今日は、新聞などの整理をしながらラジオで聞きました。
民主党 枝野幸夫さん、共産党 笠井亮さん、社民党 阿部知子さん、国民新党 亀井久興さん が昨日に引き続き、雇用・給付金・景気対策・小泉政権の誤りを追及しました。
◎枝野さんの切れ味の鋭い追及と出産医療事故を例にした検察の医師起訴への疑問と医療問題を関連づけた質問は 特に耳に残りました。それとキャノンの派遣切りの問題点追及は鋭く 経団連会長でもある御手洗キャノン社長の対応が注目されます。
◎笠野さんの質問で 派遣元企業と派遣先企業と従業員の雇用関係の不明朗さと法的不備が明らかになりました。
◎阿部さんの質問では、「イスラエルの建国」の強引さ・無理に立ち返る視点を思い起こさせました。麻生首相はハマスのテロが止まらないからから和平交渉が進展しないと述べましたが、発端はイスラエル正規軍のガザへの空襲・地上侵攻にあるとの認識がないのにはビックリしました。
侵略に対する反撃をテロというのでは、軍事力の大きいものに屈しろと言っているように思います。
阿部さんの紹介したドイツ人医師の発言は、明らかにイスラエルの非道に対しての抗議なのに。
◎亀井さんはたんたんとして、麻生首相と小学校から大学まで同窓で、小泉政権の要職としてともに竹中経済担当相の施策に疑問を持って問い糾した仲だと言った上、私たちの疑問に思ったように 竹中氏の規制緩和路線や構造改革路線の誤りが今吹き出していると思うが どうか・・・・、と第一声。当然首相は亀井さんのおっしゃる経過通りです、過ちは正します。静かに質問する中で大切なツボをつき、速記録に「小泉改革」の誤りを残すあたり、ベテランだなぁ〜と感心しました。
今日は午前中のみの放送でしたが、野党の足の引っ張り合いがなく、きちんと他党議員の質問と絡ませて質問している姿は、好感が持てたし まともに制度を考える自民党議員がいたとしたら 衆議院は可決できても 再可決2/3は 常識的には無理だろうなと感じられました。
2009年01月09日
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