2008年12月22日

テスト・試験の直しの大切さ・・・

私は、テストなどをするとき、必ず間違った所は 自分のまだ弱いところだから 「テスト直しノート」を作り 間違えをそのままにしないようにしなさい、と口うるさく言う教員でした。

勿論、考えたり・調べ直しても分からない時は、私の所に来なさい。いくらでも教え直しますよ。といい続けていたのですが、理解度の高い子ほど「テスト直しノート」を出し、本当に必要な子が「提出しない・聞きにこない」傾向がありました。

これでは、学級の中でも理解力の差が固定するため、ミニ先生方式とかグループとか補習とかを組むのですが、「覚える気のない、小さい時から苦手意識のある子」に四苦八苦したものです。

今は不況でどのような傾向にあるか定かではないのですが、地道に学習習慣を家で作るより、簡単に塾におまかせという家庭の何と多いのか・・・と唖然とする思いをいだいた時もあります。
無論、本人がやる気で入塾するわけでないので 成果は望めず、塾では学校があるから・・・、学校では塾でやるから・・・・と より他者依存の悪循環に落ち込む子がいました。

本来知らないからこそ 知る喜びを得られるし、できないことができるようになるから楽しいのが学習です。

幼児の時はみな「知りたい・聞きたい・やりたい」と「なぜ、どうして・・・」と好奇心一杯に聞いてくる子供達なのに、いつからその好奇心が減り 自分を大切にせず諦めてしまうのか・・・・。

来年から新指導要領の試行に入る 小中学校。子ども達の好奇心をうんと大切にする現場の改善ができるのか 内容をみただけですが 好奇心を育てるより「覚える」ことが多くなりそうで心配です。
posted by 小だぬき at 11:56 | Comment(2) | TrackBack(0) | 教育・学習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
小だぬきさん こんにちは。
こちらのブログでは、はじめまして。

二ヶ月も前からだったのですね。
後で、ゆっくり読ませてください。
楽しみ楽しみ^^

テスト直しの大切さ
・・・子供にさせたいと思うば思うほど、難しさを感じます。

長女は、4年ですが、算数や社会などは、好きらしく、わからないときには先生や友達にわかるまで聞いています。

今は、漢字が嫌いらしく
(こんなの嫌い〜嫌だ〜大嫌いだ〜)
と泣きながら、漢字をさけています。
本を読むのは大好きで気づけば4〜5時間は平気で読んでます。

先日のテストで、22点(100満点)ショックだったようです。

先生にお話ししても
(うなどん(長女)はできてるから何にも問題ないですよ。どうしてそんなに落ち込むのかが私としても不思議です。)

と、言われます。
担任の先生は、とても信頼できる熱心な先生です。

〜 本来知らないからこそ 知る喜びを得られ るし、できないことができるようになるから楽しいのが学習です。〜

本当にその通りだと、思います。
苦手がある子に、「楽しい」と思ってもらう環境作り・・・取組中です。

長文失礼しました。





Posted by ちゃいね at 2008年12月22日 13:09
ちゃいねさん ご訪問ありがとうございます。
漢字テスト22点はショックだったでしょうね。学年配当漢字が多いものだから、本人はただ覚えさせられていると意欲がわかないのかもしれませんね。
漢字は、「左から右、上から下」が原則で、
後で紹介しますが、熟語作りとか同じヘンの漢字集めとか、ページ指定の漢字ビンゴとか工夫しだいでは、面白いほど乗ってきます。

漢字で子供達が食いついてきた一つに 駅名があります。今日は◇線に挑戦とかです。

漢和辞典を見るのが楽しいとなってくれればいいのですが・・・。今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by 小だぬき at 2008年12月22日 13:46
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック