まだ60前なのにどうして、と本当に驚きました」(Aさん・50代・女性)

 日頃から健康状態には取りたてて問題などなかったような人が、わずか1時間ほどで命を落としてしまうことさえある突然死。
よく知られているのは、冬場のヒートショックだろう。
 急な気温の変化で血圧が乱高下するといわれれば、たしかに納得してしまう。
ところが、ただでさえ暑い季節、浴室で汗を洗い流すのが命に関わるとなれば話は別だ。

「冬場に突然死が多いのは間違いありません。
とはいえ、夏にもけっこう発生しています。
突然死の多くは心臓や脳の疾患によるものですが、夏季にはそれを引き起こす危険な条件がそろっているのです」
 こう語るのは、テレビの『主治医が見つかる診療所』でもおなじみの医師、秋津壽男先生だ。

危険な条件とは「脱水状態」や、その傾向。
汗をかきやすい季節だけに、知らず知らずのうちに、身体の水分が不足して命を奪ってしまう。
「脱水によって血液中の水分量が減ると、赤血球、白血球、血小板の割合が増え、いわゆる、血液がドロドロといわれる状態に。
ドロドロになった血液は、血栓を生じさせる危険性が高く、それが脳や心臓の血管に詰まってしまうと、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしてしまうのです」(秋津先生、以下同)

 健康白書のような公的資料こそないが、1960年代〜2000年代の突然死のデータを見てみると、死因の半数以上は脳か心臓の疾患によるもの。
 脳・循環器系の診療科が同じころに調査したデータに注目してみれば、脳か循環器系が突然死の原因となったケースはなんと9割を超える。
水分不足が引き金となる夏の突然死で、注意が必要なのはやはり脳か心臓ということになってくる。

 実は脱水なんて無縁と思っている人こそ、「隠れ脱水」による突然死にあいやすい。
炎天下には出かけないし、エアコンを効かせた涼しい部屋にいれば人ごとだと聞き流してしまう人も多いだろう。
ところが、 「扇風機やエアコンの風に当たっていると気づきにくいのですが、乾燥した空気や風が汗を蒸発させてしまい、自覚がないまま、かなり脱水症状が進んでいるというケースもあるのです」

夏の突然死は「無自覚」や「過信」の部分も多い
 例えばこうした状態でお風呂に入ってしまうと、突然死の危険性は一気に高まる。
もともと血栓ができやすくなっていた血管に、冬場も血圧の乱高下を招いてきた「寒暖差」がさらなる追い打ちをかけるからだ。
 急激な温度変化が夏場にも起こる、といわれても、なかなか理解できないかもしれないが、寒暖差にさらされる状況は、意外と身近に潜んでいる。
熱いお風呂と冷水のシャワーの併用や、冷え切った部屋から高温多湿の浴室への移動などで、ほとんど自覚はなくても血圧は急変動している。

 気づかないまま起こっている脱水や急激な温度の変化。
ここまで説明してきたように、夏の突然死は「無自覚」や「過信」によって引き起こされている部分も多い。
もともと突然死は、健康に自信がある人、例えば若いころと変わらないと頑張る男性のほうが、リスクが高まるといわれてきた。
 もちろん、健康に懸念がある人は当然だが、一般的には健康そうに見える痩せ型も実は危ない。
「痩せぎみの高齢者は脱水症状になりやすいから」と秋津先生。
「動脈硬化が進んでいる人と危険度は変わりません」という話もある。

 突然死につながりやすい動脈硬化リスクの要素を挙げるなら、
・年齢(50代以上)
・遺伝といった属性、
・たばこ
・お酒
・ストレスといった生活習慣、
それらが招く高脂血症・高血圧・糖尿病といった生活習慣病、痩せすぎ(脱水症状)に太りすぎ(血管に負担)と、ほとんどの人が当てはまりそうな項目が並ぶ。
「遺伝や年齢などは、防ぎようのない条件に思えるかもしれませんが、突然死の可能性がなきにしもあらずと自覚することで、対策も重ねていけるのです」

 もちろん心筋梗塞や脳梗塞の前兆として見られることもある「狭心症」や「一過性脳虚血発作(TIA)」が起こった人も、突然死へのカウントダウンが始まっている証拠だと強く警戒を促す。
 「狭心症」には手のひらで示せるような広い範囲にわたる胸の重苦しさが、「TIA」には目の前の暗い感じや手のしびれ、手を振ったときの違和感などが生じる。
 これらの症状は、血管が詰まりかけても辛うじて流れて難を逃れているだけ。
もし完全に詰まれば、突然死を招く心筋梗塞・脳梗塞を発症してしまうのだ。

