それがなんと 2009年3月までの2ヶ月間の「医療証」。その中にいろいろ説明があったのですが、要するに来年度の「国の方針が未確定」のため 4月以降については「国の方針決定しだい 市での対応をお知らせします」との内容。
え、えっと思わず絶句してしまいました。こんな所にも「障害者自立支援法」改悪の影響が出ているのかと実感した午後でした。
つまりは「医療費抑制のため」、弱い所から負担率を上げていく発想なのでしょう・・・・・。
何度もいいますが 本当に福祉国を目指す気があるのなら、公的援助の必要な医療や交通網(国鉄民営化で過疎地の廃線が多くでた)などは 本来「赤字」になることを前提に国の予算のバランスを考えるのが 財務省主計官の役目ですよね。
国の福祉策などに「黒字を求める」発想そのものが 間違いなのは常識があれば理解できるハズなのに
赤字を許容しながら 財政のバランスをとるのが「政治」の役目ではないでしょうか・・・
民間委託できるものと絶対に「公的補助が必要」なものとの線引きの「哲学」が我が国の政治家・官僚にはないのでしょう。
国鉄解体・郵政民営化などが「哲学・ビジョン」なしの国民財産の切り売りにすぎなかったことに表れているように、「民間活力」を取り入れるべきでない所にまで無原則に導入した無策が 未だ続いているのは悲しい現実のようです。
82歳の父と78歳の母まで、介護保険料を徴収して恥じない国ですもの・・(家族を例にしてすみません)

なぜなら、「いつも、そうだから」です
制度の改正は年度の途中だろうがなんだろうが行われますし、遡っても行われます
ただ、少し言わせて頂くと、弱者と呼ばれる人達は必ずしも小だぬきさんのような真面目は人ばかりではないのです
いえ、そういう人はごく少数でしょう
私の20数年の経験から言うと、非常に強い弱者の方が多いと思います
それも年々そういう人が増えているのも事実です
例えば、病院(受診)の往復にタクシーを使うのは生活保護受給者です(それほどの症状ではなくても、です。それも毎日)
今の生活保護法は、「困窮に至った原因は問わない」のです
遊び呆けていて生活に困窮しても、生活保護が受給できるのです
つまり、若い頃から仕事もロクにせず飲んだくれていて肝臓病や高血圧・糖尿病になっても国が面倒をみてくれるというわけです
だけど、そういう事実はマスコミは報道しません
生活保護を却下したばかりにおこった悲劇しか報道しないのです
それに、片親家庭の増加でその医療費や補助金も莫大な額にのぼっていると思われます
この中には補助を貰う為に、事実上は結婚したまま書類上で離婚している人もかなりの数含まれます
そういう背景も報道されません
なぜなら、それでは視聴率がとれないからです
福祉国家というのは難しいです
北欧がユートピアのように言われておりますが、現状は悲惨です
特にこの世界的金融恐慌で、国が潰れかねない所もあります
当県内にも福祉を推し進めている市がありますが、住民税の高さに若い人がどんどん他市へ流出しております
無駄は排除しなければなりません
が、低負担高福祉、というのは夢のまた夢ですね
私は「義務」を果たした上で「権利」を行使するとの立場です。
「無駄は排除しなければなりません
が、低負担高福祉、というのは夢のまた夢ですね」
その夢を少しでも現実に近づける方策を考えねばなりませんね。
本当に福祉の現場の人の複雑な思いを聞けてよかったです。
また、何かあれば教えて下さいね。
「義務」を果たす人なぞ殆どいないのが現実です
だから小だぬきさんのような方に迷惑がかかるのですが、悲しいかな、小だぬきさんのような方は非常に少ないです
してもらって当たり前の人が多く、要求がとても多いです
二言目には「人権」ですし・・・
非常にやりにくい世の中です・・・
私は、医療についてはプロの医師・看護師を信じています。
やる必要のない検査・診断を要求する「モンスター」が医療現場でも出てきているのですね。
「してもらって当たり前の人が多く、要求がとても多いです
二言目には「人権」ですし・・・
非常にやりにくい世の中です・・・」
「人権」の捉え方違いの人が多数派ですか??」
私もその点 注意して発言しなければな・・、医療を守る立場にたってもエセ「人権派」まで認めたら、医療崩壊の加害者になりかねませんものね」
どこでモラルハザートしているのか真剣に検討する必要がありそうですね。
本当に現場の声は、小だぬきにとって有り難いことです。