
私も「患者として」、ある側面からのみ 医師を評価し「信頼関係」が揺らぐおそれを感じました。
患者同志のみなさん、そしてご家族のみなさん、先ずは医師を信頼し 患者の主張すること・容体などを率直にいうことから始めましょう。
そこで暴言や誹謗をする医師なら見切りをつけるでも遅くないと思いました。
昨日のNHKスペシャルでは、リンクを貼ってある「マンガでわかる診療内科・精神科」の認知・行動療法の難しさも紹介されていました。
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2/22 「うつ病の家族・友人との接し方」
増田泰治カウンセラーブログ
2月22日に放送された、NHKスペシャル「うつ病治療 常識が変わる」は、皆さんご覧になりましたか?
日本では、精神科医の技量の問題、医療保険の問題、医師以外の職種との連携の問題など、制度上の問題がたくさんあることが分かりましたね。
こういった問題についての要望の声を、行政などに発することはできますし、そうしなければならないと思います。しかし、これらの問題の多くは、一個人では、今すぐはどうすることもできません。
それでも、まったく何もできないわけではありません。現状の中で、患者さんのいのちや健康を守るため、私たちにできることがあるはずです。
問題のある医師の見分け方
番組内で、うつ病の専門医の先生が、「こういう医師は、問題かも知れない」というチェックリストを挙げておられました。
精神科や心療内科というのは、特にその科についての専門的な訓練を受けていなくても、看板を掲げることができるため、最近、ちゃんとした知識や技量無しに精神科医を名乗る医師が増えているということでした。
そういう「危ない医師」にかかってしまった場合、これらのチェックリストを知っていれば、すぐに気づいて転院できますね。
処方や副作用について、口頭で説明しない
処方箋に書いてある説明は、「説明」の補助であって、説明ではないということでした。いきなり3種類以上の抗うつ剤を出す
基本的に、薬というのは1種類で効果が出るように作られているということでした。ですから、同じ効果の薬を3種類出すというのは考えられないということでした。もちろん、抗うつ剤と、抗不安剤と、睡眠導入剤……のように、違う効果の薬が出て、数種類の薬を飲むように言われることはあることでしょうが。
薬がどんどん増える
「薬を増やせば効果が出る」というのは、医学的に証明されていないそうです。同じ効果の薬を、何種類も出すというのと同じように、これは証明されていない治療法を行なっているということだ、と指摘されていました。
薬について質問すると、不機嫌になる
副作用についての報告は、文句ではなく、医師に対する情報提供です。それなのに、まるでクレームを付けられたかのように過剰反応するということは、実は自身がない証拠なのかも知れませんね。
薬以外の対応法を知らないようだ
うつ病の治療に薬は欠かせません。しかし、他にも様々な治療に役立つ手段があります。とにかく薬という医師は、専門医としての勉強が足りないということかも知れませんね。*********************************
最近、「うつ病」に関して 多くの情報が発信されることは 患者としてありがたいとは思います。
基本は自分が身をまかせられる信頼できる「主治医」との出会いと「服薬・静養」の原則だと思います。
私の「天使か美人?と錯覚中」の主治医は、「私を信じてくれるならば、小だぬきさんは病気の情報を得ることより 自分の好きな事・興味のあることに時間を使ってください」と言ってくれています。
また、減薬も主治医から提案があったのですが「退職前後の精神状態が不安」と私から延期してもらっています。
昨日のNHK特集や昨週の「名医にQ」の基準からいえば、小だぬきは病院・主治医に恵まれて治療・静養できているといえそうです。
今日の夕食、身体にいいものがでるといいな・・。町内会の皆さんとの交流・研修が実り多いものであることを信じます。
夜の交流での「酒」の断り方は、チト難しい課題ですね。
理由は、その前にあった「名医にQ」で失望したからです
2週連続でしたが、1週目で中途半端感が拭えなかった為、2週目はみませんでした
NHKの番組が1時間強しか枠がとってなかったので、みる気になれなかったのです
うつは非常に難しい・・・表現は悪いかもしれませんが、奥が深い病気です
たった1時間位の番組じゃ、知らない人には誤解を与えるのが関の山なんじゃないかと思って・・・
あの番組をみたある整形外科の医師はMMに、「最近うつ病が増えているらしい」「自分が習った時とは隔世の観がある」と書いておられました
その他、精神医療行政に関する問題点も書かれていましたが、あぁ、フツウの開業医はこんなものなんだなぁって思いました
ただ、こうして少しづつでも「うつ」という病気が一般的に知られるようになってくれると、ありがたいです
余談ですが、中川元財務相の飲酒疑惑
娘が抗うつ剤を飲み始めた頃、同じように飲酒を疑われた事があったので(想定外の副作用が出た為)他人事とは思えません
一見、整合性がとれているようですが、「患者」の立場でみると、じゃー、どうすればいいんだとの「一般診療」を学閥で排除・中傷しようとする「日本医大の丸山ワクチン抗がん効果の否定」構図と同じではないかと番組を見ていました。
maniiさん、「医療の問題」と「患者個々の臨床」の問題は、分けて論じる必要がありますね。「医療現場」の問題点、「精神学会」の到達点に絞った内容なら納得できるのに、極端に薬漬けになった患者さん2人を例にしたから、話しが中途半端になったのだと思います。
見ていた私が苦笑したのは ご老人の患者さんの「薬を飲み始めたら 痴呆症状のようになった」という所です。どうも病院でなくクリニックを転々としたようです。
病院なら「脳のレントゲン」で痴呆か否かはその場で判断できますものね。
診療報酬と薬価基準にも問題がありそうです。
多量の服薬を疑問に感じないで保険点数を認める保険組合にも問題がありそうですね。
精神科だけでなく、医療制度に根本的な問題がありそうです。
私は娘さんほどではないと自分では思うのですが、初発症の時の服用時に「千鳥足」「ろれつがまわらない」「足がもつれる」などがありました。
私のブログでも「中川元財務相」は、好きなタイプの政治家だっただけに残念としか書かなかったのは、彼が影響を考え「内科」受診のみだったからです。心療内科なり精神科でアル中治療、ストレス治療が出来ないなんて
「かわいそう」に感じたのです。
なにか勧善懲悪、黒白で判断する世論が怖い位です。中間のグレーな部分も正当に評価したいと思うこの頃です。
あまり調子が良くないところ、又、又、失礼致します
そうなんです、こういう風潮が既に若い人に影響を与え始めているようです
娘に言わせると、周囲が極端に失敗をする事を恐れるようになったそうです
失敗をすると、抹殺(ちょっと大げさですが)される、人生が全てダメになる・・・
だから、所謂バカもしない・・・
浪人や留年が決まった時点で、「人生に絶望する」んだそうです
勿論、してはいけない失敗もあります
でも、大概の事は、失敗しなきゃ覚えないし、失敗が許されるのは若さの特権だと思うのですが・・・
又、それによって人間ができていくものだと思うのですが・・・
自殺してしまった元民主党の永田議員もそうですよね、若気のいたりで、未だどれだけでもやり直せるハズだったのに・・・
外国にいる知人が言っておりました
日本には最近、いろんなモンスターがいるらしいけど、海外にいる自分から見ると、現在の日本のマスコミが一番のモンスターだ、と
納得です
学校の道徳では「人間の心の中には善悪がせめぎあっている。最低51%の善があれば、人をキズつけない。どんな人でもその闘いをしている。先生もみんなも悪が勝つ心にならないようにがんばろう」などと言っていました。
maniiさんのおっしゃるように若い人に、挫折や失敗を怖がったり、揶揄する風潮があるのは 将来怖いことだと思います。
本来の学門や人世、歴史は「失敗から教訓を得る」ものなのに・・・。
私個人に限らず、今まで一回も過ちや失敗、挫折をしなかった人はいないと思うのに、若い人が「失敗を怖れるあまり」萎縮したり絶望したりするひ弱さは なんとか人世の先輩として克服してあげたいですね。
早大の吉村先生が「ロマンと夢があるから多くの失敗や苦難を乗り超えられる」と言っています。
いくら世相に「希望を持ちづらく」ても自分のなかでの「希望、ロマン、夢」があれば、
長い一生の中の一時の躓きは克服できると思うのですが・・・・。
自殺者3万人という数字は、何か考えさせるものがありますね。
ここから
わんママが帰り道NHKの番組の話をしてきました。
・・・ちゃいね。薬を短期間で切ってくれる先生がいるらしいよ。
やっぱり、今のまま薬を飲んでいると、
わんが、だめになってしまうと思うの。
その番組みた?
わんママ助手席でやる気満々。
転院したら・・・って話も出てきた。
ちゃいね:ごめんなさい。忙しくてその番組私は見てないです。
一応話は終わる。
わんママは薬はいけないと思っているから、
こんな番組や健康食品を見るとちゃいねにいう。
薬を早くやめさせないと。分かっているでしょ。
これは一生の問題なのよ。
ちゃいねが、もっと真剣に考えないと取り返しがつかなくなるのよ
事あるごとに言う。
今の先生は、わんもちゃいねも絶大な信頼を寄せている。
だから、今のところ、夫婦で主治医を変えるつもりもない。
わんママに対しては、山口先生の「家族力がうつをすくう」を
読んでほしいと貸している。
半年ほど経つが、その本は読んでないっていっていた。
読むかどうかは、わんママにお任せ。
対応マニュアル読んでほしいなって思う。
でも、膨大な量、読んでくださいとお願いするのは・・・
今の私はできない
共依存って考え方があるらしいですよといった。
ちゃいねの今の課題(困っていること)は
わんが落ち込む姿を見るのが辛いし不安です。
と、言うところだけ大きくうなずく
姑に対して今の私にできること
・ワンママの話を聞くこと
・主人と治療法、病院について再度話し合い、
姑にこのまま受診をさせてくださいとお願いする。
これ以外に私ができることってありますか。
主人の母に対しての対応の仕方、どこで聞いたらいいか
分からないので、こちらに書いてみました。
よろしくお願いします。
ちゃいねさん。
> 姑に対して今の私にできること
> ・ワンママの話を聞くこと
> ・主人と治療法、病院について再度話し合い、姑にこのまま受診をさせてくださいとお願いする。
これでOKです。
二つ目は、これはご主人の病気の治療のことなので、できたらちゃいねさんが伝えるのではなく、ご主人自身からお義母さんに言ってもらうのが良いと思います。それだとご主人はストレス大きいでしょうが、ちゃいねさんだって、ご主人の盾になれるほど、精神的余裕があるわけじゃないですし……。
この手のタイプの親は、いろいろと「善意」でアドバイスしてくれますが、たいていはよけいなお世話だったり、正論は正論なんだけど、こちらが実行する気力がなかったりするようなアドバイスだったりするんですよね。
この手の方々とのつき合いは、「面従腹背」でいきましょう。「善意」に対しては「気にかけてくださって、ありがとうございます。二人で考えてみますね」と感謝してその場を流し、実際に考えて無理だ(あるいは嫌だ)と思えば、そのまま何もしない。
この手のタイプの人を変えるのはものすごく難しいです。何しろ困っていませんから。困っていない人が生き方を変えるのって、そうする必要を覚えないから、難しいんです。なので、できるだけ影響を受けないような接し方をするのがいいでしょう。その一つの方法が、面従腹背作戦。
別の方法は、「Thank you, but」作戦。相手の善意を「ありがとう」と感謝で受け止めるのは先ほどと同じです。いったん感謝しておいて、「ありがとうございます。でも、私たちはこういう理由で、こうしたいんです」と、自己主張します。
当然相手は、「でも、〜でしょ?」と食い下がってくるでしょうね。その場合も、「Thank you, but」を繰り返します。「なるほど、そういう考えもありますね。私たちのことを考えてくださって、ありがとうございます。でも、私たちとしてはこうしたいんです」と。
後者の作戦は、相手としばらく水掛け論を続けなければなりませんので、ちゃいねさんやわんさんに、精神的余裕があるときに使ってください
あの番組の問題点は、本当に薬を多数だすことが 全て「問題」のように取り上げている点です。
今の薬剤は、本当に1種類で済むほど「完成」された薬なのか・・・
自分の心さえ わからなくなるから精神科医にかかる、でも的確に自分の心を説明できない、患者も医師も試行錯誤しながら薬を摸索するのではないかと思うのです。
「薬害エイズ」「サリドマイド」「水俣病」も権威あるハズの東大閥・慶応閥の医師が誤診・意図的治療でおこされました。
権威に弱いのは、年齢が高いほど その傾向があるようです。
増田先生の助言は、正しいと思います。
ただ 「相性」もあるようです。
私は小さい時は身体が弱く、近くの開業医の先生の夜間でも往診してくれることで何度命が救われたかわかりませんが、街の評判は「ヤブ医者」「この医院では殺される」でした。
わんさんもちゃいねさんも「信頼している主治医」を信じたいものです。長い間のストレスの積み重ねで「うつ」になった以上、治すのにもそれなりの時間が必要だと思うのです。
眼に見えない疾患だけに そう簡単には治りにいと居直るしかないと思います。
私には、ちゃいねさんやmaniiさんのような方がいると思うだけで 孤立感を抱かず済みます。お互い「焦らず」にいきましょう。
コメントありがとうございます。