2024年04月03日

「研修所で素っ裸に」メガバンク新入社員のトンデモ行動。近隣住民から大クレームも

「研修所で素っ裸に」メガバンク新入社員のトンデモ行動。近隣住民から大クレームも
2024年04月02日  SPA!

4月は新社会人が街にあふれる季節。
新卒一括採用のメガバンクでは、毎年多くの新入社員が入社する。
無難な人材が多数を占める中で、トンデモない新人が混じっていたりもする。

筆者(綾部まと)は新卒でメガバンクに入行し、地方や都内の営業店で法人営業を経験した。
営業店には毎年必ず新卒の社員が配属されるため、彼らの破天荒な行動を見てきた。
今回はそんなメガバンクにおける、トンデモない新入行員のエピソードをご紹介する。

◆@「新人芸」に耐えられない、名家のお嬢様
メガバンクでは支店の新人歓迎会で、新人たちが出し物をする文化がある。
半月ほどの準備期間があり、それなりのクオリティを求められる。
二年目の先輩たちが、出し物の監修をさせられることもある。
そのため、新人たちは業務後や週末に集まり、練習を繰り返していく。筆者も新人の頃はカラオケに同期と集まり、練習していた。

新人芸のほとんどは男性行員たちの漫才に始まり、女性行員も混じって全員でアイドルグループのダンスで終わる。
よくある宴会芸だが、これに耐えきれない新人も中にはいる。

都内の支店に配属された女性の新入社員は、断固として新人芸を拒否した。
慶応出身で某有名企業の社長のお嬢様には、屈辱に耐えられなかったのだろう。
しかし組織力を重視する銀行では、一人だけ不参加は許されない。その結果、彼女は驚くべき行動をとった。

◆業務が開始する前に退職
彼女は早々に退職届を出して、銀行を去っていった。
当時の銀行では総合職も、まずリテール部門で研修をした後に、法人部門に正式配属されていた。
彼女は法人部門で採用されたにもかかわらず、法人に配属される前に退職をしてしまったのだ。

筆者が彼女の同期である新人の男性に「残念だったね、あの子が辞めて」と声をかけると「別に……多分、一緒に仕事してても『これは私の仕事じゃない』『あれはやりたくない』とか言ってきそうですから」と返された。
「それに、あんまり可愛くなかったですし」とも呟いていた。
どちらが本音かは、定かではない。

◆A研修所で素っ裸になり、アレを振り回す
新入行員は一か月おきに、研修に参加しなくてはならない。
新人の頃は特に、研修所に泊まり込むことも多い。
上司や先輩と離れて、新人同士で愚痴を言い合える研修は、ちょっとした息抜きだ。

社会人とはいえ、大学を卒業してからまだ日が浅い彼らである。
気が緩むと、学生時代のノリに戻ってしまう。
講義中は人事部が目を光らせているのだが、そうではない時に、事件は起こる。

中部地方の研修所にて、男性の新入行員たちが大浴場で入浴していた時のこと。
ある新人が窓を開けて、ふざけて“アレ”を振り回し始めた。
周囲の新人たちも楽しくなったのか、次々と窓を開け、同様にアレを振り回し続けた。

◆住民からクレーム、人事部は菓子折りを持って謝罪
異変に気づいたのが、近隣の住民である。
研修所の近くに住んでいた“頑固おやじ”が、彼らに向かって怒鳴り声をあげた。
しかし彼らは無視して、その遊びを続けてしまった。

案の定、翌朝銀行へクレームが来た。
人事部はすぐさま菓子折りを持って、謝罪しに行った。
当時は『品格のある銀行』を目指したはずが、品格も何もあったものじゃない。
後にその研修所は閉鎖になり、銀行の黒歴史を抱えて幕を閉じたのであった。

◆B三種の神器である「行章、印鑑、行員証」
銀行で物をなくすことは、ご法度とされている。
電車の中に個人情報を置き忘れたり、出張先のタクシーで重要書類を紛失してしまうと、厳重に処罰される。

名札である「行章」は普段は使うことはないため、机の鍵を収納するキーボックスにしまう者が多い。
紛失のリスクを避けるためだ。しかし印鑑は、そうはいかない。

銀行では、稟議書や回覧物に、自分の名前が書かれたシャチハタ印を押す。
印鑑がないと仕事にならないが、小さいし頻繁に持ち歩くので失くしやすい。
先輩は「支店長代理に昇格すると、新しい印鑑をもらえる。
サイズが少し大きくなるからな。印鑑を2つ持つことができるから、それまでは頑張って失くすなよ」と語っていた。

