2024年03月23日

「いい年して、まったく…」と言われてもいいじゃないか!! 思考や言動を「俺」にすればどんなことでも幸福度が高まるはず

「いい年して、まったく…」と言われてもいいじゃないか!! 思考や言動を「俺」にすればどんなことでも幸福度が高まるはず
3/21(木) 夕刊フジ

【自分の「居場所」を取り戻せ! 50代からの俺活入門】

「俺活」は「僕」や「私」ではなく「俺」を主語にした思考で人生を楽しむこと。
俺らしい仕事、俺らしい趣味やスポーツ、何でもいい。
そして、俺活を始めるのに遅すぎるということはない。
俺を主語にして行動すれば、どんなことでも幸福度が高まるはずだ。

■心に噓をつかなくていい
僕や私を主語にすると、誰にも嫌われない物言いやたたずまいがつくられる。
だが、その中には若干の噓が含まれる。僕や私は、「表向きのポーズ」を取るときに適した人称だからだ。

自分の気持ちを少し殺して平穏な場を維持するのは仕事中だけでいい。
プライベートでは本音で語り、上機嫌に楽しく過ごしたい。
心に噓をつかなくていいことから心身も健全になる。

■ただの高齢者にならない
「ただの高齢者」が悪いわけではないが、「俺活」を始めれば、人生をより楽しく過ごし、命を完全燃焼するための心のスイッチ≠ェ入る。
そのオンオフは場所、時間によって使い分ければいい。

俺活は、我を通したり無責任になるのではなく、ロマンを求め、楽しみ、夢をかなえるための活動だ。
とはいえ、俺活を進めれば、特に近しい人に誤解されることもあるだろう。
だが、かすり傷程度は覚悟のうえで俺活を楽しむほうが人生は有意義になる。

■やり残したことに挑める
「俺は〇〇へ行きたい」「俺は××をしたい」「俺は◎◎の夢をかなえたい」など、俺を主語にした途端、思考、行動はダイナミックになる。
10代の頃のように心の周波数が変わる。

人は人生の最期に「やらなかったことへの後悔」をするというが、絶対にそれは避けたい。
「いい年して、まったく…」と言われてもいいじゃないか! 人生は1回きり。ファイナルステージでは俺らしく命を使いたい。

■本当の友達が残る
俺を主語に話すと本当の友達が残る。
「俺」に共感する新しい友達ができる。
これまで、なんとなくぼやっと付き合ってきた人たちとの関係が薄れ、本当の友達が増えていく。
なにより楽しみなのは、旧交が復活するかもしれないということだ。
「俺」を理解してくれる真の友を見つけよう。

■自分の居場所ができる
俺を主語にして行動すると、内面が豊かになり、生きることが楽しくなる。
その時間、空間こそが自分の居場所。
1人で過ごそうが、友達と過ごそうが、そこが俺の居場所なのだ。

俺活を始めるのは簡単だ。
思考や言動を「俺」に変えるだけで、大きな船が少しずつ方角を変えるように人生が変わっていく。
心が変わり、思考が変わり、明日が変わっていく。

筆者主宰のフェイスブック無料グループ「50歳からの俺活コミュニティ」では50代男性の生き方をZoom会合などで語り合っています。参加者を募集中。

潮凪洋介(しおなぎ・ようすけ) 
エッセイスト・作家。
「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」など著書73冊(計172万部)。
ライフワーククリエイト協会を設立し、「サードプレイス≠ナ好きなライフワークをしよう」をテーマに講演。
毎朝8時、「自分の壁の壊し方」無料メルマガ配信中(https://shionagi-academy.jp/)。
posted by 小だぬき at 00:00 | 神奈川 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする