もう・・・、やっと・・・32年の教員生活にピリオドをうつ月に入りました。
この間、初任給42000円からやっと

妹が高卒でキャノンに入社して初回ボーナスが 100万を超えたときの私のボーナスは12万程度でした。
指導要領改悪で1単位40分から45分に延長され 休み時間の短縮や給食時間が12時30分前後になったのもこの頃。
4.17ストで現場に警察が介入し多くの組合員が事情聴取・家宅捜査・逮捕されたのが赴任の2年前。
教組委員長が起訴され、裁判闘争と組合員大量脱退のあった余波を引きづり、満身創痍の中で文部省・行政の「教育破壊」「現場介入」が本格的になった時期でした。
心ある人は、今の教育現場の疲弊・学力問題の根源は 文部省の朝令暮改の省令・指示などにあることを理解しているのに それに抵抗した「日教組」に責任転嫁する与党勢力・右翼の言論が今もあるのには
驚きより呆れます。
「教育暗黒白書」にあった 組合員夫婦別々な遠隔地異動やセブンイレブンといわれた勤務時間、管理職の私的な用事も「職務命令」で強制などの改善に立ち上がったのが 4.17全国統一ストライキでした。
その時ですら 組合は児童の自習や万が一の事故に備えて保護要員配置をしていました。
教育史をひもとくまでもなく 文部省の政策の揺れを「教職員組合」が防波堤になっていたというのが事実です。
一度も「日教組教育」などはなかったのです。あったのは文科省の「学習指導要領」強制の教育だったのです。
おいおい回想を記したいと思いますが、不幸な組合分裂があっても 組合の分会が存在し続けた現場であったから 子ども達の笑顔が消えないですんでいると思います。
今の組合の主力は 40代・50代に集中しています。このまま若い人の「保守化」が進むと 近い将来、組合自然消滅や空白分会の増加が懸念されるのです。(続く いずれ)
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今日から 7日まで
「全国 春の火災予防運動」がはじまります。
防火標語は「火のしまつ 君がしなくて だれがする」
この標語のステキな所は「火のしまつ」を読み替えで活用できることです。
「書類の整理 君(小だぬき)がしなくて だれがする」なんてね・・・・
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今日、本の整理をしようとしたのですが、マーカーで一杯の蔵書。想い出が蘇り、なかなか「整理できない男」になっています。
3月のスタートで驚いたのは、「ソーラー電池電波腕時計」、2月が28日までだから29日なんてなっていたら 我が輩の出番と「使用説明書」を開かず 楽しみに??まっていたのですが、見事「1」になっていました。
性能に感激するのとともに まぐれかも・・・、と4月も楽しみにしようと ハイテクに追いつかない頭の小だぬきは思ったしだいです。
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