しかし銀行員生活を通じて最も失くしてはならないものは、社員証である「行員証」だ。
印鑑のように新しく発行されることはなく、退職まで使わなくはならない。かつて、それを紛失した新人がいた。

◆配属2日目で行員証を紛失
「行章、印鑑、行員証」という三種の神器のうち、最も神格化されている「行員証」。
社員通用口から店に出入りしたり、異動明細を見るためのパソコンを操作したり、金庫に入ったりする時には、必ず行員証が必要になる。ログの履歴を残すためだ。

こんなことがあった。
支店配属の初日に飲みに行った新入行員が、飲み会の帰りにクラブへ行き、行員証の入ったカバンを紛失した。
上司は激怒し、人事部に反省文を提出することになった。
その反省文も、何度も書き直しを命じられたという。

◆会社や上司からの評価は散々だが、大化けすることも
今回ご紹介した二つ目と三つ目のエピソードを引き起こした新人は、同一人物である。
彼はビットコインが出始めた頃に投資を始めて数億円を稼ぎ、早々に銀行を辞めていった。
銀行ではトンデモない新人として悪名高かったが、今や銀行員が一生かかっても稼げない程のお金を持っていることになる。トンデモない新入社員たちだが、いつか大化けする日が来るのかもしれない。

<文/綾部まと>

posted by 小だぬき at 12:00 | 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「自公政権の交代」望む声42%の一方…日本維新の会が《この政党だけはダメ》と言われるワケ

「自公政権の交代」望む声42%の一方…日本維新の会が《この政党だけはダメ》と言われるワケ
2024年04月02日  日刊ゲンダイDIGITAL

 至極当然の民意が示されたのではないか。
JNNが3月30〜31日に行った世論調査で、次期衆院選で「政権交代をのぞむ」との回答が42%に上り、「自公政権の継続をのぞむ」(32%)を大幅に上回ったという。

 自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件では、発覚から5カ月近く経った今も、何ら実態が明らかになっていない。裏金議員らの説明はこの間、「適正に処置していた」から「派閥から政策活動費なので収支報告書に書かなくていいと言われた」に変わり、ダンマリを経た後、「不明ばかりの収支報告書訂正」に。

 さらに「キックバックされた全額を能登半島地震で被害を受けた被災地に寄付」といった仰天案が飛び出したのかと思えば、「説明責任を果たしたい」と言って自ら出席を志願したはずの政治倫理審査会では、安倍派幹部が揃って「知らなかった」「秘書に任せていた」を連発して知らぬ存ぜぬ。
市民団体などから脱税を指摘されても誰一人として納税しない。

 もはや今の自民党には自浄能力が欠落しているのは明らか。国民の血税を預かる政権与党の座にこのまま居座り続けていいはずがない。

■万が一にも維新が政権を取ったら、批判する国民は皆排除される?
 政権交代が必要なのは民意として当たり前の反応とはいえ、一方で、《野党と言えども自公政権に代わる政党としては適切なのか》
《政権交代でもこの政党だけはダメだ》と指摘する声が出ているのが「日本維新の会」だ。

 ネット上で批判の意見が拡散されているのが、3月末に大阪府茨木市で開催された「維新タウンミーティングin茨木」に出席した維新共同代表の吉村洋文知事(48)の動画だ。

 吉村氏はこの動画で、2025年開催の「大阪・関西万博」のシンボルとなる木造の大屋根(リング)に対し、建設費用の約350億円が無駄ではないかといった論評が出ていることを踏まえつつ、こう発言していた。

「今、批判している、名前言えませんけどもモーニングショーの玉川徹
今、批判するのはいいけど、入れさせんとこと思って。
『入れさせてくれ』『見たい』といっても、もうモーニングショーは禁止。玉川徹禁止と言うたろうかなと思う」

 吉村知事は、万博を催す「公益社団法人2025年日本国際博覧会協会」の副会長(理事)だ。
多額の税金を投じられる行事について、本来は国民らに協力、理解を求めるべき立場の人間が個人を名指しし、「出入り禁止」(出禁)を訴えるのはいかがなものなのか。

《これが維新の真の姿。バレてしまいました。権力志向、絶対王政、差別主義が出てしまいました》

《万が一にも維新が政権を取ったら、批判する国民は皆排除されるだろう。恐怖政治だ》

 SNS上では自公とともに維新の政治姿勢を問題視する投稿が目立つが、なぜか関西メディアでそうした意見が取り上げられないのか不思議だ。
posted by 小だぬき at 02:17 | 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「6月議会をもって辞する」“職業差別”発言の静岡県・川勝平太知事が辞意表明 物議を醸した「訓示」の詳細は…

「6月議会をもって辞する」“職業差別”発言の静岡県・川勝平太知事が辞意表明 物議を醸した「訓示」の詳細は…
4/2(火) 静岡放送(SBS)

「6月議会をもって職を辞する」静岡県の川勝平太知事が4月2日午後6時15分ごろ、辞意を表明しました。
会見は午後6時に始まりました。

物議を醸した「訓示」の詳細は…

<静岡県 川勝平太知事>
「職業差別は皆無です、ありません。職業に貴賤はないのが基本的な考え方です。きのうの新規県庁職員への歓迎の言葉、励ましの言葉がこんなことになって何か問題発言があったかの如き状況になって本当に驚いています」

Q.SNSを中心に批判の声が上がっていますが?

