GWのディズニーで"修羅場"に
GWでディズニーに行ったら…「浮気がバレた」人たちの修羅場。妻は怒り心頭――大反響GWトップ10
2024年04月27日 :SPA!
大事件ばかりがニュースではない。
身近で巻起こった仰天ニュースを厳選、今回は「ゴールデンウイーク」にまつわる記事に注目し反響の大きかったトップ10を発表する。
第9位の記事はこちら!(集計期間は2018年1月〜2023年12月まで。初公開2023年5月10日 記事は取材時の状況) *
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今年のゴールデンウィークは行動制限がなく、観光地や行楽地は多くの人で賑わった。
SNSには、家族や恋人たちの楽しそうな姿で溢れているが、それがきっかけで自分の嘘や悪事がバレてしまうこともある。
今回は「浮気」に励んでいた2人の男性が修羅場を迎えるまでのエピソードを紹介する。
◆既婚者同士のカップルでディズニーランドに…
妻と2人の子どもがいながら、2年間にわたって既婚者の女性と関係していたという進藤央さん(38歳・仮名)は、今年のゴールデンウィークにバレてしまい、「修羅場だった」という。
「浮気相手の彼女は、仕事の取引先の社員で12歳も年下の子なんです。
グループLINEでしか繋がってなかったんですが、何回か飲み会で会ううちに……」
進藤さんは6歳と5歳の子どもがいるが、彼女にはいない。
「旦那と仲がいいし別れる気はないけど、結婚前から“レス”だったらしいです。
ちょっと僕には感覚がわかりませんが、お互い既婚者なので付き合うにはちょうどよかったんです」
◆夢の国に行く絶好のチャンス
ふだんは行きつけのレストランまたはBARで軽く飲み、それからシティホテルという流れだったが、今年のゴールデンウィークはディズニーランドに行くチャンスが訪れた。
「僕はゴールデンウィークも仕事があったので、妻は子どもを連れて実家に帰ってくれたんです。
彼女も旦那が友人と海外に行くとかで。せっかくだからディズニーにお泊りで行くことになったんです」
彼女とはパパ活ほど年の差はあるが、現金などは一切渡していないという。
そのぶん、食事などでは「オッサンに付き合ってもらってるんで、そこそこ贅沢させている」そうだ。
◆妻からものすごい量の着信
「子連れじゃないディズニーは新鮮でした。
待ち時間はとんでもなかったですが、年甲斐もなく耳をつけたりして楽しかった(笑)。
これだけ人がいたら知り合いに会ってもわからないだろうと、腕を組んだり指を絡めたりしてました」
1日中はしゃぎ、近くのホテルにお泊り。
そろそろ寝ようかというときに、奥さんからものすごい量の着信があった。
子どもに何かあったのかもしれない、そう思って慌てて電話を折り返してみると……。
「嫁が『あんた今どこいるの? 千葉にいるんでしょ?』『誰とディズニーいるの?』と凄んできました。
“なんで知ってるんだ……”と思いながらもしらばっくれましたが、会話にならず、電話を切られました」
◆ハッシュタグから検索すると…
妻から送られてきたTikTokのURLを開いてみると、はしゃぐ高校生グループの動画があった。
彼女も一緒にそれを覗き込みながら「やばい!」と叫んだ。
「僕らがイチャイチャしているところが、ガッツリ写り込んでいたんです……血の気が引きました。
モザイクもなく、完全に僕でしかない。もう言い訳できませんでした」
なんでも、子どもが「ディズニーに行きたい!」と言い出した。
妻はひとりでも家族サービスとして連れて行ってあげられないものかと、混雑状況などを見るためにハッシュタグで検索をしてみた。
すると、鼻の下を伸ばした進藤さんの姿をたまたま見つけてしまったそうだ。
ゴールデンウィーク終盤に帰ってきた妻は当然、怒り心頭。
「あの女は誰よ!」と、彼女について追及してきたが、「仕事関係の人たちとよく行くキャバクラの子。同伴だよ」と言って、一応、納得してもらえたというが……。
「彼女とは、お互い家庭を壊す気はないから別れました。
仕事関連以外の連絡先はすべて消すことになって、嫁には20万円のバッグを買わされました。正直、散々でしたね……」
◆ゴールデンウィークは家族サービスしていたが…
都内の制作会社で働く鈴木英介さん(36歳・仮名)も、Instagramがきっかけで浮気がバレた。
「僕の場合は、彼女が独身。自分は既婚であることを内緒にしていました」
32歳の彼女とはマッチングアプリで出会い、交際半年。
鈴木さんは仕事柄、職場で寝泊まりすることもあり「月に数回は外泊していたし、既婚ということはバレていませんでした」と話す。
「基本、彼女の家でお泊りしてました。
クリスマスイブは仕事と嘘をついて過ごせましたが、ゴールデンウィークはさすがに家族サービスをしないといけなくて……」
◆弁解の余地がなかった
2泊3日で家族旅行に行くことを彼女には「男友達と旅行に行く」と伝え、なんとかごまかせていたはずだったが……。
「休み明けに彼女とご飯に行ったら『結婚してたんだね』と泣かれました。
嘘をつくときに真実を混ぜたほうが辻褄を合わせやすいと思って、本当の行き先を教えていたのがあだとなりました。
伊豆に行ったんですが、ハッシュタグから妻のInstagramのアカウントを発見されてしまい、弁解の余地がなかったです」
妻のInstagramには、家族と楽しそうに過ごす鈴木さんの写真が……。
もはや謝るしかなかった。
鈴木さんは「もう悪いことはできないですね」と肩をおとした。
<取材・文/吉沢さりぃ>