2009年01月12日

成人の日に思う

何かしっくりこない「成人の日」

年齢のためか「15日」が「成人の日」と刻まれている心身に 俗に連休法と読んでいる休日設定の日が毎年違うのは、どうも休日とはいえ違和感を持つのです。これは、成人の日に限らずです。

学校5日制にしても 教職員組合は「反対」を表明しました。当時の労働省や文部省の欧米と比べ 労働時間が長いとか授業時間が長い・生きる力をつけるためにも地域に子ども達を返すべきだとの施策により現在に至っています。
<組合の反対の根拠>
@ 総授業数を変えずに 5日制にした場合、1日あたりの授業数が過密になり、かえって子供の負担をふやすことになる。
A 地域の受け皿の整備なしに 土曜日を休みにした場合、子ども達は「塾」「おけいこ」などに追いやられかえって「ゆとり」を無くすのではないか・・・。
B 労働省のいうように勤務時間が多いから是正というのであれば、平日の時間数にゆとりが工夫できる6日制の方が 現場対応としては「職員も子供も疲労感なしに過ごせる」

以上を主な理由として「5日制の試行段階から疑問をなげかけてきました。

これらの経緯を官僚は十分にしっているハズなのに、無知な与党議員が「日教組が学力低下させた、休みが多い」などと トンチンカンな組合攻撃をしています。マスコミも発言を垂れ流すだけで事実検証をしない。 現場の立場から言わせると「当時の反対が正しかったのに、なぜそれが攻撃材料になるのか・・」という思いが強いのです。

4月から低学年で5時間授業、中・高学年では6時間授業が1コマ増えることになります。

学校に限らず ビジョンなき施策で 現場が悲鳴をあげる事態は、多くの行政分野や医療・福祉分野にあります。

話が大部それましたが 日本の休日は、「日本の風習や伝統」に根付いたものが多いハズです。それを連休にするために「固定しないで日にち移動させる」こと自体に 政府与党の「伝統軽視や非愛国」があらわれているように思うのです。

また 今の中小企業の資金繰りの苦しさを考えると 一歩歯車が狂うと「連休で銀行窓口も休日」では、手形が落とせず倒産などとの事態を招きかねません。

学生の内は 「夢が持てる休日」でも 生活困窮や企業経営・商店などでは、ヘタをしたら休日が命取りになりかねません。

高級官僚の定年後の「わたり(いくつかの法人に再就職し、その都度、高額退職金を)」を 主務大臣であった渡辺喜美さんさえ怒る 抜け道「政令」をだす霞ヶ関の皆さん、金融機関の融資・貸し付け・返済の休日業務などは「政令」でなんとか作れそうではないですか・・・

あっちこっちに飛びましたが、だれのための「休日」かを考える1日があってもいいように思う小だぬきです。
posted by 小だぬき at 13:02 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは〜。

私も、15日が成人の日でないとピンときません。
何となく「今日は、お休みなんだ〜」と言う感じです。

今、週に2日くらい半日近くの児童センターでお仕事をしてます。

昨日がお仕事でした。
寒い中、外で一輪車などで走り回って
遊んでいる子もいました。

ホッとします。
「よく遊べたねぇ。」って声をかけたら
近寄ってきて、私の仕事をしてるものを触ってきました。

何か、かわいかったです。=*^-^*=にこっ♪
Posted by ロッキー at 2009年01月14日 09:43
子供は 人の心を読む天才です。

子供ながらロッキーさんが 本当に子供達のことが好きなんだと感じ取っているのですね。

寒さ厳しき折、ロッキーさんの心身の健康にも十分ご留意くださいね。

子供は子供らしく、元気に遊ぶ姿を 無くさない場は大切にしたいですね。
Posted by 小だぬき at 2009年01月14日 12:52
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