「それぞれ仕事は違いますね。
どれも大切なもので、しかもそれぞれの能力に応じて一生懸命仕事をされている。
様々な事情で様々な仕事に就かれている。
全部必要なものですね、そこにこちらは尊い、こちらは卑しい、それは全くないというのが私の基本的な考え方です。
そして公務員としては公僕として人の役に立つようなことを考えてしなくてはいけない。
したがいまして、しっかり勉強しなくてはいけません。
知性を磨いてください。それはですね、農業をやっているとか、商売をされているとか、あるいは物づくりをされている方とは違う仕事ですから、従って知性をしっかり磨いてくださいと、そういう意味のことを言った訳です。
おそらく、そのようにとってくださったと思っております」

■開始から15分後の電撃発言「職を辞そうと思う」
川勝知事は4月2日午後6時から記者団の質問に「差別は皆無」だと答えました。
その後、自身の進退について触れました。

<静岡県 川勝平太知事>
「原稿を作った訳ではなく新入職員の顔を見ながら話しておりまして、話す内容は励ます、歓迎する、この2つ以上は述べたことは無かった」

Q.今後の対応で考えていることは?

「ここまでこういう風潮が充満していることに対しては憂いをもっています。
そして、どうしたらいいのかと思っておりまして、よく考えたんですけれども、準備もありますからね。6月の議会をもって、この職を辞そうと思っております。以上です」

この問題は、静岡県の川勝平太知事が4月1日、新規採用職員に対し行った訓示の中で、職業差別とも受け取れる発言をしたものです。
川勝知事の物議を醸す発言は、これまでにも度々、県議会などで問題となっていてます。

■“職業差別”発言 どんな内容だったのか...訓示の詳細
4月1日午後1時、県庁で行われた川勝知事の訓示は全部で20分あまりで、危機管理や心構えについて述べる中で、以下のような発言をしました。

<静岡県 川勝平太知事>
「皆さん優秀ですから、なかなかものが分かってくれない人がいるかもしれない。
そういうときにですね、情理を尽くすってことが大切です。
理屈ではですね、分かってても、あの腹にストンと落ちない場合があります。
ですから、Heart to Heartで心からこうすると本当にいいというように言って差し上げると、ストンと落ちる場合がある。ですから情と理、情理を尽くして、自分が正しいと思う信念を貫くということが大切です」

「はい。そしてですね、そのためにはですね、やっぱり勉強しなくちゃいけません。
実は静岡県というのを県庁というのはですね、別の言葉で言うとシンクタンクです。
毎日、毎日、野菜を売ったり、あるいは牛の世話をしたりとか、あるいは物を作ったりとかということと違ってですね、基本的にその皆様方は、頭脳、知性の高い方たちです。
ですから、それを磨く必要がありますね。それは磨き方はいろいろあります。知性を磨くということ」

「それからですね、やっぱり感性も豊かにしなくちゃいけないと、体がしっかりしてないといけませんね。
ですから文武芸、三道鼎立と、文武両道というのがあるでしょう。
しかしですね、美しい絵を見たり、いい音楽を聞いたり、映画を見たり、演劇を見たりしたときにですね、感動する心というものがあると望ましい。
ですから、自分の知性が、あの人は動かないなと思ってもですね、知性というのを大切にするということが大事ですね。
そのためには勉強しなくちゃいけません」

「それから体を鍛えると。
しかし、スポーツが苦手な人もいらっしゃるでしょう。スポーツを楽しむことはできますね。
見て楽しむことができます。
まあ無芸大食の人もいるでしょう。
しかし、芸術を愛することはできますから、文武芸、三道鼎立ということでですね、豊かな人間になっていただきたいと思います」

この発言の翌日に飛び出した電撃的な辞意表明。
川勝知事は「励ましの言葉がこんなことになって、何か問題発言があったかの如き状況になって本当に驚いてる」と語りましたが、少なからず、表現には問題があったのではないでしょうか。

静岡放送
posted by 小だぬき at 00:00 | 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする