2008年11月05日

選挙投票の権利で・・

アメリカ大統領選挙をみていて感じるのは、選挙での一票がいかに大切かという点です。「たかが1票、されど1票」で自覚的に投票率が高まれば 国政に限らずいかなる選挙も民意で変えられるという「民主主義」の教材になっている点はさすが・・・。

それに引き替え、我が国の惨状は・・・、投票率の低下・組織知名度、世襲でほぼ選挙予測ができる「民主主義の基本の代議員制」の空洞化。それが閉塞感や将来の不安に拍車をかけ、自らの生活破壊に直結している現実に 私を含め一人一人が気づく時ではないかな・・とアメリカ大統領選挙と国民の意識の高さに学ぶ点が多いと思いました。

私のような「うつ」患者の増加や「自殺者」の多さ、貧富の差の拡大・・は アメリカの「民主主義」には学ばず、弱肉強食の病んだ資本主義経済のみを取り入れている現実の表れとも思います。

国の赤字にしても「誰がどのような政策・使い方」をして[国家赤字」にしたのかは追及されずに、「赤字だから国民負担を」をで納得できる人がいるのだろうか・・。

最近、福祉が破綻するから「消費税増税を」との声が高いけれど、社保庁の資金運用失敗やムダな支出の責任を まず国民にわびてから議論がスタートすべきだと思うのですが、そうはならないでウヤムヤのまま「国民負担」前提に議論される・・・。こんなおかしなことはないと思うのが常識??だと信じるのですが、与党も野党も国民目線にたっていない。

「たかが1票、されど1票」の信を問うべき時ではないかと思う今日この頃です。 「うつ」患者の遠声かな・・・・??
posted by 小だぬき at 09:02 | Comment(2) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
黒人がアメリカの大統領になったのは非常に歴史的な事ですよね〜

が、民主党の大統領という事で、日本にとっては又厳しい時代がやってくるかもしれません

クリントンの時代のような事が無ければ良いのですが・・・
Posted by manii at 2008年11月06日 06:11
本当に日本が独立国・主権国家かが問われる時代になったということでしょうね。
イヤでも「対等」な国家交渉が求められる時代になります。今の政治家にそれを期待できるかどうか疑問が残りますが、日本にとってもチェンジが求められる時代に入るとの予感が・・。
どのように格差社会を是正していくか、オバマ氏の手腕に注目です。
Posted by 小だぬき at 2008年11月06日 10:05
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