「すぐ」水を飲むのが重要
 こうした要素に当てはまったり、もしなにか前兆に思い当たったら、危険が迫っていると自覚し、すぐにでも対策を始めたいところ。
では夏の突然死を予防するためには、どうすればいいのだろうか?
「まずできるのは、脱水を防ぐこと。すぐに水を飲む。そして、もし身体に異変を感じたときは何をおいてもいったん休息。そして病院に行くことです」

 水分といってもさまざまだが、秋津先生は水道水でも構わないので「すぐ」がポイントだという。
さらに贅沢をいえば甘くないイオン飲料がいい。
 汗と共に失われたミネラルやカリウムといった電解質を配合したイオン飲料は、体液に近い状態に調整されているために、飲料水よりも体内に吸収されやすいというメリットがある。
さらに、水のとりすぎが原因で頭痛や吐き気を生じさせる低ナトリウム血症も防いでくれる優れものなのだ。

 胸の痛みや手のしびれなど、ほんのちょっとでもおかしいと感じるようなら、水分だけでは不十分で、いったん休むことがポイント。
死に直結する心筋梗塞や脳梗塞を起こす直前にまで進んでいる可能性のある状態から、引き戻してくれることもある。
 もちろん、日頃から突然死などとは無縁の生活が送れればそれに越したことはない。

そもそも予防は最良の防衛策なのだ。
食生活に気を配ったり、定期的に人間ドックに行って生活習慣が身体に悪影響を与えていないかを確認したり……。
 ただでさえ亜熱帯並みといわれる日本の夏。
暑さで汗ばむだけでも耐えがたいのに、突然の苦しさに襲われかねない不調の種など、できるだけ早いうちに摘み取ってしまいたい。
取材・文/オフィス三銃士

秋津壽男先生
 内科医。秋津医院院長
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救命救急医に聞いた「熱中症」の正しい知識。屋内でも対策しないと驚きの医療費になることも

救命救急医に聞いた「熱中症」の正しい知識。
屋内でも対策しないと驚きの医療費になることも
8/2(水) ESSE-online

どんどん暑さが増すこれからの季節に気をつけたいのが、ときには命まで脅かすこともある熱中症。
そこで、救命救急医・犬飼公一先生に、熱中症の基礎知識から、間違いがちな対策、さらに処置の方法まで教えてもらいました。

正しい熱中症対策はどっち?
基礎知識編
熱中症対策のために知っておきたい基礎知識をおさらいしましょう!

●熱中症になりやすい場所は「屋外」vs「家の中」
→風がとおらなかったり、熱がこもりがちな家の中の方がかかりやすい
発生場所でいちばん多いのは家の中で、その大半が65歳以上の高齢者。
そのほか、学校内などエアコンが適切に使用されていない屋内で多く発生しています。

●「気温が高い日」と「湿度が高い日」はどっちを注意すべき?
→気をつけるべきは湿度が高い日!
気温が低くても、湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、熱中症の危険が高まります。
過去には、気温11.7度(11月・埼玉県大宮市)でも発症した記録が残っているほど。

●熱中症で入院(1泊)するとかかる医療費は「6000円」vs「6万円」
→6万円かかることも!
 対策しておけば、高額な医療費がかからずすみます。
救急車で運ばれ、1泊入院をした場合の総医療費は約6万円で、もっと高くなるケースもあるので要注意。
公的医療保険による保障で自己負担額は一部となる

●熱中症になりやすいのは「身長が低い子ども」vs「身長が高い大人」
→地面からの輻射熱の影響を受けやすい身長が低い子どものほうが発生率が高い。
地面の温度は気温よりも高く、身長が低いと照り返しによる温度の影響を強く受けてしまいます。
また、子どもは体温調整が未発達のため、発症しやすい傾向に。

●年間の入院死亡率が高いのは「がん(大腸がん)」vs「熱中症」
→じつは熱中症の方が多いことも!
2018年の統計によると、熱中症の死亡者は1518人で、年間の入院死亡率は約4.7パーセント。
これはその年の大腸がんでの入院死亡率を上回る結果に。

熱中症は命の危険を脅かすことをぜひ認識し直してください。
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ピンピンコロリは「最悪な死に方」である…高齢者医療のプロが「PPKを目指してはいけない」と訴えるワケ

ピンピンコロリは「最悪な死に方」である…高齢者医療のプロが「PPKを目指してはいけない」と訴えるワケ
2023年08月02日 PRESIDENT Online

■治療をせずに最後を迎える人は非常に少ない
外来診療をしていると、「要介護状態になりたくない」「他人の世話になってまで長生きしたくない」という声をよく聞きます。
とくに高齢の患者さんからは「もう十分生きた。早くお迎えが来てほしい。治療やリハビリなど無駄なことはもうたくさん」と言われることも日常です。
しかし、もし本当に「寝たきり」や「他人の世話になりたくない」というのがその人の最も重要視する希望であるならば、むしろ適切な治療やリハビリを行っておいたほうが得策ではないかと、そのような人に私は言うようにしています。
なぜなら人である以上、その状態を経ずに最期を迎えるケースは、じつは非常に少ないからです。

加齢・老化による生活機能低下は、個人差はあれ、すべての人が直面せざるを得ない問題であって、その自然の流れを力ずくで変えることは不可能です。
巷(ちまた)には「寝たきりにならないために」とか「認知症にならないために」という文言を掲げた書籍やネット記事が溢(あふ)れていますが、むしろこれらにたいする有効かつ決定的な手段や特効薬がいまだまったく存在しないゆえに、これらの言説が世に溢れているともいえるわけです。

これらの情報は、さも「特効薬」であるかのように見せかけた“毒にも薬にもならないサプリメント”のようなものであって、わざわざお金を払ってまで入手するほどのものではないともいえましょう。

■「ピンピンコロリ」は幸せな逝き方なのか?
もちろん、だからといって何もせずに「治療やリハビリなどしても仕方ない」などとお手上げのままそのときを待つわけではありません。
いかにその到来を先送りするか、そのときが到来してもいかに苦痛を最小限にしてより快適に過ごすか、ということに軸足を移して考え準備しておくことのほうが、より現実的であろうと思うのです。

高齢者の中には「できることなら死ぬ直前まで元気にしていて、苦しまずにコロッと」という、いわゆる「ピンピンコロリ」(PPK)を望む人はけっして少なくありませんし、人生100年時代といわれるようになって久しい昨今、PPKを「理想的な死」の代表格としてみなされることさえあるようです。
しかしこのPPK、すなわち徐々に生活機能の低下をきたすなどの要介護状態に至ることなく、いきなり人生の最期を迎えることになる「ピンピンコロリ」とは、本当に「幸せな逝き方」といえるのでしょうか。

もちろん死生観、何を幸せと考えるかは、個々人によって千差万別ですが、少なくともこのPPKが、じっさいどのような死に方なのかを理解していないと、「こんなはずではなかった」ということにもなりかねません。

本稿では、このPPKについて具体例を用いてシミュレーションし、将来の「理想的な死」を思考する上での材料として提供してみたいと思います。

以下の2つのケースを例に考えてみましょう。

■リタイア生活中に突然倒れ、心肺停止に
例1)
あなたは75歳。高血圧で薬は飲んでいますが、ほかに大きな病気もなく、なんら不自由なく暮らしています。
今も定年退職した会社に週に3回、参与という肩書で出勤、とくに重責を押しつけられるわけでもなく、後輩たちと談笑するだけでいくばくかの給与をもらい、退職金と年金で悠々自適の生活です。
妻には「俺は寝たきりになってまで生きていたくない。身体じゅうに点滴やら管を入れられて病院で最期を迎えるなんて絶対勘弁してほしい。自分で買ったこの家、住み慣れたこの家で家族みんなに看取られて、苦痛なくコロっと安らかに死ねれば他に望むことはない」と常々言っていました。
そんなある日、後輩たちと仕事帰りに軽く飲んで帰宅した玄関先で、急に胸が苦しくなって倒れこんでしまいました。
驚いた妻は救急車を呼び、そのまま救急病院へ運ばれましたが、到着時にはすでに心肺停止の状態。
心臓マッサージと人工呼吸器が取り付けられ、フルコード(※1)の救命処置が取られましたが、心拍は再開することなくそのまま救急室での死亡確認となりました。
※1:心肺停止等の場合にありとあらゆる救命処置を行うこと

■脳梗塞の治療をしたら容体が急変し…
例2)
あなたの母親は95歳。過去に軽い脳梗塞で投薬治療は受けていますが、麻痺もなく、認知症もなく、日常生活に必要な機能動作も保たれてれおり、平穏に暮らしていました。
そんなある日、あなたの妹とその息子が遊びに来て、みんなで夕食の食卓を楽しく囲んでいたところ、母親は急に目眩と吐き気を訴えはじめました。
すぐに救急車を呼ぼうとしたが、意識のある本人は「このまま家にいたい。死んでもいいから病院には絶対に行きたくない。延命治療はしてほしくない」と言い張ります。
しかし看護師である妹が、病院で診断だけでもつけてもらおうと説得、けっきょく救急搬送となりました。
病院では脳梗塞との診断でカテーテル治療を提案されたため、緊急の家族会議。「これまで元気だったのだからこの治療に賭けてみよう」と本人を説得して、緊急カテーテル治療を受けることとなりました。
しかし治療開始後すぐに容体が急変、主治医の判断で人工呼吸器が装着され、手術室から出てきたときには意識もない状態で、そのまま集中治療室へと運ばれていき、けっきょくその夜、息を引き取りました。

