2009年03月31日

現職 最後の日。

今日で32年間の教員生活が終わり、明日から「無職」になります。

初任校 7年。N校 13年。A校 7年。現籍校 5年の計32年間です。

初任校では盲腸・腹膜炎で授業中に救急搬送、椎間板ヘルニア。N校では、胆のう摘出手術や大腸憩室炎。A校では結核の疑い休職と痔の手術。現籍校ではうつ病と家族の病気介護と 病気と闘いながらゴールの今日を迎えました。

多くの管理職や同僚、子ども達、父母の皆さんの支えのおかげで 今日を迎えられたことを幸せに思います。

一歩遅れれば 「死んでもおかしくなかった」盲腸・腹膜炎手術。
がんの疑いで摘出した胆のう(良性だったことが判明)、大腸憩室も破裂寸前の所をなんとか内科治療で復帰。
うつ病では1度の睡眠薬自殺未遂と何度かの鉄道自殺の誘惑との闘いなど、何度も「死神様」が まだ早いと突っぱねてくれたおかげで退職の日を「生きて迎えること」ができました。

生きているおかげで知り合いになったSNSのメール友達や同僚、尊敬できる管理職、教え子達の成長など 教職を「病」を抱えながらも今日まで勤められたのは、その人達の出会いがあったおかげと感謝しています。

明日からは「無職」ですが、残りは平均寿命でも20年以上あります。
明日からは「人世のゴール」を充実して迎えられるように 「うつ病との共生」を図りながら生活したいと思います。 繰り返しになりますが 小学校現役時代を支えて下さった皆様、ありがとうございました。

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「北朝鮮ミサイル・ロケット」問題で、韓国・アメリカは「迎撃せず」との方針を表明しました。
「北朝鮮軍の暴発・暴走」の口実を与えないことと「迎撃ミサイルの精度の軍事機密」保持を優先した決定でしょう。
日本の政府は、2階に上がり はしごをはずされたことになります。
ここまできたら 衛星と判断できれば「迎撃しない」、ミサイルだったら「迎撃失敗」は許されない状況に追い込まれました。
政府は、日韓・米が共同して「迎撃する」との判断だったのでしょうが、「迎撃」による影響・反動は全て日本政府と防衛省が負うことになりました。
間違っても、「北朝鮮」対「日本」の交戦状態になるような結果にならないことを ただただ祈るのみです。
今の自衛隊の編成では、自衛隊や警察・海上保安官・麻薬取締局、暴力団などは「武器で抵抗できる」でしょうが、一般国民は 地下道や地下鉄・地下商店街に避難するか下水道にでも入るのがせいぜいです。
ハッキリ言って、前国防会議事務局長の海原治氏の「国防論」のように「政府・統治機関」を守るという考え方しかできない編成です。
国民の避難壕もない、武器使用教育もない現状で 陸上自衛隊は「どう国民を守れるか」問うまでもなく不可能なことでしょう・・・・。
まず軍備ありきの発想から スイスのような戦時・災害時から国民を守る「施設・訓練」から国防を考え直さなくてはならないと思います。

大部以前の「軍事研究」誌で ドイツのアウトバーン高速道を引き合いに出し、国防を真剣に考える国は道路建設においてすら 軍用機の離発着可能な直線道と道幅を確保すると記述していました。
今の日本は、眠気防止目的のカーブ多用。
本気で「国防」と「国民の生命・財産」を守る気があるのか、高速道路や中央分離帯などを見て、考えさせられる今日この頃です。
posted by 小だぬき at 10:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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