小学校2年生で学習する かけ算九九。毎年のようにトイレに九九表を貼ったとか、親子で風呂場で特訓したとか涙ぐましい「暗記」が 報告されます。
でも、本来は要点さえつかめれば「暗記」は、自然とできるのです。
1当たりの数の何個分という押さえです。
◎◎◎ 1当たり3この1つ分 3 × 1
◎◎◎ ◎◎◎ 1あたり3この2つ分 3 × 2
かける( × )ということは、1あたり・1袋当たり・1皿あたりの数のいくつ分で、×数が1つ増えるにしたがって 1当たり分が増えていくのだとの理解を 徹底させれば「無限暗記地獄」から解放されるのです。
極端にいえば ×5までの理解ができれば 3 × 7 は (3×4+3×3、でも3×5+3×2でも同じ)と気づけると 暗記も楽しい となるのですが、まだ念仏暗記が多いのは残念です。
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<お父さん・お母さん すごい!! と言わせる九の段>
両手の手のひらを 目の前に置きます。これから書かれた通り指を折ってください。
9 × 1 左手の親指を折ります。左手と右手で折っていない指が9本ですね。
9 × 2 今度は左手の人指し指のみ折ります。折った左側が10の位。
9 × 3 左手の中指を折ります。折った左が10の位。
両手の手のひらを開いて 左手の親指から1本ずつ指を折り 折った指の左側が10の位、右側が1の位とするのがポイントです。
9 × 9 右手の一指し指を折り、折った左側が8、右側が1で 見事指 九の段の完成です。
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今、「インドの数学」がブームになっていますが、なんと合理的に答えにたどりつけるのか・・・・、と休職中の小だぬきも驚く 法則性と合理性です。
2008年12月23日
何気なく、親の知恵を!!
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ブログ開設、2ヶ月おめでとうございます!! (^○^)
これからも、ボチボチ続けて下さい!
娘が小学生の頃の先生は、塾へ行く事を勧めていました
ある先生一人というのではなく、学校全体がそういう雰囲気でした
塾など必要ない、と思っていた(る)私はとても驚きました
多分、先生自身が塾へ行った世代だからだろうと思います
結局、高校で進級が厳しくなる迄(笑)塾には行かせませんでしたが・・・
それから行った塾も、小だぬきさんが仰る通りモノにならず、遊び呆けるだけ
慌てて家庭教師なるものをつけたのですが、先生と合わず・・・
すわ、高校で留年か?!
と思った時、自分で教える事を思いつきました
高校のそれも化学、超文系の私にはとてもムリと思ったのですが、もうそれしか方法は考えられず、「この子には私しかいない」という悲愴な気持ちで参考書を買いに行きました
開いてみて驚きました
私でもわかるのです
内容がかなり簡単になっているのもそうなのですが、考え方がわかるようになっていたのです
高校時代、確かにわからなかった問題が、すらすら解けるのです
ダテに年をとったわけではないなぁ、と我ながら感心
娘の躓きもわかり、なんとか進級
「高校の内容なんてわかるはずがない」って最初から諦めず、たまには教科書を見てみるのも悪くない、と思った出来事でした
もっとも、あれ以来見ておりませんが(笑)
インド式計算、1年程前私もやってみましたが、途中で挫折
どうしても日本式計算が抜けず・・・
又、始めてみようかなぁ?
昔、ドラゴン桜を読んだときに、
ただ叱るだけではなく、何故なのかを考えさせる、教える事が必要。ただ典型的な良い子に育っても意味が無いと書いてありました。
折りしも、近日の彼家族のやりとりを見て、家族のあり方、子育てのあり方について考える機会になりました。せっかくの辛い経験ですから、ここで学ばなくてはもったいないですよね。
私もただ自分の正義を貫く、悪を憎むような人間ではなく、もっと他人を許せる、心に余裕を持つ人間になりたい、と思えてきました。
後で後悔することが多いのですよね。こんなことならもっと早く学んで置けば・・・と思うのは・・・。
でも「今」だからわかることがあってもいいやと居直る小だぬきです・
いい年末・年始になるといいですね。