■「家のベッドで家族に看取られる」状況はまずない
これらが、現代のいわゆるPPKの例です。PPKに厳密な定義があるわけでもありませんし、個人個人でPPKの意味やとらえかたが異なるとは思いますが、直前まで元気にしていてコロっと死ぬというのは、これらの例のような、いわば予測され得なかった突然死ということになります。
つまり、その急変の瞬間を目撃、共有した人は100パーセント救急車を呼ぶなり、即座に救命救急処置を開始することになり、これらは通常避けられません。
逆に、現在の日本において、つい先ほどまで元気に話をしていた人の呼吸や心拍が急に止まっているのを確認したにもかかわらず、ベッドに寝かせたまま“平穏に看取る”という選択をした人は、なぜそのような対応をしたのか、なぜ救急車を呼ばなかったのか、厳しく問われるとともに、あらぬ疑いをかけられる危険性すらあるといえるでしょう。

これらのシミュレーションからいえることは、現在のわが国におけるPPKとは、住み慣れたわが家のベッドで家族に看取られて平穏な最期を迎えるのとはまったく真逆の環境で起きるということです。
もしかすると過去に行ったこともない病院の救急室、しかも家族の立ち入りを禁じられた冷たい救急室の中で、人工呼吸器をはじめとしたあらゆる装置につながれ、採血や点滴の針を四肢に刺され、心臓マッサージをされ……というフルコードの処置のあげくの果てに、人生で初めて会う人たちだけに囲まれて最期を迎えることになる可能性が極めて高いものである、という認識は持っておいたほうが良いでしょう。

■「家族に迷惑をかけたくない」と思うなら
このような「逝き方」は、たしかに何年も要介護状態となって家族に負担をかけるということはありませんが、まったくの覚悟もないままの突然の別れは、遺された人に大きな悲しみや戸惑いを与えることにもなるでしょう。
その意味では、むしろ「家族に迷惑をかけたくない」という考えのもとPPKを理想としている人こそ、これらの例のような突然死よりも、徐々に衰弱し要介護状態とはなってもできるだけ苦痛を伴わずに、家族とともに住み慣れた自宅で平穏な最期を迎えることのほうが、その理想により近いのではないかと私は思うのです。

もちろん本稿は、このような突然死をされた方について、不幸であるとか家族に負担をかけるとして批判するものではけっしてありません。
人は誰しも死を迎えることは避けられないという動かしがたい現実はあるものの、それがいつどのような形で訪れるのかは、誰にも制御できないということを踏まえた上で、さも「理想的な逝き方」であるかのように昨今思われているPPKとはいかなるものかということを、具体的に例示したにすぎません。

■寝たきりや認知症はそんなに悪いことなのか
さらにいえば、PPKを「理想的な逝き方」であるとの思考のなかに、ややもすると「要介護状態」や「認知症」で生きていくことを否定的にとらえる思考が含まれているとするならば、それには高齢者医療・在宅医療にかかわる医師として、非常に残念な気持ちを持たざるを得ないことを、多くの人に理解していただきたいのです。

昨今の少子高齢化、高齢者にかかる社会保障費の増大を懸念する声の高まりとともに、「高齢者は集団自決するのが唯一の解決策」と述べた経済学者の暴論も飛び出しました。
これらの「要介護状態」や「認知症」で生きていかざるを得ない人が、あたかも若者の足を引っ張る存在であるかのような言説がこの国の空気を支配していくことになれば、個々人で多様かつ自由であるべき「理想的な逝き方」さえもその空気に支配されてしまいかねません。

重要なのは「寝たきりにならないために」「認知症にならないために」ばかりに集中して対策することではなく、「寝たきりになっても」「認知症になっても」不安なく穏やかに最期を迎えたいとの希望を持つ人が安心して過ごせる社会を、いかに作っていくかということです。
そしてそのように高齢者が真に安心して生活できる社会であれば、「PPKは理想的な逝き方」などと、それほど言われることもないでしょう。

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木村 知(きむら・とも) 医師.医学博士、
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
posted by 小だぬき at 00:00 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする