2024年04月29日

「とうとう夢の世界に」岸田首相「30年ぶり経済の明るい兆し」投稿に吹き荒れる憤慨…メーデーでは「帰れ」ヤジ飛んでもスルー

「とうとう夢の世界に」岸田首相「30年ぶり経済の明るい兆し」投稿に吹き荒れる憤慨…メーデーでは「帰れ」ヤジ飛んでもスルー
2024.4.28 SmartFLASH

岸田首相、さらなる賃上げへの決意示すもヤジられる

衆院3補選の選挙戦の最終日となる4月27日、岸田文雄首相は島根1区で、自民党新人の錦織功政氏の応援演説をおこなった。直後、首相はXでもこう訴えた。

《いま日本においては30年ぶりに経済の明るい兆しが出てきました。
大企業だけではなく中小企業、そして地方、農林水産業、介護、福祉、建設等様々な分野で幅広く賃上げを広げていかなければならない。
そのためにも島根一区補選【にしこりのりまさ】さんを国政に送り込んで下さい》

しかし、首相の思いとは裏腹に、国民からは怒涛の批判が押し寄せた。Xを見ると、
《明るい兆し?! 増税が?? 全く中小企業は経済的に明るくないですよ? 何を見て明るいのか?》

《34年ぶりの円安で地獄なんですけど》

《どこをどう見れば明るい兆しなんだよ?
円安放置で燃料費は今後更にあがるだろうし、電気代等も上がる。
日本の富が海外にどんどん吸い取られて行っている
円安で日本の土地や企業買収も海外から見れば割安感、格安感満載だろうよ
究極の売国奴政権とはあんたらのことだ!》

《とうとう夢の世界に入ってしまいましたか…。》

など、首相の投稿への返信は6時間後でおよそ7000、24時間後で1万2000と、大量の反論や憤慨であふれた。
それは、ネット上だけでなく、リアルでも同様だ。

27日午前、首相は島根入りに先立ち、連合のメーデー中央大会に出席。
2024年中に物価上昇を超える賃上げを実現させると語ったのだが――同日配信の「産経新聞」によると、参加者の一部から「帰れ」などのヤジが飛んだという。

式典後、連合の芳野友子会長は、記者団に対して「来賓に組織内からやじが飛んだということは、非常に申し訳ないと思う」と述べたが、Xでは、識者から「ヤジは当然」という声が寄せられている。

《労働者の祭典であるメーデーに労働者の生活を破壊してきた岸田総理を呼んで「帰れ」とヤジられたのは当たり前な話で、歓迎されると本気で思ってたらしい芳野は連合という労組の会長として完全にどうかしている》(映画評論家・町山智浩氏)

《搾取される日本の労働者が、搾取側の岸田首相に「帰れ」と野次を飛ばすのは普通でしょう》(戦史研究家・山崎雅弘氏)

《無問題。むしろ健全》(ジャーナリスト・江川紹子氏)


そんな国民の怒りもヤジもどこ吹く風。岸田首相は、5月1日から6日間の日程で、フランス、南米のブラジル、パラグアイを歴訪する。
これにも、《なんで被災地には足を踏み入れず海外にばかり》《海外旅行でお大尽の真似をするために総理大臣になったのか》といった厳しい声が。

岸田首相、本当に「夢の世界」で生きてなければいいのだが……。
posted by 小だぬき at 08:22 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

冗談が通じなくて正論で論破した子ども時代。冗談を楽しめる大人を目指す

冗談が通じなくて正論で論破した子ども時代。冗談を楽しめる大人を目指す
2024.4.28  views

私は子どもの頃、冗談があまり通じない人だった。
とにかく真面目に生きていた子ども時代。
先生に言われたことは守り、校則も守る。
小学生の時の、午後の授業がない日には、夕方まで自宅にいること、という謎のルールがあった。
それすらも疑問に思わず、自宅にいたくらい真面目だった。
言われたことをその通りに行動する私。
真面目過ぎて、友人から遊びに誘われることはほとんどなく、遊びたいときは必ず自分で許可を取らなければいけないほどで、周囲からは興味のない存在だっただろう。

◎ ◎

渋々でも仲間に入れてくれた当時のクラスメイトには、感謝しなければいけないくらいなのかもしれない。
こんな生真面目な子どもは、きっと私くらいしかいない。
そう思うほどに堅物だった。
そのため、友達付き合いで生まれる冗談への耐性がなかった。
冗談でも、とある男子と女子が付き合っていると言われたら信じてしまう。
顔を見て、嘘っぽい顔をしていても、文章として受け取ると文字通り受け取れてしまうので、嘘が見抜けない。
そんな子どもだった。

一方で、コミュニケーションが完全に取れなかったわけではない。
会話は成立するので、言葉のキャッチボールは行える。
おそらくどこかですれ違いを起こしながらではあるけれど。話をしていくうちに、私の素が姿を現す。
友人と、想像で話が膨らむことがあると、理想を語っていたはずが急に現実的なことを言い出すのだ。話が冷める。自分でもわかった。しかし、口に出してから「しまった」と思うには時間がかかるので、しらけた空気を察知してから自分のした過ちに気づくのだ。現実的なこと、正論、ルールでは違反だとか、そんな類の大前提を言い放ってしまう。余計なことを言ってしまうとわかっていても、話が盛り上がり、私もヒートアップしていると、考える余地をなくしている。

◎ ◎

「それはそうなんだけどさ」や「正論言わないでよ」と笑い飛ばしてくれたらありがたいほうだ。
こいつとは話が通じない、と思われて、距離を取られてもおかしくないくらいに論破してしまう。
こちらとしても、申し訳ない気持ちが勝るので、とりとめのないような負のオーラをまとって気配を消す。
話に参加して悪かった、と自己嫌悪に陥るくらいだ。
もちろん、そのあとの話は続かない。気まずい雰囲気のまま時間がすぎて、気づけば話し相手は違う人と話している。これが常だ。

誤解しないでほしいのは、私がものすごい正義感を持っているからではないこと。
この世の中を是正しなければ、と思うほど強い正義は持っていない。
冗談は楽しみたいと思っている。
しかし、どうしても子どもの頃は特に、正論を突きつけてしまう。
現実的に物事を考えてしまう。
いいところなのだろうが、ここばかりは状況を考えてほしいものだ。
気がつくのは、だいたい言い終えてから。論破してしらけた雰囲気になるか、大人に論破され返して自分が言い返せなくなるかのどちらか。

◎ ◎

その後の反省として、これから発言する内容を、一旦考えるようになった。
それはそれで会話のテンポが遅いので、話についていけなくなる。
話しても大丈夫だと判断し、話を始めようとするときには、すでに違う話題で賑わっている。
こうして沈黙の私が出来上がる。
身体が勝手に動くときを反省すると、何もできなくなっているのだ。

大人になって、ようやく冗談も楽しめるようになってきた。
会話の中であることないことを言い合えるようになった。
こうして話がはずんでいるときはとても楽しい。
やはり、正論や現実的な思考は、ときにやりにくさを感じてしまう。
今でも出てきてしまうときはあるものの、結構頻度は減ったのではないかと思う。
これからは、会話についていきながらも冗談を楽しめる人になりたい。
そんな器用な人になれたら、きっと人生は楽しくなるだろう。
誰かと話すことも、きっと楽しいと感じるだろう。

■kanon.のプロフィール
自分らしさ、今を楽しむためには、を考える駆け出しの社会人。
HSPの持ち主。強みに変えられる生き方を探し中。
posted by 小だぬき at 00:00 | 神奈川 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする