2009年03月29日

「第二次朝鮮戦争」を誘発させる危険

今日のニュースを寝床でトロトロみていたのですが、ただ事実として「迎撃ミサイル」の移動、イージス艦の配置を報道していました。

素人が考えても、今回のような「予告された長距離ロケット」の発射に対して 部隊移動や艦船派遣で疑問に思うことは多々でてきます。
憲法や歴代政府の武器使用規定は昨日の日記にかきましたが、まだまだ疑問が吹き出してきます。

1スイスは小国ながら全国民を避難させるシェルターを 国の政策として完備しています。
日本本土が「戦場」、「ミサイルの標的」になった場合、国民は見殺しですか?

2部隊移動が必要だったのですが、現行の部隊配置は「何をどこまで守る配置」だったのか、政府には説明責任があると思います。

3アメリカ軍でさえ「訓練と実戦は違う」という精度しかない「迎撃システム」を 今発動することの軍事的評価がされているのだろうか・・・

4迎撃ミサイルを発射した場合、成功しても失敗しても「北朝鮮軍」を刺激しないか、また失敗した場合システムの不備を内外に知らせることになるが これで国防に責任をもてるのか?

5本当に北朝鮮がミサイルを着弾させるのに要する時間は、10数分足らずとのこと。レーダーやパソコン弾着解析が間にあうのかも問われる所です。

はじめに迎撃破壊ありの姿勢の政府ですが、誰もが思うのは 脅威が本当にあるのなら発射直前のミサイル基地破壊が最善の方法であることは明かです。

政府筋の「軍事」音痴達の命令が「第二次朝鮮戦争」や「日本の国防」の欠陥を知らしめる結果にならないことを祈るのみです。

なぜマスコミが「踏み込んだ議論や問題提起をしないのか・・・」、呆れて熟睡ではなく眠りが浅くなってしまった小だぬきです。
posted by 小だぬき at 20:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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